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(split) LDP: release pages (catch up to 3.41).
[linuxjm/LDP_man-pages.git] / release / man3 / printf.3
index e64d655..038206a 100644 (file)
@@ -261,11 +261,12 @@ SUSv2 で長さ修飾子として使用できるのは、 \fBh\fP (\fBhd\fP, \fB
 精度指定があれば、精度で指定した桁数は必ず出力される。変換後の値が 指定された桁数に足りない場合は、左側が 0 で埋められる。
 .TP 
 \fBe\fP, \fBE\fP
-\fIdouble\fP 引き数を丸めて
-.if  \w'\*(Pm'=0 .ds Pm \(+-
-[\-]d\fB\&.\fPddd\fBe\fP\*(Pmdd の形に変換する。 小数点の前には一桁の数字があり、小数点以下の桁数は精度で指定された
-桁数になる。精度は指定されなかった場合 6 とみなされる。 精度が 0 の場合には、小数点以下は表示されない。 \fBE\fP 変換では、指数を表現するときに
-(\fBe\fP ではなく)  \fBE\fP が使われる。 指数部分は少なくとも 2桁表示される。 つまり、指数の値が 0 の場合には、00 と表示される。
+\fIdouble\fP 引き数を丸めて [\-]d\fB\&.\fPddd\fBe\fP\(+-dd の形に変換する。
+小数点の前には一桁の数字があり、小数点以下の桁数は精度で指定された桁数
+になる。精度は指定されなかった場合 6 とみなされる。 精度が 0 の場合には、
+小数点以下は表示されない。\fBE\fP 変換では、指数を表現するときに (\fBe\fP で
+はなく) \fBE\fP が使われる。指数部分は少なくとも 2桁表示される。つまり、
+指数の値が 0 の場合には、00 と表示される。
 .TP 
 \fBf\fP, \fBF\fP
 \fIdouble\fP 引き数を丸めて [\-]ddd\fB\&.\fPddd の形の10進表現に変換する。 小数点の後の桁数は、精度で指定された値となる。
@@ -285,12 +286,16 @@ NaN は文字列の先頭に `nan' をつけて表示するように規定され
 小数点以下に数字が少なくとも一つある場合にだけである。
 .TP 
 \fBa\fP, \fBA\fP
-(C99 にはあるが SUSv2 にはない)  \fBa\fP 変換では、 \fIdouble\fP 引き数を (abcdef の文字を使って)
-[\-]\fB0x\fPh\fB\&.\fPhhhh\fBp\fP\*(Pmd; 形式の 16 進表記に変換する。 \fBA\fP 変換では、前置文字列 \fB0X\fP, 文字
-ABCDEF, 指数文字 \fBP\fP を用いる。 小数点の前には 1桁の16進数が置かれ、小数点の後ろの桁数は 精度で指定された値となる。
-デフォルトの精度は、その値が 2進数で正確に表現できる場合には、 その値を正確に表現できる桁数となる。それ以外の場合は、 \fIdouble\fP
-型の値を区別するのに十分な大きさとなる。 小数点の前の数字は、正規化されていない数の場合はいくつになるか分からない。 正規化された数の場合は、 0
-以外の値になるが、いくつになるかは分からない。
+(C99 にはあるが SUSv2 にはない) \fBa\fP 変換では、 \fIdouble\fP 引き数を
+(abcdef の文字を使って) [\-]\fB0x\fPh\fB\&.\fPhhhh\fBp\fP\(+- 形式の
+16 進表記に変換する。
+\fBA\fP 変換では、前置文字列 \fB0X\fP, 文字 ABCDEF, 指数文字 \fBP\fP を用いる。
+小数点の前には 1 桁の 16 進数が置かれ、小数点の後ろの桁数は 精度で指定
+された値となる。デフォルトの精度は、その値が 2 進数で正確に表現できる
+場合には、その値を正確に表現できる桁数となる。それ以外の場合は、
+\fIdouble\fP 型の値を区別するのに十分な大きさとなる。 小数点の前の数字は、
+正規化されていない数の場合はいくつになるか分からない。 正規化された数の
+場合は、 0 以外の値になるが、いくつになるかは分からない。
 .TP 
 \fBc\fP
 \fBl\fP 修飾子がなければ、 \fIint\fP 引き数を \fIunsigned char\fP に変換して、その結果に対応する文字を出力する。 \fBl\fP
@@ -417,8 +422,7 @@ Linux libc4.[45] には \fBsnprintf\fP()  はないが、 libbsd が提供され
 文字が含まれてるかもしれないからである。 \fIfoo\fP が信頼できないユーザー入力から作られている場合には、 その中に \fB%n\fP
 が含まれていることがあり、 \fBprintf\fP()  呼び出し時にメモリへの書き込みが起こり、 セキュリティーホールを作ることになるかもしれない。
 .SH 例
-.if  \w'\*(Pi'=0 .ds Pi pi
-\*(Pi を 5 桁で出力する。
+\fIPi\fP を 5 桁で出力する。
 .in +4n
 .nf
 
@@ -510,6 +514,6 @@ make_message(const char *fmt, ...)
 \fBprintf\fP(1), \fBasprintf\fP(3), \fBdprintf\fP(3), \fBscanf\fP(3), \fBsetlocale\fP(3),
 \fBwcrtomb\fP(3), \fBwprintf\fP(3), \fBlocale\fP(5)
 .SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.40 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.41 の一部
 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
 http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。