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.\"
-.TH MATHERR 3 2010\-09\-10 Linux "Linux Programmer's Manual"
+.TH MATHERR 3 2014\-06\-13 Linux "Linux Programmer's Manual"
.SH 名前
matherr \- SVID 数学ライブラリの例外処理
.SH 書式
助けとなるよう、 glibc の \fBmatherr\fP() の仕組みについて説明する。
\fBmatherr\fP() を使用するためには、
-プログラマは (\fIどの\fPヘッダファイルをインクルードするよりも前に)
+ã\83\97ã\83ã\82°ã\83©ã\83\9eã\81¯ (\fIã\81©ã\81®\fPã\83\98ã\83\83ã\83\80ã\83¼ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82\92ã\82¤ã\83³ã\82¯ã\83«ã\83¼ã\83\89ã\81\99ã\82\8bã\82\88ã\82\8aã\82\82å\89\8dã\81«)
\fB_SVID_SOURCE\fP 機能検査マクロを定義し、値 \fB_SVID_\fP をグローバル変数
\fB_LIB_VERSION\fP に代入しなければならない。
デフォルト版を上書きすることができる。
プログラマが定義した関数は例外が発生した際に起動される。
この関数は引き数 1 個で起動され、その引き数は以下に示す
-\fIexception\fP 構造体へのポインタである。
+\fIexception\fP æ§\8bé\80 ä½\93ã\81¸ã\81®ã\83\9dã\82¤ã\83³ã\82¿ã\83¼ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82
.in +4n
.nf
\fBDOMAIN\fP
領域エラー (domain error) が発生した
(関数の引き数が関数が定義された範囲外であった)。
-返り値は関数によって異なり、 \fIerror\fP には \fBEDOM\fP が設定される。
+返り値は関数によって異なり、 \fIerrno\fP には \fBEDOM\fP が設定される。
.TP
\fBSING\fP
極エラー (pole error) が発生した (関数の結果が無限大である)。
.\" retval is 0.0/0.0
remainder(x,0) DOMAIN NAN y EDOM
.TE
+.SH 属性
+.SS "マルチスレッディング (pthreads(7) 参照)"
+\fBmatherr\fP() 関数はスレッドセーフである。
.SH 例
以下のサンプルプログラムは \fBlog\fP(3) を呼び出した際の
\fBmatherr\fP() の使用法を示したものである。
.SH 関連項目
\fBfenv\fP(3), \fBmath_error\fP(7), \fBstandards\fP(7)
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.53 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.78 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。