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[linuxjm/LDP_man-pages.git] / release / man3 / ftw.3
index e697f4a..a55a098 100644 (file)
@@ -44,7 +44,7 @@
 .\" Updated & Modified 2005-11-04, Akihiro MOTOKI <amotoki@dd.iij4u.or.jp>
 .\" Updated 2006-07-26, Akihiro MOTOKI <amotoki@dd.iij4u.or.jp>, LDP v2.36
 .\"
-.TH FTW 3 2014\-01\-11 Linux "Linux Programmer's Manual"
+.TH FTW 3 2014\-12\-31 Linux "Linux Programmer's Manual"
 .SH 名前
 ftw, nftw \- ファイルツリーを歩きまわる
 .SH 書式
@@ -143,6 +143,7 @@ ftw, nftw \- ファイルツリーを歩きまわる
 \fBFTW_CHDIR\fP
 セットされると、ディレクトリの内容を処理する前に そのディレクトリに \fBchdir\fP(2)  する。このフラグは、 \fIfpath\fP
 が属すディレクトリで何らかの動作を実行する必要がある場合に 便利である。
+(このフラグを指定しても \fIfn\fP の \fIfpath\fP 引き数で渡されるパス名には影響しない。)
 .TP 
 \fBFTW_DEPTH\fP
 セットされると、帰りがけ順探索 (post\-order traversal) を行う。 つまり、ディレクトリそのものを引き数とした \fIfn\fP()
@@ -203,6 +204,8 @@ struct FTW {
 
 \fBnftw\fP()  が \fBFTW_ACTIONRETVAL\fP フラグ付きで呼ばれた場合、ツリーの探索を終了させるために \fIfn\fP()
 が使用できる、非 0 の値は \fBFTW_STOP\fP だけであり、 この値は \fBnftw\fP()  の返り値として返される。
+.SH バージョン
+\fBnftw\fP() は バージョン 2.1 以降の glibc で利用できる。
 .SH 準拠
 POSIX.1\-2001, SVr4, SUSv1.  POSIX.1\-2008 は \fBftw\fP()  を廃止予定としている。
 .SH 注意
@@ -214,10 +217,8 @@ POSIX.1\-2001 の注記によると、 \fIfn\fP がカレントワーキング
 を使うシステム、また \fBftw\fP()  が全てのシンボリックリンクに対して \fBFTW_SL\fP を使うシステムもある。
 予測可能な動作をさせるためには、 \fBnftw\fP()  を使うこと。
 .LP
-Linux では、 libc4, libc5, glibc 2.0.6 は 「stat できるがディレクトリではないオブジェクト」 (ファイル,
-シンボリックリンク, fifo 等)  に対してはすべて \fBFTW_F\fP を使う。
-
-\fBnftw\fP()  関数は glibc 2.1 以降で利用できる。
+「stat できるがディレクトリではないオブジェクト」 (ファイル, シンボリックリンク, fifo 等)  に対しては、すべて \fBFTW_F\fP
+が返される。
 
 \fBFTW_ACTIONRETVAL\fP は glibc 固有である。
 .SH 例
@@ -268,6 +269,6 @@ main(int argc, char *argv[])
 .SH 関連項目
 \fBstat\fP(2), \fBfts\fP(3), \fBreaddir\fP(3)
 .SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.68 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.78 の一部
 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
 http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。