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長音記号の修正を release に反映
[linuxjm/LDP_man-pages.git] / release / man3 / ptsname.3
index 9919e3e..b33d669 100644 (file)
@@ -9,7 +9,13 @@
 .\" This file was generated with po4a. Translate the source file.
 .\"
 .\"*******************************************************************
-.TH PTSNAME 3 2008\-09\-03 "" "Linux Programmer's Manual"
+.\"
+.\" Japanese Version Copyright (c) 2003  Akihiro MOTOKI
+.\"         all rights reserved.
+.\" Translated 2003-07-08, Akihiro MOTOKI <amotoki@dd.iij4u.or.jp>
+.\" Updated 2005-02-27, Akihiro MOTOKI <amotoki@dd.iij4u.or.jp>
+.\"
+.TH PTSNAME 3 2013\-06\-21 "" "Linux Programmer's Manual"
 .SH 名前
 ptsname, ptsname_r \- スレーブ擬似端末の名前を取得する
 .SH 書式
@@ -29,12 +35,12 @@ ptsname, ptsname_r \- スレーブ擬似端末の名前を取得する
 .SH 説明
 \fBptsname\fP()  関数は \fIfd\fP で参照されるマスタ擬似端末 (pts) デバイスに対応する スレーブ擬似端末デバイスの名前を返す。
 
-\fBptsname_r\fP()  関数は \fBptsname\fP()  のリエントラントなバージョンである。 この関数は、スレーブ疑似端末デバイスの名前を、
-NULL で終端された文字列の形で \fIbuf\fP で指定されたバッファに格納して返す。 \fIbuflen\fP 引き数には \fIbuf\fP
-のバイト数を指定する。
+\fBptsname_r\fP()  関数は \fBptsname\fP()  のリエントラントなバージョンである。
+この関数は、スレーブ疑似端末デバイスの名前を、ヌルで終端された文字列の形で \fIbuf\fP で指定されたバッファーに格納して返す。 \fIbuflen\fP
+引き数には \fIbuf\fP のバイト数を指定する。
 .SH 返り値
-成功の場合、 \fBptsname\fP()  は静的記憶領域の文字列へのポインタを返す。 この記憶領域はこの後の \fBptsname\fP()
\81®å\91¼ã\81³å\87ºã\81\97ã\81§ä¸\8aæ\9b¸ã\81\8dã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\80\82 ã\81\93ã\81®ã\83\9dã\82¤ã\83³ã\82¿ã\82\92 free ã\81\97ã\81¦ã\81¯ã\81\84ã\81\91ã\81ªã\81\84ã\80\82 ã\82¨ã\83©ã\83¼ã\81®å ´å\90\88ã\81¯ NULL ã\83\9dã\82¤ã\83³ã\82¿を返す。
\88\90å\8a\9fã\81®å ´å\90\88ã\80\81 \fBptsname\fP()  ã\81¯é\9d\99ç\9a\84è¨\98æ\86¶é \98å\9f\9fã\81®æ\96\87å­\97å\88\97ã\81¸ã\81®ã\83\9dã\82¤ã\83³ã\82¿ã\83¼ã\82\92è¿\94ã\81\99ã\80\82 ã\81\93ã\81®è¨\98æ\86¶é \98å\9f\9fã\81¯ã\81\93ã\81®å¾\8cã\81® \fBptsname\fP()
\81®å\91¼ã\81³å\87ºã\81\97ã\81§ä¸\8aæ\9b¸ã\81\8dã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\80\82 ã\81\93ã\81®ã\83\9dã\82¤ã\83³ã\82¿ã\83¼ã\82\92 free ã\81\97ã\81¦ã\81¯ã\81\84ã\81\91ã\81ªã\81\84ã\80\82 ã\82¨ã\83©ã\83¼ã\81®å ´å\90\88ã\81¯ NULL を返す。
 
 .\" In fact the errno value is also returned as the function
 .\" result -- MTK, Dec 04
@@ -51,6 +57,11 @@ NULL で終端された文字列の形で \fIbuf\fP で指定されたバッフ
 (\fBptsname_r\fP()  のみ)  \fIbuf\fP が小さすぎる。
 .SH バージョン
 \fBptsname\fP()  は、バージョン 2.1 以降の glibc で提供されている。
+.SH 属性
+.SS "マルチスレッディング (pthreads(7) 参照)"
+\fBptsname\fP() 関数はスレッドセーフではない。
+.LP
+\fBptsname_r\fP() 関数はスレッドセーフである。
 .SH 準拠
 \fBptsname\fP()  は UNIX 98 疑似端末仕様の一部である (\fBpts\fP(4)  を参照のこと)。この関数は POSIX.1\-2001
 で規定されている。
@@ -62,6 +73,6 @@ NULL で終端された文字列の形で \fIbuf\fP で指定されたバッフ
 \fBgrantpt\fP(3), \fBposix_openpt\fP(3), \fBttyname\fP(3), \fBunlockpt\fP(3), \fBpts\fP(4),
 \fBpty\fP(7)
 .SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.51 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.78 の一部
 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
 http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。