遅延した読み書きが含まれる (他にもあるかもしれない)。 これはカーネルに実装されているべきである。 なぜなら \fBsync\fP プログラムは
\fBsync\fP(2) システムコールを行使するだけだからである。
.PP
-カーネルは (比較的遅い) ディスクの読み書きを避けるため、 データをメモリに保持する。 これにより性能は向上するが、コンピュータがクラッシュした場合、
-結果としてデータが損失したりファイルシステムが壊れたりするかもしれない。 \fBsync\fP
-はメモリにある内容すべてがディスクに書き込まれることを保証する。
+The kernel keeps data in memory to avoid doing (relatively slow) disk reads
+and writes. This improves performance, but if the computer crashes, data
+may be lost or the filesystem corrupted as a result. \fBsync\fP ensures that
+everything in memory is written to disk.
.PP
(新しいカーネルコードをデバックしていてカーネルパニックを引き起こす前などの) 通常と異なる方法でプロセッサーを停止させる前には、 \fBsync\fP
を呼び出すべきである。 一般的には \fBsync\fP(2) を呼び出す前に、 システムを静止状態にさせる \fBshutdown\fP(8),
.SH 関連項目
\fBsync\fP(2), \fBhalt\fP(8), \fBreboot\fP(8), \fBupdate\fP(8)
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.53 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.54 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。