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-.TH POLL 2 2012\-08\-17 Linux "Linux Programmer's Manual"
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+.\" Japanese Version Copyright (c) 1997 HANATAKA Shinya
+.\" all rights reserved.
+.\" Translated 1997-12-11, HANATAKA Shinya <hanataka@abyss.rim.or.jp>
+.\" Updated & Modified 2004-05-22, Yuichi SATO <ysato444@yahoo.co.jp>
+.\" Updated & Modified 2005-01-03, Yuichi SATO
+.\" Updated & Modified 2005-10-10, Akihiro MOTOKI <amotoki@dd.iij4u.or.jp>
+.\" Updated 2005-12-05, Akihiro MOTOKI, Catch up to LDP man-pages 2.16
+.\" Updated 2006-04-16, Akihiro MOTOKI, Catch up to LDP man-pages 2.28
+.\" Updated 2006-07-23, Akihiro MOTOKI, Catch up to LDP man-pages 2.36
+.\" Updated 2012-04-30, Akihiro MOTOKI <amotoki@gmail.com>
+.\" Updated 2012-05-29, Akihiro MOTOKI <amotoki@gmail.com>
+.\" Updated 2013-03-26, Akihiro MOTOKI <amotoki@gmail.com>
+.\"
+.TH POLL 2 2014\-01\-31 Linux "Linux Programmer's Manual"
.SH 名前
poll, ppoll \- ファイルディスクリプタにおけるイベントを待つ
.SH 書式
簡単にあるファイルディスクリプタを無視することができる。
単に \fIfd\fP フィールドの符号を反転するだけでよい。)
-構造体の \fIevents\fP 要素は入力パラメータで、
-ファイルディスクリプタ \fIfd\fP に関して、
-アプリケーションが興味を持っているイベントのビットマスクを指定する。
-このフィールドに 0 が指定された場合は、\fIfd\fP の全てのイベントが無視され、
-\fIrevents\fP には 0 が返される。
+構造体の \fIevents\fP 要素は入力パラメータで、 ファイルディスクリプタ \fIfd\fP に関して、
+アプリケーションが興味を持っているイベントのビットマスクを指定する。 このフィールドには 0 を指定することもでき、 その場合 \fIrevents\fP
+で返されるイベントは \fBPOLLHUP\fP, \fBPOLLERR\fP, \fBPOLLNVAL\fP だけである (下記参照)。
\fIrevents\fP 要素は出力パラメータで、実際に起こったイベントがカーネルにより設定される。 \fIrevents\fP で返されるビット列には、
\fIevents\fP で指定したもののどれか、もしくは \fBPOLLERR\fP, \fBPOLLHUP\fP, \fBPOLLNVAL\fP のうちの一つが含まれる
どのファイルディスクリプタにも要求したイベントが発生しておらず、 エラーも起こらない場合、 \fBpoll\fP()
はイベントのうちいずれか一つが発生するまで停止 (block) する。
-\fItimeout\fP 引き数は、 \fBpoll\fP() が停止する最小時間をミリ秒で指定する
-(この停止時間はシステムクロックの粒度に切り上げられ、カーネルの
-スケジューリング遅延により少しだけ長くなる可能性がある)。
-\fItimeout\fP に負の値を指定した場合、タイムアウト時間が無限大を意味する。
-\fItimeout\fP を 0 に指定した場合、I/O 可能なファイルディスクリプタが
-ない場合であっても、 \fBpoll\fP() はすぐに返る。
+\fItimeout\fP 引き数は、 ファイルディスクリプタが利用可能になるまで \fBpoll\fP() が停止する時間をミリ秒で指定する。 \fBpoll\fP()
+の呼び出しは以下のいずれかになるまで停止する。
+.IP * 3
+ファイルディスクリプタが利用可能になる
+.IP *
+呼び出しがシグナルハンドラーにより割り込まれた
+.IP *
+タイムアウトが満了する
+.PP
+\fItimeout\fP 時間はシステムクロックの粒度に切り上げられ、 カーネルのスケジューリング遅延により少しだけ長くなる可能性がある点に注意すること。
+\fItimeout\fP に負の値を指定した場合、タイムアウト時間が無限大を意味する。 \fItimeout\fP を 0 に指定した場合、I/O
+可能なファイルディスクリプタがない場合であっても、 \fBpoll\fP() はすぐに返る。
\fIevents\fP に指定したり、 \fIrevents\fP で返されるビットは \fI<poll.h>\fP で定義されている:
.RS
\fBselect\fP(2) の「バグ」の節に書かれている、誤った準備完了通知 (spurious readiness notifications)
についての議論を参照のこと。
.SH 関連項目
-\fBselect\fP(2), \fBselect_tut\fP(2), \fBtime\fP(7)
+\fBrestart_syscall\fP(2), \fBselect\fP(2), \fBselect_tut\fP(2), \fBtime\fP(7)
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.51 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.65 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。