\fBfutimes\fP() は \fButimes\fP(2) と同じ方法でファイルのアクセス時刻と修正時刻を変更する。
違いは、タイムスタンプを変更するファイルを、 パス名ではなく、ファイルディスクリプタ \fIfd\fP を用いて指定する点である。
-\fBlutimes\fP() は \fButimes\fP(2) と同じ方法でファイルのアクセス時刻と修正時刻を変更する。 違いは、 \fIfilename\fP
-がシンボリック・リンクを参照している場合に、リンクの展開を行わず、 代わりにシンボリック・リンクのタイムスタンプを変更する。
+\fBlutimes\fP() は \fButimes\fP(2) と同じ方法でファイルのアクセス時刻と修正時刻を変更する。違いは、 \fIfilename\fP
+がシンボリック・リンクを参照している場合に、リンクの展開を行わず、代わりにシンボリック・リンクのタイムスタンプを変更する点である。
.SH 返り値
成功した場合は 0 が返される。エラーの場合は \-1 が返され、 \fIerrno\fP が適切に設定される。
.SH エラー
\fBENOSYS\fP
\fI/proc\fP ファイルシステムにアクセスできなかった。
.PP
-The following additional error may occur for \fBlutimes\fP():
+\fBlutimes\fP() では以下のエラーが追加になっている:
.TP
\fBENOSYS\fP
-The kernel does not support this call; Linux 2.6.22 or later is required.
+カーネルがこの関数をサポートしていない。 Linux 2.6.22 以降が必要である。
.SH バージョン
\fBfutimes\fP() は glibc 2.3 以降で利用可能である。 \fBlutimes\fP() は glibc 2.6 以降で利用可能であり、
\fButimensat\fP(2) システムコールを使って実装されている。 \fButimensat\fP(2) はカーネル 2.6.22
.SH 関連項目
\fButime\fP(2), \fButimensat\fP(2), \fBsymlink\fP(7)
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.50 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.52 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。