.\" add a "tee(in, out1, out2)" system call that duplicates the pages
.\" (again, incrementing their reference count, not copying the data) from
.\" one pipe to two other pipes.
-\fBtee\fP() は、ファイルディスクリプタ \fIfd_in\fP が参照するパイプからファイルディスクリプタ \fIfd_out\fP が参照するパイプへ最大
-\fIlen\fP バイトのデータを複製する。 この操作では、複製されるデータは \fIfd_in\fP からは消費されない。したがって、これらのデータをこの後の
-\fBsplice\fP(2) でコピーすることができる。
+\fBtee\fP() は、ファイルディスクリプター \fIfd_in\fP が参照するパイプからファイルディスクリプター \fIfd_out\fP
+が参照するパイプへ最大 \fIlen\fP バイトのデータを複製する。 この操作では、複製されるデータは \fIfd_in\fP
+からは消費されない。したがって、これらのデータをこの後の \fBsplice\fP(2) でコピーすることができる。
\fIflags\fP は一連の修飾フラグであり、 \fBsplice\fP(2) や \fBvmsplice\fP(2) と共通の名前である。
.TP 1.9i
.SH エラー
.TP
\fBEAGAIN\fP
-\fBSPLICE_F_NONBLOCK\fP was specified in \fIflags\fP, and the operation would
-block.
+\fBSPLICE_F_NONBLOCK\fP が \fIflags\fP に指定されていて、かつ操作が停止するような状態であった。
.TP
\fBEINVAL\fP
\fIfd_in\fP と \fIfd_out\fP のどちらかがパイプを参照していない。もしくは \fIfd_in\fP と \fIfd_out\fP
が同じパイプを参照している。
.TP
\fBENOMEM\fP
-メモリ不足。
+メモリー不足。
.SH バージョン
\fBtee\fP() システムコールは Linux 2.6.17 で初めて登場した。
ライブラリによるサポートは glibc バージョン 2.5 で追加された。
.SH 関連項目
\fBsplice\fP(2), \fBvmsplice\fP(2)
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.76 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.78 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。