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長音記号の修正を release に反映
[linuxjm/LDP_man-pages.git] / release / man7 / time.7
index 471ae9f..fd60cfe 100644 (file)
@@ -47,8 +47,8 @@ time \- 時間とタイマーの概要
 \fI実時間\fPは、特定の時点から計った時間と定義される。 特定の時点とは、過去の標準的な時点 (下記の紀元 (Epoch) とカレンダ時刻の説明を参照)
 や、 プロセスの一生における何らかの時点 (例えば、開始時) である (\fI経過時間\fP)。
 
-\fIプロセス時間\fPは、プロセスによって使われた総 CPU 時間と定義される。 多くの場合、\fIユーザ\fP時間と\fIシステム\fP時間に分けられる。 ユーザ
-CPU 時間は、コードをユーザモードで実行するのに使った時間である。 システム CPU 時間は、そのプロセスのために
+\fIプロセス時間\fPは、プロセスによって使われた総 CPU 時間と定義される。 多くの場合、\fIユーザー\fP時間と\fIシステム\fP時間に分けられる。 ユーザー
+CPU æ\99\82é\96\93ã\81¯ã\80\81ã\82³ã\83¼ã\83\89ã\82\92ã\83¦ã\83¼ã\82¶ã\83¼ã\83¢ã\83¼ã\83\89ã\81§å®\9fè¡\8cã\81\99ã\82\8bã\81®ã\81«ä½¿ã\81£ã\81\9fæ\99\82é\96\93ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82 ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83  CPU æ\99\82é\96\93ã\81¯ã\80\81ã\81\9dã\81®ã\83\97ã\83­ã\82»ã\82¹ã\81®ã\81\9fã\82\81ã\81«
 カーネルがシステムモードで実行するのに使った時間である (例えば、システムコールを実行するのに使った時間)。 \fBtime\fP(1)
 コマンドはプログラムの実行に費された総 CPU 時間を計るのに使用される。 プログラムは、自身が費した総 CPU 時間を \fBtimes\fP(2),
 \fBgetrusage\fP(2), \fBclock\fP(3)  を使って計ることができる。
@@ -65,7 +65,7 @@ CPU 時間は、コードをユーザモードで実行するのに使った時
 
 \fIHZ\fP の値はカーネルのバージョンとハードウェアプラットフォームで異なる。 i386 の場合は以下の通りである: 2.4.x
 とそれより前のカーネルでは、HZ は 100 であったので、 jiffy の値は 0.01 秒になっていた。 2.6.0 以降では、HZ は 1000
-に増やされたので、jiffy の値は 0.001 秒である。 カーネル 2.6.13 以降では、HZ の値はカーネル設定パラメータになり、 100,
\81«å¢\97ã\82\84ã\81\95ã\82\8cã\81\9fã\81®ã\81§ã\80\81jiffy ã\81®å\80¤ã\81¯ 0.001 ç§\92ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82 ã\82«ã\83¼ã\83\8dã\83« 2.6.13 ä»¥é\99\8dã\81§ã\81¯ã\80\81HZ ã\81®å\80¤ã\81¯ã\82«ã\83¼ã\83\8dã\83«è¨­å®\9aã\83\91ã\83©ã\83¡ã\83¼ã\82¿ã\83¼ã\81«ã\81ªã\82\8aã\80\81 100,
 250 (デフォルト), 1000 という値にできる。 それぞれ jiffy の値は 0.01, 0.004, 0.001 秒になる。 カーネル
 2.6.20 以降では、300 も利用できるようになっている。 300 は一般的な映像フレームレートの公倍数である (PAL, 25HZ; NTSC,
 30HZ)。
@@ -74,7 +74,7 @@ CPU 時間は、コードをユーザモードで実行するのに使った時
 .\" see glibc elf/dl-support.c and kernel fs/binfmt_elf.c.
 .\"
 \fBtimes\fP(2)  システムコールは特殊なケースであり、 このシステムコールはカーネル定数 \fIUSER_HZ\fP
-で定義された粒度で時間を報告する。 ユーザ空間のアプリケーションは \fIsysconf(_SC_CLK_TCK)\fP
+で定義された粒度で時間を報告する。 ユーザ空間のアプリケーションは \fIsysconf(_SC_CLK_TCK)\fP
 を使ってこの定数の値を知ることができる。
 .SS 高精度タイマー
 Linux 2.6.21 より前では、タイマーやスリープ関連のシステムコールの精度も jiffy のサイズにより制限されていた。
@@ -83,10 +83,10 @@ Linux 2.6.21 以降では、Linux は高精度タイマー (high\-resolution tim
 \fBCONFIG_HIGH_RES_TIMERS\fP で制御できる。 高精度タイマーをサポートしているシステムでは、タイマーとスリープ関連のシステムコール
 の精度はもはや jiffy に制約されることはなく、 ハードウェアが許す限りの精度となる (最近のハードウェアではマイクロ秒単位の精度が一般的である)。
 高精度タイマーがサポートされているかは、 \fBclock_getres\fP(2)  を呼び出して分解能を確認するか、
-\fI/proc/timer_list\fP 内の "resolution" エントリを参照するかで判断できる。
+\fI/proc/timer_list\fP å\86\85ã\81® "resolution" ã\82¨ã\83³ã\83\88ã\83ªã\83¼ã\82\92å\8f\82ç\85§ã\81\99ã\82\8bã\81\8bã\81§å\88¤æ\96­ã\81§ã\81\8dã\82\8bã\80\82
 
-é«\98精度ã\82¿ã\82¤ã\83\9eã\83¼ã\81¯ã\81\99ã\81¹ã\81¦ã\81®ã\83\8fã\83¼ã\83\89ã\82¦ã\82§ã\82¢ã\82¢ã\83¼ã\82­ã\83\86ã\82¯ã\83\81ã\83£ã\81§ã\82µã\83\9dã\83¼ã\83\88ã\81\95ã\82\8cã\81¦ã\81\84ã\82\8b è¨³ã\81§ã\81¯ã\81ªã\81\84 (対å¿\9cã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\82¢ã\83¼ã\82­ã\83\86ã\82¯ã\83\81ã\83£ã\81¯ x86, arm, powerpc
-である)。
+é«\98精度ã\82¿ã\82¤ã\83\9eã\83¼ã\81¯ã\81\99ã\81¹ã\81¦ã\81®ã\83\8fã\83¼ã\83\89ã\82¦ã\82§ã\82¢ã\82¢ã\83¼ã\82­ã\83\86ã\82¯ã\83\81ã\83£ã\83¼ã\81§ã\82µã\83\9dã\83¼ã\83\88ã\81\95ã\82\8cã\81¦ã\81\84ã\82\8b è¨³ã\81§ã\81¯ã\81ªã\81\84 (対å¿\9cã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\82¢ã\83¼ã\82­ã\83\86ã\82¯ã\83\81ã\83£ã\83¼ã\81¯ x86, arm,
+powerpc である)。
 .SS 紀元
 UNIX システムは時刻を 紀元 (1970\-01\-01 00:00:00 +0000 (UTC)) からの秒数で表現する。
 
@@ -102,9 +102,9 @@ UNIX システムは時刻を 紀元 (1970\-01\-01 00:00:00 +0000 (UTC)) から
 様々なシステムコールと関数により、指定された一定の時間、 プログラムはスリープ (実行を停止) することが可能である。 \fBnanosleep\fP(2),
 \fBclock_nanosleep\fP(2), \fBsleep\fP(3)  を参照すること。
 
-æ§\98ã\80\85ã\81ªã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\82³ã\83¼ã\83«ã\81«ã\82\88ã\82\8aã\80\81ã\83\97ã\83­ã\82»ã\82¹ã\81¯å°\86æ\9d¥ã\81®ã\81\82ã\82\8bæ\99\82ç\82¹ã\81§ æ\9c\89å\8a¹æ\9c\9fé\96\93ã\81\8cçµ\82äº\86ã\81\99ã\82\8bã\82¿ã\82¤ã\83\9eã\82\92設å®\9aã\81§ã\81\8dã\82\8bã\80\82 ã\81¾ã\81\9fã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\81¨ã\81\97ã\81¦ç¹°ã\82\8aè¿\94ã\81\97é\96\93é\9a\94ã\81\8cæ\8c\87å®\9aã\81§ã\81\8dã\82\8bã\82\82ã\81®ã\82\82ã\81\82る。
-\fBalarm\fP(2), \fBgetitimer\fP(2), \fBtimerfd_create\fP(2), \fBtimer_create\fP(2)
-を参照すること。
+æ§\98ã\80\85ã\81ªã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\82³ã\83¼ã\83«ã\81«ã\82\88ã\82\8aã\80\81ã\83\97ã\83­ã\82»ã\82¹ã\81¯å°\86æ\9d¥ã\81®ã\81\82ã\82\8bæ\99\82ç\82¹ã\81§ æ\9c\89å\8a¹æ\9c\9fé\96\93ã\81\8cçµ\82äº\86ã\81\99ã\82\8bã\82¿ã\82¤ã\83\9eã\83¼ã\82\92設å®\9aã\81§ã\81\8dる。
+またオプションとして繰り返し間隔が指定できるものもある。 \fBalarm\fP(2), \fBgetitimer\fP(2),
+\fBtimerfd_create\fP(2), \fBtimer_create\fP(2)  を参照すること。
 .SS "timer slack"
 Linux 2.6.28 以降では、スレッドの "timer slack" 値を制御することができる。 "timer slack" は、
 停止中のシステムコールがタイムアウト以外で wake\-up される (起こされる) 際に、 カーネルに許容される遅延時間である。