\documentclass[12pt,a4j]{jreport}
\usepackage{ascmac}
\usepackage[dvipdfm]{graphicx}
-
\title{Rec10Suiteマニュアル ver0.9.9}
\author{gn64\_jp}
\date{\today}
\textheight=8.2in
\begin{document}
\maketitle
+\tableofcontents
\chapter{Rec10Suite}
\section{Rec10Suiteとは}
Rec10Suiteはデジタル時代のテレビに対応した録画・エンコードツールで
tsをh.264などの形式を用いてファイルサイズを小さくし、パソコンや携帯などのデバイスで
使いやすい形式にするものです。rectoolとあわせることで録画予約から録画管理までできる
ようになります。
- rec10のライセンスはLGPL v3で著作権はgn64\_jpに属します。
+ rec10のライセンスはLGPL v3で著作権はgn64\_jp(gn64\_jp@users.sourceforge.jp)に属します。
\subsection{構成}
rec10は録画ツール(recpt1やrecfriioなど)、復号ツール(b25)、
BonTsDemux(同梱、wineで使用)、epgdump(改造版同梱)などを内部で使用します。
ここではrec10Suite0.9.9.tar.bz2とします
\begin{verbatim}
$tar jxvf rec10Suite0.9.9.tar.bz2 ←ファイルの解凍
- $cd rec10\ 0.9.10 ←解凍したフォルダへ移動
+ $cd rec10\ 0.9.9 ←解凍したフォルダへ移動
$bash ./install.sh ←設定スクリプトの実行
・・・(質問されるため答えてください)
$make
\item [画質]\mbox{}\\ 画質を調整します(x264のcrfを増減)
\item [圧縮率]\mbox{}\\ 圧縮率を調整します(x264のpresetを変更)
\item [コンテナ]\mbox{}\\ 保存するコンテナ(MP4/MKV)の設定。そのままだと
- rec10の設定
- \item [24fps]\mbox{}\\ 一部アニメや映画など用に24fps化を行う
- \item [二か国語放送]\mbox{}\\ 二か国語放送用に音声を取り扱う。\\
- 題名に[二]などが含まれているもの用
- \item [5.1ch放送]\mbox{}\\ 5.1ch用に音声を取り扱う。題名に[5.1]など
+ rec10の設定に従います。
+ \item [24fps]\mbox{}\\ 一部アニメや映画など用に24fps化を行います
+ \item [二か国語放送]\mbox{}\\ 二か国語放送用に音声を取り扱います。\\
+ 題名に[二]などが含まれているもの用です。
+ だいたいの場合主音声に英語、副音声に日本語がはいります。vlcなどでは切り替えられます。
+ \item [5.1ch放送]\mbox{}\\ 5.1ch用に音声を取り扱います。題名に[5.1]がつく場合などです。
\item [移動オプション]\mbox{}\\ 設定した処理の後にrec10のmovepathで
- è¨å®\9aã\81\95ã\82\8cã\81\9få ´æ\89\80ã\81¸ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82\92é\80\81ã\82\8b。
- \item [ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«å\90\8dæ\97¥æ\99\82追å\8a ]\mbox{}\\ é\8c²ç\94»ã\81®æ\97¥æ\99\82ã\82\92é\8c²ç\94»ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«å\90\8dã\81«å\8a ã\81\88ã\82\8b。
- シリーズものなどで便利
+ è¨å®\9aã\81\95ã\82\8cã\81\9få ´æ\89\80ã\81¸ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82\92é\80\81ã\82\8aã\81¾ã\81\99。
+ \item [ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«å\90\8dæ\97¥æ\99\82追å\8a ]\mbox{}\\ é\8c²ç\94»ã\81®æ\97¥æ\99\82ã\82\92é\8c²ç\94»ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«å\90\8dã\81«å\8a ã\81\88ã\81¾ã\81\99。
+ シリーズものなどで便利です。
\item [隔週録画]\mbox{}\\ 毎週この時間に予約する
\end{description}
提示もしくは自動で録画します。\textbf{キーワードごとに自動で録画するかどうかを設定
するのではなく、一括で自動録画にしたい場合は玄人仕様の内部オプション(自動地引)
を設定してください。}
+\chapter{周辺ツール}
+ \section{jTsSplitter}
+ \subsection{概要}
+ jTsSplitterはgn64\_jp(gn64\_jp@users.sourceforge.jp)によって開発されたMpeg2Ts Splitterです。
+ rec10内部でチャンネルスキャン時の番組番号の解析、TSからの必要チャンネルの抜き出しなどに使用されています。
+ ライセンスはLGPL ver.3です。
+
+ \subsection{使い方}
+ \begin{verbatim}
+ java -jar jTsSplitter <入力TSファイル名> <出力TSファイル名> [オプション<番組番号>]
+ \end{verbatim}
+
+ \begin{description}
+ \item [$<$入力TSファイル名$>$]\mbox{}\\ 入力するtsのファイル名を指定します。
+ \item [$<$出力TSファイル名$>$]\mbox{}\\ スプリットされたtsの出力ファイル名を指定します。
+ \item [番組番号]\mbox{}\\ {\textbf{オプションです}CSやBSの場合チャンネル番号が内部の番組番号になっているため
+ 切り出したい番組のチャンネルを指定します。指定しない場合は一つ目の番組を切り出します。}
+ \end{description}
+ \section{epgdump}
+ \subsection{概要}
+ デジタル放送のTSファイルから番組表を読みだし、xmlに書き出すソフトです。tomyさんがLinux用にSoloris版から移植したもの
+ をrec10用に改変したものです。ライセンスはGPLとなります。細かな情報はreadme.txtを参照してください。
+ \subsection{使い方}
+ \begin{verbatim}
+ epgdump {/BS|/CS} <tsFile> <outfile>
+ epgdump <ID> <tsFile> <outfile>
+ recpt1 ... [>10] - | epgdump /TIME - /dev/null
+ \end{verbatim}
+ \begin{description}
+ \item [$<$ID$>$]\mbox{}\\ チャンネル識別子。地上波の物理チャンネルを与えます。(rec10内部使用用)
+ \item [\slash BS]\mbox{}\\ BSモード。一つのTSからBS全局のデータを読み込みます。
+ \item [\slash CS]\mbox{}\\ CSモード。一つのTSから複数局のデータを読み込みます。
+ \item [\slash TIME]\mbox{}\\ {時刻合わせモード。TSからTOT(Time Offset Table)を読み込みます。
+ recpt1 <任意> 10(秒以上) - | epgdump /TIME - <任意>の形で使用してください。
+ TOTは5秒に1回しか来ないため、recpt1に与える時間をある程度長くしてください。}
+ \end{description}
+ \section{b25remote}
+ b25remoteはWindowsにおけるBonCasLinkのような機能をもったソフトウェアです。
+ 細かな情報は付属のreadmeを参照してください。
\end{document}