\fBint mblen(const char *\fP\fIs\fP\fB, size_t \fP\fIn\fP\fB);\fP
.fi
.SH 説明
-\fIs\fP が NULL ポインターでなければ、 \fBmblen\fP() 関数は \fIs\fP から始まる最大 \fIn\fP
-バイトのマルチバイト文字列を検査して、 次の完全なマルチバイト文字を取り出す。これには \fBmblen\fP()
-関数のみが使用する静的で名前のないシフト状態が使用される。 マルチバイト文字がナルワイド文字でなければ \fIs\fP から消費される
-バイト数を返す。マルチバイト文字がナルワイド文字ならば 0 を返す。
+\fIs\fP が NULL でなければ、 \fBmblen\fP() 関数は \fIs\fP から始まる最大 \fIn\fP バイトのマルチバイト文字列を検査して、
+次の完全なマルチバイト文字を取り出す。これには \fBmblen\fP() 関数のみが使用する静的で名前のないシフト状態が使用される。
+マルチバイト文字がナルワイド文字でなければ \fIs\fP から消費される バイト数を返す。マルチバイト文字がナルワイド文字ならば 0 を返す。
.PP
\fIs\fP から始まる \fIn\fP バイトが完全なマルチバイト文字を含んで いなければ、 \fBmblen\fP() は \-1 を返す。マルチバイト文字列
に冗長なシフトシーケンスが含まれていると、 \fIn\fP が \fIMB_CUR_MAX\fP 以上の場合にも このようなことが起こりえる。
.PP
.\" The Dinkumware doc and the Single UNIX specification say this, but
.\" glibc doesn't implement this.
-\fIs\fP ã\81\8c NULL ã\83\9dã\82¤ã\83³ã\82¿ã\83¼ã\81ªã\82\89ã\81°ã\80\81 \fBmblen\fP() é\96¢æ\95°ã\81¯ã\81\93ã\81®é\96¢æ\95°ã\81®ã\81¿ã\81\8c
+\fIs\fP が NULL ならば、 \fBmblen\fP() 関数はこの関数のみが
使用するシフト状態を初期化状態に戻し、シフト状態を使用した文字符号の場合に はゼロ以外を、文字符号がシフト状態を持たない場合にはゼロを返す。
.SH 返り値
\fBmblen\fP() 関数は \fIs\fP から始まるマルチバイト列を検査して ナルワイド文字以外を確認した場合にはそのバイト数を返す。
.SH 関連項目
\fBmbrlen\fP(3)
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.54 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.63 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。