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-.TH CATGETS 3 1998\-08\-09 "" "Linux Programmer's Manual"
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+.\" Japanese Version Copyright (c) 1997 HIROFUMI Nishizuka
+.\" all rights reserved.
+.\" Translated Tue Dec 16 19:43:01 JST 1997
+.\" by HIROFUMI Nishizuka <nishi@rpts.cl.nec.co.jp>
+.\" Updated & Modified Mon Mar 1 1999
+.\" by NAKANO Takeo <nakano@apm.seikei.ac.jp>
+.\"
+.TH CATGETS 3 2014\-06\-13 "" "Linux Programmer's Manual"
.SH 名前
catgets \- メッセージカタログからメッセージを取り出す
.SH 書式
.SH 説明
\fBcatgets\fP() は catalog で指定されたメッセージカタログから、 セット \fIset_number\fP のメッセージ
\fImessage_number\fP を読み取る。 \fIcatalog\fP は、 \fBcatopen\fP(3) の呼び出しによって得られたカタログ
-ディスクリプタを指定する。 4番目の引数 \fImessage\fP は、指定のメッセージカタログが現在利用できない 場合に \fBcatgets\fP()
-が返すデフォルトのメッセージを指す。 メッセージテキストは内部のバッファ領域に格納されており、
-保存や変更を行う場合にはアプリケーション側でコピーする必要がある。 返される文字列は常にヌル文字で終端される。
+ã\83\87ã\82£ã\82¹ã\82¯ã\83ªã\83\97ã\82¿ã\83¼ã\82\92æ\8c\87å®\9aã\81\99ã\82\8bã\80\82 4ç\95ªç\9b®ã\81®å¼\95æ\95° \fImessage\fP ã\81¯ã\80\81æ\8c\87å®\9aã\81®ã\83¡ã\83\83ã\82»ã\83¼ã\82¸ã\82«ã\82¿ã\83ã\82°ã\81\8cç\8f¾å\9c¨å\88©ç\94¨ã\81§ã\81\8dã\81ªã\81\84 å ´å\90\88ã\81« \fBcatgets\fP()
+が返すデフォルトのメッセージを指す。 メッセージテキストは内部のバッファー領域に格納されており、
+保存や変更を行う場合にはアプリケーション側でコピーする必要がある。 返される文字列は常にヌルバイト (\(aq\e0\(aq) で終端される。
.SH 返り値
.LP
-成功した場合、 \fBcatgets\fP() は内部のバッファ領域へのポインタを返す。 ここにはヌル文字で終端されたメッセージ文字列が格納されている。
+成功した場合、 \fBcatgets\fP() は内部のバッファー領域へのポインターを返す。 ここにはヌル文字で終端されたメッセージ文字列が格納されている。
失敗した場合は \fImessage\fP を返す。
+.SH 属性
+.SS "マルチスレッディング (pthreads(7) 参照)"
+\fBcatgets\fP() 関数はスレッドセーフである。
.SH 準拠
POSIX.1\-2001.
.SH 注意
-これらの関数は libc.so.4.4.4c 以降でしか使えない。 Jan 1987 X/Open Portability Guide
+\fBcatgets\fP() 関数は libc.so.4.4.4c 以降でしか使えない。 Jan 1987 X/Open Portability Guide
では、エラーの時に 返される値により微妙な指定をしている。 \fIcatalog\fP で指定されたメッセージカタログが利用できない場合は
\fImessage\fP を返し、一方メッセージカタログはあるが指定したメッセージがない場合は 空の文字列が返される。 SUSv2
ではこの二種類のエラーリターンは廃止され、 常に \fImessage\fP を返すことにしたようである。
.SH 関連項目
\fBcatopen\fP(3), \fBsetlocale\fP(3)
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.51 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.79 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。