\(bu
\fI「最大フィールド幅」\fP を指定する 10進数 (省略可能)。 この最大値に達するか、一致しない文字が見つかるか、のどちらかに
なると、文字の読み込みを停止する。 ほとんどの変換では、先頭のホワイトスペース文字は捨てられ (例外については後述する)、
-捨てられたこれらの文字は最大フィールド幅の計算には含まれない。 文字列の入力変換では、入力の末尾を示す終端の NULL バイト
-(\(aq\e0\(aq) も格納されるが、最大フィールド幅にはこの終端バイトは含まれない。
+捨てられたこれらの文字は最大フィールド幅の計算には含まれない。 文字列の入力変換では、入力の末尾を示す終端のヌルバイト (\(aq\e0\(aq)
+も格納されるが、最大フィールド幅にはこの終端バイトは含まれない。
.TP
\(bu
\fI「型修飾子」 (type modifier characters)\fP (省略可能)。 例えば、型修飾子 \fBl\fP を \fB%d\fP
.TP
\fBs\fP
ホワイトスペースではない文字で構成された文字列に対応する。 次のポインタは文字の配列へのポインタでなければならず、 その文字配列は、入力された文字列と
-(自動的に追加される) 終端の NULL バイト (\(aq\e0\(aq) を格納するのに十分な大きさでなければならない。
+(自動的に追加される) 終端のヌルバイト (\(aq\e0\(aq) を格納するのに十分な大きさでなければならない。
文字列の入力は、ホワイトスペースが入力されるか、最大フィールド幅に 達するか、のどちらかが起こると停止される。
.TP
\fBc\fP
\fI「最大フィールド幅」\fP (デフォルトは 1) で指定された幅の文字の列に対応する。 次のポインタは \fIchar\fP
-へのポインタで、すべての文字を格納するのに十分な領域が なければならない (終端の NULL バイトは追加されない)。
+へのポインタで、すべての文字を格納するのに十分な領域が なければならない (終端のヌルバイトは追加されない)。
通常行われる先頭のホワイトスペースの読み飛ばしは行われない。 先頭のホワイトスペースを読み飛ばすためには、
フォーマット文の中で明示的にスペースを使用すれば良い。
.TP
\fB\&[\fP
格納された文字列のうちから取り出された、 指定された文字の集合で構成される空ではない文字の列に対応する。 次のポインタは \fIchar\fP
-へのポインタでなければならず、 そこには文字列中のすべての文字と終端の NULL バイト を格納するための十分な領域がなければならない。
+へのポインタでなければならず、 そこには文字列中のすべての文字と終端のヌルバイト を格納するための十分な領域がなければならない。
通常行われる先頭のホワイトスペースの読み飛ばしは行われない。 この文字列は特別な集合の中の文字で構成されている。 この集合は 開き括弧 \fB[\fP
と閉じ括弧 \fB]\fP の間の文字で定義される。 開き括弧のあとの最初の文字が曲アクセント記号 (\fB^\fP)
の場合、集合はこれらの文字を含まないものとなる。 閉じ括弧を集合に含ませるためには、この文字を開き括弧または
\fBgetc\fP(3), \fBprintf\fP(3) \fBsetlocale\fP(3), \fBstrtod\fP(3), \fBstrtol\fP(3),
\fBstrtoul\fP(3),
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.64 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.67 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。