.\" Updated 2013-05-06, Akihiro MOTOKI <amotoki@gmail.com>
.\" Updated 2013-08-16, Akihiro MOTOKI <amotoki@gmail.com>
.\"
-.TH LD.SO 8 2014\-01\-08 GNU "Linux Programmer's Manual"
+.TH LD.SO 8 2014\-12\-31 GNU "Linux Programmer's Manual"
.SH 名前
ld.so, ld\-linux.so* \- 動的なリンカ/ローダ
.SH 書式
それらの文字列は以下のように置き換えられる。
.TP
\fI$ORIGIN\fP (\fI${ORIGIN}\fP も同じ)
-ã\82¢ã\83\97ã\83ªã\82±ã\83¼ã\82·ã\83§ã\83³ã\81®å®\9fè¡\8cã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«が入っているディレクトリに展開される。 したがって、 \fIsomedir/app\fP に置かれたアプリケーションを
+ã\83\97ã\83ã\82°ã\83©ã\83 ã\82\84å\85±æ\9c\89ã\83©ã\82¤ã\83\96ã\83©ã\83ªが入っているディレクトリに展開される。 したがって、 \fIsomedir/app\fP に置かれたアプリケーションを
gcc \-Wl,\-rpath,\(aq$ORIGIN/../lib\(aq
\fB\-\-verify\fP
プログラムが動的にリンクされているかと、 動的リンカがそのプログラムを扱えるかを検証する。
.TP
+\fB\-\-inhibit\-cache\fP
+/etc/ld.so.cache を使用しない。
+.TP
\fB\-\-library\-path PATH\fP
\fBLD_LIBRARY_PATH\fP 環境変数の設定ではなく、
指定した PATH を使用する (下記参照)。
攻撃者がバッファオーバーランやスタック破壊 (stack\-smashing) 攻撃の際に ポインタを乗っ取ることを困難にするものである。
.TP
\fBLD_PROFILE\fP
-(glibc 2.1 以é\99\8d) ã\83\97ã\83ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82\92è¡\8cã\81\86å\85±æ\9c\89ã\82ªã\83\96ã\82¸ã\82§ã\82¯ã\83\88ã\80\82 ã\83\91ã\82¹å\90\8dã\81\8bå\85±æ\9c\89ã\82ªã\83\96ã\82¸ã\82§ã\82¯ã\83\88å\90\8d (soname) ã\81§æ\8c\87å®\9aã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\80\82 ã\83\97ã\83ã\83\95ã\82£ã\83¼ã\83«ã\81®å\87ºå\8a\9bã\81¯
-"\fI$LD_PROFILE_OUTPUT\fP/\fI$LD_PROFILE\fP.profile" という名前の ファイルに書き込まれる。
+(glibc 2.1 以é\99\8d) ã\83\97ã\83ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82\92è¡\8cã\81\86å\85±æ\9c\89ã\82ªã\83\96ã\82¸ã\82§ã\82¯ã\83\88ã\81®å\90\8då\89\8dã\80\82 ã\83\91ã\82¹å\90\8dã\81\8bå\85±æ\9c\89ã\82ªã\83\96ã\82¸ã\82§ã\82¯ã\83\88å\90\8d (soname) ã\81§æ\8c\87å®\9aã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\80\82
+プロフィールの出力は "\fI$LD_PROFILE_OUTPUT\fP/\fI$LD_PROFILE\fP.profile" という名前の ファイルに追記される。
.TP
\fBLD_PROFILE_OUTPUT\fP
(glibc 2.1 以降) \fBLD_PROFILE\fP の出力が書き込まれるディレクトリ。
\fBLD_SHOW_AUXV\fP
.\" FIXME
.\" Document LD_TRACE_PRELINKING (e.g.: LD_TRACE_PRELINKING=libx1.so ./prog)
-.\" Since glibc 2.3
-.\" Also enables DL_DEBUG_PRELINK
+.\" Available since glibc 2.3
+.\" Also enables DL_DEBUG_PRELINK
(glibc 2.1 以降) カーネルから渡される補助的な (パラメータの) 配列を表示する。 セキュリティ上の理由から、glibc 2.3.4
以降、 set\-user\-ID/set\-group\-ID されたバイナリでは \fBLD_SHOW_AUXV\fP は無視される。
.TP
.\" ld-linux.so: Roland McGrath, Ulrich Drepper and others.
.\"
.\" In the above, (libc5) stands for David Engel's ld.so/ld-linux.so.
-\fBldd\fP(1), \fBgetauxval\fP(3), \fBrtld\-audit\fP(7), \fBldconfig\fP(8), \fBsln\fP(8)
+\fBld\fP(1), \fBldd\fP(1), \fBpldd\fP(1), \fBsprof\fP(1), \fBdlopen\fP(3), \fBgetauxval\fP(3),
+\fBrtld\-audit\fP(7), \fBldconfig\fP(8), \fBsln\fP(8)
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.68 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.76 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。