X-Git-Url: http://git.osdn.net/view?a=blobdiff_plain;f=release%2Fman3%2Fargz_add.3;fp=release%2Fman3%2Fargz_add.3;h=dae6223351dc2bd89ab940a01821d4c73d226f47;hb=4718d97af0c404a6aed7ae182928334438ef09bb;hp=b133da0a3273f40e7ecf5668b4402ceaaf5a2f31;hpb=03f6f242a99012f41adeb2303810e45f08a83d09;p=linuxjm%2FLDP_man-pages.git diff --git a/release/man3/argz_add.3 b/release/man3/argz_add.3 index b133da0a..dae62233 100644 --- a/release/man3/argz_add.3 +++ b/release/man3/argz_add.3 @@ -58,18 +58,18 @@ argz_replace, argz_stringify \- argz リストを操作するための関数群 .SH 説明 これらの関数は glibc 固有である。 .LP -argz vector は長さ情報付きの文字バッファへのポインタである。 文字バッファでは、複数の文字列がヌルバイト (\(aq\e0\(aq) -で区切られており、 文字列の配列として解釈されるようになっている。 長さが 0 でない場合、バッファの最後のバイトはヌルバイトでなければならない。 +argz vector は長さ情報付きの文字バッファーへのポインターである。 文字バッファーでは、複数の文字列がヌルバイト (\(aq\e0\(aq) +で区切られており、 文字列の配列として解釈されるようになっている。 長さが 0 でない場合、バッファーの最後のバイトはヌルバイトでなければならない。 .LP これらの関数は argz vector を操作するためのものである。 ペア (NULL,0) は argz vector であり、逆に言えば 長さ 0 -の argz vectorはヌルポインタを持たなければならない。 空でない argz vector の割り当ては \fBmalloc\fP(3) +の argz vectorはヌルポインターを持たなければならない。 空でない argz vector の割り当ては \fBmalloc\fP(3) を使って行われる。したがって、argz vector を解放するのに \fBfree\fP(3) を使うことができる。 .LP \fBargz_add\fP() は、文字列 \fIstr\fP を配列 \fI*argz\fP の末尾に追加し、 \fI*argz\fP と \fI*argz_len\fP を更新する。 .LP \fBargz_add_sep\fP() も同様の動作をするが、区切り文字 \fIdelim\fP にしたがって文字列 \fIstr\fP -を複数の文字列に分割する点が異なる。 例えば、区切り文字 \(aq:\(aq を指定して、UNIX サーチ・パスに対して +を複数の文字列に分割する点が異なる。 例えば、区切り文字 \(aq:\(aq を指定して、UNIX サーチパスに対して この関数を使うことができるだろう。 .LP \fBargz_append\fP() は argz vector (\fIbuf\fP,\ \fIbuf_len\fP) の後ろに (\fI*argz\fP,\ \fI*argz_len\fP) を付け加え、 \fI*argz\fP と \fI*argz_len\fP を更新する。 (したがって、 \fI*argz_len\fP は @@ -86,15 +86,15 @@ vector (*\fIargz\fP,\ \fI*argz_len\fP) に変換する。 .LP \fBargz_delete\fP() は、 \fIentry\fP で指し示された文字列を argz vector (\fI*argz\fP,\ \fI*argz_len\fP) から削除し、 \fI*argz\fP と \fI*argz_len\fP を更新する。 .LP -\fBargz_extract\fP() は \fBargz_create\fP() の反対の操作を行う。argz vector (\fIargz\fP,\ \fIargz_len\fP) を調べ、 \fIargv\fP から始まる配列をサブ文字列へのポインタで埋めていき、 一番最後に NULL を入れて、UNIX +\fBargz_extract\fP() は \fBargz_create\fP() の反対の操作を行う。argz vector (\fIargz\fP,\ \fIargz_len\fP) を調べ、 \fIargv\fP から始まる配列をサブ文字列へのポインターで埋めていき、 一番最後に NULL を入れて、UNIX 流の argv ベクトルを作成する。 配列 \fIargv\fP は \fIargz_count\fP(\fIargz\fP,\fIargz_len\fP) + 1 -個のポインタを収容できる空間を持っていなければならない。 +個のポインターを収容できる空間を持っていなければならない。 .LP \fBargz_insert\fP() は \fBargz_delete\fP() の反対の操作を行う。argz vector (\fI*argz\fP,\ \fI*argz_len\fP) の位置 \fIbefore\fP に引き数 \fIentry\fP を挿入し、 \fI*argz\fP と \fI*argz_len\fP を更新する。 \fIbefore\fP が NULL の場合、 \fIentry\fP は末尾に挿入される。 .LP \fBargz_next\fP() は argz vector を順番に調べるための関数である。 \fIentry\fP が NULL -の場合、最初のエントリを返す。 そうでない場合、次のエントリを返す。 次のエントリがない場合、NULL を返す。 +の場合、最初のエントリーを返す。 そうでない場合、次のエントリーを返す。 次のエントリーがない場合、NULL を返す。 .LP \fBargz_replace\fP() は、 \fIstr\fP をすべて \fIwith\fP で置き換える (必要に応じて argz の再割り当てを行う)。 \fIreplace_count\fP が NULL でない場合、 \fI*replace_count\fP を置き換えを行った数だけ増やす。 @@ -102,7 +102,7 @@ vector (*\fIargz\fP,\ \fI*argz_len\fP) に変換する。 \fBargz_stringify\fP() は \fBargz_create_sep\fP() の反対の操作を行う。 末尾の ヌルバイト以外の全てのヌルバイト (\(aq\e0\(aq) を \fIsep\fP で置き換えて、 argz vector を通常の文字列に変換する。 .SH 返り値 -メモリ割り当てを行う argz 関数群はすべて \fIerror_t\fP 型の返り値を持つ。 成功した場合は 0 を返し、割り当てエラーが発生した場合は +メモリー割り当てを行う argz 関数群はすべて \fIerror_t\fP 型の返り値を持つ。 成功した場合は 0 を返し、割り当てエラーが発生した場合は \fBENOMEM\fP を返す。 .SH 準拠 これらの関数は GNU による拡張である。注意して使用すること。