X-Git-Url: http://git.osdn.net/view?a=blobdiff_plain;f=release%2Fman3%2Fpopen.3;h=10aa7b70a469953231b0b357297786e17e9e4da2;hb=385329a00e7910812cffee7720cbd7ae0321afc5;hp=8f1118d60e2d20749b349bdc06c9ee831f31402c;hpb=25a9ae037fb2517d0cf4e625fb5bdbc5f06e004d;p=linuxjm%2FLDP_man-pages.git diff --git a/release/man3/popen.3 b/release/man3/popen.3 index 8f1118d6..10aa7b70 100644 --- a/release/man3/popen.3 +++ b/release/man3/popen.3 @@ -42,6 +42,13 @@ .\" This file was generated with po4a. Translate the source file. .\" .\"******************************************************************* +.\" +.\" Japanese Version Copyright (c) 1997 Takashi Yoshino +.\" all rights reserved. +.\" Translated 1997-01-21, Takashi Yoshino +.\" Modified 2007-05-03, Akihiro MOTOKI +.\" Modified 2008-11-09, Akihiro MOTOKI, LDP v3.13 +.\" .TH POPEN 3 2013\-04\-19 GNU "Linux Programmer's Manual" .SH 名前 popen, pclose \- プロセスとの入力/出力用のパイプストリーム @@ -69,18 +76,18 @@ _POSIX_C_SOURCE\ >=\ 2 || _XOPEN_SOURCE || _BSD_SOURCE || _SVID_SOURCE 定義から分かるように、パイプは一方向なので、 \fItype\fP 引き数には読み込みか書き込みのどちらか一方だけを指定できる (両方は指定できない)。 生成されるストリームは、この指定に対応して、読み取り専用または 書き込み専用のいずれかとなる。 .PP -\fIcommand\fP 引き数は、シェルのコマンドラインを含む NULL 終端された文字列へのポインタである。 このコマンドは \fB\-c\fP フラグを用いて -\fI/bin/sh\fP に渡される。 コマンドの解釈は (もし必要ならば) シェルによって行われる。 \fItype\fP 引き数は、NULL -終端された文字列へのポインタで、 読み込みを示す文字 \(aqr\(aq か、書き込みを示す文字 \(aqw\(aq の +\fIcommand\fP 引き数は、シェルのコマンドラインを含むヌル終端された文字列へのポインタである。 このコマンドは \fB\-c\fP フラグを用いて +\fI/bin/sh\fP に渡される。 コマンドの解釈は (もし必要ならば) シェルによって行われる。 \fItype\fP +引き数は、ヌル終端された文字列へのポインタで、 読み込みを示す文字 \(aqr\(aq か、書き込みを示す文字 \(aqw\(aq の どちらか一方を指定しなければならない。 glibc 2.9 以降では、この引き数に文字 \(aqe\(aq を追加で指定できる。 文字 \(aqe\(aq を指定すると、 対応するファイルディスクリプタにおいて、 close\-on\-exec フラグ (\fBFD_CLOEXEC\fP) がセットされる。 これが役に立つ理由については、 \fBopen\fP(2) の \fBO_CLOEXEC\fP フラグの説明を参照のこと。 .PP \fBpopen\fP() からの返り値は、通常の標準 I/O ストリームと同じであるが、 \fBfclose\fP(3) ではなく \fBpclose\fP() で閉じなくてはならないことだけが異なる。 このストリームへ書き込んだ結果はコマンドの標準入力に書き込まれる。 そして、コマンドの標準出力は、 -コマンドそのものが置き換わってしまわない限り、 \fBpopen\fP() を呼んだプロセスの標準出力と同じことになる。 逆に、"popened" -(\fBpopen\fP() によって開かれた) ストリームからの読み込みは、 そのコマンドの標準出力を読み込むことになる。 -そして、そのコマンドの標準入力は \fBpopen\fP() を呼んだプロセスの標準入力と同一である。 +コマンドそのものが置き換わってしまわない限り、 \fBpopen\fP() を呼んだプロセスの標準出力と同じことになる。 逆に、 +ストリームからの読み込みは、 そのコマンドの標準出力を読み込むことになる。 そして、そのコマンドの標準入力は \fBpopen\fP() +を呼んだプロセスの標準入力と同一である。 .PP デフォルトでは、 \fBpopen\fP() の出力ストリームは完全にバッファリングされることに注意しよう。 .PP @@ -126,6 +133,6 @@ POSIX.1\-2001. \fBsh\fP(1), \fBfork\fP(2), \fBpipe\fP(2), \fBwait4\fP(2), \fBfclose\fP(3), \fBfflush\fP(3), \fBfopen\fP(3), \fBstdio\fP(3), \fBsystem\fP(3) .SH この文書について -この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.52 の一部 +この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.68 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。