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.TH TTYSLOT 3 2013\-07\-22 GNU "Linux Programmer's Manual"
.SH 名前
-ttyslot \- カレントユーザの端末のスロットをファイルから探す
+ttyslot \- ã\82«ã\83¬ã\83³ã\83\88ã\83¦ã\83¼ã\82¶ã\83¼ã\81®ç«¯æ\9c«ã\81®ã\82¹ã\83ã\83\83ã\83\88ã\82\92ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81\8bã\82\89æ\8e¢ã\81\99
.SH 書式
\fB#include <unistd.h>\fP /* BSD 系のシステムと Linux の場合 */
.br
.RE
.ad b
.SH 説明
-ã\83¬ã\82¬ã\82·ã\83¼ã\81ªé\96¢æ\95° \fBttyslot\fP() ã\81¯ã\80\81ã\81\82ã\82\8bã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81«æ\9b¸ã\81\8bã\82\8cã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\82«ã\83¬ã\83³ã\83\88ã\83¦ã\83¼ã\82¶ã\81®ã\82¨ã\83³ã\83\88ã\83ªのインデックスを返す。
+ã\83¬ã\82¬ã\82·ã\83¼ã\81ªé\96¢æ\95° \fBttyslot\fP() ã\81¯ã\80\81ã\81\82ã\82\8bã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81«æ\9b¸ã\81\8bã\82\8cã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\82«ã\83¬ã\83³ã\83\88ã\83¦ã\83¼ã\82¶ã\83¼ã\81®ã\82¨ã\83³ã\83\88ã\83ªã\83¼のインデックスを返す。
.LP
「どのファイルなのか?」という質問があるだろう。 では、まず最初にその歴史を見てみよう。
.SS 大昔の歴史
-UNIX\ V6 では \fI/etc/ttys\fP ファイルが使われていた。 \fBinit\fP(8) プログラムは、このファイルを読み込み、
+UNIX\ V6 では \fI/etc/ttys\fP ファイルが使われていた。 \fBinit\fP(1) プログラムは、このファイルを読み込み、
各端末行で何をすべきかを探す。 各行は 3 文字から構成されている。 1 文字目は \(aq0\(aq または \(aq1\(aq であり、
\(aq0\(aq は「無視する」ことを表す。 2 文字目は端末を示す: \(aq8\(aq は "/dev/tty8" を表す。 3 文字目は
\fBgetty\fP(8) への引き数であり、(接続を) 試みる回線速度の順序を表す (\(aq\-\(aq は 110
\fBttyslot\fP() が呼ばれて、 \fI/etc/ttys\fP における行番号を見つける (行番号は 1 から数える)。
.SS "ttyslot の意味"
よって、関数 \fBttyslot\fP() は、ファイル \fI/etc/ttys\fP における呼び出し元のプロセスの制御端末のインデックスを返す。 これは
-\fI/etc/utmp\fP ã\81«ã\81\8aã\81\91ã\82\8bã\82«ã\83¬ã\83³ã\83\88ã\83¦ã\83¼ã\82¶ã\81®ã\82¨ã\83³ã\83\88ã\83ªのインデックスと (通常は) 等しい。 BSD には未だに \fI/etc/ttys\fP
+\fI/etc/utmp\fP ã\81«ã\81\8aã\81\91ã\82\8bã\82«ã\83¬ã\83³ã\83\88ã\83¦ã\83¼ã\82¶ã\83¼ã\81®ã\82¨ã\83³ã\83\88ã\83ªã\83¼のインデックスと (通常は) 等しい。 BSD には未だに \fI/etc/ttys\fP
ファイルがあるが、System V 系のシステムにはないので、 このファイルを参照することはできない。 よって、そのようなシステムでは
-ã\80\8c\fBttyslot\fP() ã\81¯ã\82«ã\83¬ã\83³ã\83\88ã\83¦ã\83¼ã\82¶ã\81®ã\83¦ã\83¼ã\82¶アカウントデータベースにおけるインデックスを返す」 とドキュメントに書かれている。
+ã\80\8c\fBttyslot\fP() ã\81¯ã\82«ã\83¬ã\83³ã\83\88ã\83¦ã\83¼ã\82¶ã\83¼ã\81®ã\83¦ã\83¼ã\82¶ã\83¼アカウントデータベースにおけるインデックスを返す」 とドキュメントに書かれている。
.SH 返り値
-成功した場合、この関数はスロット番号を返す。 エラーの場合 (例えば、ファイルディスクリプタ 0, 1, 2 の何れも
+成功した場合、この関数はスロット番号を返す。 エラーの場合 (例えば、ファイルディスクリプター 0, 1, 2 の何れも
データベースにある端末に関連づけられていない場合)、 UNIX\ V6, V7, BSD 系のシステムは 0 を返すが、 System V
系のシステムは \-1 を返す。
.SH 属性
.SH 関連項目
\fBgetttyent\fP(3), \fBttyname\fP(3), \fButmp\fP(5)
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.68 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.78 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。