X-Git-Url: http://git.osdn.net/view?a=blobdiff_plain;f=draft%2Fman3%2Fgetgrent_r.3;h=f1993c976b35040531dd343593397336945c6d02;hb=83f9e5d087c3464d5131604d3c9893479e6228eb;hp=e194c53afd17125c68cfb2993a0143571e1e0987;hpb=971239c77d1ea410d14adbbcc6fe13191bfe4d73;p=linuxjm%2FLDP_man-pages.git diff --git a/draft/man3/getgrent_r.3 b/draft/man3/getgrent_r.3 index e194c53a..f1993c97 100644 --- a/draft/man3/getgrent_r.3 +++ b/draft/man3/getgrent_r.3 @@ -32,9 +32,9 @@ .\" Translated Thu Jul 29 02:26:07 JST 2004 .\" by Yuichi SATO .\" -.TH GETGRENT_R 3 2010\-10\-21 GNU "Linux Programmer's Manual" +.TH GETGRENT_R 3 2015\-01\-22 GNU "Linux Programmer's Manual" .SH 名前 -getgrent_r, fgetgrent_r \- グループファイルエントリをリエントラント (reentrant) に取り出す +getgrent_r, fgetgrent_r \- グループファイルエントリーをリエントラント (reentrant) に取り出す .SH 書式 .nf \fB#include \fP @@ -43,7 +43,7 @@ getgrent_r, fgetgrent_r \- グループファイルエントリをリエント .br \fB size_t \fP\fIbuflen\fP\fB, struct group **\fP\fIgbufp\fP\fB);\fP .sp -\fBint fgetgrent_r(FILE *\fP\fIfp\fP\fB, struct group *\fP\fIgbuf\fP\fB, char *\fP\fIbuf\fP\fB,\fP +\fBint fgetgrent_r(FILE *\fP\fIstream\fP\fB, struct group *\fP\fIgbuf\fP\fB, char *\fP\fIbuf\fP\fB,\fP .br \fB size_t \fP\fIbuflen\fP\fB, struct group **\fP\fIgbufp\fP\fB);\fP .fi @@ -58,39 +58,40 @@ glibc 向けの機能検査マクロの要件 (\fBfeature_test_macros\fP(7) 参 \fBfgetgrent_r\fP(): _SVID_SOURCE .SH 説明 関数 \fBgetgrent_r\fP() と \fBfgetgrent_r\fP() は \fBgetgrent\fP(3) と \fBfgetgrent\fP(3) -のリエントラント版である。 前者は、 \fBsetgrent\fP(3) によって初期化されたストリームから、次のグループファイルのエントリを読み込む。 -後者は、ストリーム \fIfp\fP から次のグループファイルのエントリを読み込む。 +のリエントラント版である。 前者は、 \fBsetgrent\fP(3) によって初期化されたストリームから、次のグループファイルのエントリーを読み込む。 +後者は、 \fIstream\fP から次のグループファイルのエントリーを読み込む。 .PP \fIgroup\fP 構造体は \fI\fP で以下のように定義されている: .sp .in +4n .nf struct group { - char *gr_name; /* グループ名 */ - char *gr_passwd; /* グループパスワード */ - gid_t gr_gid; /* グループ ID */ - char **gr_mem; /* グループメンバ */ + char *gr_name; /* グループ名 */ + char *gr_passwd; /* グループのパスワード */ + gid_t gr_gid; /* グループ ID */ + char **gr_mem; /* グループのメンバ名へのポインター + の配列 (配列はヌルで終端する) */ }; .fi .in .PP この構造体のフィールドの詳細は \fBgroup\fP(5) を参照のこと。 .PP -リエントラントでない関数は静的な格納領域へのポインタを返す。 この静的な格納領域には、更にグループ名・パスワード・ メンバへのポインタが含まれる。 -ここで説明されているリエントラントな関数は、 呼び出し側から提供されるバッファにグループ名など全てを返す。 最初の引き数として \fIstruct -group\fP を保持できるバッファ \fIgbuf\fP がある。 次にその他の文字列を保持できるサイズ \fIbuflen\fP のバッファ \fIbuf\fP -がある。 これらの関数の結果 (ストリームから読み込まれた \fIstruct group\fP) は、 提供されたバッファ \fI*gbuf\fP -に格納され、この \fIstruct group\fP へのポインタは \fI*gbufp\fP に返される。 +リエントラントでない関数は静的な格納領域へのポインターを返す。 この静的な格納領域には、更にグループ名・パスワード・ メンバへのポインターが含まれる。 +ここで説明されているリエントラントな関数は、 呼び出し側から提供されるバッファーにグループ名など全てを返す。 最初の引き数として \fIstruct +group\fP を保持できるバッファー \fIgbuf\fP がある。 次にその他の文字列を保持できるサイズ \fIbuflen\fP のバッファー \fIbuf\fP +がある。 これらの関数の結果 (ストリームから読み込まれた \fIstruct group\fP) は、 提供されたバッファー \fI*gbuf\fP +に格納され、この \fIstruct group\fP へのポインターは \fI*gbufp\fP に返される。 .SH 返り値 -成功した場合、これらの関数は 0 を返し、 *\fIgbufp\fP は \fIstruct group\fP へのポインタとなる。 +成功した場合、これらの関数は 0 を返し、 *\fIgbufp\fP は \fIstruct group\fP へのポインターとなる。 エラーの場合、これらの関数はエラー値を返し、 *\fIgbufp\fP は NULL になる。 .SH エラー .TP \fBENOENT\fP -次のエントリがない。 +次のエントリーがない。 .TP \fBERANGE\fP -十分なバッファ空間が与えられていない。 もっと大きなバッファで再度実行すること。 +十分なバッファー空間が与えられていない。 もっと大きなバッファーで再度実行すること。 .SH 準拠 これらの関数は GNU 拡張であり、POSIX 版の関数 \fBgetpwnam_r\fP(3) の形式に似せてある。 他のシステムでは以下のプロトタイプが使われている。 @@ -158,6 +159,6 @@ main(void) \fBfgetgrent\fP(3), \fBgetgrent\fP(3), \fBgetgrgid\fP(3), \fBgetgrnam\fP(3), \fBputgrent\fP(3), \fBgroup\fP(5) .SH この文書について -この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.63 の一部 +この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.79 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。