.\" Translated Tue Jan 11 00:56:10 JST 2000
.\" by HANATAKA Shinya <hanataka@abyss.rim.or.jp>
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-.TH MBSNRTOWCS 3 2011\-10\-01 GNU "Linux Programmer's Manual"
+.TH MBSNRTOWCS 3 2014\-03\-18 GNU "Linux Programmer's Manual"
.SH 名前
mbsnrtowcs \- マルチバイト文字列をワイド文字列に変換する
.SH 書式
\fBmbsnrtowcs\fP() 関数は \fBmbsrtowcs\fP(3) 関数に似ているが 変換するバイト数が \fI*src\fP から始まる
\fInms\fP バイトに制限されている 点が異なっている。
.PP
-\fIdest\fP ã\81\8c NULL ã\83\9dã\82¤ã\83³ã\82¿ã\83¼ã\81§ã\81ªã\81\91ã\82\8cã\81° \fBmbsnrtowcs\fP() é\96¢æ\95°ã\81¯ \fI*src\fP ã\81\8bã\82\89ã\81®ã\83\9eã\83«ã\83\81ã\83\90ã\82¤ã\83\88æ\96\87å\97å\88\97ã\81®æ\9c\80大
-\fInms\fP までを \fIdest\fP からのワイド文字列に変換する。 最大 \fIlen\fP 文字のワイド文字が \fIdest\fP に書き込まれる。
-同時にシフト状態 \fI*ps\fP を更新する。 変換は \fImbrtowc(dest, *src, n, ps)\fP
+\fIdest\fP ã\81\8c NULL ã\81§ã\81ªã\81\91ã\82\8cã\81° \fBmbsnrtowcs\fP() é\96¢æ\95°ã\81¯ \fI*src\fP ã\81\8bã\82\89ã\81®ã\83\9eã\83«ã\83\81ã\83\90ã\82¤ã\83\88æ\96\87å\97å\88\97ã\81®æ\9c\80大 \fInms\fP ã\81¾ã\81§ã\82\92
+\fIdest\fP からのワイド文字列に変換する。 最大 \fIlen\fP 文字のワイド文字が \fIdest\fP に書き込まれる。 同時にシフト状態 \fI*ps\fP
+を更新する。 変換は \fImbrtowc(dest, *src, n, ps)\fP
を、この呼び出しが成功する限り、繰り返し実行したのと実質的に同様である。 ここでの \fIn\fP は正の数であり、繰り返しごとに \fIdest\fP が 1
増加させられ、 \fI*src\fP が消費したバイト数だけ増加させられる。変換は以下の三つの いずれかの条件で停止する:
.IP 1. 3
\fIdest\fP が NULL の場合、\fIlen\fP は無視され、上記と同様の変換が 行われるが、変換されたワイド文字はメモリに書き込まれず、変換先の上限
が存在しない。
.PP
-上記のどちらの場合でも、\fIps\fP が NULL ポインターならば、 代りに \fBmbsnrtowcs\fP()
-関数のみが使用する静的で名前のない状態が使用される。
+上記のどちらの場合でも、\fIps\fP が NULL ならば、 代りに \fBmbsnrtowcs\fP() 関数のみが使用する静的で名前のない状態が使用される。
.PP
プログラマーは \fIdest\fP に最低でも \fIlen\fP ワイド文字を書き込むこ とができる空間があることを保証しなければならない。
.SH 返り値
.PP
\fIps\fP に NULL を渡した際の動作はマルチスレッドセーフでない。
.SH 関連項目
-\fBiconv\fP(3), \fBmbsrtowcs\fP(3)
+\fBiconv\fP(3), \fBmbrtowc\fP(3) \fBmbsinit\fP(3), \fBmbsrtowcs\fP(3)
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.54 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.63 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。