.\" Updated Fri Aug 16 01:32:21 JST 2002
.\" by Akihiro MOTOKI <amotoki@dd.iij4u.or.jp>
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-.TH WCWIDTH 3 2011\-09\-28 GNU "Linux Programmer's Manual"
+.TH WCWIDTH 3 2014\-01\-22 GNU "Linux Programmer's Manual"
.SH 名前
wcwidth \- ワイド文字が必要とするカラム数を調べる
.SH 書式
.fi
.SH 説明
\fBwcwidth\fP() 関数は、ワイド文字 \fIc\fP を表現するために必要なカラム 数を返す。\fIc\fP が印刷可能文字ならば、この値は 0
-以上である。 \fIc\fP が NULL ワイド文字 (L\(aq\e0\(aq) ならば、値は 0 である。 それ以外の場合には \-1 が返される。
+以上である。 \fIc\fP がヌルワイド文字 (L\(aq\e0\(aq) ならば、値は 0 である。 それ以外の場合には \-1 が返される。
.SH 返り値
\fBwcwidth\fP() 関数は、\fIc\fP の表現に必要なカラム数を返す。
+.SH 属性
+.SS "マルチスレッディング (pthreads(7) 参照)"
+\fBwcwidth\fP() 関数は、例外付きのスレッドセーフである。実行中に \fBsetlocale\fP(3)
+を呼び出してロケールを変更しない限り、マルチスレッドアプリケーションで安全に使用することができる。
.SH 準拠
POSIX.1\-2001.
.SH 関連項目
\fBiswprint\fP(3), \fBwcswidth\fP(3), \fBfeature_test_macros\fP(7)
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.54 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.65 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。