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長音記号の修正を release に反映
[linuxjm/LDP_man-pages.git] / release / man3 / lockf.3
index 585e408..c4a97cd 100644 (file)
 .\" This file was generated with po4a. Translate the source file.
 .\"
 .\"*******************************************************************
-.TH LOCKF 3 2012\-07\-07 GNU "Linux Programmer's Manual"
+.\"
+.\" Japanese Version Copyright (c) 2000-2002 Yuichi SATO
+.\"         all rights reserved.
+.\" Translated Tue Jul 11 19:02:58 JST 2000
+.\"         by Yuichi SATO <ysato@h4.dion.ne.jp>
+.\" Updated & Modified Mon Jul 15 02:10:29 JST 2002 by Yuichi SATO
+.\" Updated 2010-04-18, Akihiro MOTOKI <amotoki@dd.iij4u.or.jp>, LDP v3.24
+.\"
+.TH LOCKF 3 2014\-06\-13 GNU "Linux Programmer's Manual"
 .SH 名前
 lockf \- オープンされたファイルに対する POSIX ロックの適用・テスト・解除を行う
 .SH 書式
@@ -50,7 +58,7 @@ _BSD_SOURCE || _SVID_SOURCE || _XOPEN_SOURCE\ >=\ 500 || _XOPEN_SOURCE\ &&\ _XOP
 .ad
 .SH 説明
 オープンされたファイルのセクションに対して、 POSIX ロックの適用・テスト・解除をする。 ファイルは \fIfd\fP で指定される。 \fIfd\fP
-は書き込みのためにオープンしたファイルディスクリプタである。 アクションは \fIcmd\fP で指定される。 \fIpos\fP を現在のファイル位置とすると、
\81¯æ\9b¸ã\81\8dè¾¼ã\81¿ã\81®ã\81\9fã\82\81ã\81«ã\82ªã\83¼ã\83\97ã\83³ã\81\97ã\81\9fã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\83\87ã\82£ã\82¹ã\82¯ã\83ªã\83\97ã\82¿ã\83¼ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82 ã\82¢ã\82¯ã\82·ã\83§ã\83³ã\81¯ \fIcmd\fP ã\81§æ\8c\87å®\9aã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\80\82 \fIpos\fP ã\82\92ç\8f¾å\9c¨ã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ä½\8dç½®ã\81¨ã\81\99ã\82\8bã\81¨ã\80\81
 \fIlen\fP が正の場合、セクションはバイト位置 \fIpos\fP..\fIpos\fP+\fIlen\fP\-1 となり、 \fIlen\fP
 が負の場合、セクションはバイト位置 \fIpos\fP\-\fIlen\fP..\fIpos\fP\-1 となる。 \fIlen\fP が 0
 の場合、セクションは現在のファイル位置から無限大までとなる (つまり現在の、あるいは変更された場合は将来の、ファイル終端位置まで)。
@@ -66,7 +74,7 @@ Linux では、 \fBlockf\fP()  は単に \fBfcntl\fP(2)  のロックへのイ
 \fBF_LOCK\fP
 ファイルの指定されたセクションに排他ロックを設定する。 そのセクション (の一部) が既にロックされていた場合、
 前のロックが解除されるまで関数の呼び出しがブロックされる。 このセクションが前にロックされているセクションと重なった場合、 2
-つのセクションは結合される。 ロックを保持しているプロセスが、 そのファイルのファイルディスクリプタをクローズすると、 ファイルロックは解放される。
\81¤ã\81®ã\82»ã\82¯ã\82·ã\83§ã\83³ã\81¯çµ\90å\90\88ã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\80\82 ã\83­ã\83\83ã\82¯ã\82\92ä¿\9dæ\8c\81ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\83\97ã\83­ã\82»ã\82¹ã\81\8cã\80\81 ã\81\9dã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\83\87ã\82£ã\82¹ã\82¯ã\83ªã\83\97ã\82¿ã\83¼ã\82\92ã\82¯ã\83­ã\83¼ã\82ºã\81\99ã\82\8bã\81¨ã\80\81 ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\83­ã\83\83ã\82¯ã\81¯è§£æ\94¾ã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\80\82
 子プロセスはロックを継承しない。
 .TP 
 \fBF_TLOCK\fP
@@ -88,27 +96,29 @@ Linux では、 \fBlockf\fP()  は単に \fBfcntl\fP(2)  のロックへのイ
 または、ファイルが他のプロセスによりメモリーマップされており、 指定された操作が禁止されている。
 .TP 
 \fBEBADF\fP
-\fIfd\fP がオープンされたファイルのディスクリプタではない。 または、 \fIcmd\fP が \fBF_LOCK\fP か \fBF_TLOCK\fP で、
-\fIfd\fP が書き込み可能なファイルディスクリプタでない。
+\fIfd\fP ã\81\8cã\82ªã\83¼ã\83\97ã\83³ã\81\95ã\82\8cã\81\9fã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81®ã\83\87ã\82£ã\82¹ã\82¯ã\83ªã\83\97ã\82¿ã\83¼ã\81§ã\81¯ã\81ªã\81\84ã\80\82 ã\81¾ã\81\9fã\81¯ã\80\81 \fIcmd\fP ã\81\8c \fBF_LOCK\fP ã\81\8b \fBF_TLOCK\fP ã\81§ã\80\81
+\fIfd\fP ã\81\8cæ\9b¸ã\81\8dè¾¼ã\81¿å\8f¯è\83½ã\81ªã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\83\87ã\82£ã\82¹ã\82¯ã\83ªã\83\97ã\82¿ã\83¼ã\81§ã\81ªã\81\84ã\80\82
 .TP 
 \fBEDEADLK\fP
-The command was \fBF_LOCK\fP and this lock operation would cause a deadlock.
+コマンドが \fBF_LOCK\fP であり、このロック操作を行うとデッドロックが発生してしまう。
 .TP 
 \fBEINVAL\fP
-\fIfd\fP に無効な操作が指定された。
+\fIcmd\fP に無効な操作が指定された。
 .TP 
 \fBENOLCK\fP
 非常に多くのセグメントロックが開かれ、ロックテーブルが一杯である。
+.SH 属性
+.SS "マルチスレッディング (pthreads(7) 参照)"
+\fBlockf\fP() 関数はスレッドセーフである。
 .SH 準拠
 SVr4, POSIX.1\-2001.
 .SH 関連項目
 \fBfcntl\fP(2), \fBflock\fP(2)
 
-\fIlocks.txt\fP and \fImandatory\-locking.txt\fP in the Linux kernel source
-directory \fIDocumentation/filesystems\fP (on older kernels, these files are
-directly under the \fIDocumentation\fP directory, and \fImandatory\-locking.txt\fP
-is called \fImandatory.txt\fP)
+Linux カーネルソースの \fIDocumentation/filesystems\fP ディレクトリにある \fIlocks.txt\fP と
+\fImandatory\-locking.txt\fP (以前のカーネルでは、これらのファイルは \fIDocumentation\fP ディレクトリ直下にあり、
+\fImandatory\-locking.txt\fP は \fImandatory.txt\fP という名前であった。)
 .SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.50 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.78 の一部
 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
 http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。