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Retire LDP man-pages repository
[linuxjm/LDP_man-pages.git] / release / man3 / stdio.3
diff --git a/release/man3/stdio.3 b/release/man3/stdio.3
deleted file mode 100644 (file)
index 99a1e7e..0000000
+++ /dev/null
@@ -1,185 +0,0 @@
-.\" Copyright (c) 1990, 1991 Regents of the University of California.
-.\" All rights reserved.
-.\"
-.\" %%%LICENSE_START(BSD_4_CLAUSE_UCB)
-.\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without
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-.\" %%%LICENSE_END
-.\"
-.\"     @(#)stdio.3    6.5 (Berkeley) 5/6/91
-.\"
-.\" Converted for Linux, Mon Nov 29 16:07:22 1993, faith@cs.unc.edu
-.\" Modified, 2001-12-26, aeb
-.\"
-.\"*******************************************************************
-.\"
-.\" This file was generated with po4a. Translate the source file.
-.\"
-.\"*******************************************************************
-.\"
-.\" Japanese Version Copyright (c) 1997 YOSHINO Takashi
-.\"       all rights reserved.
-.\" Translated Mon Jan 20 23:06:18 JST 1997
-.\"       by YOSHINO Takashi <yoshino@civil.jcn.nihon-u.ac.jp>
-.\" Updated & Modified Thu Feb 14 21:39:49 JST 2002
-.\"       by Yuichi SATO <ysato@h4.dion.ne.jp>
-.\" Updated & Modified Sun Sep  7 14:36:19 JST 2003
-.\"       by Yuichi SATO <ysato444@yahoo.co.jp>
-.\" Updated & Modified Sat Jan 17 03:18:29 JST 2004 by Yuichi SATO
-.\"
-.TH STDIO 3 2001\-12\-26 "" "Linux Programmer's Manual"
-.SH 名前
-stdio \- 標準入出力ライブラリ関数
-.SH 書式
-\fB#include <stdio.h>\fP
-.sp
-\fBFILE *\fP\fIstdin\fP\fB;\fP
-.br
-\fBFILE *\fP\fIstdout\fP\fB;\fP
-.br
-\fBFILE *\fP\fIstderr\fP\fB;\fP
-.SH 説明
-標準入出力ライブラリは、簡単かつ効果のよい、 バッファーリングされたストリーム入出力インターフェースを提供する。
-入力と出力は論理データストリームに割り付けられ、 入出力の物理的な特徴は隠蔽される。 このライブラリに属する関数とマクロを以下に挙げる。
-より詳しい情報は個々の man ページから得ることができる。
-.PP
-ファイルを \fIオープン (open) する\fP ことによって、 ストリームは外部ファイル (通常は物理デバイス) に連結される。
-この操作には新しくファイルを作成することも含まれる。 既存のファイルと同じ名前のファイルを新たに作ると、 もとのファイルの中身が捨てられてしまう。
-ファイルが位置指定リクエストをサポートしている (ディスクファイルなどが相当する。逆の例としては端末が挙げられる) 場合、 そのストリームに連結された
-\fIファイル位置指示子 (file position indicator)\fP は、追加モードで開かれない限りファイルの先頭 (0 バイト目)
-に位置する。 追加モードを使用した場合、 位置指示子をファイルの先頭に置かれるか末尾に置かれるかは規定されていない。 位置指示子は、
-以降の読み書きや位置指定リクエストによって変更される。 すべての入力は、 \fBfgetc\fP(3)
-関数を次々に呼び出して文字を読み込んだかのように行われる。 一方すべての出力は、 \fBfputc\fP(3)
-関数を次々に呼び出して文字を書き込んだかのように行われる。
-.PP
-ファイルを \fIクローズ (close) する\fP ことによって、そのファイルはストリームから切り離される。
-出力ストリームは、そのストリームがファイルから切り離される前にフラッシュされる (書き込まれていないすべてのバッファーの内容がホスト環境に転送される)。
-\fIFILE\fP オブジェクトへのポインターの値は、 ファイルを閉じた後では不確定になる (ゴミになってしまう)。
-.PP
-ファイルはその後 (同じまたは別のプログラムによって)  再びオープンされることもあり、 その内容が修正されたり変更されたりする
-(そのファイルで先頭への位置移動が可能であれば)。 main 関数がもとの呼び出し側に返ったり、 \fBexit\fP(3)  関数が呼ばれた場合、
-プログラムの終了の前に 現在開いているすべてのファイルは閉じられる (その結果、すべての出力ストリームはフラッシュされる)。 プログラムの停止に
-\fBabort\fP(3)  のような他の方法を用いた場合には、 ファイルが正しく閉じられる保証はない。
-.PP
-プログラムの起動時に 3 個のテキストストリームが予め定義されており、 それらは明示的に開く必要がない。 \fI標準入力 (standard
-input)\fP (通常の入力を読み取るのに使う)、 \fI標準出力 (standard output)\fP (通常の出力を書き込むのに使う)、
-\fI標準エラー出力 (standard error)\fP (診断出力を書き込むのに使う) である。 これらのストリームは \fIstdin\fP,
-\fIstdout\fP, \fIstderr\fP と短縮して表現される。 オープンされたときには、 標準エラーストリームは
-完全にはバッファーリングされていない。 標準入力ストリームと標準出力ストリームは、 ストリームがインタラクティブなデバイスを参照していなければ、
-完全にバッファーリングされている。
-.PP
-端末デバイスを参照する出力ストリームは、 デフォルトでは常に行単位でバッファーリングされている。
-ただしそのようなストリームにおけるバッファー内の出力は、 端末デバイスを参照している入力ストリームからの読み込みがあるたびに、 自動的に書き込まれる。
-出力端末に行の一部を書き込んだ後で大量の計算を行う場合、 出力が表示されるように、計算に取りかかる前に標準出力に対して \fBfflush\fP(3)
-を実行する必要がある。
-.PP
-\fIstdio\fP ライブラリは \fBlibc\fP ライブラリの一部であり、ルーチンは コンパイラー \fBcc\fP(1)  と \fBpc\fP(1)
-によって必要な時に自動的に読み込まれる。 後述する man ページ中の「書式」の節には、 どのインクルードファイルを使用しなければならないか、
-その関数のコンパイラー宣言はどのようなものか、 どのような外部変数が関係するのかが示されている。
-.PP
-.\" Not on Linux: .BR fropen ,
-.\" Not on Linux: .BR fwopen ,
-\fBBUFSIZ\fP, \fBEOF\fP, \fBFILENAME_MAX\fP, \fBFOPEN_MAX\fP, \fBL_cuserid\fP,
-\fBL_ctermid\fP, \fBL_tmpnam\fP, \fBNULL\fP, \fBSEEK_END\fP, \fBSEEK_SET\fP, \fBSEEK_CUR\fP,
-\fBTMP_MAX\fP, \fBclearerr\fP, \fBfeof\fP, \fBferror\fP, \fBfileno\fP, \fBgetc\fP, \fBgetchar\fP,
-\fBputc\fP, \fBputchar\fP, \fBstderr\fP, \fBstdin\fP, \fBstdout\fP はマクロとして定義されている。
-これらの名前は、現在の定義を \fB#undef\fP で削除しない限り、再利用することはできない。 マクロ関数の関数版として、 \fBfeof\fP,
-\fBferror\fP, \fBclearerr\fP, \fBfileno\fP, \fBgetc\fP, \fBgetchar\fP, \fBputc\fP, \fBputchar\fP
-がある。 マクロの定義が明示的に消去されている場合には、 これらを使用することになるだろう。
-.SS 関数のリスト
-.TS
-;
-lb lb
-lb l.
-関数 説明
-_
-clearerr       ストリームの状態の確認とリセット
-fclose ストリームをクローズする
-fdopen ストリームをオープンする
-feof   ストリームの状態の確認とリセット
-ferror ストリームの状態の確認とリセット
-fflush ストリームをフラッシュする
-fgetc  次の文字または語を入力ストリームから獲得する
-fgetpos        ストリームの位置を取得する
-fgets  ストリームから行を取得する
-fileno 引き数であるストリームの整数値のディスクリプターを返す
-fopen  ストリームをオープンする
-fprintf        書式付き出力変換
-fpurge ストリームをフラッシュする
-fputc  文字または語をストリームに出力する
-fputs  行をストリームに出力する
-fread  バイナリーストリーム入出力
-freopen        ストリームをオープンする
-fscanf 書式付き入力変換
-fseek  ストリームの位置指示子を移動する
-fsetpos        ストリームの位置指示子を移動する
-ftell  ストリームの位置を取得する
-fwrite バイナリーストリーム入出力
-getc   次の文字または語を入力ストリームから取得する
-getchar        次の文字または語を入力ストリームから取得する
-gets   行を入力ストリームから取得する
-getw   次の文字または語を入力ストリームから取得する
-mktemp 他と重ならないテンポラリファイル名を作る
-perror システムエラーメッセージ
-printf 書式付き出力変換
-putc   文字または語をストリームに出力する
-putchar        文字または語をストリームに出力する
-puts   行をストリームに出力する
-putw   文字または語をストリームに出力する
-remove ディレクトリエントリーを削除する
-rewind ストリームの位置指示子を移動する
-scanf  書式付き入力変換
-setbuf ストリームのバッファーリングの操作
-setbuffer      ストリームのバッファーリングの操作
-setlinebuf     ストリームのバッファーリングの操作
-setvbuf        ストリームのバッファーリングの操作
-sprintf        書式付き出力変換
-sscanf 書式付き入力変換
-strerror       システムエラーメッセージ
-sys_errlist    システムエラーメッセージ
-sys_nerr       システムエラーメッセージ
-tempnam        テンポラリファイルの操作
-tmpfile        テンポラリファイルの操作
-tmpnam テンポラリファイルの操作
-ungetc 入力ストリームへ 1 文字戻す。
-vfprintf       書式付き出力変換
-vfscanf        書式付き入力変換
-vprintf        書式付き出力変換
-vscanf 書式付き入力変換
-vsprintf       書式付き出力変換
-vsscanf        書式付き入力変換
-.TE
-.SH 準拠
-\fIstdio\fP ライブラリは C89 に準拠している。
-.SH 関連項目
-\fBclose\fP(2), \fBopen\fP(2), \fBread\fP(2), \fBwrite\fP(2), \fBstdout\fP(3),
-\fBunlocked_stdio\fP(3)
-.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.79 の一部
-である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
-http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。