.sp
\fBscandirat\fP(): _GNU_SOURCE
.SH 説明
-関数 \fBscandir\fP() はディレクトリ \fIdirp\fP を走査し、 ディレクトリの各エントリを引き数として \fBfilter\fP()
-を呼び出す。 \fBfilter\fP() が 0 以外の値を返すエントリは \fBmalloc\fP(3) によって 確保された文字列に保存され、比較関数
+é\96¢æ\95° \fBscandir\fP() ã\81¯ã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ª \fIdirp\fP ã\82\92èµ°æ\9f»ã\81\97ã\80\81 ã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ªã\81®å\90\84ã\82¨ã\83³ã\83\88ã\83ªã\83¼ã\82\92å¼\95ã\81\8dæ\95°ã\81¨ã\81\97ã\81¦ \fBfilter\fP()
+ã\82\92å\91¼ã\81³å\87ºã\81\99ã\80\82 \fBfilter\fP() ã\81\8c 0 以å¤\96ã\81®å\80¤ã\82\92è¿\94ã\81\99ã\82¨ã\83³ã\83\88ã\83ªã\83¼ã\81¯ \fBmalloc\fP(3) ã\81«ã\82\88ã\81£ã\81¦ 確ä¿\9dã\81\95ã\82\8cã\81\9fæ\96\87å\97å\88\97ã\81«ä¿\9då\98ã\81\95ã\82\8cã\80\81æ¯\94è¼\83é\96¢æ\95°
\fBcompar\fP() を用いて \fBqsort\fP(3) によりソートされ、 \fBmalloc\fP(3) により確保された配列
-\fInamelist\fP にまとめられる。 \fIfilter\fP が NULL ならば、すべてのエントリが選択される。
+\fInamelist\fP ã\81«ã\81¾ã\81¨ã\82\81ã\82\89ã\82\8cã\82\8bã\80\82 \fIfilter\fP ã\81\8c NULL ã\81ªã\82\89ã\81°ã\80\81ã\81\99ã\81¹ã\81¦ã\81®ã\82¨ã\83³ã\83\88ã\83ªã\83¼ã\81\8cé\81¸æ\8a\9eã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\80\82
.LP
比較関数 \fIcompar\fP() には \fBalphasort\fP() 関数と \fBversionsort\fP() 関数を使うことができる。
-\fBalphasort\fP() ã\81¯ \fBstrcoll\fP(3) ã\82\92ç\94¨ã\81\84ã\81¦ã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ªã\82¨ã\83³ã\83\88ã\83ªã\82\92ã\82½ã\83¼ã\83\88ã\81\97ã\80\81 \fBversionsort\fP() ã\81¯æ\96\87å\97å\88\97
-\fI(*a)\->d_name\fP と \fI(*b)\->d_name\fP に対して \fBstrverscmp\fP(3) を用いる。
+\fBalphasort\fP() ã\81¯ \fBstrcoll\fP(3) ã\82\92ç\94¨ã\81\84ã\81¦ã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ªã\82¨ã\83³ã\83\88ã\83ªã\83¼ã\82\92ã\82½ã\83¼ã\83\88ã\81\97ã\80\81 \fBversionsort\fP()
+は文字列 \fI(*a)\->d_name\fP と \fI(*b)\->d_name\fP に対して \fBstrverscmp\fP(3) を用いる。
.SS scandirat()
\fBscandirat\fP() 関数は \fBscandir\fP() と全く同様の動作をする。差分についてはここで説明する。
-\fIdirp\fP で指定されたパス名が相対パスの場合、ファイルディスクリプタ \fIdirfd\fP が参照するディレクトリからの相対パスと解釈される
+\fIdirp\fP で指定されたパス名が相対パスの場合、ファイルディスクリプター \fIdirfd\fP が参照するディレクトリからの相対パスと解釈される
(これに対して、\fBscandir\fP() の場合は、相対パス名は、呼び出したプロセスのカレントワーキングディレクトリからの相対パスと解釈される)。
\fIdirp\fP が相対パスで \fIdirfd\fP が特別な値 \fBAT_FDCWD\fP の場合、 \fIdirp\fP は (\fBscandir\fP() と同様に)
.PP
\fBscandirat\fP() が必要な理由については \fBopenat\fP(2) を参照すること。
.SH 返り値
-\fBscandir\fP() 関数は、選択されたディレクトリのエントリ数を返す。 エラーの場合、 \-1 を返し、 \fIerrno\fP
+\fBscandir\fP() 関数は、選択されたディレクトリのエントリー数を返す。 エラーの場合、 \-1 を返し、 \fIerrno\fP
にエラーの原因を示す値を設定する。
.PP
関数 \fBalphasort\fP() と \fBversionsort\fP() は 1 番目の引き数が 2 番目の引き数に対して、
\fIdirp\fP で指定されたパスが存在しない。
.TP
\fBENOMEM\fP
-操作を完了するのに十分なメモリがない。
+æ\93\8dä½\9cã\82\92å®\8cäº\86ã\81\99ã\82\8bã\81®ã\81«å\8d\81å\88\86ã\81ªã\83¡ã\83¢ã\83ªã\83¼ã\81\8cã\81ªã\81\84ã\80\82
.TP
\fBENOTDIR\fP
\fIdirp\fP で指定されたパスがディレクトリではない。
\fBscandirat\fP() では追加で以下のエラーも発生する:
.TP
\fBEBADF\fP
-\fIdirfd\fP が有効なファイルディスクリプタではない。
+\fIdirfd\fP ã\81\8cæ\9c\89å\8a¹ã\81ªã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\83\87ã\82£ã\82¹ã\82¯ã\83ªã\83\97ã\82¿ã\83¼ã\81§ã\81¯ã\81ªã\81\84ã\80\82
.TP
\fBENOTDIR\fP
\fIdirp\fP が相対パスで、\fIdirfd\fP がディレクトリ以外のファイルを参照している
-ファイルディスクリプタである。
+ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\83\87ã\82£ã\82¹ã\82¯ã\83ªã\83\97ã\82¿ã\83¼ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82
.SH バージョン
\fBversionsort\fP() は、glibc バージョン 2.1 で追加された。
\fBrewinddir\fP(3), \fBseekdir\fP(3), \fBstrcmp\fP(3), \fBstrcoll\fP(3),
\fBstrverscmp\fP(3), \fBtelldir\fP(3)
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.76 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.78 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。