OSDN Git Service

updated notes for nvdajp regarding ti32321
authorTakuya Nishimoto <nishimotz@gmail.com>
Mon, 11 Nov 2013 14:36:22 +0000 (23:36 +0900)
committerTakuya Nishimoto <nishimotz@gmail.com>
Mon, 11 Nov 2013 14:36:22 +0000 (23:36 +0900)
user_docs/ja/readmejp.t2t

index 7bd7694..47da7da 100644 (file)
 + はじめに +\r
 \r
 \r
-- 最終更新日:2013年9月7\r
+- 最終更新日:2013年11月11\r
 - 更新者:NVDA日本語チーム (nvdajp@nvda.jp 西本卓也)\r
 \r
 \r
 NVDA日本語版はNVDA日本語チームが NV Access の成果を利用して開発したものです。\r
-この文書では NV Access 版 NVDA のことを「本家」と書くことがあります。\r
-NVDA 日本語版は NVDA の本家 git レポジトリ(ブランチ rc)をベースにしています。\r
 \r
-これは日本語でNVDAを利用するための機能拡張を含んでいます。\r
+この文書は NV Access 版 NVDA (本家版)と NVDA 日本語版の違いや、\r
+NVDA を日本語環境で使うときの注意点を説明しています。\r
+NVDA のユーザーガイドとあわせてお読みください。\r
 \r
 NVDA日本語版は無保証です。ご自身の責任でご利用ください。\r
 \r
 \r
-++ インストール ++\r
++ システム要件とインストール +\r
 \r
-- NVDA日本語版ではインストールに必要な空きディスクスペースは 120MB 程度です。\r
-- NVDA日本語版のインストーラー(実行ファイル)は http://i.nvda.jp から入手できます。\r
-- NVDA日本語チームが公開するその他のファイルは http://www.nvda.jp を参照してください。\r
-- NVDA日本語版の開発途中のバージョンはデジタル署名されていません。そのため、配布パッケージを実行して最初に表示されるダイアログで「許可」 ALT-A を押さないとインストールに進めないことがあります。デジタル署名を行っていない日本語版では、デバイスマネージャーの読み上げなど、いくつかの機能が動作しません。(関連チケット28236, 27801)\r
-- NVDA日本語版はアプリケーションのアイコンを「でめきん」に変更しています。\r
-- インストールされたNVDAはショートカットキー CTRL+ALT+N で起動します。このキー割り当ては他のスクリーンリーダーと競合することがあります。起動ショートカットキーはデスクトップのNVDAアイコンのプロパティ(ALT+Enter)の中で変更できます。\r
-- Windowsのログイン名に日本語が使われているときにNVDAのインストールや実行ができない不具合は、2013.1で解決しました。もしお気づきの点があればNVDA日本語チームにお知らせください。\r
+NVDA日本語版ではインストールに必要な空きディスクスペースは 120MB 程度です。\r
 \r
+NVDA日本語版のインストーラー(実行ファイル)は http://i.nvda.jp から入手できます。\r
 \r
-+ 日本語環境での注意 +\r
+NVDA日本語版はアイコンを「でめきん」に変更しています。\r
 \r
-- CapsLock キーをNVDAキーに割り当てる設定は日本語キーボードでは使用できません。\r
-- 音声エンジン eSpeak は日本語に対応していません。\r
-- NVDA本家版は日本語の点字出力ができません。\r
 \r
++ NVDAの起動 +\r
 \r
-+ Windows 8 での日本語入力の注意 +\r
-\r
-Windows 8 で NVDA のテキスト入力(読み上げ辞書の編集や NVDA+Ctrl+F の検索文字列など)において日本語を入力したあとで、NVDA を正常に終了できない場合があります。\r
-- [関連チケット31592 http://sourceforge.jp/ticket/browse.php?group_id=4221&tid=31592]\r
-- [本家チケット3233 http://community.nvda-project.org/ticket/3233]\r
-- [本家チケット2909 http://community.nvda-project.org/ticket/2909]\r
-\r
-\r
-この問題は以下の方法で回避できます:\r
-\r
-- Windows 8 のコントロールパネル「言語の追加」で「英語(米国)」を追加する。Shift+Alt で日本語と英語のレイアウトが切り替えできるようになる。\r
-- NVDA を終了するダイアログを開いたら Shift+Alt を押していったん英語に切り替える。それから「はい」ボタンを押して NVDA を終了する。\r
-\r
-\r
-+ 日本語入力 +\r
-\r
-- NVDA 本家版 2012.3 からは入力メソッド(IME)の読み上げができますが、日本語での利用にはいくつかの不具合があります。\r
-- [本家チケット2730 http://community.nvda-project.org/ticket/2730]\r
-- NVDA日本語版 2013.1jp では NVDA 本家版の実装に基づく新しい日本語入力メソッド対応を行いました。\r
-- 2012.3.1jp までの日本語入力サポートと比べて安定性や互換性が改善されました。\r
-- キーボード設定「入力文字の読み上げ」は有効に、「入力単語の読み上げ」は無効に、入力メソッド設定「候補リストの自動通知」は無効にしてください。\r
-\r
-\r
-+ NVDA日本語版の機能 +\r
-\r
-++ キーボード ++\r
-\r
-- 「ようこそ画面」で日本語キーボードの「変換」キーおよび「無変換」キーをNVDAキーに設定できます。\r
-- 入力ヘルプにおいて日本語用キーが追加されています。\r
-- NVDAキーの設定は「ヘルプ」「ようこそ画面」または「設定」「日本語設定」および「キーボード設定」で変更できます。\r
-\r
-\r
-++ ヘルプ ++\r
-\r
-- NVDAメニューに「日本語版ヘルプ」というサブメニューが追加されています。この中には「NVDA日本語版の説明」「NVDA日本語版 Webサイト」「NVDA日本語版 貢献者」があります。\r
-- ヘルプでは関連付けされたブラウザではなく独自のウィンドウを開きます。NVDAで読み上げできないWebブラウザが関連付けされていてもヘルプを読むことができます。\r
-\r
-\r
-++ スペル読み設定 ++\r
-\r
-日本語版では音声エンジンのスペル読み機能ではなく、独自の辞書を使って「スペル読み」を行います。日本語では SAPI4 や SAPI5 の音声エンジンの一部で、音声設定「サポートされている場合スペル読み機能を使用する」をチェックなしにしないと不具合が起きることがあります。\r
-\r
-\r
-++ 音声合成エンジン ++\r
-\r
-NVDA 日本語版の初期設定では音声エンジンは JTalk に設定されています。これは日本語に対応しています。\r
-\r
-- 男性 m001, lite と女性 mei の3種類の音声を搭載しています。\r
-- m001 と mei の利用時に CPU 性能の低いマシンでは応答が遅くなることがあります(lite は 16kHz サンプリング、m001 と mei は 48kHz サンプリングの音声です)。\r
-- 速さ、音量、高さ、抑揚の調整ができます。\r
-- 「高速読み上げ(T)」をチェックありにするとさらに速度が上がります。\r
-- 「サポートされている場合自動的に言語を切り替える」「サポートされている場合自動的に方言を切り替える」は動作しません。\r
+インストールのときに「デスクトップにアイコンとショートカットキーを作成する」を選択すると NVDA をショートカットキー CTRL+ALT+N で起動できます。\r
 \r
+このキー割り当ては他のスクリーンリーダーと競合することがあります。\r
 \r
-NVDA 日本語版には実験的な音声エンジン JTalk2 があります。これは日本語以外の言語にも対応しています。\r
+起動ショートカットキーはデスクトップのアイコンNVDAのプロパティ(ALT+Enter)の中で変更できます。\r
 \r
-- 音声エンジン JTalk2 で「サポートされている場合自動的に言語を切り替える」をチェックありにすると、コンテンツに言語情報がある場合に自動切換を行います。\r
-- 速さなどの調節は日本語にだけ反映されます。\r
-- JTalk2 内部では JTalk と eSpeak のエンジンが使われます。\r
 \r
++ 移動コマンド +\r
 \r
 ++ 文字説明モード ++\r
 \r
-左矢印キーや右矢印キーによる文字単位の移動と、文字単位のレビューで、文字の詳細読みを行なう「文字説明モード」を導入しました\r
-ラップトップ用キー操作は NVDA 2013.1 で変更されたのでご注意ください。\r
-「レビューカーソルの現在の文字を通知」(デスクトップ配列:テンキー2 ラップトップ配列:NVDA+ピリオド)を4度続けて押すと、「説明モード」「読みかたモード」の切替ができます。(関連チケット 27620, 31467)\r
+NVDA日本語版は、左矢印キーや右矢印キーによる文字単位の移動と、文字単位のレビューで、文字の詳細読みを行なう「文字説明モード」を導入しています\r
+\r
+「レビューカーソルの現在の文字を通知」(デスクトップ配列:テンキー2 ラップトップ配列:NVDA+ピリオド)を4度続けて押すと、「説明モード」「読みかたモード」の切替ができます。\r
 \r
 %kc:beginInclude\r
 || 名称 | デスクトップ用キー | ラップトップ用キー | 説明 |\r
@@ -114,26 +55,28 @@ NVDA 日本語版には実験的な音声エンジン JTalk2 があります。
 | レビュー内の次の文字に移動します。 | テンキー3 | NVDA+右矢印 | レビューカーソルをテキスト内の現在行の次の文字に移動します。説明モードではその文字の説明や例を通知します。 |\r
 %kc:endInclude\r
 \r
-++ 日本語入力の設定 ++\r
 \r
-NVDAメニュー「設定」「日本語設定」で日本語の文字説明と文字入力に関する設定ができます。設定「カタカナの前にカタカナと読む」「半角の前に半角と読む」は 2013.1.1jp で廃止されました。\r
++ 設定 +\r
+\r
+++ 日本語設定 ++\r
+\r
+NVDAメニュー「設定」「日本語設定」で日本語の文字説明と文字入力に関する設定ができます。\r
 \r
 +++ 無変換をNVDAキーとして使用 +++\r
 \r
 チェックありにすると、日本語キーボードの無変換キーをNVDA制御キーとして使用できます。初期値はチェックありです。\r
+「ようこそ画面」でもこの設定を変更できます。\r
 \r
 +++ 変換をNVDAキーとして使用 +++\r
 \r
 チェックありにすると、日本語キーボードの変換キーをNVDA制御キーとして使用できます。初期値はチェックなしです。\r
+「ようこそ画面」でもこの設定を変更できます。\r
 \r
 +++ 半角全角キーが押されたらビープ音を鳴らす +++\r
 \r
 チェックありにすると、半角全角キーが押されたときに「日本語変換」「変換停止」を音声や点字で通知せず、ビープ音で通知します。\r
 初期値はチェックなしです。\r
 \r
-なお NVDA 日本語版 2013.1jp では入力モード(ローマ字入力など)の通知を半角全角キーが押されたときにではなく、モードを切り替えたときに行うようになりました。これはNVDA本家版の実装です。\r
-\r
-\r
 +++ かな文字をフォネティック読みする +++\r
 \r
 チェックありにすると、文字レビュー(説明モード)のときに、ひらがなとカタカナを「あさひのあ」のように読みます。\r
@@ -164,7 +107,6 @@ NVDAメニュー「設定」「日本語設定」で日本語の文字説明と
 このオプションを有効にすると Microsoft IME などで候補ウィンドウの選択項目を「候補2」などの番号をつけて通知します。\r
 「日本語版の文字入力拡張」がチェックなしの場合にはこのオプションは無効です。\r
 \r
-\r
 +++ 日本語版の文字入力拡張 +++\r
 \r
 「日本語版の文字入力拡張」は初期状態でチェックありになっています。\r
@@ -174,58 +116,214 @@ NVDAメニュー「設定」「日本語設定」で日本語の文字説明と
 この設定をチェックなしにすると、NVDA 本家版の「東アジア言語文字入力」の処理と同じ動作になります。\r
 \r
 \r
-++ 文字説明辞書 ++\r
+++ 音声設定 ++\r
 \r
-NVDA日本語版は文字説明辞書のカスタマイズができます。辞書ファイルを「ユーザー設定ディレクトリ」におくと、NVDA 日本語版の実行時に読み込まれます。\r
++++ 大文字をビープで通知 +++\r
 \r
-ユーザー設定ディレクトリ (Windows XP):\r
-```\r
-C:\Documents and Settings\(ユーザー名)\Application Data\nvda\r
-```\r
-(Windows Vista, 7, 8):\r
-```\r
-C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\nvda\r
-```\r
+NVDA日本語版の初期設定は音声設定「大文字をビープで通知」をチェックありにしています。\r
+これはピッチで日本語の文字種類を通知することに併う変更です。\r
 \r
-カスタマイズされた辞書のファイル名は characters-ja.dic にしてください。('ja' は言語をあらわします)\r
 \r
-UTF-8 エンコーディングのテキストファイル、以下のフォーマット(タブ文字区切り)です。\r
++++ スペル読み機能 +++\r
 \r
-```\r
-フィールド1: 文字\r
-フィールド2: 文字の Unicode 16進数表記\r
-フィールド3: 半角角括弧 [] で囲まれた「日本語のスペル読み」\r
-フィールド4: charactersDescriptions.dic の第2フィールドの内容(詳細読み)\r
-```\r
+日本語版では音声エンジンのスペル読み機能ではなく、独自の辞書を使って「スペル読み」を行います。\r
 \r
-ただし先頭がシャープ # で始まる行は無視されます。また先頭が \# の行は半角シャープの文字に関する情報です。 \r
+日本語では SAPI4 や SAPI5 の音声エンジンの一部で、音声設定「サポートされている場合スペル読み機能を使用する」をチェックなしにしないと不具合が起きることがあります。\r
+\r
+\r
+++ 点字設定 ++\r
 \r
-2012.3.1jp の文字説明辞書については [チケット29872 http://sourceforge.jp/ticket/browse.php?group_id=4221&tid=29872] を参照してください。\r
++++ 日本語の出力テーブル +++\r
 \r
-2012.2.1jp の文字説明辞書については[チケット26926 http://sourceforge.jp/ticket/browse.php?group_id=4221&tid=26926] を参照してください。この 2012.2.1jp 形式のカスタマイズは将来廃止される予定です\r
+点字ディスプレイの出力テーブルに「日本語6点情報処理点訳」を追加しています。また、このテーブルは既定値です。これは擬似的なテーブルで、実際の処理には LibLouis を使っていません。文字入力はサポートしていません\r
 \r
+日本語の点訳エンジンはタッチカーソルに対応しています。\r
 \r
-++ 点字ディスプレイ ++\r
+「カーソル位置の単語をコンピューター点字に展開」オプションはサポートしていません。\r
 \r
-日本語の点訳エンジンとKGSドライバーは2013.1jpで書き直されました。\r
 \r
+++ キーボード設定 ++\r
 \r
-+++ 日本語の出力テーブル +++\r
+「Caps LockキーをNVDA制御キーとして使用」は日本語キーボードでは使用できません。\r
 \r
-点字ディスプレイの出力テーブルに「日本語6点情報処理点訳」を追加しています。また、このテーブルは既定値です。これは擬似的なテーブルで、実際の処理には LibLouis を使っていません。文字入力はサポートしていません。\r
+「入力単語の読み上げ」は日本語入力を使うときには無効にしてください。\r
+\r
+「入力文字の読み上げ」を無効にしたときにも、日本語入力の変換候補の読み上げは行います。\r
+\r
+\r
+++ 入力メソッド設定 ++\r
+\r
+「候補リストの自動通知」は、日本語入力を使うときには無効にしてください。\r
+\r
+\r
++ 音声エンジン +\r
+\r
+++ JTalk ++\r
+\r
+NVDA 日本語版の初期設定では音声エンジンは JTalk に設定されています。これは日本語に対応しています。\r
+\r
+- 男性 m001, lite と女性 mei の3種類の音声を搭載しています。\r
+- m001 と mei の利用時に CPU 性能の低いマシンでは応答が遅くなることがあります(lite は 16kHz サンプリング、m001 と mei は 48kHz サンプリングの音声です)。\r
+- 速さ、音量、高さ、抑揚の調整ができます。\r
+- 「高速読み上げ(T)」をチェックありにするとさらに速度が上がります。\r
+- 「サポートされている場合自動的に言語を切り替える」をチェックありにすると、コンテンツに言語情報がある場合に自動切換を行います。日本語以外の読み上げには eSpeak のエンジンが使われます。速さなどの調節は日本語にだけ反映されます。\r
+- 「サポートされている場合自動的に方言を切り替える」は動作しません。\r
+\r
+\r
+++ eSpeak ++\r
 \r
-日本語の点訳テーブルでカーソル位置の処理が改良されました。(関連チケット 29364)\r
+NVDA 日本語版 2013.3jp では音声エンジン eSpeak に簡易的な日本語の読み上げ処理を追加しています。\r
 \r
+NVDA 本家版の eSpeak は日本語に対応していません。\r
 \r
-+++ KGS BrailleMemoシリーズ +++\r
+\r
+++ SAPI 5 ++\r
+\r
+SAPI 5 (Speech API バージョン 5) 対応エンジンは NVDA 本家版および NVDA 日本語版で使用できます。\r
+\r
+マイクロソフトは障碍のある方、ボランティアの方を対象に、SAPI 5 に対応した日本語音声合成エンジンを無償 (数量限定) で提供しています。\r
+\r
+[Microsoft日本語音声合成エンジンのご提供について http://www.microsoft.com/japan/enable/7narrator/default.mspx]\r
+\r
+なお Windows 8 の日本語音声エンジン Haruka Desktop は SAPI5 で利用できます。\r
+\r
+\r
+++ Haruka ++\r
+\r
+Microsoft Speech Platform はマイクロソフトが無償で配布している音声合成エンジンです。\r
+Windows XP, Vista, 7 で利用できますが、標準ではシステムに入っていません。\r
+\r
+NVDA 本家版には Microsoft Speech Platform のための音声ドライバが組み込まれています。\r
+\r
+NVDA 日本語版では Haruka (nvdajp) という日本語専用ドライバを追加し、カーソル移動時の文字の読み上げや文字単位の説明が行われない不具合への対応を行いました。(関連チケット28168)\r
+\r
+音声エンジン Haruka は下記のツールでインストールできます。\r
+\r
+[Microsoft Speech Platform 簡単インストーラー Ver.2.1 http://mahoro-ba.net/e1542.html]\r
+\r
+またはマイクロソフトのWebサイトから入手できます。\r
+\r
+[ランタイム(Version 11)の入手 http://www.microsoft.com/download/en/details.aspx?id=27225]\r
+\r
+license.rtf を確認してください。\r
+\r
+以下のファイルをダウンロードしてインストールしてください。\r
+Windows 32ビット版および64ビット版のいずれをお使いの場合もx86のランタイムが必要です。\r
+\r
+- x86_SpeechPlatformRuntime\SpeechPlatformRuntime.msi \r
+-\r
+\r
+[言語ファイル http://www.microsoft.com/download/en/details.aspx?id=27224]\r
+\r
+日本語に対応した言語ファイルとして Haruka を使用します。以下をダウンロードしてインストールしてください。\r
+\r
+- MSSpeech_TTS_ja-JP_Haruka.msi\r
+-\r
+\r
+++ ProTALKER ++\r
+\r
+SAPI4 の ProTALKER での不具合については下記を参照してください。\r
+\r
+- [チケット29870(ProTALKERの話速設定) http://sourceforge.jp/ticket/browse.php?group_id=4221&tid=29870]\r
+\r
+\r
++ 点字ディスプレイ +\r
+\r
+++ 記号の出力 ++\r
+\r
+NVDA 日本語版ではメールアドレスやWebサイトのURLなどに日本の情報処理用点字が使われます。\r
+\r
+その他の日本語点字では記号は以下のように出力されます。\r
+\r
+下記の表に含まれる点字シンボルを Windows XP で表示する場合には Unicode 点字に対応したフォントの追加が必要です。\r
+\r
+\r
+|| 記号 | 出力 | 点字シンボル |\r
+| ー 長音 | 25 | ⠒ |\r
+| 、 テン | 56 | ⠰ |\r
+| 。 マル | 256 | ⠲ |\r
+| | 縦棒 | 2356 | ⠶ |\r
+| _ アンダーライン | 36 | ⠤ |\r
+| ( 半角括弧 | 2356 | ⠶ |\r
+| ) 半角括弧閉じ | 2356 | ⠶ |\r
+| ( 全角括弧 | 2356 | ⠶ |\r
+| ) 全角括弧閉じ | 2356 | ⠶ |\r
+| [ 半角大括弧 | 5-2356 | ⠐⠶ |\r
+| ] 半角大括弧閉じ | 2356-5 | ⠶⠂ |\r
+| [ 全角大括弧 | 5-2356 | ⠐⠶ |\r
+| ] 全角大括弧閉じ | 2356-5 | ⠶⠂ |\r
+| “ 全角コーテーション | 5-2356 | ⠐⠶ |\r
+| ” 全角コーテーション閉じ | 2356-5 | ⠶⠂ |\r
+| { 半角中括弧 | 5-2356 | ⠐⠶ |\r
+| } 半角中括弧閉じ | 2356-5 | ⠶⠂ |\r
+| ‘ 全角シングル | 5-2356 | ⠐⠶ |\r
+| ’ 全角シングル閉じ | 2356-5 | ⠶⠂ |\r
+| 〔 亀甲括弧 | 5-2356 | ⠐⠶ |\r
+| 〕 亀甲閉じ | 2356-5 | ⠶⠂ |\r
+| { 全角中括弧 | 5-2356 | ⠐⠶ |\r
+| }全角中括弧閉じ | 2356-5 | ⠶⠂ |\r
+| 〈 山括弧 | 5-2356 | ⠐⠶ |\r
+| 〉 山括弧閉じ | 2356-5 | ⠶⠂ |\r
+| 《 二重山括弧 | 5-2356 | ⠐⠶ |\r
+| 》 二重山括弧閉じ | 2356-5 | ⠶⠂ |\r
+| 【 黒括弧 | 5-2356 | ⠐⠶ |\r
+| 】 黒括弧閉じ | 2356-5 | ⠶⠂ |\r
+| 〝 ヒゲ開き | 5-2356 | ⠐⠶ |\r
+| 〟 ヒゲ閉じ | 2356-5 | ⠶⠂ |\r
+| 「 全角カギ | 36 | ⠤ |\r
+| 」 全角カギ閉じ | 36 | ⠤ |\r
+| 『 二重カギ | 56-36 | ⠰⠤ |\r
+| 』 二重カギ閉じ | 36-56 | ⠤⠆ |\r
+| 「 半角カギ | 36 | ⠤ |\r
+| 」 半角カギ閉じ | 36 | ⠤ |\r
+| - 半角マイナス | 36 | ⠤ |\r
+| . 半角ピリオド | 256 | ⠲ |\r
+| , 半角コンマ | 3 | ⠄ |\r
+| : 半角コロン | 5-2 | ⠐⠂ |\r
+| \ 半角円 | 16 | ⠡ |\r
+| ? 半角クエスチョン | 26 | ⠢ |\r
+| ! 半角感嘆符 | 235 | ⠖ |\r
+| ・ 全角中点 | 5 | ⠐ |\r
+| + 半角プラス | 26 | ⠢ |\r
+| @ 半角アット | 246 | ⠪ |\r
+| > 半角大なり | 35-35 | ⠔⠔ |\r
+| = 半角イコール | 25-25 | ⠒⠒ |\r
+| < 半角小なり | 26-26 | ⠢⠢ |\r
+| / 半角スラッシュ | 34 | ⠌ |\r
+| # 半角シャープ | 56-146 | ⠰⠩ |\r
+| $ 半角ドル | 56-1456 | ⠰⠹ |\r
+| % 半角パーセント | 56-1234 | ⠰⠏ |\r
+| & 半角アンド | 56-12346 | ⠰⠯ |\r
+| * 半角アスタリスク | 56-16 | ⠰⠡ |\r
+| ; 半角セミコロン | 23 | ⠆ |\r
+| ☆ 白星印 | 56-2346-2 | ⠰⠮⠂ |\r
+| ★ 黒星印 | 56-2346-23 | ⠰⠮⠆ |\r
+| ○ 白丸 | 6-1356-2 | ⠠⠵⠂ |\r
+| ● 黒丸 | 6-1356-23 | ⠠⠵⠆ |\r
+| ◎ 二重丸 | 6-1356-256 | ⠠⠵⠲ |\r
+| □ 白四角 | 6-1256-2 | ⠠⠳⠂ |\r
+| ■ 黒四角 | 6-1256-23 | ⠠⠳⠆ |\r
+| △ 白上向き三角 | 6-156-2 | ⠠⠱⠂ |\r
+| ▲ 黒上向き三角 | 6-156-23 | ⠠⠱⠆ |\r
+| ▽ 白下向き三角 | 56-156-2 | ⠰⠱⠂ |\r
+| ▼ 黒下向き三角 | 56-156-23 | ⠰⠱⠆ |\r
+| ◇ 白菱形 | 46-1236-2 | ⠨⠧⠂ |\r
+| ◆ 黒菱形 | 46-1256-23 | ⠨⠧⠆ |\r
+| × バツ印 | 56-16-2 | ⠰⠡⠂ |\r
+| ※ 米印 | 35-35 | ⠔⠔ |\r
+| → 右向き矢印 | 25-25-135 | ⠒⠒⠕ |\r
+| ← 左向き矢印 | 246-25-25 | ⠪⠒⠒ |\r
+\r
+\r
+++ KGS BrailleMemoシリーズ ++\r
 \r
 NVDA日本語版は点字ディスプレイドライバ "KGS BrailleMemoシリーズ" を追加しています。\r
 \r
 シリアルポート、USB(仮想Commドライバ)、Bluetoothの接続に対応しています。\r
 \r
-[BMシリーズ機器用ユーティリティ http://www.kgs-jpn.co.jp/bmutil_j/]をインストールしてお使いください。\r
+[ケージーエス株式会社 http://www.kgs-jpn.co.jp/] が提供する「BMシリーズ機器用ユーティリティ」をインストールしてお使いください。\r
 \r
-USB 接続で使う場合は[ケージーエスUSB/仮想Commドライバ http://www.kgs-jpn.co.jp/USB_driver_j/index.htm]をインストールしてください。(関連チケット28226, 27953, 30285)\r
+USB 接続で使う場合は「ケージーエスUSB/仮想Commドライバ」をインストールしてください。(関連チケット28226, 27953, 30285)\r
 機器の通信速度が変更できる場合は 9600BPS に設定してください。\r
 \r
 以下は KGS Braille Memo のコマンド割り当てです。\r
@@ -371,16 +469,15 @@ USB 接続で使う場合は[ケージーエスUSB/仮想Commドライバ http:/
 | ! (感嘆符) | 235の点 |\r
 | ' (アポストロフィ) | 3の点 |\r
 \r
-select ボタンの動作は Enter キーから Shift キーに変更されました。(チケット 30565)\r
 \r
 \r
-+++ KGS BrailleNote 46C/46D +++\r
+++ KGS BrailleNote 46C/46D ++\r
 \r
 NVDA日本語版は点字ディスプレイドライバ "BrailleNote 46C/46D" を追加しています。\r
 \r
-[BMシリーズ機器用ユーティリティ http://www.kgs-jpn.co.jp/bmutil_j/]をインストールしてお使いください。\r
+[ケージーエス株式会社 http://www.kgs-jpn.co.jp/bmutil_j/] が提供する「BMシリーズ機器用ユーティリティ」をインストールしてお使いください。\r
 \r
-USB 接続で使う場合は[ケージーエスUSB/仮想Commドライバ http://www.kgs-jpn.co.jp/USB_driver_j/index.htm]をインストールしてください。\r
+USB 接続で使う場合は「ケージーエスUSB/仮想Commドライバ」をインストールしてください。\r
 機器の通信速度が変更できる場合は 9600BPS に設定してください。\r
 \r
 以下は BrailleNote 46C/46D のコマンド割り当てです。\r
@@ -400,179 +497,121 @@ USB 接続で使う場合は[ケージーエスUSB/仮想Commドライバ http:/
 | カーソルを1文字右に移動 | f4 |\r
 \r
 \r
-+++ 点字ビューワー +++\r
-\r
-ツール「点字ビューワー」を追加しています。\r
-\r
-点字ビューワーは音声出力される情報を点字に変換しているので、点字ディスプレイへの実際の出力と内容が一致しないことがあります。\r
-\r
-Windows XP で点字ビューアーを使うためには点字フォントが必要です。OpenOffice.org や LibreOffice をインストールすると点字フォントもインストールされます。\r
-\r
-\r
-++ 設定の変更 ++\r
-\r
-- 音声設定「大文字をビープで通知」をチェックありに設定しています。これはピッチで日本語の文字種類を通知することに併う変更です。\r
-- 自動更新チェック機能は日本語版では無効にしています。(関連チケット28159)\r
-\r
-\r
-++ Microsoft Word サポート ++\r
-\r
-- Microsoft Word において段落インデントの読み上げを独自にサポートしています。現在行の書式の読み上げ NVDA+F で通知される情報に含まれます。(関連チケット31351)\r
-- 書式設定「配置の通知」「フォントサイズの通知」の両方を有効にしてお使いください。\r
-- 「カーソル移動後に書式変化を通知」でも段落インデントの変化を通知します。\r
-- フォントサイズの通知を '10pt' のような整数ではなく '10.5pt' などの実数で通知するように変更されています。\r
-\r
-\r
-++ その他の変更 ++\r
-\r
-- WinAltair を使用するときにスリープモードに切り替えるモジュールを追加しています。(関連チケット28156)\r
-- 2013.1jp から Search Aid, VoicePopper を使用するときに自動スリープしません。(関連チケット 25653)\r
-- ツール「ログビューアー」で日本語などのマルチバイト文字を文字コードではなく文字として出力する変更を行っています。(関連チケット28553)\r
-- NVDA-F12 で時刻を読み上げる処理を修正しています。\r
-- デスクトップでフォーカスを移動すると「大文字」「ロシア」「半角」などと読み上げる不具合を修正しています。(関連チケット31317)\r
-\r
-\r
-++ ソースコード ++\r
-\r
-NVDA日本語版のソースコード管理には2013年4月から git を使用しています。レポジトリは以下で公開しています。\r
-\r
-- sourceforge.jp: http://en.sourceforge.jp/projects/nvdajp/\r
-- GitHub: https://github.com/nvdajp\r
-- Bitbucket: https://bitbucket.org/nvdajp\r
-\r
-\r
-+ 関連情報 +\r
-\r
-++ 2013.2jp の変更点 ++\r
-\r
-NVDA 日本語チームは以下の変更および改良を行いました。\r
-\r
-- [日本語版のSkypeフリーズ対策の廃止、本家のSkypeモジュールの有効化 http://sourceforge.jp/ticket/browse.php?group_id=4221&tid=31906]\r
-- [テキスト解析辞書の更新 http://sourceforge.jp/ticket/browse.php?group_id=4221&tid=31933]\r
-\r
-\r
-++ 2013.1jp から 2013.1.1jp への変更点 ++\r
-\r
-本家版 NVDA 2013.1.1 では以下の不具合への対応が行われました。\r
-\r
-- [Windows 8 で読み上げ辞書などの日本語文字が入力できない問題への対応 http://sourceforge.jp/ticket/browse.php?group_id=4221&tid=31343]\r
-\r
-\r
-NVDA 日本語チームは以下の不具合への対応や改良を行いました。\r
-\r
-- [読み上げに対応していなかった罫線文字の追加 http://sourceforge.jp/ticket/browse.php?group_id=4221&tid=31396]\r
-- [特定の文字について音声エンジンに依存せず読み付与する http://sourceforge.jp/ticket/browse.php?group_id=4221&tid=31441]\r
-- [点字用の記号の追加(米印、左向き矢印、右向き矢印) http://sourceforge.jp/ticket/browse.php?group_id=4221&tid=31442]\r
-- [KGS ブレイルノート46C/46D などへの対応 http://sourceforge.jp/ticket/browse.php?group_id=4221&tid=31455]\r
-- [「文字を通知」コマンド仕様の再検討と点字ディスプレイ対応 http://sourceforge.jp/ticket/browse.php?group_id=4221&tid=31467]\r
-- [Microsoft IME の候補に含まれる記号を「記号読み上げなし」のときに読まない問題への対応 http://sourceforge.jp/ticket/browse.php?group_id=4221&tid=31610]\r
++ NVDAメニュー +\r
 \r
+++ ヘルプ ++\r
 \r
-++ アドオンの紹介 ++\r
+NVDAメニューに「日本語版ヘルプ」というサブメニューが追加されています。\r
 \r
-- [NVDA コミュニティによるアドオン紹介 http://addons.nvda-project.org/]\r
-- [NVDA 日本語版のアドオン http://sourceforge.jp/projects/nvdajp/wiki/Addons]\r
+この中には「NVDA日本語版の説明」「NVDA日本語版 Webサイト」「NVDA日本語版 貢献者」があります。\r
 \r
+NVDA 本家版はHTMLファイルに関連付けされたデフォルトのブラウザでヘルプを開きますが、NVDA 日本語版では独自のウィンドウでヘルプを開きます。この独自ウィンドウではブラウズモードの操作ができます。Alt+F4 でウィンドウを閉じることができます。\r
 \r
-++ 対応アプリケーションの紹介 ++\r
 \r
-- [NVDA 日本語版が対応しているソフトウェアと点字ディスプレイ http://sourceforge.jp/projects/nvdajp/wiki/ApplicationSupport]\r
-- オープンソースのオフィスソフト OpenOffice.org および LibreOffice は Java 実行環境および Java Access Bridge (JAB) を使うことで NVDA に対応します。Windows およびアプリケーションの追加設定が必要な場合もあります。\r
-- [Java Access Bridge と OpenOffice/LibreOffice の情報 http://sourceforge.jp/projects/nvdajp/wiki/JavaAccessBridge]\r
+++ 点字ビューワー ++\r
 \r
+ツール「点字ビューワー」を追加しています。\r
 \r
-++ 操作ガイド ++\r
+点字ビューワーは音声出力される情報を点字に変換しているので、点字ディスプレイへの実際の出力と内容が一致しないことがあります。\r
 \r
-- NVDA と Firefox で Web ページを閲覧する方法 [NVDA 日本語版 操作ガイド http://nvdajp.sourceforge.jp/howto/manual/]\r
-- NVDAの活用の仕方を説明した教材 [DemekinText教材共有 https://sites.google.com/a/demekintext.com/share/]\r
+Windows XP で点字ビューアーを使うためには点字フォントが必要です。OpenOffice.org や LibreOffice をインストールすると点字フォントもインストールされます。\r
 \r
 \r
-++ SAPI 5 日本語音声エンジン ++\r
+++ ログビューワー ++\r
 \r
-SAPI 5 (Speech API バージョン 5) 対応エンジンは NVDA 本家版および NVDA 日本語版で使用できます。\r
+ツール「ログビューアー」で、日本語などのマルチバイト文字を文字コードではなく文字として出力する変更を行っています。\r
 \r
-マイクロソフトは障碍のある方、ボランティアの方を対象に、SAPI 5 に対応した日本語音声合成エンジンを無償 (数量限定) で提供しています。\r
 \r
-[Microsoft日本語音声合成エンジンのご提供について http://www.microsoft.com/japan/enable/7narrator/default.mspx]\r
++ アプリケーション対応 +\r
 \r
-なお Windows 8 の日本語音声エンジン Haruka Desktop は SAPI5 で利用できます。\r
+++ スリープモード ++\r
 \r
+WinAltair を使用するときにスリープモードに切り替えるモジュールを追加しています。\r
 \r
-++ Haruka 日本語音声エンジン ++\r
 \r
-Microsoft Speech Platform はマイクロソフトが無償で配布している音声合成エンジンです。\r
-Windows XP, Vista, 7 で利用できますが、標準ではシステムに入っていません。\r
+++ Microsoft Word サポート ++\r
 \r
-NVDA 本家版には Microsoft Speech Platform のための音声ドライバが組み込まれています。\r
+Microsoft Word において段落インデントの読み上げを独自にサポートしています。\r
 \r
-NVDA 日本語版では Haruka (nvdajp) という日本語専用ドライバを追加し、カーソル移動時の文字の読み上げや文字単位の説明が行われない不具合への対応を行いました。(関連チケット28168)\r
+これは現在行の書式の読み上げ NVDA+F で通知される情報に含まれます。\r
 \r
-音声エンジン Haruka は下記のツールでインストールできます\r
+書式設定「配置の通知」「フォントサイズの通知」の両方を有効にしてお使いください\r
 \r
-[Microsoft Speech Platform 簡単インストーラー Ver.2.1 http://mahoro-ba.net/e1542.html]\r
+「カーソル移動後に書式変化を通知」でも段落インデントの変化を通知します。\r
 \r
\81¾ã\81\9fã\81¯ã\83\9eã\82¤ã\82¯ã\83­ã\82½ã\83\95ã\83\88ã\81®Webã\82µã\82¤ã\83\88ã\81\8bã\82\89å\85¥æ\89\8bã\81§ã\81\8dます。\r
\83\95ã\82©ã\83³ã\83\88ã\82µã\82¤ã\82ºã\81®é\80\9aç\9f¥ã\82\92 '10pt' ã\81®ã\82\88ã\81\86ã\81ªæ\95´æ\95°ã\81§ã\81¯ã\81ªã\81\8f '10.5pt' ã\81ªã\81©ã\81®å®\9fæ\95°ã\81§é\80\9aç\9f¥ã\81\99ã\82\8bã\82\88ã\81\86ã\81«å¤\89æ\9b´ã\81\95ã\82\8cã\81¦ã\81\84ます。\r
 \r
-[ランタイム(Version 11)の入手 http://www.microsoft.com/download/en/details.aspx?id=27225]\r
 \r
-license.rtf を確認してください。\r
++ カスタマイズ +\r
 \r
-以下のファイルをダウンロードしてインストールしてください。\r
-Windows 32ビット版および64ビット版のいずれをお使いの場合もx86のランタイムが必要です。\r
+++ 文字説明辞書 ++\r
 \r
-- x86_SpeechPlatformRuntime\SpeechPlatformRuntime.msi \r
--\r
+NVDA日本語版は文字説明辞書のカスタマイズができます。辞書ファイルを「ユーザー設定ディレクトリ」におくと、NVDA 日本語版の実行時に読み込まれます。\r
 \r
-[言語ファイル http://www.microsoft.com/download/en/details.aspx?id=27224]\r
+ユーザー設定ディレクトリ (Windows XP):\r
+```\r
+C:\Documents and Settings\(ユーザー名)\Application Data\nvda\r
+```\r
+(Windows Vista, 7, 8):\r
+```\r
+C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\nvda\r
+```\r
 \r
-日本語に対応した言語ファイルとして Haruka を使用します。以下をダウンロードしてインストールしてください。\r
+カスタマイズされた辞書のファイル名は characters-ja.dic にしてください。('ja' は言語をあらわします)\r
 \r
-- MSSpeech_TTS_ja-JP_Haruka.msi\r
--\r
+UTF-8 エンコーディングのテキストファイル、以下のフォーマット(タブ文字区切り)です。\r
 \r
-++ ProTALKER 音声エンジン ++\r
+```\r
+フィールド1: 文字\r
+フィールド2: 文字の Unicode 16進数表記\r
+フィールド3: 半角角括弧 [] で囲まれた「日本語のスペル読み」\r
+フィールド4: charactersDescriptions.dic の第2フィールドの内容(詳細読み)\r
+```\r
 \r
-SAPI4 の ProTALKER での不具合については下記を参照してください。\r
+ただし先頭がシャープ # で始まる行は無視されます。また先頭が \# の行は半角シャープの文字に関する情報です。 \r
 \r
-- [チケット29870(ProTALKERの話速設定) http://sourceforge.jp/ticket/browse.php?group_id=4221&tid=29870]\r
+- [関連チケット29872 http://sourceforge.jp/ticket/browse.php?group_id=4221&tid=29872]\r
 \r
 \r
-++ クリップボードの読み上げ ++\r
++ 既知の問題 +\r
 \r
-[クリップボードの更新を監視して自動的に読み上げる方法 http://sourceforge.jp/projects/nvdajp/wiki/ClipboardNotification]\r
+++ Windows 8 での日本語入力 ++\r
 \r
+Windows 8 で NVDA のテキスト入力(読み上げ辞書の編集や NVDA+Ctrl+F の検索文字列など)において日本語を入力したあとで、NVDA を正常に終了できない場合があります。\r
 \r
-++ メーリングリスト ++\r
+この問題は以下の方法で回避できます:\r
 \r
-NVDA日本語版ユーザーメーリングリスト nvda-japanese-users は Google グループで運営されています。\r
+- Windows 8 のコントロールパネル「言語の追加」で「英語(米国)」を追加する。Shift+Alt で日本語と英語のレイアウトが切り替えできるようになる。\r
+- NVDA を終了するダイアログを開いたら Shift+Alt を押していったん英語に切り替える。それから「はい」ボタンを押して NVDA を終了する。\r
 \r
-Google のアカウントをお持ちでなくても、下記にメールを送信することで、登録を行うことができます。\r
 \r
-```\r
-nvda-japanese-users+subscribe@googlegroups.com\r
-```\r
+- [関連チケット31592 http://sourceforge.jp/ticket/browse.php?group_id=4221&tid=31592]\r
+- [本家チケット3233 http://community.nvda-project.org/ticket/3233]\r
+- [本家チケット2909 http://community.nvda-project.org/ticket/2909]\r
 \r
 \r
-++ Twitter ++\r
++ 関連情報 +\r
 \r
-Twitter ハッシュタグ #nvdajp は NVDA 日本語版の関係者が使用しています。\r
+++ ソースコード ++\r
 \r
-NVDA 日本語化プロジェクトが SourceForge.jp で行う活動は @nvdajp でお知らせしています。\r
+NVDA日本語版のソースコード管理には2013年4月から git を使用しています。レポジトリは以下で公開しています。\r
 \r
+- sourceforge.jp: http://en.sourceforge.jp/projects/nvdajp/\r
+- GitHub: https://github.com/nvdajp\r
+- Bitbucket: https://bitbucket.org/nvdajp\r
 \r
-++ 寄付 ++\r
 \r
-オープンソースのスクリーンリーダーNVDA の開発組織である 非営利団体 NV Accessは、活動の存続のために寄付を求めています。\r
-[クレジットカードを使って日本から寄付をする方法 http://mahoro-ba.net/e1582.html] が「まほろば」のサイトで説明されています。\r
+++ アドオンの紹介 ++\r
 \r
-NVDA日本語チームへのご支援については [NVDA日本語チームのブログ http://team.nvda.jp/] をごらんください。\r
+- [NVDA コミュニティによるアドオン紹介 http://addons.nvda-project.org/] は NVDA 日本語チームが翻訳を担当しています。\r
+- [NVDA 日本語版のアドオン http://sourceforge.jp/projects/nvdajp/wiki/Addons]\r
 \r
 \r
-++ 開発に興味をお持ちの方へ ++\r
+++ チケット登録 ++\r
 \r
 NVDA日本語チームでは SourceForge JP の [チケット http://sourceforge.jp/projects/nvdajp/ticket/] 機能で、確認された不具合および対応を公開しています。\r
 \r
-[JTalk の読み上げ誤りを収集しています。 http://ja.nishimotz.com/project:nvdajp-jtalk-dic]\r
+NVDA 日本語版のバグは NVDA 本家コミュニティのチケットシステムではなく NVDA 日本語チームに報告してください。\r
 \r
 \r
 ++ NVDA の API ++\r
@@ -581,118 +620,38 @@ NVDA日本語チームでは SourceForge JP の [チケット http://sourceforge
 - NVDA 日本語版における [コントローラークライアントAPIの拡張 http://sourceforge.jp/ticket/browse.php?group_id=4221&tid=29342]\r
 \r
 \r
-++ コミュニティ アドオン ++\r
-\r
-[NVDA コミュニティ アドオン http://addons.nvda-project.org/index.ja.html] のサイトは、NVDA翻訳チームが運営するNVDAユーザーのための情報で、日本語に対応したアドオンなどを紹介しています。\r
++ バージョンごとの変更点 +\r
 \r
+++ 2013.3jp の変更点 ++\r
 \r
-++ 日本語の点字対応の詳細 ++\r
-\r
-\r
-+++ 開発の記録 +++\r
+NVDA 日本語チームは以下の変更および改良を行いました。\r
 \r
-NVDA 2013.1jp では日本語点訳エンジンの改良を行いましたが、仮名使いやマスアケなどの処理には不完全な部分が残っています。以下は日本語点訳エンジンに関する開発の記録です\r
+- JTalk2 音声ドライバーの言語自動切り替え機能を JTalk で利用できるようにして、JTalk2 ドライバーを廃止しました\r
 \r
-- [チケット 30706 URLとメールアドレスを情報処理点字で点訳する http://sourceforge.jp/ticket/browse.php?group_id=4221&tid=30706]\r
-- [チケット 29364 点字ディスプレイでカーソル出力がずれる http://sourceforge.jp/ticket/browse.php?group_id=4221&tid=29364]\r
-- [チケット 29297 点字ディスプレイ出力における略語の日本語化 http://sourceforge.jp/ticket/browse.php?group_id=4221&tid=29297]\r
-- [チケット 28483 点訳エンジンのテストケースを作る http://sourceforge.jp/ticket/browse.php?group_id=4221&tid=28483]\r
 \r
+++ 2013.2jp の変更点 ++\r
 \r
-+++ DirectBMとKGSのドライバの違い +++\r
+NVDA 日本語チームは以下の変更および改良を行いました。\r
 \r
-アプリケーションが点字出力を直接制御する The Qube などでは、アプリケーション側の設定を行なってください。\r
+- [日本語版のSkypeフリーズ対策の廃止、本家のSkypeモジュールの有効化 http://sourceforge.jp/ticket/browse.php?group_id=4221&tid=31906]\r
+- [テキスト解析辞書の更新 http://sourceforge.jp/ticket/browse.php?group_id=4221&tid=31933]\r
 \r
-例えば Qube では Configuration (CTRL-SHIFT-Windows-O) で、 Braille タブの "Braille spoken text" チェックボックスを有効にしてください。\r
 \r
-2012.2.1jp まで提供していた DirectBM ドライバでは、アプリケーション側の設定をしなくても音声出力と同じ内容を点字ディスプレイに送っていました。\r
-KGSドライバでは点字出力はNVDAの仕様に沿った処理を行なっています。\r
+++ 2013.1jp から 2013.1.1jp への変更点 ++\r
 \r
+本家版 NVDA 2013.1.1 では以下の不具合への対応が行われました。\r
 \r
-+++ 記号の出力 +++\r
+- [Windows 8 で読み上げ辞書などの日本語文字が入力できない問題への対応 http://sourceforge.jp/ticket/browse.php?group_id=4221&tid=31343]\r
 \r
-NVDA 2013.1jp ではメールアドレスやWebサイトのURLなどに日本の情報処理用点字が使われます。\r
 \r
-その他の日本語点字では記号は以下のように出力されます\r
+NVDA 日本語チームは以下の不具合への対応や改良を行いました\r
 \r
-下記の表に含まれる点字シンボルを Windows XP で表示する場合には Unicode 点字に対応したフォントの追加が必要です。\r
+- [読み上げに対応していなかった罫線文字の追加 http://sourceforge.jp/ticket/browse.php?group_id=4221&tid=31396]\r
+- [特定の文字について音声エンジンに依存せず読み付与する http://sourceforge.jp/ticket/browse.php?group_id=4221&tid=31441]\r
+- [点字用の記号の追加(米印、左向き矢印、右向き矢印) http://sourceforge.jp/ticket/browse.php?group_id=4221&tid=31442]\r
+- [KGS ブレイルノート46C/46D などへの対応 http://sourceforge.jp/ticket/browse.php?group_id=4221&tid=31455]\r
+- [「文字を通知」コマンド仕様の再検討と点字ディスプレイ対応 http://sourceforge.jp/ticket/browse.php?group_id=4221&tid=31467]\r
+- [Microsoft IME の候補に含まれる記号を「記号読み上げなし」のときに読まない問題への対応 http://sourceforge.jp/ticket/browse.php?group_id=4221&tid=31610]\r
 \r
 \r
-|| 記号 | 出力 | 点字シンボル |\r
-| ー 長音 | 25 | ⠒ |\r
-| 、 テン | 56 | ⠰ |\r
-| 。 マル | 256 | ⠲ |\r
-| | 縦棒 | 2356 | ⠶ |\r
-| _ アンダーライン | 36 | ⠤ |\r
-| ( 半角括弧 | 2356 | ⠶ |\r
-| ) 半角括弧閉じ | 2356 | ⠶ |\r
-| ( 全角括弧 | 2356 | ⠶ |\r
-| ) 全角括弧閉じ | 2356 | ⠶ |\r
-| [ 半角大括弧 | 5-2356 | ⠐⠶ |\r
-| ] 半角大括弧閉じ | 2356-5 | ⠶⠂ |\r
-| [ 全角大括弧 | 5-2356 | ⠐⠶ |\r
-| ] 全角大括弧閉じ | 2356-5 | ⠶⠂ |\r
-| “ 全角コーテーション | 5-2356 | ⠐⠶ |\r
-| ” 全角コーテーション閉じ | 2356-5 | ⠶⠂ |\r
-| { 半角中括弧 | 5-2356 | ⠐⠶ |\r
-| } 半角中括弧閉じ | 2356-5 | ⠶⠂ |\r
-| ‘ 全角シングル | 5-2356 | ⠐⠶ |\r
-| ’ 全角シングル閉じ | 2356-5 | ⠶⠂ |\r
-| 〔 亀甲括弧 | 5-2356 | ⠐⠶ |\r
-| 〕 亀甲閉じ | 2356-5 | ⠶⠂ |\r
-| { 全角中括弧 | 5-2356 | ⠐⠶ |\r
-| }全角中括弧閉じ | 2356-5 | ⠶⠂ |\r
-| 〈 山括弧 | 5-2356 | ⠐⠶ |\r
-| 〉 山括弧閉じ | 2356-5 | ⠶⠂ |\r
-| 《 二重山括弧 | 5-2356 | ⠐⠶ |\r
-| 》 二重山括弧閉じ | 2356-5 | ⠶⠂ |\r
-| 【 黒括弧 | 5-2356 | ⠐⠶ |\r
-| 】 黒括弧閉じ | 2356-5 | ⠶⠂ |\r
-| 〝 ヒゲ開き | 5-2356 | ⠐⠶ |\r
-| 〟 ヒゲ閉じ | 2356-5 | ⠶⠂ |\r
-| 「 全角カギ | 36 | ⠤ |\r
-| 」 全角カギ閉じ | 36 | ⠤ |\r
-| 『 二重カギ | 56-36 | ⠰⠤ |\r
-| 』 二重カギ閉じ | 36-56 | ⠤⠆ |\r
-| 「 半角カギ | 36 | ⠤ |\r
-| 」 半角カギ閉じ | 36 | ⠤ |\r
-| - 半角マイナス | 36 | ⠤ |\r
-| . 半角ピリオド | 256 | ⠲ |\r
-| , 半角コンマ | 3 | ⠄ |\r
-| : 半角コロン | 5-2 | ⠐⠂ |\r
-| \ 半角円 | 16 | ⠡ |\r
-| ? 半角クエスチョン | 26 | ⠢ |\r
-| ! 半角感嘆符 | 235 | ⠖ |\r
-| ・ 全角中点 | 5 | ⠐ |\r
-| + 半角プラス | 26 | ⠢ |\r
-| @ 半角アット | 246 | ⠪ |\r
-| > 半角大なり | 35-35 | ⠔⠔ |\r
-| = 半角イコール | 25-25 | ⠒⠒ |\r
-| < 半角小なり | 26-26 | ⠢⠢ |\r
-| / 半角スラッシュ | 34 | ⠌ |\r
-| # 半角シャープ | 56-146 | ⠰⠩ |\r
-| $ 半角ドル | 56-1456 | ⠰⠹ |\r
-| % 半角パーセント | 56-1234 | ⠰⠏ |\r
-| & 半角アンド | 56-12346 | ⠰⠯ |\r
-| * 半角アスタリスク | 56-16 | ⠰⠡ |\r
-| ; 半角セミコロン | 23 | ⠆ |\r
-| ☆ 白星印 | 56-2346-2 | ⠰⠮⠂ |\r
-| ★ 黒星印 | 56-2346-23 | ⠰⠮⠆ |\r
-| ○ 白丸 | 6-1356-2 | ⠠⠵⠂ |\r
-| ● 黒丸 | 6-1356-23 | ⠠⠵⠆ |\r
-| ◎ 二重丸 | 6-1356-256 | ⠠⠵⠲ |\r
-| □ 白四角 | 6-1256-2 | ⠠⠳⠂ |\r
-| ■ 黒四角 | 6-1256-23 | ⠠⠳⠆ |\r
-| △ 白上向き三角 | 6-156-2 | ⠠⠱⠂ |\r
-| ▲ 黒上向き三角 | 6-156-23 | ⠠⠱⠆ |\r
-| ▽ 白下向き三角 | 56-156-2 | ⠰⠱⠂ |\r
-| ▼ 黒下向き三角 | 56-156-23 | ⠰⠱⠆ |\r
-| ◇ 白菱形 | 46-1236-2 | ⠨⠧⠂ |\r
-| ◆ 黒菱形 | 46-1256-23 | ⠨⠧⠆ |\r
-| × バツ印 | 56-16-2 | ⠰⠡⠂ |\r
-| ※ 米印 | 35-35 | ⠔⠔ |\r
-| → 右向き矢印 | 25-25-135 | ⠒⠒⠕ |\r
-| ← 左向き矢印 | 246-25-25 | ⠪⠒⠒ |\r
-\r
 (以上)\r
-\r