X-Git-Url: http://git.osdn.net/view?a=blobdiff_plain;f=release%2Fman3%2Fremove.3;h=62aebbb7960c4c5b116a47947ad25d10540e7131;hb=088554e2c389a5d0faa2b8c0b7a271ce1f5e4e47;hp=af3b1feca62f6a5d8db917eb76042a492ee0ffae;hpb=ce024239a1d8e74a7a44f7c24cee4375cb13b3ef;p=linuxjm%2FLDP_man-pages.git diff --git a/release/man3/remove.3 b/release/man3/remove.3 index af3b1fec..62aebbb7 100644 --- a/release/man3/remove.3 +++ b/release/man3/remove.3 @@ -28,71 +28,46 @@ .\" Edited into remove.3 shape by: .\" Graeme W. Wilford (G.Wilford@ee.surrey.ac.uk) on 13th July 1994 .\" -.\" Japanese Version Copyright (c) 1998 Ueyama Rui -.\" all rights reserved. -.\" Translated Wed Feb 20 15:01:46 JST 1998 -.\" by Ueyama Rui -.\" Updated Sat Dec 11 JST 1999 by Kentaro Shirakata -.\" Updated Mon Feb 17 JST 2003 by Kentaro Shirakata +.\"******************************************************************* .\" -.TH REMOVE 3 2008-12-03 "GNU" "Linux Programmer's Manual" +.\" This file was generated with po4a. Translate the source file. +.\" +.\"******************************************************************* +.TH REMOVE 3 2008\-12\-03 GNU "Linux Programmer's Manual" .SH 名前 remove \- ファイルやディレクトリを削除する .SH 書式 -.B #include +\fB#include \fP .sp -.BI "int remove(const char *" pathname ); +\fBint remove(const char *\fP\fIpathname\fP\fB);\fP .SH 説明 -.BR remove () -はファイルシステムからファイル名を削除する。 -ファイルに対しては -.BR unlink (2) -を、ディレクトリに対しては -.BR rmdir (2) -を呼び出す。 +\fBremove\fP() はファイルシステムからファイル名を削除する。 ファイルに対しては \fBunlink\fP(2) を、ディレクトリに対しては +\fBrmdir\fP(2) を呼び出す。 -もしその名前が -ファイルへの最後のリンクで、かつ、どのプロセスもそのファイルを -開いていないなら、ファイルも削除する。ファイルの占めていた +もしその名前が ファイルへの最後のリンクで、かつ、どのプロセスもそのファイルを 開いていないなら、ファイルも削除する。ファイルの占めていた 領域は他で使うことができるようになる。 -名前がファイルへの最後のリンクであっても、どこかのプロセスが -そのファイルを開いているなら、ファイルの最後のファイル記述子 -(file descriptor) が閉じられるまでファイルは存在し続ける。 +名前がファイルへの最後のリンクであっても、どこかのプロセスが そのファイルを開いているなら、ファイルの最後のファイル記述子 (file +descriptor) が閉じられるまでファイルは存在し続ける。 名前が指しているのがシンボリックリンクなら、そのリンクを削除する。 -名前が指しているのがソケット、FIFO、デバイスの場合、名前は削除されるが、 -そのソケットなどを開いているプロセスはそのまま使い続けることができる。 +名前が指しているのがソケット、FIFO、デバイスの場合、名前は削除されるが、 そのソケットなどを開いているプロセスはそのまま使い続けることができる。 .SH 返り値 -成功すれば 0 が返る。エラーなら \-1 が返り、 -.I errno -に適切な値がセットされる。 +成功した場合は 0 が返される。エラーの場合は \-1 が返され、 \fIerrno\fP が適切に設定される。 .SH エラー -発生するエラーは -.BR unlink (2) -および -.BR rmdir (2) -と同じものである。 +発生するエラーは \fBunlink\fP(2) および \fBrmdir\fP(2) と同じものである。 .SH 準拠 -C89, C99, 4.3BSD, POSIX.1-2001. +C89, C99, 4.3BSD, POSIX.1\-2001. .SH 注意 -libc4 と libc5 においては、 -.BR remove () -は -.BR unlink (2) -の別名であった (従ってディレクトリを削除できなかった)。 +libc4 と libc5 においては、 \fBremove\fP() は \fBunlink\fP(2) の別名であった +(従ってディレクトリを削除できなかった)。 .SH バグ -NFS プロトコルの根本的な不都合により、使用中のファイルが、 -想定できない形で削除されることがありえる。 +NFS プロトコルに内在する問題により、まだ使用中のファイルが想定外に消えてしまうことがありえる。 .SH 関連項目 -.BR rm (1), -.BR unlink (1), -.BR link (2), -.BR mknod (2), -.BR open (2), -.BR rename (2), -.BR rmdir (2), -.BR unlink (2), -.BR mkfifo (3), -.BR symlink (7) +\fBrm\fP(1), \fBunlink\fP(1), \fBlink\fP(2), \fBmknod\fP(2), \fBopen\fP(2), \fBrename\fP(2), +\fBrmdir\fP(2), \fBunlink\fP(2), \fBmkfifo\fP(3), \fBsymlink\fP(7) +.SH この文書について +この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.40 の一部 +である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は +http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。