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(split) LDP: Update the version to 3.53 in PO files
[linuxjm/LDP_man-pages.git] / release / man3 / rtime.3
index 1f5df0e..569138e 100644 (file)
@@ -1,88 +1,68 @@
 .\" Copyright 2003 walter harms (walter.harms@informatik.uni-oldenburg.de)
+.\"
+.\" %%%LICENSE_START(GPL_NOVERSION_ONELINE)
 .\" Distributed under GPL
+.\" %%%LICENSE_END
+.\"
 .\" Modified 2003-04-04 Walter Harms
 .\" <walter.harms@informatik.uni-oldenburg.de>
 .\"
 .\" Slightly polished, aeb, 2003-04-06
 .\"
-.\" Japanese Version Copyright (c) 2004 Yuichi SATO
-.\"         all rights reserved.
-.\" Translated Thu Sep  2 07:40:48 JST 2004
-.\"         by Yuichi SATO <ysato444@yahoo.co.jp>
+.\"*******************************************************************
+.\"
+.\" This file was generated with po4a. Translate the source file.
 .\"
-.TH RTIME 3 2010-02-25 "GNU" "Linux Programmer's Manual"
+.\"*******************************************************************
+.TH RTIME 3 2012\-08\-03 GNU "Linux Programmer's Manual"
 .SH 名前
 rtime \- リモートマシンから時刻を取得する
 .SH 書式
 .nf
-.B "#include <rpc/des_crypt.h>"
+\fB#include <rpc/des_crypt.h>\fP
 .sp
-.BI "int rtime(struct sockaddr_in *" addrp ", struct rpc_timeval *" timep ,
-.BI "          struct rpc_timeval *" timeout );
+\fBint rtime(struct sockaddr_in *\fP\fIaddrp\fP\fB, struct rpc_timeval *\fP\fItimep\fP\fB,\fP
+\fB          struct rpc_timeval *\fP\fItimeout\fP\fB);\fP
 .fi
 .SH 説明
-この関数は RFC\ 868 に記述されているタイムサーバプロトコルを使用し、
-リモートマシンから時刻を取得する。
+この関数は RFC\ 868 に記述されているタイムサーバプロトコルを使用し、 リモートマシンから時刻を取得する。
 .LP
-タイムサーバプロトコルは 00:00:00 UTC, 1 Jan 1900 から秒数を提供するので、
-この関数は適切な定数値を引くことにより、
-提供された値を Unix における時刻紀元 (1970-01-01 00:00:00 +0000 (UTC))
-から秒数に変換する。
+タイムサーバプロトコルは 00:00:00 UTC, 1 Jan 1900 から秒数を提供するので、 この関数は適切な定数値を引くことにより、
+提供された値を Unix における時刻紀元 (1970\-01\-01 00:00:00 +0000 (UTC))  から秒数に変換する。
 .LP
-.I timeout
-が NULL でない場合、udp/time ソケット (ポート 37) が使用される。
-それ以外の場合、tcp/time ソケット (ポート 37) が使用される。
+\fItimeout\fP が NULL でない場合、udp/time ソケット (ポート 37) が使用される。 それ以外の場合、tcp/time ソケット
+(ポート 37) が使用される。
 .SH 返り値
-成功した場合は、0 が返されて、得られた 32 ビットの時刻値は
-.I timep\->tv_sec
-に格納される。
-エラーの場合は、\-1 が返されて、
-.I errno
-が適切に設定される。
+成功した場合は、0 が返されて、得られた 32 ビットの時刻値は \fItimep\->tv_sec\fP に格納される。 エラーの場合は、\-1
+が返されて、 \fIerrno\fP が適切に設定される。
 .SH エラー
-内部で使用している関数
-.RB ( sendto (2),
-.BR poll (2),
-.BR recvfrom (2),
-.BR connect (2),
-.BR read (2))
-の全てのエラーが起こる可能性がある。
-更に次のエラーが起こる可能性がある:
-.TP
-.B EIO
+内部で使用している関数 (\fBsendto\fP(2), \fBpoll\fP(2), \fBrecvfrom\fP(2), \fBconnect\fP(2),
+\fBread\fP(2))  の全てのエラーが起こる可能性がある。 更に次のエラーが起こる可能性がある:
+.TP 
+\fBEIO\fP
 返されたバイト数が 4 バイトでない。
-.TP
-.B ETIMEDOUT
+.TP 
+\fBETIMEDOUT\fP
 timeout で定義された待ち時間の期限が切れた。
 .SH 注意
 IPv4 のみがサポートされている。
 .LP
-.I in.timed
-のバージョンによっては TCP しかサポートしていないものもある。
-.I use_tcp
-を 1 に設定して、例にあるプログラムを試すこと。
+\fIin.timed\fP のバージョンによっては TCP しかサポートしていないものもある。 \fIuse_tcp\fP を 1
+に設定して、例にあるプログラムを試すこと。
 .LP
 libc5 はプロトタイプ
 .br
 int rtime(struct sockaddr_in *, struct timeval *, struct timeval *);
 .br
-を使い、
-.I <rpc/auth_des.h>
-の代わりに
-.I <sys/time.h>
-を必要とする。
+を使い、 \fI<rpc/auth_des.h>\fP の代わりに \fI<sys/time.h>\fP を必要とする。
 .SH バグ
-glibc 2.2.5 以前の
-.BR rtime ()
-は、64 ビットマシンで正確に動作しない。
+glibc 2.2.5 以前の \fBrtime\fP()  は、64 ビットマシンで正確に動作しない。
 .SH 例
-この例ではポート 37 がアップされてオープンされている必要がある。
-.I /etc/inetd.conf
-の time エントリがコメントアウトされていないことを確認してほしい。
+この例ではポート 37 がアップされてオープンされている必要がある。 \fI/etc/inetd.conf\fP の time
+エントリがコメントアウトされていないことを確認してほしい。
 .br
-このプログラムは "linux" というコンピュータに接続する。
-"localhost" を使った場合は動作しない。
-結果はコンピュータ "linux" のローカル時刻である。
+このプログラムは "linux" というコンピュータに接続する。 "localhost" を使った場合は動作しない。 結果はコンピュータ "linux"
+のローカル時刻である。
 .sp
 .nf
 #include <stdio.h>
@@ -105,22 +85,27 @@ main(void)
     struct hostent *hent;
     int ret;
 
-    memset((char *) &name, 0, sizeof(name));
+    memset(&name, 0, sizeof(name));
     sethostent(1);
     hent = gethostbyname(servername);
-    memcpy((char *) &name.sin_addr, hent\->h_addr, hent\->h_length);
+    memcpy(&name.sin_addr, hent\->h_addr, hent\->h_length);
 
     ret = rtime(&name, &time1, use_tcp ? NULL : &timeout);
     if (ret < 0)
         perror("rtime error");
-    else
-        printf("%s\\n", ctime((time_t *) &time1.tv_sec));
+    else {
+       time_t t = time1.tv_sec;
+        printf("%s\en", ctime(&t));
+    }
 
     exit(EXIT_SUCCESS);
 }
 .fi
 .SH 関連項目
 .\" .BR netdate (1),
-.BR ntpdate (1),
 .\" .BR rdate (1),
-.BR inetd (8)
+\fBntpdate\fP(1), \fBinetd\fP(8)
+.SH この文書について
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.53 の一部
+である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
+http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。