最初のrec10の実行時にチャンネルのスキャンと初期化が行われます。
これでエラーが出なければインストールは完了です。
次にrectoolのインストールを行ってください。
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\chapter{rectool}
\section{rectoolについて}
rectoolはlong.inus氏によって書かれたrec10管理スクリプトです。
rec10の圧縮ファイルのwwwフォルダにあるrectool.plを設置したい
場所においてください。ブラウザからrectool.plを表示すれば
予約ができるようになります。
- <図を入れる予定>
\section{使い方}
\includegraphics[width=10cm]{./eps/rectool_top.eps}
するのではなく、一括で自動録画にしたい場合は玄人仕様の内部オプション(自動地引)
を設定してください。}
\chapter{周辺ツール}
- \section{jTsSplitter}
+ \section{jTsSplitter(TSスプリッタ)}
\subsection{概要}
jTsSplitterはgn64\_jp(gn64\_jp@users.sourceforge.jp)によって開発されたMpeg2Ts Splitterです。
rec10内部でチャンネルスキャン時の番組番号の解析、TSからの必要チャンネルの抜き出しなどに使用されています。
\item [番組番号]\mbox{}\\ {\textbf{オプションです}CSやBSの場合チャンネル番号が内部の番組番号になっているため
切り出したい番組のチャンネルを指定します。指定しない場合は一つ目の番組を切り出します。}
\end{description}
- \section{epgdump}
+ \section{epgdump(番組表取得ソフト)}
\subsection{概要}
デジタル放送のTSファイルから番組表を読みだし、xmlに書き出すソフトです。tomyさんがLinux用にSoloris版から移植したもの
をrec10用に改変したものです。ライセンスはGPLとなります。細かな情報はreadme.txtを参照してください。
\item [\slash BS]\mbox{}\\ BSモード。一つのTSからBS全局のデータを読み込みます。
\item [\slash CS]\mbox{}\\ CSモード。一つのTSから複数局のデータを読み込みます。
\item [\slash TIME]\mbox{}\\ {時刻合わせモード。TSからTOT(Time Offset Table)を読み込みます。
- recpt1 <任意> 10(秒以上) - | epgdump /TIME - <任意>の形で使用してください。
+ \begin{verbatim}recpt1 <任意> 10(秒以上) - | epgdump /TIME - <任意>\end{verbatim}の形で使用してください。
TOTは5秒に1回しか来ないため、recpt1に与える時間をある程度長くしてください。}
\end{description}
\section{b25remote}
b25remoteはWindowsにおけるBonCasLinkのような機能をもったソフトウェアです。
細かな情報は付属のreadmeを参照してください。
+ \subsection{使い方}
+ \verb|/etc/rec10.conf|の\verb|[path]|以下に\verb|b25_remote = 1|と
+ \begin{verbatim}
+ b25_env = "export B25_SERVER_IP=<IP> && export LD_PRELOAD=/~/b25-client.so"
+ \end{verbatim}
+ を環境にあわせて書き加えてください。
+ \section{classify.py(自動仕分け機能)}
+ \subsection{概要}
+ 録画ファイルを自動で仕分けする機能です。名前からの推測仕分けを行います。
+ この機能をつかってどこにファイルが移動されたかを確認するにはrectoolの「録画一覧」を参照してください。
+ \subsection{使い方}
+ まずrec10.confの\verb|[path]|以下のrecorded = に移動先のパスを書き加えてください。
+ なお書かれたパスの子フォルダも検索対象になります。移動先のフォルダはrec10実行ユーザーに書き込み権限を与えておいてください。
+ \begin{verbatim}
+ python classify.py -A
+ python classify.py -D
+ \end{verbatim}
+ \begin{description}
+ \item [-A 自動移動]\mbox{}\\ 自動移動開始。移動された動画の関連ファイルは削除されます。
+ \item [-D 関連ファイル削除]\mbox{}\\ 動画以外の関連ファイル(tsなど)を削除しファイル容量をへらします。容量圧迫の緊急時用に
+ \end{description}
+\chapter{FAQ}
+ \section{その他}
+ \begin{description}
+ \setlength{\itemsep}{-2pt}
+ \item [解読予約のまま時間が進むだけで、解読が始まらない]\mbox{}\\{rec10は録画、解読、エンコードに実行可能最大数
+ を設けています。そのためエラーなどで作業途中で以上に終了した場合などはその値をリセットできないためrec10が最大数に達した
+ と勘違いして終了待ちの状態になることがあります。そのようなときはrectoolの玄人仕様からDBの数値をリセットしてください。}
+ \end{description}
+\chapter{仕様}
+ \section{rec10}
+ \subsection{コマンドオプション}
+ \begin{description}
+ \setlength{\itemsep}{-2pt}
+ \item [サイズ] {S(720x480)/W(854x480)/H(1280x720)/F(1920x1080)/I(Interlaced)}
+ \item [画質(x264のcrf,小さい方が高画質)] {u(+2)/i(+1)/default(設定値)/o(-1)/p(-2)}
+ \item [圧縮率(x264のpreset)] {q(veryfast)/w(fast)/default(medium)/e(slow)/r(slower)}
+ \item [コンテナ] {m(mkv mkvmergeが必要)/default(設定値)/4(mp4 MP4Boxが必要)}
+ \item [音声] {d(二ヶ国語)/default(通常音声)/5(5.1ch)}
+ \item [フレームレート] {a(24fps)/default(30fps)}
+ \item [移動opt] {R(録画後移動)/D(復号後移動)/E(エンコード後移動)/default(移動なし)}
+ \item [その他] {N(自動命名オプション)}
+ \end{description}
+
\end{document}