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update findutils man1 ja.po
authorribbon <ribbon@users.osdn.me>
Sat, 16 Apr 2022 11:28:20 +0000 (20:28 +0900)
committerribbon <ribbon@users.osdn.me>
Sat, 16 Apr 2022 11:28:20 +0000 (20:28 +0900)
manual/GNU_findutils/po4a/man1/ja.po

index 3810e4f..129714d 100644 (file)
@@ -13,6 +13,9 @@ msgstr ""
 "MIME-Version: 1.0\n"
 "Content-Type: text/plain; charset=UTF-8\n"
 "Content-Transfer-Encoding: 8bit\n"
+"Plural-Forms: nplurals=1; plural=0;\n"
+"X-Language: ja_JP\n"
+"X-Source-Language: C\n"
 
 #. type: TH
 #: original/man1/find.1:2
@@ -66,14 +69,11 @@ msgid ""
 "on to the next file name.  If no starting-point is specified, `.\\&' is "
 "assumed."
 msgstr ""
-"このマニュアルページは GNU 版 B<find> の使用法を説明しています。 GNU B<find> "
-"は、 指定された検索開始ポイント (starting-point) を基準にして、 ディレクトリ"
-"ツリーを検索します。 そして優先規則に従って (「オペレーター」のセクション参"
-"照)、 指定された式 (expression) を左から右の順で評価していきます。 たとえ"
-"ば、 I<and> 演算で左辺が false になった場合や、 I<or> 演算で左辺が true に"
-"なった場合のように、 式の結果が確定すると、 B<find> は次のファイル名を処理対"
-"象とします。 検索開始ポイントが指定されていない場合は、 `.\\&' が指定されたも"
-"のとみなします。"
+"このマニュアルページは GNU 版 B<find> の使用法を説明しています。 GNU B<find> は、 指定された検索開始ポイント "
+"(starting-point) を基準にして、 ディレクトリツリーを検索します。 そして優先規則に従って (「オペレーター」のセクション参照)、 "
+"指定された式 (expression) を左から右の順で評価していきます。 たとえば、 I<and> 演算で左辺が false になった場合や、 "
+"I<or> 演算で左辺が true になった場合のように、 式の結果が確定すると、 B<find> は次のファイル名を処理対象とします。 "
+"検索開始ポイントが指定されていない場合は、 `.\\&' が指定されたものとみなします。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:35
@@ -86,12 +86,10 @@ msgid ""
 "than this manual page, so you may find it a more useful source of "
 "information."
 msgstr ""
-"セキュリティを重視する必要がある状況 (たとえば、 別ユーザーが書き込み可能な"
-"ディレクトリを、 自分が検索しようとしている場合) のもとで、 B<find> を利用す"
-"る場合には、 findutils 文書の 「Security Considerations」の章をよく読んでくだ"
-"さい。 この文書は B<Finding Files> というものであり、 findutils に含まれてい"
-"ます。 この文書の方がマニュアルページに比べて、 詳しい説明や検討が行われてい"
-"るので、 役に立つ情報が得られるかもしれません。 "
+"セキュリティを重視する必要がある状況 (たとえば、 別ユーザーが書き込み可能なディレクトリを、 自分が検索しようとしている場合) のもとで、 "
+"B<find> を利用する場合には、 findutils 文書の 「Security Considerations」の章をよく読んでください。 "
+"この文書は B<Finding Files> というものであり、 findutils に含まれています。 この文書の方がマニュアルページに比べて、 "
+"詳しい説明や検討が行われているので、 役に立つ情報が得られるかもしれません。 "
 
 #. type: SH
 #: original/man1/find.1:36 original/man1/locate.1:67
@@ -109,17 +107,14 @@ msgid ""
 "or the argument `(' or `!'.  That argument and any following arguments are "
 "taken to be the expression describing what is to be searched for.  If no "
 "paths are given, the current directory is used.  If no expression is given, "
-"the expression B<-print> is used (but you should probably consider using B<-"
-"print0> instead, anyway)."
+"the expression B<-print> is used (but you should probably consider using "
+"B<-print0> instead, anyway)."
 msgstr ""
-"B<-H>, B<-L>, B<-P> というオプションは、 シンボリックリンクの取り扱いを制御し"
-"ます。 このオプションに続くコマンドライン引数は、 検索対象となるファイル名や"
-"ディレクトリ名として扱われます。 ただしそのように扱われるのは、 次に `-' で始"
-"まる引数や、 `(' や `!' という引数が現れるところまでです。 その引数以降の記述"
-"は、 検索方法を示した式として扱われます。 検索開始ポイントのパスが指定されな"
-"かった場合は、 カレントディレクトリが検索対象になります。 また、 式が指定され"
-"なかった場合は、 式 B<-print> が使用されます (ただしどのような場合でも、 B<-"
-"print> ではなく B<-print0> の利用を検討してください)。 "
+"B<-H>, B<-L>, B<-P> というオプションは、 シンボリックリンクの取り扱いを制御します。 このオプションに続くコマンドライン引数は、 "
+"検索対象となるファイル名やディレクトリ名として扱われます。 ただしそのように扱われるのは、 次に `-' で始まる引数や、 `(' や `!' "
+"という引数が現れるところまでです。 その引数以降の記述は、 検索方法を示した式として扱われます。 検索開始ポイントのパスが指定されなかった場合は、 "
+"カレントディレクトリが検索対象になります。 また、 式が指定されなかった場合は、 式 B<-print> が使用されます (ただしどのような場合でも、 "
+"B<-print> ではなく B<-print0> の利用を検討してください)。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:86
@@ -127,10 +122,10 @@ msgid ""
 "This manual page talks about `options' within the expression list.  These "
 "options control the behaviour of B<find> but are specified immediately after "
 "the last path name.  The five `real' options B<-H>, B<-L>, B<-P>, B<-D> and "
-"B<-O> must appear before the first path name, if at all.  A double dash B<--"
-"> could theoretically be used to signal that any remaining arguments are not "
-"options, but this does not really work due to the way B<find> determines the "
-"end of the following path arguments: it does that by reading until an "
+"B<-O> must appear before the first path name, if at all.  A double dash "
+"B<--> could theoretically be used to signal that any remaining arguments are "
+"not options, but this does not really work due to the way B<find> determines "
+"the end of the following path arguments: it does that by reading until an "
 "expression argument comes (which also starts with a `-').  Now, if a path "
 "argument would start with a `-', then B<find> would treat it as expression "
 "argument instead.  Thus, to ensure that all start points are taken as such, "
@@ -141,24 +136,17 @@ msgid ""
 "though non-portable to use the GNU option B<-files0-from> to pass arbitrary "
 "starting points to B<find>."
 msgstr ""
-"このマニュアルページでは、 式の中で用いる「オプション」について説明していま"
-"す。 オプションは、 B<find> の動作を制御します。 これを指定するのは、 パス名"
-"の指定を終えた後ろです。 これとは別に、 「本当の」オプションとして B<-H>, B<-"
-"L>, B<-P>, B<-D>, B<-O> という 5 つがあります。 これを用いるのであれば、 パス"
-"名の指定よりも前でなければなりません。 なお仕様上は、 ダッシュを 2 つ重ねた "
-"B<--> を使用することで、 それ以降の引数が、 オプションでないことを表すことが"
-"できるとされます。 ただし、 この後に続く引数がパス引数であるかどうかを決定す"
-"る処理が原因となって、 2 重のダッシュは実際には動作しません。 つまり式を表す"
-"引数 (これも `-' で始まります) が現れるところまで、 引数を読み込むことで、 パ"
-"ス引数の終わりが判断されます。 仮にパス引数が `-' で始まっていたとしたら、 "
-"B<find> はこれを式として取り扱ってしまいます。 このように、 検索開始点である"
-"パス引数は、 適切に解釈されない場合があり、 他にも、 ワイルドカードパターンを"
-"シェルが展開する際に、 誤って式のように展開してしまうことがあります。 このよ"
-"うな状況を避けるため、 一般的に行う安全策としては、 不安に思うパス名称やワイ"
-"ルドカードの前には、 `./' をつけるようにするか、 '/' で始まる絶対パス名を用い"
-"るようにします。 別の方法として移植性には欠けますが安全な方法があります。 GNU"
-" オプションの B<-files0-from> を使って B<find> の検索開始ポイントを任意に定め"
-"る方法です。"
+"このマニュアルページでは、 式の中で用いる「オプション」について説明しています。 オプションは、 B<find> の動作を制御します。 "
+"これを指定するのは、 パス名の指定を終えた後ろです。 これとは別に、 「本当の」オプションとして B<-H>, B<-L>, B<-P>, B<-D>, "
+"B<-O> という 5 つがあります。 これを用いるのであれば、 パス名の指定よりも前でなければなりません。 なお仕様上は、 ダッシュを 2 つ重ねた "
+"B<--> を使用することで、 それ以降の引数が、 オプションでないことを表すことができるとされます。 ただし、 "
+"この後に続く引数がパス引数であるかどうかを決定する処理が原因となって、 2 重のダッシュは実際には動作しません。 つまり式を表す引数 (これも `-' "
+"で始まります) が現れるところまで、 引数を読み込むことで、 パス引数の終わりが判断されます。 仮にパス引数が `-' で始まっていたとしたら、 "
+"B<find> はこれを式として取り扱ってしまいます。 このように、 検索開始点であるパス引数は、 適切に解釈されない場合があり、 他にも、 "
+"ワイルドカードパターンをシェルが展開する際に、 誤って式のように展開してしまうことがあります。 このような状況を避けるため、 "
+"一般的に行う安全策としては、 不安に思うパス名称やワイルドカードの前には、 `./' をつけるようにするか、 '/' "
+"で始まる絶対パス名を用いるようにします。 別の方法として移植性には欠けますが安全な方法があります。 GNU オプションの B<-files0-from> "
+"を使って B<find> の検索開始ポイントを任意に定める方法です。"
 
 #. type: tbl table
 #: original/man1/find.1:87 original/man1/find.1:2645
@@ -174,10 +162,8 @@ msgid ""
 "the information used shall be taken from the properties of the symbolic link "
 "itself."
 msgstr ""
-"シンボリックリンクをたどりません。 これがデフォルトの動作です。 B<find> が"
-"ファイルの情報を調べたり表示したりする際に、 そのファイルがシンボリックリンク"
-"であれば、 シンボリックリンクそのもののプロパティから取得される情報が用いられ"
-"ます。 "
+"シンボリックリンクをたどりません。 これがデフォルトの動作です。 B<find> がファイルの情報を調べたり表示したりする際に、 "
+"そのファイルがシンボリックリンクであれば、 シンボリックリンクそのもののプロパティから取得される情報が用いられます。 "
 
 #. type: tbl table
 #: original/man1/find.1:94 original/man1/find.1:2644
@@ -197,14 +183,11 @@ msgid ""
 "B<find> discovers a symbolic link to a subdirectory during its search, the "
 "subdirectory pointed to by the symbolic link will be searched."
 msgstr ""
-"シンボリックリンクをたどります。 B<find> がファイルの情報を調べたり表示したり"
-"する際には、 リンク先ファイルのプロパティから情報が取得され利用されます。 つ"
-"まりリンクそのものの情報は利用されません (ただし、 シンボリックリンクが切れて"
-"いたり、 B<find> がリンク先のファイルを調べることができなかった場合は除きま"
-"す)。 このオプションの指定は、 暗に B<-noleaf> の指定を含みます。 この指定の"
-"後ろに B<-P> オプションを指定しても、 B<-noleaf> の効果は変わりません。 B<-"
-"L> が有効であって、 B<find> がサブディレクトリを指し示すシンボリックリンクを"
-"見つけた場合は、 サブディレクトリ内が検索されます。 "
+"シンボリックリンクをたどります。 B<find> がファイルの情報を調べたり表示したりする際には、 "
+"リンク先ファイルのプロパティから情報が取得され利用されます。 つまりリンクそのものの情報は利用されません (ただし、 シンボリックリンクが切れていたり、 "
+"B<find> がリンク先のファイルを調べることができなかった場合は除きます)。 このオプションの指定は、 暗に B<-noleaf> "
+"の指定を含みます。 この指定の後ろに B<-P> オプションを指定しても、 B<-noleaf> の効果は変わりません。 B<-L> が有効であって、 "
+"B<find> がサブディレクトリを指し示すシンボリックリンクを見つけた場合は、 サブディレクトリ内が検索されます。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:135
@@ -212,16 +195,14 @@ msgid ""
 "When the B<-L> option is in effect, the B<-type> predicate will always match "
 "against the type of the file that a symbolic link points to rather than the "
 "link itself (unless the symbolic link is broken).  Actions that can cause "
-"symbolic links to become broken while B<find> is executing (for example B<-"
-"delete>)  can give rise to confusing behaviour.  Using B<-L> causes the B<-"
-"lname> and B<-ilname> predicates always to return false."
+"symbolic links to become broken while B<find> is executing (for example "
+"B<-delete>)  can give rise to confusing behaviour.  Using B<-L> causes the "
+"B<-lname> and B<-ilname> predicates always to return false."
 msgstr ""
-"B<-L> オプションが有効な場合に、 述語表現である B<-type> を用いると、 シンボ"
-"リックリンクそのものではなく、 シンボリックリンク先のファイルのタイプに対し"
-"て、 確認が行われます (リンク切れである場合は除きます)。 B<find> の実行中"
-"に、 シンボリックリンク切れを起こすようなアクションを行うと (たとえば、 B<-"
-"delete> を指定すると)、 混乱を招く動作が発生することになります。 B<-L> を使用"
-"すると、 述語表現の B<-lname> や B<-ilname> は必ず false を返します。 "
+"B<-L> オプションが有効な場合に、 述語表現である B<-type> を用いると、 シンボリックリンクそのものではなく、 "
+"シンボリックリンク先のファイルのタイプに対して、 確認が行われます (リンク切れである場合は除きます)。 B<find> の実行中に、 "
+"シンボリックリンク切れを起こすようなアクションを行うと (たとえば、 B<-delete> を指定すると)、 混乱を招く動作が発生することになります。 "
+"B<-L> を使用すると、 述語表現の B<-lname> や B<-ilname> は必ず false を返します。 "
 
 #. type: tbl table
 #: original/man1/find.1:136 original/man1/find.1:2643
@@ -245,17 +226,13 @@ msgid ""
 "directory will be examined (though of course B<-maxdepth\\ 0> would prevent "
 "this)."
 msgstr ""
-"シンボリックリンクをたどりません。 ただしコマンドライン引数を処理する場合は別"
-"です。B<find> がファイルの情報を調べたり表示したりする際には、 シンボリックリ"
-"ンクそのものからプロパティを取得して、 その情報が利用されます。 このような動"
-"作は、 コマンドライン上のファイルがシンボリックリンクであった場合には行われま"
-"せん。 このときには、 リンク先が読み取られます。 つまりその状況では、リンク先"
-"が何であっても、 リンク先から取得した情報が利用されます (つまりリンクをたどり"
-"ます)。 シンボリックリンク自体の情報は、リンク先が確認できなかった場合の予備"
-"情報として利用されます。 B<-H> が有効であって、 コマンドラインで指定されたパ"
-"スのうち、 ディレクトリへのシンボリックリンクがあった場合も、 そのディレクト"
-"リの中身が調べられることになります (ただし B<-maxdepth\\ 0> が指定されていれ"
-"ば、 当然そのような処理にはなりません)。"
+"シンボリックリンクをたどりません。 ただしコマンドライン引数を処理する場合は別です。B<find> がファイルの情報を調べたり表示したりする際には、 "
+"シンボリックリンクそのものからプロパティを取得して、 その情報が利用されます。 このような動作は、 "
+"コマンドライン上のファイルがシンボリックリンクであった場合には行われません。 このときには、 リンク先が読み取られます。 "
+"つまりその状況では、リンク先が何であっても、 リンク先から取得した情報が利用されます (つまりリンクをたどります)。 "
+"シンボリックリンク自体の情報は、リンク先が確認できなかった場合の予備情報として利用されます。 B<-H> が有効であって、 "
+"コマンドラインで指定されたパスのうち、 ディレクトリへのシンボリックリンクがあった場合も、 そのディレクトリの中身が調べられることになります (ただし "
+"B<-maxdepth\\ 0> が指定されていれば、 当然そのような処理にはなりません)。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:173
@@ -265,10 +242,9 @@ msgid ""
 "is the default, the B<-P> option should be considered to be in effect unless "
 "either B<-H> or B<-L> is specified."
 msgstr ""
-"複数の B<-H>, B<-L>, B<-P> を指定した場合は、 前のものが上書きされます。 つま"
-"り、 適用されるものは、 コマンドライン上で最後に指定されたものです。 B<-P> が"
-"デフォルトなので、 B<-H> や B<-L> の指定がなければ、 B<-P> オプションが有効で"
-"あると判断できます。 "
+"複数の B<-H>, B<-L>, B<-P> を指定した場合は、 前のものが上書きされます。 つまり、 適用されるものは、 "
+"コマンドライン上で最後に指定されたものです。 B<-P> がデフォルトなので、 B<-H> や B<-L> の指定がなければ、 B<-P> "
+"オプションが有効であると判断できます。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:196
@@ -287,18 +263,13 @@ msgid ""
 "insufficient privileges or the link points to a nonexistent file) the "
 "properties of the link itself will be used."
 msgstr ""
-"GNU B<find> は、 検索処理に入る前のコマンドライン処理においても、 ファイル情"
-"報を調べることがあります。 上に示したオプションは、 そのような引数の処理に対"
-"しても、 影響を及ぼします。 具体的に見てみると、 数多くのテストでは、 その時"
-"点で処理対象となっている 1 つのファイルと、 コマンドライン上の複数ファイルと"
-"の間で、 比較処理を行います。 どの状況でも、 コマンドラインから指定されたファ"
-"イルは、 プロパティが調べられて、 その一部は保存されます。 引数上のファイルが"
-"シンボリックリンクであって、 B<-P> オプションが有効な場合 (あるいは B<-H> と "
-"B<-L> オプションの指定がどちらもない場合)、 比較処理に用いられるのは、 シンボ"
-"リックリンクのプロパティ情報です。 そうでない場合には、 リンク先ファイルのプ"
-"ロパティ情報が用いられます。 B<find> がリンク先をたどれなかった場合 (たとえば"
-"権限が不足していた場合や、 リンク先が存在しないファイルであった場合)、 シンボ"
-"リックリンクそのもののプロパティが用いられます。 "
+"GNU B<find> は、 検索処理に入る前のコマンドライン処理においても、 ファイル情報を調べることがあります。 上に示したオプションは、 "
+"そのような引数の処理に対しても、 影響を及ぼします。 具体的に見てみると、 数多くのテストでは、 その時点で処理対象となっている 1 つのファイルと、 "
+"コマンドライン上の複数ファイルとの間で、 比較処理を行います。 どの状況でも、 コマンドラインから指定されたファイルは、 プロパティが調べられて、 "
+"その一部は保存されます。 引数上のファイルがシンボリックリンクであって、 B<-P> オプションが有効な場合 (あるいは B<-H> と B<-L> "
+"オプションの指定がどちらもない場合)、 比較処理に用いられるのは、 シンボリックリンクのプロパティ情報です。 そうでない場合には、 "
+"リンク先ファイルのプロパティ情報が用いられます。 B<find> がリンク先をたどれなかった場合 (たとえば権限が不足していた場合や、 "
+"リンク先が存在しないファイルであった場合)、 シンボリックリンクそのもののプロパティが用いられます。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:210
@@ -308,10 +279,9 @@ msgid ""
 "taken from the file to which the symbolic link points.  The same "
 "consideration applies to B<-newerXY>, B<-anewer> and B<-cnewer>."
 msgstr ""
-"B<-H> あるいは B<-L> オプションが有効な場合、 B<-newer> の引数として指定され"
-"たものがシンボリックリンクなら、 その参照をたどって、 リンク先のファイルから"
-"タイムスタンプを取得します。 このような処理は、 B<-newerXY>, B<-anewer>, B<-"
-"cnewer> でも同様に行われます。 "
+"B<-H> あるいは B<-L> オプションが有効な場合、 B<-newer> の引数として指定されたものがシンボリックリンクなら、 "
+"その参照をたどって、 リンク先のファイルからタイムスタンプを取得します。 このような処理は、 B<-newerXY>, B<-anewer>, "
+"B<-cnewer> でも同様に行われます。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:224
@@ -321,11 +291,9 @@ msgid ""
 "is, any symbolic links appearing after B<-follow> on the command line will "
 "be dereferenced, and those before it will not)."
 msgstr ""
-"B<-follow> オプションは、 B<-L> と同様の効果がありますが、 オプションの指定位"
-"置以降に対して有効になります。 (つまり、 B<-L> を使わずに、 B<-follow> が使わ"
-"れた場合、 コマンドライン上、 シンボリックリンクが B<-follow> の後ろに指定さ"
-"れている場合は、 参照をたどるのに対して、 その前に指定されたものは参照をたど"
-"りません。) "
+"B<-follow> オプションは、 B<-L> と同様の効果がありますが、 オプションの指定位置以降に対して有効になります。 (つまり、 B<-L> "
+"を使わずに、 B<-follow> が使われた場合、 コマンドライン上、 シンボリックリンクが B<-follow> の後ろに指定されている場合は、 "
+"参照をたどるのに対して、 その前に指定されたものは参照をたどりません。) "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:225
@@ -342,11 +310,9 @@ msgid ""
 "between releases of findutils.  For a complete list of valid debug options, "
 "see the output of B<find -D\\ help>.  Valid debug options include"
 msgstr ""
-"診断情報を出力します。 B<find> が思うように動かない場合に、 原因調査に役立て"
-"ることができます。 デバッグオプションを複数指定するときは、 カンマで区切りま"
-"す。 findutils のリリース間において、 デバッグオプションの互換性は保証されま"
-"せん。 有効なデバッグオプションの一覧は、 B<find -D\\ help> の出力を確認して"
-"ください。 有効なデバッグオプションには、 以下のものがあります。"
+"診断情報を出力します。 B<find> が思うように動かない場合に、 原因調査に役立てることができます。 デバッグオプションを複数指定するときは、 "
+"カンマで区切ります。 findutils のリリース間において、 デバッグオプションの互換性は保証されません。 有効なデバッグオプションの一覧は、 "
+"B<find -D\\ help> の出力を確認してください。 有効なデバッグオプションには、 以下のものがあります。"
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:236
@@ -370,9 +336,7 @@ msgstr "opt"
 msgid ""
 "Prints diagnostic information relating to the optimisation of the expression "
 "tree; see the -O option."
-msgstr ""
-"式ツリー (expression tree) の最適化に関する診断情報を表示します。 -O オプショ"
-"ンを参照してください。 "
+msgstr "式ツリー (expression tree) の最適化に関する診断情報を表示します。 -O オプションを参照してください。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:241
@@ -409,9 +373,8 @@ msgid ""
 "Print messages as files are examined with the B<stat> and B<lstat> system "
 "calls.  The B<find> program tries to minimise such calls."
 msgstr ""
-"システムコールの B<stat> や B<lstat> を使って、 ファイルが調べられた場合に、 "
-"メッセージを表示します。 B<find> プログラムは、 そのようなシステムコールの呼"
-"び出しを、 最小となるように処理します。 "
+"システムコールの B<stat> や B<lstat> を使って、 ファイルが調べられた場合に、 メッセージを表示します。 B<find> "
+"プログラムは、 そのようなシステムコールの呼び出しを、 最小となるように処理します。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:254
@@ -460,10 +423,8 @@ msgid ""
 "effects are not reordered relative to each other.  The optimisations "
 "performed at each optimisation level are as follows."
 msgstr ""
-"問い合わせの最適化を有効にします。 B<find> プログラムは、 複数テスト全体の処"
-"理内容を変えることなく、 テストの順番を並べ替えて、 実行速度を上げます。 ただ"
-"し、 副作用を持つ述語は、 他の述語と入れ替えは行いません。 最適化レベルごとの"
-"最適化の違いは以下のとおりです。 "
+"問い合わせの最適化を有効にします。 B<find> プログラムは、 複数テスト全体の処理内容を変えることなく、 テストの順番を並べ替えて、 "
+"実行速度を上げます。 ただし、 副作用を持つ述語は、 他の述語と入れ替えは行いません。 最適化レベルごとの最適化の違いは以下のとおりです。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:271 original/man1/xargs.1:373
@@ -489,9 +450,8 @@ msgid ""
 "behaviour.  Expressions are reordered so that tests based only on the names "
 "of files (for example B<-name> and B<-regex>)  are performed first."
 msgstr ""
-"これはデフォルトの最適化レベルであり、 従来からある動作です。 ファイル名だけ"
-"を確認するテスト (たとえば B<-name> や B<-regex>) が先に実行されるように、 式"
-"の並び替えを行います。 "
+"これはデフォルトの最適化レベルであり、 従来からある動作です。 ファイル名だけを確認するテスト (たとえば B<-name> や B<-regex>) "
+"が先に実行されるように、 式の並び替えを行います。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:281
@@ -511,14 +471,11 @@ msgid ""
 "present in `/etc/mtab') at the time B<find> starts, that predicate is "
 "equivalent to B<-false>."
 msgstr ""
-"ファイル名だけを確認するテストよりも、B<-type> あるいは B<-xtype> を後に処理"
-"します。 ただし i ノードからの情報を必要とするテストよりは、 前に処理しま"
-"す。 最近の Unix では、 B<readdir()> 関数がファイルタイプを返すようになってい"
-"るため、 これらの述語表現は、 ファイル情報を最初に調べる述語表現に比べて、 処"
-"理が高速になります。 述語表現の B<-fstype> I<FOO> を用いた際に、 指定したファ"
-"イルシステムタイプ I<FOO> が、 B<find> の起動時点において不明なもの (`/etc/"
-"mtab' に存在しないもの) であった場合、 この述語表現は B<-false> に等しくなり"
-"ます。 "
+"ファイル名だけを確認するテストよりも、B<-type> あるいは B<-xtype> を後に処理します。 ただし i "
+"ノードからの情報を必要とするテストよりは、 前に処理します。 最近の Unix では、 B<readdir()> "
+"関数がファイルタイプを返すようになっているため、 これらの述語表現は、 ファイル情報を最初に調べる述語表現に比べて、 処理が高速になります。 述語表現の "
+"B<-fstype> I<FOO> を用いた際に、 指定したファイルシステムタイプ I<FOO> が、 B<find> の起動時点において不明なもの "
+"(`/etc/mtab' に存在しないもの) であった場合、 この述語表現は B<-false> に等しくなります。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:300
@@ -537,13 +494,10 @@ msgid ""
 "are likely to succeed are evaluated earlier, and for B<-a>, predicates which "
 "are likely to fail are evaluated earlier."
 msgstr ""
-"この最適化レベルでは、 コストベースによって最適化を行う、 完全な問合せオプ"
-"ティマイザー (query optimiser) を有効にします。 コストの低い (つまり高速にな"
-"る) テストを先に処理し、 コストの高いものは後に処理するというように、 必要に"
-"応じた並び替えが行われます。 一定のコストの幅の中では、 述語表現が成功するか"
-"否かの可能性を考慮して、 述語表現の評価を先に行ったり、 後に行ったりします。 "
-"B<-o> の場合は、 成功する可能性のあるものが、 先に評価されます。 B<-a> の場合"
-"は、 失敗する可能性のあるものが、 先に評価されます。 "
+"この最適化レベルでは、 コストベースによって最適化を行う、 完全な問合せオプティマイザー (query optimiser) を有効にします。 "
+"コストの低い (つまり高速になる) テストを先に処理し、 コストの高いものは後に処理するというように、 必要に応じた並び替えが行われます。 "
+"一定のコストの幅の中では、 述語表現が成功するか否かの可能性を考慮して、 述語表現の評価を先に行ったり、 後に行ったりします。 B<-o> の場合は、 "
+"成功する可能性のあるものが、 先に評価されます。 B<-a> の場合は、 失敗する可能性のあるものが、 先に評価されます。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:328
@@ -560,17 +514,13 @@ msgid ""
 "tests on B<find> at each optimisation level and ensures that the result is "
 "the same."
 msgstr ""
-"コストベースのオプティマイザーは、 対象のテストが成功するかどうかに関して、 "
-"一定の取り決めを設けています。 成功するかどうかの判断は、 テストの性質を配慮"
-"して、 状況により変化する場合があります (たとえば B<-type\\ f> の場合は、 B<-"
-"type\\ c> よりも、 成功する可能性が高いとみなしています)。 コストベースのオプ"
-"ティマイザーは現在、 評価中の段階です。 したがって、 B<find> の性能が実際に向"
-"上しなければ、 削除される予定です。 逆に、 この機能に信頼性や確実さが確認され"
-"て、 効果的であることが分かれば、 後々、 下位の最適化レベルにおいて実現するか"
-"もしれません。 ただし、 4.3.x 系のリリースにおいては、 デフォルトの動作 (最適"
-"化レベル 1) を変更する予定はありません。 findutils のテストスイートでは、 "
-"B<find> に対するテストすべてにおいて、 各最適化レベルでの処理を実施してい"
-"て、 その結果が同一になることを確認しています。 "
+"コストベースのオプティマイザーは、 対象のテストが成功するかどうかに関して、 一定の取り決めを設けています。 成功するかどうかの判断は、 "
+"テストの性質を配慮して、 状況により変化する場合があります (たとえば B<-type\\ f> の場合は、 B<-type\\ c> よりも、 "
+"成功する可能性が高いとみなしています)。 コストベースのオプティマイザーは現在、 評価中の段階です。 したがって、 B<find> "
+"の性能が実際に向上しなければ、 削除される予定です。 逆に、 この機能に信頼性や確実さが確認されて、 効果的であることが分かれば、 後々、 "
+"下位の最適化レベルにおいて実現するかもしれません。 ただし、 4.3.x 系のリリースにおいては、 デフォルトの動作 (最適化レベル 1) "
+"を変更する予定はありません。 findutils のテストスイートでは、 B<find> に対するテストすべてにおいて、 "
+"各最適化レベルでの処理を実施していて、 その結果が同一になることを確認しています。 "
 
 #. type: SH
 #: original/man1/find.1:329
@@ -586,10 +536,8 @@ msgid ""
 "match files and what we do with the files that were matched.  An expression "
 "is composed of a sequence of things:"
 msgstr ""
-"コマンドライン上で、 検索開始ポイント (starting-point) のリストの次にくるもの"
-"が、式 (I<expression>) です。 式は、 検索方法を定めます。 どのファイルに一致"
-"するか、 一致したファイルをどう処理するか、 ということを表します。 式は、 以"
-"下の項目から構成されます。 "
+"コマンドライン上で、 検索開始ポイント (starting-point) のリストの次にくるものが、式 (I<expression>) です。 式は、 "
+"検索方法を定めます。 どのファイルに一致するか、 一致したファイルをどう処理するか、 ということを表します。 式は、 以下の項目から構成されます。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:336
@@ -604,9 +552,8 @@ msgid ""
 "a file we are considering.  The B<-empty> test for example is true only when "
 "the current file is empty."
 msgstr ""
-"テストは true または false を返します。 通常その値は、 処理時点での対象ファイ"
-"ルの所定のプロパティに基づいて決まります。 たとえば B<-empty> というテスト"
-"は、 対象ファイルが空の場合に true になります。 "
+"テストは true または false を返します。 通常その値は、 処理時点での対象ファイルの所定のプロパティに基づいて決まります。 たとえば "
+"B<-empty> というテストは、 対象ファイルが空の場合に true になります。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:342
@@ -622,10 +569,8 @@ msgid ""
 "they are successful.  The B<-print> action for example prints the name of "
 "the current file on the standard output."
 msgstr ""
-"アクションには副作用があり (たとえば、 標準出力に何かを表示するなどして)、 そ"
-"の上で true または false を返します。 通常その値は、 副作用による処理の成功ま"
-"たは失敗に基づいて決まります。 たとえば B<-print> というアクションは、 対象"
-"ファイルの名前を標準出力に出力します。 "
+"アクションには副作用があり (たとえば、 標準出力に何かを表示するなどして)、 その上で true または false を返します。 通常その値は、 "
+"副作用による処理の成功または失敗に基づいて決まります。 たとえば B<-print> というアクションは、 対象ファイルの名前を標準出力に出力します。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:350
@@ -641,10 +586,9 @@ msgid ""
 "option for example makes B<find> traverse the file system in a depth-first "
 "order."
 msgstr ""
-"グローバルオプションは、 コマンドライン上に指定されているテストやアクションす"
-"べてに影響を及ぼします。 グローバルオプションは、 必ず true を返します。 たと"
-"えば、 B<-depth> オプションを指定すると、 B<find> がファイルシステムをたどる"
-"ときに、 深い方から先 (depth-first order) に処理します。 "
+"グローバルオプションは、 コマンドライン上に指定されているテストやアクションすべてに影響を及ぼします。 グローバルオプションは、 必ず true "
+"を返します。 たとえば、 B<-depth> オプションを指定すると、 B<find> がファイルシステムをたどるときに、 深い方から先 "
+"(depth-first order) に処理します。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:358
@@ -660,10 +604,9 @@ msgid ""
 "is positional, specifying the regular expression dialect for regular "
 "expressions occurring later on the command line."
 msgstr ""
-"位置オプションは、 この後ろにあるテストやアクションに対してのみ影響を及ぼしま"
-"す。 位置オプションは、 必ず true を返します。 たとえば B<-regextype> オプ"
-"ションは、 その記述位置によって動作が決まります。 コマンドライン上で、 この記"
-"述以降に現れる正規表現が、 どういった方言の正規表現であるかを指定します。 "
+"位置オプションは、 この後ろにあるテストやアクションに対してのみ影響を及ぼします。 位置オプションは、 必ず true を返します。 たとえば "
+"B<-regextype> オプションは、 その記述位置によって動作が決まります。 コマンドライン上で、 この記述以降に現れる正規表現が、 "
+"どういった方言の正規表現であるかを指定します。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:365
@@ -678,32 +621,28 @@ msgid ""
 "for example B<-o> (meaning logical OR) and B<-a> (meaning logical AND).  "
 "Where an operator is missing, B<-a> is assumed."
 msgstr ""
-"オペレーターは、 式を構成する項目どうしを結びつけます。 オペレーターには、 "
-"B<-o> (論理 OR の意味) や B<-a> (論理 AND の意味) があります。 オペレーターが"
-"ないところは、 B<-a> があるものとみなされます。"
+"オペレーターは、 式を構成する項目どうしを結びつけます。 オペレーターには、 B<-o> (論理 OR の意味) や B<-a> (論理 AND "
+"の意味) があります。 オペレーターがないところは、 B<-a> があるものとみなされます。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:398
 msgid ""
 "The B<-print> action is performed on all files for which the whole "
-"expression is true, unless it contains an action other than B<-prune> or B<-"
-"quit>.  Actions which inhibit the default B<-print> are B<-delete>, B<-"
-"exec>, B<-execdir>, B<-ok>, B<-okdir>, B<-fls>, B<-fprint>, B<-fprintf>, B<-"
-"ls>, B<-print> and B<-printf>."
+"expression is true, unless it contains an action other than B<-prune> or "
+"B<-quit>.  Actions which inhibit the default B<-print> are B<-delete>, "
+"B<-exec>, B<-execdir>, B<-ok>, B<-okdir>, B<-fls>, B<-fprint>, B<-fprintf>, "
+"B<-ls>, B<-print> and B<-printf>."
 msgstr ""
-"式がすべて true になったファイルに対して、 アクション B<-print> が実行されま"
-"す。 ただしアクション B<-prune> または B<-quit> を除いた、 他のアクションがあ"
-"る場合は、 実行されません。 デフォルトの B<-print> の動作を発生させないアク"
-"ションは、 以下のものです。 B<-delete>, B<-exec>, B<-execdir>, B<-ok>, B<-"
-"okdir>, B<-fls>, B<-fprint>, B<-fprintf>, B<-ls>, B<-print>, B<-printf>"
+"式がすべて true になったファイルに対して、 アクション B<-print> が実行されます。 ただしアクション B<-prune> または "
+"B<-quit> を除いた、 他のアクションがある場合は、 実行されません。 デフォルトの B<-print> の動作を発生させないアクションは、 "
+"以下のものです。 B<-delete>, B<-exec>, B<-execdir>, B<-ok>, B<-okdir>, B<-fls>, "
+"B<-fprint>, B<-fprintf>, B<-ls>, B<-print>, B<-printf>"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:404
 msgid ""
 "The B<-delete> action also acts like an option (since it implies B<-depth>)."
-msgstr ""
-"B<-delete> というアクションは、 オプションのようにも働きます (B<-depth> の指"
-"定を暗に含むためです)。 "
+msgstr "B<-delete> というアクションは、 オプションのようにも働きます (B<-depth> の指定を暗に含むためです)。 "
 
 #. type: SS
 #: original/man1/find.1:405
@@ -716,9 +655,7 @@ msgstr "位置オプション"
 msgid ""
 "Positional options always return true.  They affect only tests occurring "
 "later on the command line."
-msgstr ""
-"位置オプションは、 常に true を返します。 位置オプションは、 この後ろにあるテ"
-"ストに対してのみ影響を及ぼします。 "
+msgstr "位置オプションは、 常に true を返します。 位置オプションは、 この後ろにあるテストに対してのみ影響を及ぼします。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:409
@@ -733,10 +670,9 @@ msgid ""
 "B<-mtime>)  from the beginning of today rather than from 24 hours ago.  This "
 "option only affects tests which appear later on the command line."
 msgstr ""
-"時間の計測を、 24 時間前からではなく、 本日の始まりからとします (対象は B<-"
-"amin>, B<-atime>, B<-cmin>, B<-ctime>, B<-mmin>, B<-mtime> です)。 このオプ"
-"ションの指定が有効になるのは、 コマンドライン上でこれよりも後ろに記述されたテ"
-"ストに対してのみです。"
+"時間の計測を、 24 時間前からではなく、 本日の始まりからとします (対象は B<-amin>, B<-atime>, B<-cmin>, "
+"B<-ctime>, B<-mmin>, B<-mtime> です)。 このオプションの指定が有効になるのは、 "
+"コマンドライン上でこれよりも後ろに記述されたテストに対してのみです。"
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:421
@@ -755,20 +691,16 @@ msgid ""
 "will be dereferenced if they are symbolic links.  The same consideration "
 "applies to B<-newerXY>, B<-anewer> and B<-cnewer>.  Similarly, the B<-type> "
 "predicate will always match against the type of the file that a symbolic "
-"link points to rather than the link itself.  Using B<-follow> causes the B<-"
-"lname and> B<-ilname> predicates always to return false."
-msgstr ""
-"非推奨とされています。 代わりに B<-L> オプションを使ってください。 これはシン"
-"ボリックリンクをたどます。 B<-noleaf> の指定を暗に含みます。 B<-follow> オプ"
-"ションが影響を及ぼすのは、 コマンドライン上で、 これよりも後ろに指定されたテ"
-"ストに対してのみです。 B<-H> あるいは B<-L> オプションの指定がなければ、 B<-"
-"follow> オプションが記述されると、 述語表現 B<-newer> の動作は変わります。 "
-"B<-newer> の引数として指定されたファイルが、 シンボリックリンクであった場合"
-"は、 そのリンク先が参照されます。 B<-newerXY>, B<-anewer>, B<-cnewer> につい"
-"ても同様です。 また、 述語表現の B<-type> も、 シンボリックリンクそのものでは"
-"なく、 シンボリックリンク先のファイルタイプに一致するようになります。 B<-"
-"follow> を指定すると、 述語表現 B<-lname> と B<-ilname> は、 必ず false を返"
-"します。"
+"link points to rather than the link itself.  Using B<-follow> causes the "
+"B<-lname and> B<-ilname> predicates always to return false."
+msgstr ""
+"非推奨とされています。 代わりに B<-L> オプションを使ってください。 これはシンボリックリンクをたどます。 B<-noleaf> "
+"の指定を暗に含みます。 B<-follow> オプションが影響を及ぼすのは、 コマンドライン上で、 これよりも後ろに指定されたテストに対してのみです。 "
+"B<-H> あるいは B<-L> オプションの指定がなければ、 B<-follow> オプションが記述されると、 述語表現 B<-newer> "
+"の動作は変わります。 B<-newer> の引数として指定されたファイルが、 シンボリックリンクであった場合は、 そのリンク先が参照されます。 "
+"B<-newerXY>, B<-anewer>, B<-cnewer> についても同様です。 また、 述語表現の B<-type> も、 "
+"シンボリックリンクそのものではなく、 シンボリックリンク先のファイルタイプに一致するようになります。 B<-follow> を指定すると、 述語表現 "
+"B<-lname> と B<-ilname> は、 必ず false を返します。"
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:458
@@ -785,10 +717,9 @@ msgid ""
 "documentation (see B<SEE> B<ALSO>)  explains the meaning of and differences "
 "between the various types of regular expression."
 msgstr ""
-"コマンドライン上で、 この後に記述されるテスト B<-regex> と B<-iregex> に対し"
-"て、 解釈する正規表現文法を変更します。 正規表現の種類には何があるかについて"
-"は、 B<-regextype\\ help> を実行して確認してください。 Texinfo 文書 (「関連項"
-"目」参照) では、 各種正規表現の意味や違いについて説明しています。 "
+"コマンドライン上で、 この後に記述されるテスト B<-regex> と B<-iregex> に対して、 解釈する正規表現文法を変更します。 "
+"正規表現の種類には何があるかについては、 B<-regextype\\ help> を実行して確認してください。 Texinfo 文書 "
+"(「関連項目」参照) では、 各種正規表現の意味や違いについて説明しています。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:472
@@ -804,18 +735,15 @@ msgid ""
 "searches directories.  The default behaviour corresponds to B<-warn> if "
 "standard input is a tty, and to B<-nowarn> otherwise.  If a warning message "
 "relating to command-line usage is produced, the exit status of B<find> is "
-"not affected.  If the B<POSIXLY_CORRECT> environment variable is set, and B<-"
-"warn> is also used, it is not specified which, if any, warnings will be "
+"not affected.  If the B<POSIXLY_CORRECT> environment variable is set, and "
+"B<-warn> is also used, it is not specified which, if any, warnings will be "
 "active."
 msgstr ""
-"警告メッセージの表示、非表示を切り替えます。 この警告は、 コマンドラインの使"
-"用法に関するものだけを対象とします。 逆に B<find> のディレクトリ検索時におけ"
-"る処理状況に関するものは、 対象としません。 デフォルトの動作は、 標準入力が "
-"tty であれば B<-warn> になり、 そうでなければ B<-nowarn> になります。 コマン"
-"ドラインの使用法に関する警告メッセージが出力された場合であっても、 B<find> の"
-"終了ステータスには影響しません。 環境変数 B<POSIXLY_CORRECT> が設定された状態"
-"で、 B<-warn> が指定されると、 警告が発生したとしても、 どの警告を出すのかは"
-"未定です。 "
+"警告メッセージの表示、非表示を切り替えます。 この警告は、 コマンドラインの使用法に関するものだけを対象とします。 逆に B<find> "
+"のディレクトリ検索時における処理状況に関するものは、 対象としません。 デフォルトの動作は、 標準入力が tty であれば B<-warn> になり、 "
+"そうでなければ B<-nowarn> になります。 コマンドラインの使用法に関する警告メッセージが出力された場合であっても、 B<find> "
+"の終了ステータスには影響しません。 環境変数 B<POSIXLY_CORRECT> が設定された状態で、 B<-warn> が指定されると、 "
+"警告が発生したとしても、 どの警告を出すのかは未定です。 "
 
 #. type: SS
 #: original/man1/find.1:490
@@ -833,12 +761,10 @@ msgid ""
 "global option in some other place, B<find> will issue a warning message "
 "explaining that this can be confusing."
 msgstr ""
-"グローバルオプションは、必ず true を返します。 グローバルオプションは、 コマ"
-"ンドライン上で、 これよりも前にあるテストに対しても影響を及ぼします。 混乱を"
-"避けるために、 コマンドライン上でのグローバルオプションの指定は、 検索開始ポ"
-"イントのリストの後ろで、 テスト、位置オプション、 アクションの直前に指定して"
-"ください。 グローバルオプションを、 それとは別の場所で指定すると、 B<find> "
-"は、 混乱する可能性があることを示す警告メッセージを出力します。 "
+"グローバルオプションは、必ず true を返します。 グローバルオプションは、 コマンドライン上で、 "
+"これよりも前にあるテストに対しても影響を及ぼします。 混乱を避けるために、 コマンドライン上でのグローバルオプションの指定は、 "
+"検索開始ポイントのリストの後ろで、 テスト、位置オプション、 アクションの直前に指定してください。 グローバルオプションを、 "
+"それとは別の場所で指定すると、 B<find> は、 混乱する可能性があることを示す警告メッセージを出力します。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:504
@@ -846,8 +772,7 @@ msgid ""
 "The global options occur after the list of start points, and so are not the "
 "same kind of option as B<-L>, for example."
 msgstr ""
-"グローバルオプションの指定位置は、 検索開始ポイントのリストより後ろです。 こ"
-"のため B<-L> とは異なる種類のものです。 たとえば以下のとおりです。 "
+"グローバルオプションの指定位置は、 検索開始ポイントのリストより後ろです。 このため B<-L> とは異なる種類のものです。 たとえば以下のとおりです。 "
 
 #. type: tbl table
 #: original/man1/find.1:505 original/man1/find.1:2648
@@ -860,9 +785,7 @@ msgstr "-d"
 msgid ""
 "A synonym for -depth, for compatibility with FreeBSD, NetBSD, MacOS X and "
 "OpenBSD."
-msgstr ""
-"-depth と同じです。 FreeBSD, NetBSD, MacOS X, OpenBSD との互換性のためにあり"
-"ます。 "
+msgstr "-depth と同じです。 FreeBSD, NetBSD, MacOS X, OpenBSD との互換性のためにあります。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:509
@@ -876,8 +799,8 @@ msgid ""
 "Process each directory's contents before the directory itself.  The -delete "
 "action also implies B<-depth>."
 msgstr ""
-"ディレクトリそのものより前に、 ディレクトリの中を処理します。 アクション B<-"
-"delete> には B<-depth> オプションが暗に含まれています。 "
+"ディレクトリそのものより前に、 ディレクトリの中を処理します。 アクション B<-delete> には B<-depth> "
+"オプションが暗に含まれています。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:514
@@ -895,12 +818,10 @@ msgid ""
 "using this option allows to safely pass an arbitrary number of starting "
 "points to B<find>."
 msgstr ""
-"検索開始ポイントを、 コマンドラインから指定されたものを使わずに、 I<file> から"
-"読み込みます。 コマンドラインからの引数として検索開始ポイントを指定することに"
-"は、 一定の制約がありました。 つまりファイルの指定数に上限があったことです。 "
-"またオプション名とかぶるようなファイル名の場合に、 見誤ってしまうことがありま"
-"した。 このオプションを使うと、 B<find> に指定する検索開始ポイントを、 安全に"
-"また任意の数だけ受け渡すことができます。"
+"検索開始ポイントを、 コマンドラインから指定されたものを使わずに、 I<file> から読み込みます。 "
+"コマンドラインからの引数として検索開始ポイントを指定することには、 一定の制約がありました。 つまりファイルの指定数に上限があったことです。 "
+"またオプション名とかぶるようなファイル名の場合に、 見誤ってしまうことがありました。 このオプションを使うと、 B<find> "
+"に指定する検索開始ポイントを、 安全にまた任意の数だけ受け渡すことができます。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:525
@@ -908,8 +829,8 @@ msgid ""
 "Using this option and passing starting points on the command line is "
 "mutually exclusive, and is therefore not allowed at the same time."
 msgstr ""
-"このオプションを用いることと、 コマンドラインから検索開始ポイントを受け渡すこ"
-"ã\81¨ã\81¯ã\80\81 äº\92ã\81\84ã\81«æ\8e\92ä»\96ç\9a\84ã\81ªé\96¢ä¿\82ã\81«ã\81\82ã\82\8aã\81¾ã\81\99ã\80\82 ã\81¤ã\81¾ã\82\8a両æ\96¹ã\82\92å\90\8cæ\99\82ã\81«ç\94¨ã\81\84ã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81¯ã\81§ã\81\8dã\81¾ã\81\9bã\82\93ã\80\82"
+"このオプションを用いることと、 コマンドラインから検索開始ポイントを受け渡すことは、 互いに排他的な関係にあります。 "
+"つまり両方を同時に用いることはできません。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:537
@@ -920,24 +841,21 @@ msgid ""
 "because they would obviously interfere with reading from I<standard input> "
 "in order to get a user confirmation."
 msgstr ""
-"引数 I<file> は必須です。 検索開始ポイントの一覧を I<標準入力> ストリームから"
-"とることは可能であり、 たとえばパイプを使って受け渡すことができます。 その場合"
-"、 アクション B<-ok> と B<-okdir> は用いることができません。 これらはユーザー"
-"からの入力確認を行うものであるため、 I<標準入力> からの読み込みとは、 明らかに"
-"相容れないものになるからです。"
+"引数 I<file> は必須です。 検索開始ポイントの一覧を I<標準入力> ストリームからとることは可能であり、 "
+"たとえばパイプを使って受け渡すことができます。 その場合、 アクション B<-ok> と B<-okdir> は用いることができません。 "
+"これらはユーザーからの入力確認を行うものであるため、 I<標準入力> からの読み込みとは、 明らかに相容れないものになるからです。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:542
 msgid ""
-"The starting points in I<file> have to be separated by ASCII NUL "
-"characters.  Two consecutive NUL characters, i.e., a starting point with a "
-"Zero-length file name is not allowed and will lead to an error diagnostic "
-"followed by a non-Zero exit code later."
+"The starting points in I<file> have to be separated by ASCII NUL characters. "
+" Two consecutive NUL characters, i.e., a starting point with a Zero-length "
+"file name is not allowed and will lead to an error diagnostic followed by a "
+"non-Zero exit code later."
 msgstr ""
-"I<file> 内の検索開始ポイントは、 ASCII NUL 文字によって区切ります。 2 つの連続"
-"した NUL 文字、 つまり検索開始ポイントのファイル名の長さがゼロであるものは、 "
-"指定することができません。 その場合はエラーメッセージが出力されて、最後にゼロ"
-"以外の終了コードが返されます。"
+"I<file> 内の検索開始ポイントは、 ASCII NUL 文字によって区切ります。 2 つの連続した NUL 文字、 "
+"つまり検索開始ポイントのファイル名の長さがゼロであるものは、 指定することができません。 "
+"その場合はエラーメッセージが出力されて、最後にゼロ以外の終了コードが返されます。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:548
@@ -947,10 +865,9 @@ msgid ""
 "arguments.  This is unlike the standard invocation where B<find> assumes the "
 "current directory as starting point if no path argument is passed."
 msgstr ""
-"指定された I<file> が空の場合、 B<find> は検索開始ポイントがないものとして処理"
-"をするため、 プログラム引数を解析した後に、 すぐに終了します。 これは、 パス引"
-"数が受け渡されなかった場合に、 B<find> の標準的な呼び出しを行えば、 カレントデ"
-"ィレクトリを検索開始ポイントとする動作とは異なることになります。"
+"指定された I<file> が空の場合、 B<find> は検索開始ポイントがないものとして処理をするため、 プログラム引数を解析した後に、 "
+"すぐに終了します。 これは、 パス引数が受け渡されなかった場合に、 B<find> の標準的な呼び出しを行えば、 "
+"カレントディレクトリを検索開始ポイントとする動作とは異なることになります。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:554
@@ -959,10 +876,8 @@ msgid ""
 "will recurse into subdirectories unless otherwise prevented.  To process "
 "only the starting points, one can additionally pass B<-maxdepth\\ 0>."
 msgstr ""
-"検索開始ポイントからの処理は、 それ以外の点では通常どおり行われます。 つまり "
-"B<find> は特に指示がない限りは、 サブディレクトリを再帰的に処理します。 検索開"
-"始ポイントだけを処理するには、 さらに B<-maxdepth\\ 0> を指定することができま"
-"す。"
+"検索開始ポイントからの処理は、 それ以外の点では通常どおり行われます。 つまり B<find> は特に指示がない限りは、 "
+"サブディレクトリを再帰的に処理します。 検索開始ポイントだけを処理するには、 さらに B<-maxdepth\\ 0> を指定することができます。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:570
@@ -976,14 +891,11 @@ msgid ""
 "thing, and that the behavior may change from platform to platform, or from "
 "B<findutils> release to release."
 msgstr ""
-"さらに注意点です。 入力ファイル内に所定のファイルが複数回記述されていた場合、 "
-"それが複数回検索されることになるかどうかは不定です。 B<find> の処理中に I<file"
-"> が変更された場合も、 同様に不定です。 また B<find> が終了する際の、その指定"
-"された I<file> 内の検索位置も、 終了方法が B<-quit> であるか別の方法であるかを"
-"問わず、 不定となります。 ここで \"不定\" と言っているのは、 動作するしないは"
-"分からず、何か特定の処理がなされるかもしれないということであり、 その動作は、 "
-"プラットフォームによって変わるかもしれないし、 B<findutils> のリリースによって"
-"変わるかもしれないということです。"
+"さらに注意点です。 入力ファイル内に所定のファイルが複数回記述されていた場合、 それが複数回検索されることになるかどうかは不定です。 B<find> "
+"の処理中に I<file> が変更された場合も、 同様に不定です。 また B<find> が終了する際の、その指定された I<file> "
+"内の検索位置も、 終了方法が B<-quit> であるか別の方法であるかを問わず、 不定となります。 ここで \"不定\" と言っているのは、 "
+"動作するしないは分からず、何か特定の処理がなされるかもしれないということであり、 その動作は、 プラットフォームによって変わるかもしれないし、 "
+"B<findutils> のリリースによって変わるかもしれないということです。"
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:571
@@ -1015,16 +927,12 @@ msgid ""
 "this option off (if you need to do that, you will need to issue two B<find> "
 "commands instead, one with the option and one without it)."
 msgstr ""
-"通常 B<find> は、 ファイル情報の取得に失敗したときには、 エラーメッセージを出"
-"力します。 このオプションを指定した場合、 ディレクトリからファイル名を読み込"
-"んだときと、 ファイル情報を取得しようとしたときの間で、 ファイルが削除されて"
-"しまっていても、 エラーは表示されません。 この動作は、 コマンドライン上から指"
-"定されるファイルやディレクトリに対しても適用されます。 このオプションは、 コ"
-"マンドラインから読み込みを行う段階で有効となるので、 ファイルシステムの一部に"
-"対して、 このオプションをオンとし、 残りの部分はオフとするような指定はできま"
-"せん。 (これを実現しなければならない場合は、 B<find> コマンドを 2 つ実行する"
-"ことが必要です。1 つは本オプションをオンにして、 もう 1 つはオフにして実行し"
-"ます。)"
+"通常 B<find> は、 ファイル情報の取得に失敗したときには、 エラーメッセージを出力します。 このオプションを指定した場合、 "
+"ディレクトリからファイル名を読み込んだときと、 ファイル情報を取得しようとしたときの間で、 ファイルが削除されてしまっていても、 "
+"エラーは表示されません。 この動作は、 コマンドライン上から指定されるファイルやディレクトリに対しても適用されます。 このオプションは、 "
+"コマンドラインから読み込みを行う段階で有効となるので、 ファイルシステムの一部に対して、 このオプションをオンとし、 "
+"残りの部分はオフとするような指定はできません。 (これを実現しなければならない場合は、 B<find> コマンドを 2 つ実行することが必要です。1 "
+"つは本オプションをオンにして、 もう 1 つはオフにして実行します。)"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:599
@@ -1034,10 +942,9 @@ msgid ""
 "the parent directory was read: it will not output an error diagnostic, and "
 "the return code of the B<-delete> action will be true."
 msgstr ""
-"さらに、 B<-ignore_readdir_race> オプションを指定した B<find> の実行では、 親"
-"ディレクトリを読み込んだ後に、 対象ファイルが消失している状況が発生した場"
-"合、 B<-delete> アクションからのエラーも無視します。 その場合には、 診断エ"
-"ラーは出力されず、 B<-delete> アクションからの返り値も true になります。 "
+"さらに、 B<-ignore_readdir_race> オプションを指定した B<find> の実行では、 親ディレクトリを読み込んだ後に、 "
+"対象ファイルが消失している状況が発生した場合、 B<-delete> アクションからのエラーも無視します。 その場合には、 診断エラーは出力されず、 "
+"B<-delete> アクションからの返り値も true になります。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:600
@@ -1052,9 +959,8 @@ msgid ""
 "below the starting-points.  Using B<-maxdepth\\ 0> means only apply the "
 "tests and actions to the starting-points themselves."
 msgstr ""
-"検索開始ポイントから最大で、 I<levels> で示される階層数のディレクトリまで検索"
-"します (I<levels> は負ではない整数です)。 B<-maxdepth 0> を指定すると、 テス"
-"トやアクションの対象は、 検索開始ポイントだけになります。 "
+"検索開始ポイントから最大で、 I<levels> で示される階層数のディレクトリまで検索します (I<levels> は負ではない整数です)。 "
+"B<-maxdepth 0> を指定すると、 テストやアクションの対象は、 検索開始ポイントだけになります。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:606
@@ -1065,14 +971,12 @@ msgstr "-mindepth I<levels>"
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:611
 msgid ""
-"Do not apply any tests or actions at levels less than I<levels> (a non-"
-"negative integer).  Using B<-mindepth\\ 1> means process all files except "
-"the starting-points."
+"Do not apply any tests or actions at levels less than I<levels> (a "
+"non-negative integer).  Using B<-mindepth\\ 1> means process all files "
+"except the starting-points."
 msgstr ""
-"検索開始ポイントから I<levels> で示される階層数のディレクトリに至るまでは、 "
-"テストやアクションを適用しません (I<levels> は負ではない整数です。)。 B<-"
-"mindepth 1> を指定すると、 検索開始ポイントを除いたファイルを、 すべて処理す"
-"ることになります。 "
+"検索開始ポイントから I<levels> で示される階層数のディレクトリに至るまでは、 テストやアクションを適用しません (I<levels> "
+"は負ではない整数です。)。 B<-mindepth 1> を指定すると、 検索開始ポイントを除いたファイルを、 すべて処理することになります。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:612
@@ -1083,12 +987,11 @@ msgstr "-mount"
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:617
 msgid ""
-"Don't descend directories on other filesystems.  An alternate name for B<-"
-"xdev>, for compatibility with some other versions of B<find>."
+"Don't descend directories on other filesystems.  An alternate name for "
+"B<-xdev>, for compatibility with some other versions of B<find>."
 msgstr ""
-"ファイルシステムが異なる場合は、 ディレクトリを検索しません。 これは B<-"
-"xdev> の別名であり、 バージョンが異なる B<find> との互換性のために設けられて"
-"います。 "
+"ファイルシステムが異なる場合は、 ディレクトリを検索しません。 これは B<-xdev> の別名であり、 バージョンが異なる B<find> "
+"との互換性のために設けられています。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:618
@@ -1123,19 +1026,14 @@ msgid ""
 "there is no need to stat them; this gives a significant increase in search "
 "speed."
 msgstr ""
-"ディレクトリに含まれるサブディレクトリ数が、 ハードリンク数よりも 2 つ少な"
-"い、 とする想定のもとでの最適化を無効にします。 このオプションが必要になるの"
-"は、 Unix のディレクトリとリンクに関する慣例に従っていないファイルシステム、 "
-"たとえば CD-ROM、 MS-DOS ファイルシステム、 AFS ボリュームマウントポイントを"
-"検索する場合です。 通常の Unix ファイルシステムにおいては、 各ディレクトリに"
-"最低でも 2 つのハードリンクがあります。 ディレクトリ名そのものと、 `.\\&' エ"
-"ントリです。 そしてサブディレクトリがある場合に、 そのサブディレクトリには、 "
-"親ディレクトリにリンクする `..\\&' というエントリがあります。 そこで B<find> "
-"がディレクトリを調べる際に、 ディレクトリへのリンク数よりも 2 つ分だけ少ない"
-"サブディレクトリを調べた後であれば、 ディレクトリ内の残りのエントリは、 ディ"
-"レクトリではない (ディレクトリツリー内の「葉」(leaf) ファイルである) ことが決"
-"定します。 ファイル名を調べるだけで十分であれば、 ファイル情報を調べる必要が"
-"なくなるので、 これを利用すれば、 検索速度が明らかに向上します。 "
+"ディレクトリに含まれるサブディレクトリ数が、 ハードリンク数よりも 2 つ少ない、 とする想定のもとでの最適化を無効にします。 "
+"このオプションが必要になるのは、 Unix のディレクトリとリンクに関する慣例に従っていないファイルシステム、 たとえば CD-ROM、 MS-DOS "
+"ファイルシステム、 AFS ボリュームマウントポイントを検索する場合です。 通常の Unix ファイルシステムにおいては、 各ディレクトリに最低でも 2 "
+"つのハードリンクがあります。 ディレクトリ名そのものと、 `.\\&' エントリです。 そしてサブディレクトリがある場合に、 そのサブディレクトリには、 "
+"親ディレクトリにリンクする `..\\&' というエントリがあります。 そこで B<find> がディレクトリを調べる際に、 "
+"ディレクトリへのリンク数よりも 2 つ分だけ少ないサブディレクトリを調べた後であれば、 ディレクトリ内の残りのエントリは、 ディレクトリではない "
+"(ディレクトリツリー内の「葉」(leaf) ファイルである) ことが決定します。 ファイル名を調べるだけで十分であれば、 "
+"ファイル情報を調べる必要がなくなるので、 これを利用すれば、 検索速度が明らかに向上します。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:638
@@ -1177,14 +1075,11 @@ msgid ""
 "(for example, the B<stat>(2)  system call fails for it), an error message is "
 "issued, and B<find> exits with a nonzero status."
 msgstr ""
-"テストの中には、 B<-newerXY> や B<-samefile> のように、 その時点で対象となっ"
-"ているファイルと、 コマンドラインから指定する参照ファイル (reference file) と"
-"の間で、 比較を行うものがあります。 そのようなテストが指定された際に、 参照"
-"ファイルに対する解釈は、 B<-H>, B<-L>, B<-P> といったオプションや、 先行する "
-"B<-follow> の存在によって決定します。 ただし、 参照ファイルが調べられるの"
-"は、 コマンドラインが解析されるときの 1 回だけです。 参照ファイルが調べられな"
-"かった場合 (たとえば、 B<stat>(2) システムコールに失敗した場合)、 エラーメッ"
-"セージが出力されて、 B<find> は 0 以外のステータスを返して終了します。 "
+"テストの中には、 B<-newerXY> や B<-samefile> のように、 その時点で対象となっているファイルと、 "
+"コマンドラインから指定する参照ファイル (reference file) との間で、 比較を行うものがあります。 そのようなテストが指定された際に、 "
+"参照ファイルに対する解釈は、 B<-H>, B<-L>, B<-P> といったオプションや、 先行する B<-follow> の存在によって決定します。 "
+"ただし、 参照ファイルが調べられるのは、 コマンドラインが解析されるときの 1 回だけです。 参照ファイルが調べられなかった場合 (たとえば、 "
+"B<stat>(2) システムコールに失敗した場合)、 エラーメッセージが出力されて、 B<find> は 0 以外のステータスを返して終了します。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:678
@@ -1192,9 +1087,8 @@ msgid ""
 "A numeric argument I<n> can be specified to tests (like B<-amin>, B<-mtime>, "
 "B<-gid>, B<-inum>, B<-links>, B<-size>, B<-uid> and B<-used>)  as"
 msgstr ""
-"数値引数である I<n> は、 以下のテスト、 B<-amin>, B<-mtime>, B<-gid>, B<-"
-"inum>, B<-links>, B<-size>, B<-uid>, B<-used> において指定できます。 そして以"
-"下のような指定方法があります。 "
+"数値引数である I<n> は、 以下のテスト、 B<-amin>, B<-mtime>, B<-gid>, B<-inum>, B<-links>, "
+"B<-size>, B<-uid>, B<-used> において指定できます。 そして以下のような指定方法があります。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:678
@@ -1244,9 +1138,7 @@ msgstr "-amin I<n>"
 #: original/man1/find.1:693
 msgid ""
 "File was last accessed less than, more than or exactly I<n> minutes ago."
-msgstr ""
-"ファイルの最終アクセス時間が、 I<n> 分前と比較して、 それよりも前か後かちょう"
-"ど同じかをテストします。"
+msgstr "ファイルの最終アクセス時間が、 I<n> 分前と比較して、 それよりも前か後かちょうど同じかをテストします。"
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:694
@@ -1263,10 +1155,9 @@ msgid ""
 "the time of the last data modification of the file it points to is always "
 "used."
 msgstr ""
-"現在ファイルの最終アクセス時間が、 I<reference> (参照ファイル) の最終更新時間"
-"よりも、 新しいかどうかをテストします。 引数 I<reference> がシンボリックリン"
-"クであり、 B<-H> や B<-L> オプションが有効になっている場合は、 リンク先ファイ"
-"ルの最終更新時間が常に利用されます。 "
+"現在ファイルの最終アクセス時間が、 I<reference> (参照ファイル) の最終更新時間よりも、 新しいかどうかをテストします。 引数 "
+"I<reference> がシンボリックリンクであり、 B<-H> や B<-L> オプションが有効になっている場合は、 "
+"リンク先ファイルの最終更新時間が常に利用されます。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:704
@@ -1282,11 +1173,9 @@ msgid ""
 "accessed, any fractional part is ignored, so to match B<-atime\\ +1>, a file "
 "has to have been accessed at least I<two> days ago."
 msgstr ""
-"ファイルの最終アクセス時間が、 I<n>*24 時間前と比較して、 それよりも前か後か"
-"ちょうど同じかをテストします。 ファイルの最終アクセス時間が、 24 時間の何倍で"
-"あるかを割り算して計算する際に、 端数は無視されます。 したがって、 B<-atime"
-"\\ +1> に一致するためには、 ファイルは少なくとも 2 日前にアクセスされていなけ"
-"ればなりません。 "
+"ファイルの最終アクセス時間が、 I<n>*24 時間前と比較して、 それよりも前か後かちょうど同じかをテストします。 ファイルの最終アクセス時間が、 "
+"24 時間の何倍であるかを割り算して計算する際に、 端数は無視されます。 したがって、 B<-atime\\ +1> に一致するためには、 "
+"ファイルは少なくとも 2 日前にアクセスされていなければなりません。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:715
@@ -1299,9 +1188,7 @@ msgstr "-cmin I<n>"
 msgid ""
 "File's status was last changed less than, more than or exactly I<n> minutes "
 "ago."
-msgstr ""
-"ファイルステータスの最終変更時間が、 I<n> 分前と比較して、 それよりも前か後か"
-"ちょうど同じかをテストします。"
+msgstr "ファイルステータスの最終変更時間が、 I<n> 分前と比較して、 それよりも前か後かちょうど同じかをテストします。"
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:719
@@ -1318,10 +1205,9 @@ msgid ""
 "the time of the last data modification of the file it points to is always "
 "used."
 msgstr ""
-"現在ファイルの最終ステータス変更時間が、 I<reference> (参照ファイル) の最終更"
-"新時間よりも、 新しいかどうかをテストします。 引数 I<reference> がシンボリッ"
-"クリンクであり、 B<-H> や B<-L> オプションが有効になっている場合は、 リンク先"
-"ファイルの最終更新時間が常に利用されます。"
+"現在ファイルの最終ステータス変更時間が、 I<reference> (参照ファイル) の最終更新時間よりも、 新しいかどうかをテストします。 引数 "
+"I<reference> がシンボリックリンクであり、 B<-H> や B<-L> オプションが有効になっている場合は、 "
+"リンク先ファイルの最終更新時間が常に利用されます。"
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:729
@@ -1336,10 +1222,9 @@ msgid ""
 "ago.  See the comments for B<-atime> to understand how rounding affects the "
 "interpretation of file status change times."
 msgstr ""
-"ファイルステータスの最終変更時間が、 I<n>*24 時間前と比較して、 それよりも前"
-"か後かちょうど同じかをテストします。ファイルステータスの更新時間の解釈にあ"
-"たって、丸め処理がどのように影響するかについては、 B<-atime> の説明を参照して"
-"ください。 "
+"ファイルステータスの最終変更時間が、 I<n>*24 時間前と比較して、 "
+"それよりも前か後かちょうど同じかをテストします。ファイルステータスの更新時間の解釈にあたって、丸め処理がどのように影響するかについては、 "
+"B<-atime> の説明を参照してください。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:738
@@ -1350,9 +1235,7 @@ msgstr "-empty"
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:740
 msgid "File is empty and is either a regular file or a directory."
-msgstr ""
-"ファイルが空であって、 通常のファイルかディレクトリであるかどうかをテストしま"
-"す。 "
+msgstr "ファイルが空であって、 通常のファイルかディレクトリであるかどうかをテストします。 "
 
 #. type: tbl table
 #: original/man1/find.1:741 original/man1/find.1:2637
@@ -1374,16 +1257,13 @@ msgid ""
 "no guarantee that a file for which this test succeeds can actually be "
 "executed."
 msgstr ""
-"実行可能なファイルか、 あるいは、 現在のユーザーが  (ファイル名解決の観点で) "
-"検索可能なディレクトリであるかどうかをテストします。 このテストは、 アクセス"
-"コントロールリスト (access control list; ACL) や、 この他のパーミッション機能"
-"を考慮します。 ちなみに、 テスト B<-perm> では無視されます。 本テストは、 シ"
-"ステムコール B<access>(2) を利用するので、 NFS サーバーが UID マッピング (つ"
-"まり root squash) を行っている場合に、 適切に動作しない場合があります。 多く"
-"のシステムでは、 クライアントのカーネルにおいて B<access>(2) を実装しているた"
-"め、 サーバー側にある UID マッピング情報を利用できないからです。 このテスト"
-"は、 B<access>(2) システムコールの結果だけに基づいているため、 このテストが "
-"true となったファイルが、 実際に実行できるかどうかの保証はありません。 "
+"実行可能なファイルか、 あるいは、 現在のユーザーが  (ファイル名解決の観点で) 検索可能なディレクトリであるかどうかをテストします。 このテストは、 "
+"アクセスコントロールリスト (access control list; ACL) や、 この他のパーミッション機能を考慮します。 ちなみに、 テスト "
+"B<-perm> では無視されます。 本テストは、 システムコール B<access>(2) を利用するので、 NFS サーバーが UID マッピング "
+"(つまり root squash) を行っている場合に、 適切に動作しない場合があります。 多くのシステムでは、 クライアントのカーネルにおいて "
+"B<access>(2) を実装しているため、 サーバー側にある UID マッピング情報を利用できないからです。 このテストは、 "
+"B<access>(2) システムコールの結果だけに基づいているため、 このテストが true となったファイルが、 "
+"実際に実行できるかどうかの保証はありません。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:759
@@ -1411,12 +1291,10 @@ msgid ""
 "tmp, mfs, S51K, S52K.  You can use B<-printf> with the %F directive to see "
 "the types of your filesystems."
 msgstr ""
-"ファイルが存在するファイルシステムが、 I<type> かどうかをテストします。 いろ"
-"いろな Unix システムに対して、 有効なファイルシステムは変わります。 Unix など"
-"の各種システムにおいて、 許容されるファイルシステムタイプを、 その一部だけあ"
-"げてみると、 ufs, 4.2, 4.3, nfs, tmp, mfs, S51K, S52K といったものです。 B<-"
-"printf> のディレクティブ %F を使えば、 現在のファイルシステムタイプを確認する"
-"ことができます。 "
+"ファイルが存在するファイルシステムが、 I<type> かどうかをテストします。 いろいろな Unix システムに対して、 "
+"有効なファイルシステムは変わります。 Unix などの各種システムにおいて、 許容されるファイルシステムタイプを、 その一部だけあげてみると、 ufs, "
+"4.2, 4.3, nfs, tmp, mfs, S51K, S52K といったものです。 B<-printf> のディレクティブ %F を使えば、 "
+"現在のファイルシステムタイプを確認することができます。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:772
@@ -1427,9 +1305,7 @@ msgstr "-gid I<n>"
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:775
 msgid "File's numeric group ID is less than, more than or exactly I<n>."
-msgstr ""
-"ファイルのグループ ID 番号が、 I<n> と比較して、 それよりも小さいか大きいか"
-"ちょうど同じかをテストします。"
+msgstr "ファイルのグループ ID 番号が、 I<n> と比較して、 それよりも小さいか大きいかちょうど同じかをテストします。"
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:776
@@ -1440,9 +1316,7 @@ msgstr "-group I<gname>"
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:778
 msgid "File belongs to group I<gname> (numeric group ID allowed)."
-msgstr ""
-"ファイルの属するグループが I<gname> かどうかをテストします (グループ ID 番号"
-"による指定も可)。 "
+msgstr "ファイルの属するグループが I<gname> かどうかをテストします (グループ ID 番号による指定も可)。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:779
@@ -1457,9 +1331,8 @@ msgid ""
 "the B<-follow> option is in effect, this test returns false unless the "
 "symbolic link is broken."
 msgstr ""
-"B<-lname> と同様ですが、 大文字小文字は区別しません。 B<-L> または B<-"
-"follow> オプションが有効な場合、 シンボリックリンクが切れていない限り、 この"
-"テストは false を返します。 "
+"B<-lname> と同様ですが、 大文字小文字は区別しません。 B<-L> または B<-follow> オプションが有効な場合、 "
+"シンボリックリンクが切れていない限り、 このテストは false を返します。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:791
@@ -1474,9 +1347,8 @@ msgid ""
 "`fo*' and `F??' match the file names `Foo', `FOO', `foo', `fOo', etc.  The "
 "pattern `*foo*` will also match a file called '.foobar'."
 msgstr ""
-"B<-name> と同様ですが、 大文字小文字は区別しません。 たとえば、 パターン "
-"`fo*' や `F??' は、 `Foo', `FOO', `foo', `fOo' などのファイル名に一致しま"
-"す。 また、 パターン `*foo*' は、 `.foobar' というファイルにも一致します。 "
+"B<-name> と同様ですが、 大文字小文字は区別しません。 たとえば、 パターン `fo*' や `F??' は、 `Foo', `FOO', "
+"`foo', `fOo' などのファイル名に一致します。 また、 パターン `*foo*' は、 `.foobar' というファイルにも一致します。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:799
@@ -1490,9 +1362,8 @@ msgid ""
 "File has inode number smaller than, greater than or exactly I<n>.  It is "
 "normally easier to use the B<-samefile> test instead."
 msgstr ""
-"ファイルの i ノード番号が、 I<n> と比較して、 それよりも小さいか大きいかちょ"
-"うど同じかをテストします。 普通はこれよりも、 B<-samefile> を使った方が簡単で"
-"す。"
+"ファイルの i ノード番号が、 I<n> と比較して、 それよりも小さいか大きいかちょうど同じかをテストします。 普通はこれよりも、 "
+"B<-samefile> を使った方が簡単です。"
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:806
@@ -1525,9 +1396,7 @@ msgstr "-iwholename I<pattern>"
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:819
 msgid "See -ipath.  This alternative is less portable than B<-ipath>."
-msgstr ""
-"B<-ipath> を参照してください。 この別名は、 B<-ipath> よりも移植性に劣りま"
-"す。 "
+msgstr "B<-ipath> を参照してください。 この別名は、 B<-ipath> よりも移植性に劣ります。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:820
@@ -1538,9 +1407,7 @@ msgstr "-links I<n>"
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:822
 msgid "File has less than, more than or exactly I<n> hard links."
-msgstr ""
-"ファイルが持つハードリンクの数が、 I<n> と比較して、 小さいか大きいかちょうど"
-"同じかをテストします。 "
+msgstr "ファイルが持つハードリンクの数が、 I<n> と比較して、 小さいか大きいかちょうど同じかをテストします。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:823
@@ -1556,10 +1423,9 @@ msgid ""
 "the B<-follow> option is in effect, this test returns false unless the "
 "symbolic link is broken."
 msgstr ""
-"ファイルがシンボリックリンクであって、 その内容がシェルパターン I<pattern> に"
-"一致するかどうかをテストします。 メタ文字は、 `/' や `.\\&' を特別扱いしませ"
-"ん。 B<-L> または B<-follow> オプションが有効な場合には、 シンボリックリンク"
-"が切れていない限り、 このテストは false を返します。 "
+"ファイルがシンボリックリンクであって、 その内容がシェルパターン I<pattern> に一致するかどうかをテストします。 メタ文字は、 `/' や "
+"`.\\&' を特別扱いしません。 B<-L> または B<-follow> オプションが有効な場合には、 シンボリックリンクが切れていない限り、 "
+"このテストは false を返します。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:834
@@ -1572,9 +1438,7 @@ msgstr "-mmin I<n>"
 msgid ""
 "File's data was last modified less than, more than or exactly I<n> minutes "
 "ago."
-msgstr ""
-"ファイルの最終更新時間が、 I<n> 分前と比較して、 それよりも前か後かちょうど同"
-"じかをテストします。 "
+msgstr "ファイルの最終更新時間が、 I<n> 分前と比較して、 それよりも前か後かちょうど同じかをテストします。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:838
@@ -1589,10 +1453,9 @@ msgid ""
 "ago.  See the comments for B<-atime> to understand how rounding affects the "
 "interpretation of file modification times."
 msgstr ""
-"ファイルの最終更新時間が、 I<n>*24 時間前と比較して、 それよりも前か後かちょ"
-"うど同じかをテストします。 何日前かを計算する際、 時間差を 24 時間で割った結"
-"果を丸めるため、 ファイル更新時間の解釈にあたって、 その処理がどのように影響"
-"するかについては、 B<-atime> の説明を参照してください。 "
+"ファイルの最終更新時間が、 I<n>*24 時間前と比較して、 それよりも前か後かちょうど同じかをテストします。 何日前かを計算する際、 時間差を 24 "
+"時間で割った結果を丸めるため、 ファイル更新時間の解釈にあたって、 その処理がどのように影響するかについては、 B<-atime> "
+"の説明を参照してください。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:847
@@ -1619,22 +1482,17 @@ msgid ""
 "function.  Don't forget to enclose the pattern in quotes in order to protect "
 "it from expansion by the shell."
 msgstr ""
-"ファイルのベース名 (パス名から、 先行するディレクトリを取り除いたもの) が、 "
-"シェルのパターン I<pattern> に一致するかどうかをテストします。 先行するディレ"
-"クトリを取り除いているので、 B<-name> を使って一致の確認を行うファイル名に"
-"は、 スラッシュが含まれないものとして扱われます。 つまり `-name a/b' として"
-"も、 一致するものはありません (その場合は、 おそらく B<-path> を用いる必要が"
-"あります)。 これを行ってしまった場合、 環境変数 B<POSIXLY_CORRECT> が設定され"
-"ていない限りは、 警告メッセージが出力されます。 メタ文字 (`*', `?', `[]') は、 "
-"ベース名の先頭にある `.\\&' に一致します (これは findutils-4.2.2 から変更され"
-"ました。以降のセクション「規格への準拠」を参照してください)。 1 つのディレク"
-"トリとそこに含まれるファイルを無視したい場合は、 ディレクトリツリー内の全ファ"
-"イルを確認するのではなく、 B<-prune> を使います。B<-prune> の説明において、 "
-"例を説明しているので参照してください。 波カッコ ('{}') は、 特別な文字として"
-"は扱われません。 bash などのシェルにおいては、 シェルパターン内の波カッコに特"
-"別な意味を持つものがありますが、 この点は異なります。 ファイル名のマッチング"
-"は、 B<fnmatch>(3) ライブラリ関数を用いて行われます。 シェルによってパターン"
-"が展開されないように、 パターンはクォートで囲むことを忘れないでください。 "
+"ファイルのベース名 (パス名から、 先行するディレクトリを取り除いたもの) が、 シェルのパターン I<pattern> "
+"に一致するかどうかをテストします。 先行するディレクトリを取り除いているので、 B<-name> を使って一致の確認を行うファイル名には、 "
+"スラッシュが含まれないものとして扱われます。 つまり `-name a/b' としても、 一致するものはありません (その場合は、 おそらく "
+"B<-path> を用いる必要があります)。 これを行ってしまった場合、 環境変数 B<POSIXLY_CORRECT> が設定されていない限りは、 "
+"警告メッセージが出力されます。 メタ文字 (`*', `?', `[]') は、 ベース名の先頭にある `.\\&' に一致します (これは "
+"findutils-4.2.2 から変更されました。以降のセクション「規格への準拠」を参照してください)。 1 "
+"つのディレクトリとそこに含まれるファイルを無視したい場合は、 ディレクトリツリー内の全ファイルを確認するのではなく、 B<-prune> "
+"を使います。B<-prune> の説明において、 例を説明しているので参照してください。 波カッコ ('{}') は、 特別な文字としては扱われません。 "
+"bash などのシェルにおいては、 シェルパターン内の波カッコに特別な意味を持つものがありますが、 この点は異なります。 ファイル名のマッチングは、 "
+"B<fnmatch>(3) ライブラリ関数を用いて行われます。 シェルによってパターンが展開されないように、 "
+"パターンはクォートで囲むことを忘れないでください。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:878
@@ -1651,10 +1509,8 @@ msgid ""
 "in effect, then the time of the last data modification of the file it points "
 "to is always used."
 msgstr ""
-"対象ファイルの最終更新時間が、 I<reference> ファイルの最終更新時間よりも、 最"
-"新であるかどうかをテストします。 I<reference> がシンボリックリンクであって、 "
-"B<-H> または B<-L> オプションが有効である場合は、 リンク先ファイルの更新時間"
-"が用いられます。 "
+"対象ファイルの最終更新時間が、 I<reference> ファイルの最終更新時間よりも、 最新であるかどうかをテストします。 I<reference> "
+"がシンボリックリンクであって、 B<-H> または B<-L> オプションが有効である場合は、 リンク先ファイルの更新時間が用いられます。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:888
@@ -1669,9 +1525,8 @@ msgid ""
 "timestamp I<Y> of the file I<reference>.  The letters I<X> and I<Y> can be "
 "any of the following letters:"
 msgstr ""
-"対象ファイルのタイムスタンプ I<X> が、 I<reference> ファイルのタイムスタンプ "
-"I<Y> より、 新しいかどうかをテストします。 I<X> と I<Y> の位置に記述する文字"
-"は、 以下の文字とします。 "
+"対象ファイルのタイムスタンプ I<X> が、 I<reference> ファイルのタイムスタンプ I<Y> より、 新しいかどうかをテストします。 "
+"I<X> と I<Y> の位置に記述する文字は、 以下の文字とします。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:900 original/man1/find.1:1555
@@ -1746,15 +1601,11 @@ msgid ""
 "specify a test which refers to the birth time of files being examined, this "
 "test will fail for any files where the birth time is unknown."
 msgstr ""
-"組み合わせによっては、 無効になるものも発生します。 たとえば、 I<X> に I<t> "
-"を指定しても無効です。 またシステムによっては、 特定の組み合わせを実装してい"
-"ない場合があります。 たとえば I<B> は、 すべてのシステムでサポートされている"
-"わけではありません。 指定された I<XY> の組み合わせが、 無効や未サポートの場合"
-"は、 致命的エラーが発生します。 時間表現は、 GNU B<date> における B<-d> オプ"
-"ションに対する引数と同様のものとして解釈されます。 参照ファイルの生成時間を使"
-"用しようとて、 その生成時間が決定できなかった場合は、 致命的エラーになりま"
-"す。 また、 対象ファイルの生成時間を参照するテストを用いた際に、 生成時間が不"
-"明な場合は、 そのテストは失敗します。 "
+"組み合わせによっては、 無効になるものも発生します。 たとえば、 I<X> に I<t> を指定しても無効です。 またシステムによっては、 "
+"特定の組み合わせを実装していない場合があります。 たとえば I<B> は、 すべてのシステムでサポートされているわけではありません。 指定された "
+"I<XY> の組み合わせが、 無効や未サポートの場合は、 致命的エラーが発生します。 時間表現は、 GNU B<date> における B<-d> "
+"オプションに対する引数と同様のものとして解釈されます。 参照ファイルの生成時間を使用しようとて、 その生成時間が決定できなかった場合は、 "
+"致命的エラーになります。 また、 対象ファイルの生成時間を参照するテストを用いた際に、 生成時間が不明な場合は、 そのテストは失敗します。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:926
@@ -1765,8 +1616,7 @@ msgstr "-nogroup"
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:928
 msgid "No group corresponds to file's numeric group ID."
-msgstr ""
-"ファイルのグループ ID 番号が、 システムに存在していないことをテストします。 "
+msgstr "ファイルのグループ ID 番号が、 システムに存在していないことをテストします。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:929
@@ -1777,8 +1627,7 @@ msgstr "-nouser"
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:931
 msgid "No user corresponds to file's numeric user ID."
-msgstr ""
-"ファイルのユーザー ID 番号が、 システムに存在しないことをテストします。 "
+msgstr "ファイルのユーザー ID 番号が、 システムに存在しないことをテストします。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:932
@@ -1792,8 +1641,8 @@ msgid ""
 "File name matches shell pattern I<pattern>.  The metacharacters do not treat "
 "`/' or `.\\&' specially; so, for example,"
 msgstr ""
-"ファイル名が、 シェルのパターン I<pattern> に一致するかどうかをテストしま"
-"ã\81\99ã\80\82 ã\83¡ã\82¿æ\96\87å­\97ã\81¯ã\80\81 `/' ã\82\84 `.\\&' ã\82\92ç\89¹å\88¥æ\89±ã\81\84ã\81\97ã\81¾ã\81\9bã\82\93ã\80\82 ã\81\97ã\81\9fã\81\8cã\81£ã\81¦ã\81\9fã\81¨ã\81\88ã\81°ã\80\81 "
+"ファイル名が、 シェルのパターン I<pattern> に一致するかどうかをテストします。 メタ文字は、 `/' や `.\\&' を特別扱いしません。 "
+"したがってたとえば、 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:940
@@ -1812,14 +1661,11 @@ msgid ""
 "start point is also an absolute path.  This means that this command will "
 "never match anything:"
 msgstr ""
-"は、 I<./src/misc> というディレクトリ (それが存在している場合) の内容を表示し"
-"ます。 ディレクトリツリー全体を対象としないのであれば、 ツリー内の各ファイル"
-"を確認していくのではなく、 B<-prune> を用います。 パターン一致を確認するよう"
-"なテストは、 ファイル名すべてに対して適用されます。 つまりそのファイル名は、 "
-"コマンドライン上から指定された検索開始点から始まる、 検索対象すべてです。 こ"
-"のパターンにおいて、 絶対パスを指定するなら、 検索開始点も絶対パスでなければ"
-"意味がありません。 つまり以下のようなコマンドでは、 どのファイルも一致しませ"
-"ん。 "
+"は、 I<./src/misc> というディレクトリ (それが存在している場合) の内容を表示します。 ディレクトリツリー全体を対象としないのであれば、 "
+"ツリー内の各ファイルを確認していくのではなく、 B<-prune> を用います。 パターン一致を確認するようなテストは、 "
+"ファイル名すべてに対して適用されます。 つまりそのファイル名は、 コマンドライン上から指定された検索開始点から始まる、 検索対象すべてです。 "
+"このパターンにおいて、 絶対パスを指定するなら、 検索開始点も絶対パスでなければ意味がありません。 つまり以下のようなコマンドでは、 "
+"どのファイルも一致しません。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:957
@@ -1837,12 +1683,10 @@ msgid ""
 "predicate B<-path> is also supported by HP-UX B<find> and is part of the "
 "POSIX 2008 standard."
 msgstr ""
-"B<find> が B<-path> の引数と比較するのは、 その時点で対象としているファイルの"
-"ディレクトリとベース名を連結した文字列です。 その文字列の末尾がスラッシュにな"
-"ることはないため、 B<-path> の引数の末尾にスラッシュを指定すると、 何にも一致"
-"しないことになります。 (ただし、 コマンドラインで指定された検索開始ポイントに"
-"は、 おそらく一致します)。 述語表現 B<-path> は、 HP-UX の B<find> でもサポー"
-"トされていて、 POSIX 2008 規格に存在します。 "
+"B<find> が B<-path> の引数と比較するのは、 その時点で対象としているファイルのディレクトリとベース名を連結した文字列です。 "
+"その文字列の末尾がスラッシュになることはないため、 B<-path> の引数の末尾にスラッシュを指定すると、 何にも一致しないことになります。 "
+"(ただし、 コマンドラインで指定された検索開始ポイントには、 おそらく一致します)。 述語表現 B<-path> は、 HP-UX の B<find> "
+"でもサポートされていて、 POSIX 2008 規格に存在します。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:973
@@ -1862,14 +1706,11 @@ msgid ""
 "matches any file with group write permission.  See the B<EXAMPLES> section "
 "for some illustrative examples."
 msgstr ""
-"ファイルの許可属性が I<mode> (8 進数表現またはシンボル表現) に一致するかどう"
-"かをテストします。 I<mode> 指定のこの形式では、 完全一致が求められるので、 こ"
-"の形式をシンボリックモードで使う場合には、 モード文字列の指定が多少複雑になる"
-"かもしれません。 たとえば `-perm g=w' は、 許可属性が 0020 のファイルにのみ一"
-"致します (つまり、 グループの書き込み権限のみを設定します)。 おそらく、 `/' "
-"や `-' を用いる形式を必要とすることがあります。 たとえば、 `-perm -g=w' とす"
-"れば、 グループの書き込み許可があるファイルに一致します。 具体例については"
-"「例」セクションを参照してください。"
+"ファイルの許可属性が I<mode> (8 進数表現またはシンボル表現) に一致するかどうかをテストします。 I<mode> 指定のこの形式では、 "
+"完全一致が求められるので、 この形式をシンボリックモードで使う場合には、 モード文字列の指定が多少複雑になるかもしれません。 たとえば `-perm "
+"g=w' は、 許可属性が 0020 のファイルにのみ一致します (つまり、 グループの書き込み権限のみを設定します)。 おそらく、 `/' や `-' "
+"を用いる形式を必要とすることがあります。 たとえば、 `-perm -g=w' とすれば、 グループの書き込み許可があるファイルに一致します。 "
+"具体例については「例」セクションを参照してください。"
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:985
@@ -1885,11 +1726,9 @@ msgid ""
 "to use them.  You must specify `u', `g' or `o' if you use a symbolic mode.  "
 "See the B<EXAMPLES> section for some illustrative examples."
 msgstr ""
-"I<mode> で指定した許可属性ビットすべてが、 対象ファイルのものに一致するかどう"
-"かをテストします。 この形式でも、 シンボリックモード指定が可能です。 このモー"
-"ドは、 ごく普通に用いたくなるはずです。 シンボリックモードでは、 `u'、 `g'、 "
-"`o' を用いる必要があります。 具体例については「例」セクションを参照してくださ"
-"い。 "
+"I<mode> で指定した許可属性ビットすべてが、 対象ファイルのものに一致するかどうかをテストします。 この形式でも、 "
+"シンボリックモード指定が可能です。 このモードは、 ごく普通に用いたくなるはずです。 シンボリックモードでは、 `u'、 `g'、 `o' "
+"を用いる必要があります。 具体例については「例」セクションを参照してください。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:994
@@ -1906,12 +1745,10 @@ msgid ""
 "If no permission bits in I<mode> are set, this test matches any file (the "
 "idea here is to be consistent with the behaviour of B<-perm\\ -000>)."
 msgstr ""
-"I<mode> で指定した許可属性ビットの一部が、 対象ファイルのものに一致するかどう"
-"かをテストします。 この形式でも、 シンボリックモード指定が可能です。 シンボ"
-"リックモードでは、 `u'、 `g'、 `o' を用いる必要があります。 具体例については"
-"「例」セクションを参照してください。 なお、 I<mode> の許可属性ビットが何も設"
-"定されていない場合、 このテストは、 どんなファイルにも一致します (この動作"
-"は、 B<-perm\\ -000> と一貫性を持たせるためです)。 "
+"I<mode> で指定した許可属性ビットの一部が、 対象ファイルのものに一致するかどうかをテストします。 この形式でも、 "
+"シンボリックモード指定が可能です。 シンボリックモードでは、 `u'、 `g'、 `o' を用いる必要があります。 "
+"具体例については「例」セクションを参照してください。 なお、 I<mode> の許可属性ビットが何も設定されていない場合、 このテストは、 "
+"どんなファイルにも一致します (この動作は、 B<-perm\\ -000> と一貫性を持たせるためです)。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1005
@@ -1922,11 +1759,11 @@ msgstr "-perm +I<mode>"
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:1009
 msgid ""
-"This is no longer supported (and has been deprecated since 2005).  Use B<-"
-"perm />I<mode> instead."
+"This is no longer supported (and has been deprecated since 2005).  Use "
+"B<-perm />I<mode> instead."
 msgstr ""
-"この書式は、 もうサポートされていません (2005 年以来、 非推奨となっていま"
-"ã\81\99\80\82 ä»£ã\82\8fã\82\8aã\81« B<-perm />I<mode> ã\82\92ç\94¨ã\81\84ã\81¦ã\81\8fã\81 ã\81\95ã\81\84ã\80\82 "
+"この書式は、 もうサポートされていません (2005 年以来、 非推奨となっています)。 代わりに B<-perm />I<mode> "
+"を用いてください。 "
 
 #. type: tbl table
 #: original/man1/find.1:1010 original/man1/find.1:2635
@@ -1938,21 +1775,18 @@ msgstr "-readable"
 #: original/man1/find.1:1021
 msgid ""
 "Matches files which are readable by the current user.  This takes into "
-"account access control lists and other permissions artefacts which the B<-"
-"perm> test ignores.  This test makes use of the B<access>(2)  system call, "
-"and so can be fooled by NFS servers which do UID mapping (or root-"
-"squashing), since many systems implement B<access>(2)  in the client's "
+"account access control lists and other permissions artefacts which the "
+"B<-perm> test ignores.  This test makes use of the B<access>(2)  system "
+"call, and so can be fooled by NFS servers which do UID mapping (or "
+"root-squashing), since many systems implement B<access>(2)  in the client's "
 "kernel and so cannot make use of the UID mapping information held on the "
 "server."
 msgstr ""
-"現在のユーザーによって読み込み可能なファイルであるかどうかをテストします。 こ"
-"のテストは、 アクセスコントロールリスト (access control list; ACL) や、 その"
-"他のパーミッション機能を考慮します。 ちなみに、 テスト B<-perm> では無視され"
-"ます。 本テストは、 システムコール B<access>(2) を利用するので、 NFS サーバー"
-"が UID マッピング (つまり root squash) を行っている場合に、 適切に動作しない"
-"場合があります。 多くのシステムでは、 クライアントのカーネルにおいて "
-"B<access>(2) を実装しているため、 サーバー側にある UID マッピング情報を利用で"
-"きないからです。 "
+"現在のユーザーによって読み込み可能なファイルであるかどうかをテストします。 このテストは、 アクセスコントロールリスト (access control "
+"list; ACL) や、 その他のパーミッション機能を考慮します。 ちなみに、 テスト B<-perm> では無視されます。 本テストは、 "
+"システムコール B<access>(2) を利用するので、 NFS サーバーが UID マッピング (つまり root squash) "
+"を行っている場合に、 適切に動作しない場合があります。 多くのシステムでは、 クライアントのカーネルにおいて B<access>(2) "
+"を実装しているため、 サーバー側にある UID マッピング情報を利用できないからです。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1022
@@ -1965,17 +1799,15 @@ msgstr "-regex I<pattern>"
 msgid ""
 "File name matches regular expression I<pattern>.  This is a match on the "
 "whole path, not a search.  For example, to match a file named I<./fubar3,> "
-"you can use the regular expression `.*bar.\\&' or `.*b.*3', but not `f."
-"*r3'.  The regular expressions understood by B<find> are by default Emacs "
-"Regular Expressions (except that `.' matches newline), but this can be "
-"changed with the B<-regextype> option."
+"you can use the regular expression `.*bar.\\&' or `.*b.*3', but not `f.*r3'. "
+" The regular expressions understood by B<find> are by default Emacs Regular "
+"Expressions (except that `.' matches newline), but this can be changed with "
+"the B<-regextype> option."
 msgstr ""
-"ファイル名が正規表現 I<pattern> に一致するかどうかをテストします。 この処理"
-"は、 パス全体への一致を確認するものであって、 ファイル検索ではありません。 し"
-"たがってたとえば、 `./fubar3' ファイルに一致する正規表現として、 `.*bar.' や "
-"`.*b.*3' は利用できますが、 `f.*r3' は利用できません。 B<find> が扱う正規表現"
-"のデフォルトは、 Emacs 正規表現です ('.' が改行に一致する点は除きます)。 これ"
-"は、 B<-regextype> オプションを用いて変更することができます。 "
+"ファイル名が正規表現 I<pattern> に一致するかどうかをテストします。 この処理は、 パス全体への一致を確認するものであって、 "
+"ファイル検索ではありません。 したがってたとえば、 `./fubar3' ファイルに一致する正規表現として、 `.*bar.' や `.*b.*3' "
+"は利用できますが、 `f.*r3' は利用できません。 B<find> が扱う正規表現のデフォルトは、 Emacs 正規表現です ('.' "
+"が改行に一致する点は除きます)。 これは、 B<-regextype> オプションを用いて変更することができます。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1037
@@ -1989,8 +1821,8 @@ msgid ""
 "File refers to the same inode as I<name>.  When B<-L> is in effect, this can "
 "include symbolic links."
 msgstr ""
-"対象ファイルが、 I<name> と同じ i ノードを参照しているかどうかをテストしま"
-"ã\81\99ã\80\82 B<-L> ã\81\8cæ\9c\89å\8a¹ã\81§ã\81\82ã\82\8cã\81°ã\80\81 ã\82·ã\83³ã\83\9cã\83ªã\83\83ã\82¯ã\83ªã\83³ã\82¯ã\82\92対象ã\81¨ã\81\99ã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81\8cã\81§ã\81\8dã\81¾ã\81\99ã\80\82 "
+"対象ファイルが、 I<name> と同じ i ノードを参照しているかどうかをテストします。 B<-L> が有効であれば、 "
+"シンボリックリンクを対象とすることができます。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1044
@@ -2004,9 +1836,8 @@ msgid ""
 "File uses less than, more than or exactly I<n> units of space, rounding up.  "
 "The following suffixes can be used:"
 msgstr ""
-"ファイルが I<n> 単位分の容量と比較して、 それよりも小さいか大きいかちょうど同"
-"じかをテストします。 ここでは丸め処理が行われます。 以下のサフィックスが利用"
-"できます。 "
+"ファイルが I<n> 単位分の容量と比較して、 それよりも小さいか大きいかちょうど同じかをテストします。 ここでは丸め処理が行われます。 "
+"以下のサフィックスが利用できます。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1048
@@ -2017,9 +1848,7 @@ msgstr "`b'"
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:1050
 msgid "for 512-byte blocks (this is the default if no suffix is used)"
-msgstr ""
-"512 バイトブロックを表します (サフィックスの指定がない場合は、 これがデフォル"
-"トとなります)。 "
+msgstr "512 バイトブロックを表します (サフィックスの指定がない場合は、 これがデフォルトとなります)。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1050
@@ -2063,9 +1892,7 @@ msgstr "`M'"
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:1058
 msgid "for mebibytes (MiB, units of 1024 * 1024 = 1\\|048\\|576 bytes)"
-msgstr ""
-"メビバイトを表します (mebibyte, MiB, 1024 * 1024 単位 = 1\\|048\\|576 バイ"
-"ト)。 "
+msgstr "メビバイトを表します (mebibyte, MiB, 1024 * 1024 単位 = 1\\|048\\|576 バイト)。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1058
@@ -2078,8 +1905,8 @@ msgstr "`G'"
 msgid ""
 "for gibibytes (GiB, units of 1024 * 1024 * 1024 = 1\\|073\\|741\\|824 bytes)"
 msgstr ""
-"ギビバイトを表します (gibibyte, GiB, 1024 * 1024 * 1024 単位 = 1\\|073\\|"
-"741\\|8241073741824)。"
+"ギビバイトを表します (gibibyte, GiB, 1024 * 1024 * 1024 単位 = "
+"1\\|073\\|741\\|8241073741824)。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:1073
@@ -2088,16 +1915,13 @@ msgid ""
 "lstat (or stat) system call, rounded up as shown above.  In other words, "
 "it's consistent with the result you get for B<ls\\ -l>.  Bear in mind that "
 "the `%k' and `%b' format specifiers of B<-printf> handle sparse files "
-"differently.  The `b' suffix always denotes 512-byte blocks and never 1024-"
-"byte blocks, which is different to the behaviour of B<-ls>."
+"differently.  The `b' suffix always denotes 512-byte blocks and never "
+"1024-byte blocks, which is different to the behaviour of B<-ls>."
 msgstr ""
-"サイズというのは単純に、 システムコールの lstat (あるいは stat) に含まれてい"
-"る struct stat の メンバー st_size のことであり、 上に示すようにして切り上げ"
-"られます。言い換えると、 その結果は B<ls\\ -l> で得られるものと一致します。"
-"B<-printf> における `%k' と `%b' の書式指定子は、 スパースファイルに対して、 "
-"異なる扱いをする点に注意してください。 サフィックス `b' は、 常に 512 バイト"
-"ブロックを表していて、 1024 バイトブロックを表すことはありません。 この点"
-"は、 B<-ls> の動作とは異なるところです。"
+"サイズというのは単純に、 システムコールの lstat (あるいは stat) に含まれている struct stat の メンバー st_size "
+"のことであり、 上に示すようにして切り上げられます。言い換えると、 その結果は B<ls\\ -l> で得られるものと一致します。B<-printf> "
+"における `%k' と `%b' の書式指定子は、 スパースファイルに対して、 異なる扱いをする点に注意してください。 サフィックス `b' は、 常に "
+"512 バイトブロックを表していて、 1024 バイトブロックを表すことはありません。 この点は、 B<-ls> の動作とは異なるところです。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:1083
@@ -2108,12 +1932,10 @@ msgid ""
 "B<-size\\ -1\\|048\\|576c>.  The former only matches empty files, the latter "
 "matches files from 0 to 1,048,575 bytes."
 msgstr ""
-"プレフィックスの + と - は、 ごく普通に、 それより上、 それより下、 を表しま"
-"す。 したがって、 I<n> とちょうど同じ数には一致しません。 サイズとは、 次の数"
-"単位に向けて切り上げられることに注意してください。 つまり B<-size\\ -1M> とい"
-"うのは、 B<-size\\ -1\\|048\\|576c> と同じではありません。 前者は、 空のファ"
-"イルにしか一致しません。 また後者は、 バイトサイズが 0 から 1,048,575 までの"
-"ファイルに一致します。 "
+"プレフィックスの + と - は、 ごく普通に、 それより上、 それより下、 を表します。 したがって、 I<n> とちょうど同じ数には一致しません。 "
+"サイズとは、 次の数単位に向けて切り上げられることに注意してください。 つまり B<-size\\ -1M> というのは、 B<-size\\ "
+"-1\\|048\\|576c> と同じではありません。 前者は、 空のファイルにしか一致しません。 また後者は、 バイトサイズが 0 から "
+"1,048,575 までのファイルに一致します。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1083
@@ -2199,10 +2021,8 @@ msgid ""
 "option is in effect, unless the symbolic link is broken.  If you want to "
 "search for symbolic links when B<-L> is in effect, use B<-xtype>."
 msgstr ""
-"シンボリックリンク。 オプション B<-L> や B<-follow> が有効な場合、 シンボリッ"
-"クリンク切れの場合を除いて、 このテストが true になることはありません。 B<-"
-"L> が有効なときに、 シンボリックリンクを検索するには、 B<-xtype> を用いてくだ"
-"さい。 "
+"シンボリックリンク。 オプション B<-L> や B<-follow> が有効な場合、 シンボリックリンク切れの場合を除いて、 このテストが true "
+"になることはありません。 B<-L> が有効なときに、 シンボリックリンクを検索するには、 B<-xtype> を用いてください。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1110
@@ -2231,9 +2051,7 @@ msgstr "ドア (door) (Solaris の場合)"
 msgid ""
 "To search for more than one type at once, you can supply the combined list "
 "of type letters separated by a comma `,' (GNU extension)."
-msgstr ""
-"一度に複数のファイルタイプを検索したい場合は、 タイプを表す英字を、 カンマ "
-"`,' で区切ったリストで指定します。 (GNU 拡張)"
+msgstr "一度に複数のファイルタイプを検索したい場合は、 タイプを表す英字を、 カンマ `,' で区切ったリストで指定します。 (GNU 拡張)"
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1118
@@ -2244,9 +2062,7 @@ msgstr "-uid I<n>"
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:1121
 msgid "File's numeric user ID is less than, more than or exactly I<n>."
-msgstr ""
-"ファイル所有者のユーザー ID 番号が、 I<n> と比較して、 それよりも小さいか大き"
-"いかちょうど同じかをテストします。 "
+msgstr "ファイル所有者のユーザー ID 番号が、 I<n> と比較して、 それよりも小さいか大きいかちょうど同じかをテストします。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1122
@@ -2260,8 +2076,7 @@ msgid ""
 "File was last accessed less than, more than or exactly I<n> days after its "
 "status was last changed."
 msgstr ""
-"ファイルのステータスが変更されてから、 ファイルにアクセスした最終時間が、 "
-"I<n> 日間と比較して、 小さいか大きいかちょうど同じかをテストします。 "
+"ファイルのステータスが変更されてから、 ファイルにアクセスした最終時間が、 I<n> 日間と比較して、 小さいか大きいかちょうど同じかをテストします。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1126
@@ -2272,9 +2087,7 @@ msgstr "-user I<uname>"
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:1128
 msgid "File is owned by user I<uname> (numeric user ID allowed)."
-msgstr ""
-"ファイルの所有者が、 I<uname> というユーザーであるかどうかをテストします "
-"(ユーザー ID 番号による指定も可)。 "
+msgstr "ファイルの所有者が、 I<uname> というユーザーであるかどうかをテストします (ユーザー ID 番号による指定も可)。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1129
@@ -2285,8 +2098,7 @@ msgstr "-wholename I<pattern>"
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:1132
 msgid "See -path.  This alternative is less portable than B<-path>."
-msgstr ""
-"B<-path> を参照してください。 この別名は、 B<-path> よりも移植性に劣ります。 "
+msgstr "B<-path> を参照してください。 この別名は、 B<-path> よりも移植性に劣ります。 "
 
 #. type: tbl table
 #: original/man1/find.1:1133 original/man1/find.1:2636
@@ -2298,21 +2110,18 @@ msgstr "-writable"
 #: original/man1/find.1:1144
 msgid ""
 "Matches files which are writable by the current user.  This takes into "
-"account access control lists and other permissions artefacts which the B<-"
-"perm> test ignores.  This test makes use of the B<access>(2)  system call, "
-"and so can be fooled by NFS servers which do UID mapping (or root-"
-"squashing), since many systems implement B<access>(2)  in the client's "
+"account access control lists and other permissions artefacts which the "
+"B<-perm> test ignores.  This test makes use of the B<access>(2)  system "
+"call, and so can be fooled by NFS servers which do UID mapping (or "
+"root-squashing), since many systems implement B<access>(2)  in the client's "
 "kernel and so cannot make use of the UID mapping information held on the "
 "server."
 msgstr ""
-"現在のユーザーによって書き込み可能なファイルであるかどうかをテストします。 こ"
-"のテストは、 アクセスコントロールリスト (access control list; ACL) や、 その"
-"他のパーミッション機能を考慮します。 ちなみに、 テスト B<-perm> では無視され"
-"ます。 本テストは、 システムコール B<access>(2) を利用するので、 NFS サーバー"
-"が UID マッピング (つまり root squash) を行っている場合に、 適切に動作しない"
-"場合があります。 多くのシステムでは、 クライアントのカーネルにおいて "
-"B<access>(2) を実装しているため、 サーバー側にある UID マッピング情報を利用で"
-"きないからです。 "
+"現在のユーザーによって書き込み可能なファイルであるかどうかをテストします。 このテストは、 アクセスコントロールリスト (access control "
+"list; ACL) や、 その他のパーミッション機能を考慮します。 ちなみに、 テスト B<-perm> では無視されます。 本テストは、 "
+"システムコール B<access>(2) を利用するので、 NFS サーバーが UID マッピング (つまり root squash) "
+"を行っている場合に、 適切に動作しない場合があります。 多くのシステムでは、 クライアントのカーネルにおいて B<access>(2) "
+"を実装しているため、 サーバー側にある UID マッピング情報を利用できないからです。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1145
@@ -2329,12 +2138,10 @@ msgid ""
 "I<c> is `l'.  In other words, for symbolic links, B<-xtype> checks the type "
 "of the file that B<-type> does not check."
 msgstr ""
-"対象ファイルがシンボリックリンクでなければ、 B<-type> と同様です。 シンボリッ"
-"クリンクのときは、 以下のように動作します。 B<-H> や B<-P> オプションの指定時"
-"は、 リンク先がタイプ I<c> のファイルであれば、 true を返します。 B<-L> オプ"
-"ションの指定時は、 I<c> が `l' ならば true を返します。 言い換えると、 シンボ"
-"リックリンクに対して、 B<-xtype> は、 B<-type> がチェックしないファイルタイプ"
-"をチェックします。 "
+"対象ファイルがシンボリックリンクでなければ、 B<-type> と同様です。 シンボリックリンクのときは、 以下のように動作します。 B<-H> や "
+"B<-P> オプションの指定時は、 リンク先がタイプ I<c> のファイルであれば、 true を返します。 B<-L> オプションの指定時は、 "
+"I<c> が `l' ならば true を返します。 言い換えると、 シンボリックリンクに対して、 B<-xtype> は、 B<-type> "
+"がチェックしないファイルタイプをチェックします。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1164
@@ -2346,8 +2153,7 @@ msgstr "-context I<pattern>"
 #: original/man1/find.1:1167
 msgid "(SELinux only) Security context of the file matches glob I<pattern>."
 msgstr ""
-"(SELinux 有効時のみ) 対象ファイルのセキュリティコンテキストが glob パターン "
-"I<pattern> に一致するかどうかをテストします。 "
+"(SELinux 有効時のみ) 対象ファイルのセキュリティコンテキストが glob パターン I<pattern> に一致するかどうかをテストします。 "
 
 #. type: SS
 #: original/man1/find.1:1168
@@ -2368,9 +2174,8 @@ msgid ""
 "failed, an error message is issued and B<find>'s exit status will be nonzero "
 "(when it eventually exits)."
 msgstr ""
-"ファイルまたはディレクトリを削除します。 削除に成功すると true を返します。 "
-"削除に失敗した場合は、 エラーメッセージを表示して、 ゼロ以外の終了ステータス"
-"を返します (最終終了するときです)。"
+"ファイルまたはディレクトリを削除します。 削除に成功すると true を返します。 削除に失敗した場合は、 "
+"エラーメッセージを表示して、 ゼロ以外の終了ステータスを返します (最終終了するときです)。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:1184
@@ -2379,9 +2184,8 @@ msgid ""
 "expression, so putting B<-delete> first will make B<find> try to delete "
 "everything below the starting points you specified."
 msgstr ""
-"B<警告>: B<find> はコマンドラインを式として評価する点を忘れないでください。 "
-"したがって B<-delete> を一番初めに記述すると、 それは B<find> に対して、 検索"
-"開始ポイント以下のものをすべて削除させることになります。"
+"B<警告>: B<find> はコマンドラインを式として評価する点を忘れないでください。 したがって B<-delete> を一番初めに記述すると、 "
+"それは B<find> に対して、 検索開始ポイント以下のものをすべて削除させることになります。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:1198
@@ -2390,9 +2194,8 @@ msgid ""
 "the B<-depth> option.  As in turn B<-depth> makes B<-prune> ineffective, the "
 "B<-delete> action cannot usefully be combined with B<-prune>."
 msgstr ""
-"コマンドラインから B<-delete> オプションを指定すると、 自動的に B<-depth> オプ"
-"ションがオンとなります。 一方で B<-depth> は B<-prune> を無効にするので、 B<-d"
-"elete> アクションは B<-prune> と同時に用いることはできません。"
+"コマンドラインから B<-delete> オプションを指定すると、 自動的に B<-depth> オプションがオンとなります。 一方で "
+"B<-depth> は B<-prune> を無効にするので、 B<-delete> アクションは B<-prune> と同時に用いることはできません。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:1207
@@ -2402,17 +2205,15 @@ msgid ""
 "results, it is usually best to remember to use B<-depth> explicitly during "
 "those earlier test runs."
 msgstr ""
-"ユーザーの中ではよく、 コマンドライン上において B<-delete> の前に B<-print> を"
-"指定して、 削除が実際にどのように行われるかをテストしようとします。 予期しない"
-"結果を起こさないためにも、 そのようなテストを行うときから、 B<-depth> オプショ"
-"ンを明示的に指定することを忘れないでください。"
+"ユーザーの中ではよく、 コマンドライン上において B<-delete> の前に B<-print> を指定して、 "
+"削除が実際にどのように行われるかをテストしようとします。 予期しない結果を起こさないためにも、 そのようなテストを行うときから、 B<-depth> "
+"オプションを明示的に指定することを忘れないでください。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:1211
 msgid ""
 "The B<-delete> action will fail to remove a directory unless it is empty."
-msgstr ""
-"B<-delete> アクションは、 ディレクトリが空でない場合には削除に失敗します。"
+msgstr "B<-delete> アクションは、 ディレクトリが空でない場合には削除に失敗します。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:1223
@@ -2423,11 +2224,9 @@ msgid ""
 "change the exit code to nonzero, and the return code of the B<-delete> "
 "action will be true."
 msgstr ""
-"B<-ignore_readdir_race> オプションとともに、 このオプションを指定し、 さら"
-"に、 親ディレクトリを読み込んだ後に、 対象ファイルが消失している状況が発生し"
-"た場合、 B<-delete> アクションからのエラーは無視されます。 その場合には、 診"
-"断エラーは出力されず、 終了コードをゼロ以外には変えずに B<-delete> アクショ"
-"ンからの返り値も true になります。"
+"B<-ignore_readdir_race> オプションとともに、 このオプションを指定し、 さらに、 親ディレクトリを読み込んだ後に、 "
+"対象ファイルが消失している状況が発生した場合、 B<-delete> アクションからのエラーは無視されます。 その場合には、 診断エラーは出力されず、 "
+"終了コードをゼロ以外には変えずに B<-delete> アクションからの返り値も true になります。"
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1225
@@ -2443,27 +2242,22 @@ msgid ""
 "consisting of `;' is encountered.  The string `{}' is replaced by the "
 "current file name being processed everywhere it occurs in the arguments to "
 "the command, not just in arguments where it is alone, as in some versions of "
-"B<find>.  Both of these constructions might need to be escaped (with a `"
-"\\e') or quoted to protect them from expansion by the shell.  See the "
+"B<find>.  Both of these constructions might need to be escaped (with a "
+"`\\e') or quoted to protect them from expansion by the shell.  See the "
 "B<EXAMPLES> section for examples of the use of the B<-exec> option.  The "
 "specified command is run once for each matched file.  The command is "
 "executed in the starting directory.  There are unavoidable security problems "
 "surrounding use of the B<-exec> action; you should use the B<-execdir> "
 "option instead."
 msgstr ""
-"I<command> を実行します。 I<command> の返り値が 0 なら、 true を返します。 "
-"B<find> のコマンドラインで、 これ以降に指定されている引数は、 `;' という引数"
-"が現れるまで、 すべてそのコマンドに対する引数とみなされます。 文字列 `{}' "
-"は、 コマンド引数内に現れるすべての箇所で、 対象ファイル名に置き換えられま"
-"す。 B<find> の他の実装においては、 引数の中で `{}' が単独で用いられていない"
-"と、 対象ファイル名に置き換えられないものがあります。 文字列 `{}' は、 シェル"
-"によって展開されないように、 どちらも `\\e' でエスケープするか、 クォートで囲"
-"む必要があります。 アクション B<-exec> の具体例については、 「例」セクション"
-"を参照してください。 指定されたコマンドは、 一致したファイルごとに一回ずつ実"
-"行されます。 そのコマンドは、 B<find> を実行したディレクトリにおいて実行され"
-"ます。 そこで、 B<-exec> アクションの実行にあたっては、 セキュリティの問題が"
-"避けられません。 したがって、 B<-exec> の代わりに、 B<-execdir> アクションを"
-"使用してください。 "
+"I<command> を実行します。 I<command> の返り値が 0 なら、 true を返します。 B<find> のコマンドラインで、 "
+"これ以降に指定されている引数は、 `;' という引数が現れるまで、 すべてそのコマンドに対する引数とみなされます。 文字列 `{}' は、 "
+"コマンド引数内に現れるすべての箇所で、 対象ファイル名に置き換えられます。 B<find> の他の実装においては、 引数の中で `{}' "
+"が単独で用いられていないと、 対象ファイル名に置き換えられないものがあります。 文字列 `{}' は、 シェルによって展開されないように、 どちらも "
+"`\\e' でエスケープするか、 クォートで囲む必要があります。 アクション B<-exec> の具体例については、 "
+"「例」セクションを参照してください。 指定されたコマンドは、 一致したファイルごとに一回ずつ実行されます。 そのコマンドは、 B<find> "
+"を実行したディレクトリにおいて実行されます。 そこで、 B<-exec> アクションの実行にあたっては、 セキュリティの問題が避けられません。 "
+"したがって、 B<-exec> の代わりに、 B<-execdir> アクションを使用してください。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1252
@@ -2482,28 +2276,23 @@ msgid ""
 "of `{}' is allowed within the command, and it must appear at the end, "
 "immediately before the `+'; it needs to be escaped (with a `\\e') or quoted "
 "to protect it from interpretation by the shell.  The command is executed in "
-"the starting directory.  If any invocation with the `+' form returns a non-"
-"zero value as exit status, then B<find> returns a non-zero exit status.  If "
-"B<find> encounters an error, this can sometimes cause an immediate exit, so "
-"some pending commands may not be run at all.  For this reason B<-exec\\ "
+"the starting directory.  If any invocation with the `+' form returns a "
+"non-zero value as exit status, then B<find> returns a non-zero exit status.  "
+"If B<find> encounters an error, this can sometimes cause an immediate exit, "
+"so some pending commands may not be run at all.  For this reason B<-exec\\ "
 ">I<my-command>B<\\ ...\\ {}\\ +\\ -quit> may not result in I<my-command> "
 "actually being run.  This variant of B<-exec> always returns true."
 msgstr ""
-"この形式の B<-exec> アクションは、  対象ファイルに対して、 指定されたコマン"
-"ド (I<command>) を実行します。 各対象ファイルは、 コマンドラインの末尾に追加"
-"されながら、 コマンドラインが構成されるので、 指定コマンドの呼び出し回数は、 "
-"対象ファイル数よりも大幅に少なくて済みます。 コマンドラインが構成される処理方"
-"法は、 B<xargs> の場合とほぼ同じです。 `{}' の記述は、 コマンドライン中に 1 "
-"度しか用いることはできず、 しかも最後に `+' を伴って、 コマンドラインの最終記"
-"述としなければなりません。 また、 シェルによって誤った解釈が行われないよう"
-"に、 (`\\e' を使って)  エスケープするか、 全体をクォートで囲むことが必要で"
-"す。 そのコマンドは、 B<find> を実行したディレクトリにおいて実行されます。 "
-"'+' 形式を使った呼び出しにおいて、 終了ステータスにゼロでない値が返ってきた"
-"ら、 B<find> も、 終了ステータスにゼロ以外を返します。 B<find> においてエラー"
-"が発生すると、 その場ですぐに終了する場合があります。 その際には、 残りのコマ"
-"ンドがまったく実行されないこともあります。 このため、 B<-exec\\ >I<my-"
-"command>B<\\ ...\\ {}\\ +\\ -quit> では、 I<my-command> が実際には実行されな"
-"い場合があります。 なおこの B<-exec> の形式は、 必ず true を返します。 "
+"この形式の B<-exec> アクションは、  対象ファイルに対して、 指定されたコマンド (I<command>) を実行します。 各対象ファイルは、 "
+"コマンドラインの末尾に追加されながら、 コマンドラインが構成されるので、 指定コマンドの呼び出し回数は、 対象ファイル数よりも大幅に少なくて済みます。 "
+"コマンドラインが構成される処理方法は、 B<xargs> の場合とほぼ同じです。 `{}' の記述は、 コマンドライン中に 1 "
+"度しか用いることはできず、 しかも最後に `+' を伴って、 コマンドラインの最終記述としなければなりません。 また、 "
+"シェルによって誤った解釈が行われないように、 (`\\e' を使って)  エスケープするか、 全体をクォートで囲むことが必要です。 そのコマンドは、 "
+"B<find> を実行したディレクトリにおいて実行されます。 '+' 形式を使った呼び出しにおいて、 終了ステータスにゼロでない値が返ってきたら、 "
+"B<find> も、 終了ステータスにゼロ以外を返します。 B<find> においてエラーが発生すると、 その場ですぐに終了する場合があります。 "
+"その際には、 残りのコマンドがまったく実行されないこともあります。 このため、 B<-exec\\ >I<my-command>B<\\ ...\\ "
+"{}\\ +\\ -quit> では、 I<my-command> が実際には実行されない場合があります。 なおこの B<-exec> の形式は、 必ず "
+"true を返します。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1280
@@ -2541,28 +2330,20 @@ msgid ""
 "returns true, while B<-execdir\\ >I<command>B<\\ {}\\ ;> returns true only "
 "if I<command> returns 0."
 msgstr ""
-"B<-exec> と同様ですが、 指定したコマンドは、 一致したファイルが存在するサブ"
-"ディレクトリ内で実行されます。 このサブディレクトリは、  普通は B<find> を実"
-"行したディレクトリとは異なるはずです。 B<-exec> と同じように、 find をシェル"
-"から呼び出す場合には {} をクォートでくくる必要があります。 この形式は、 コマ"
-"ンドを呼び出す方法として、 非常に安全なものです。 一致したファイルのパスを確"
-"定させる際に、 競合状態を避けることができるためです。 B<-exec> アクションの場"
-"合と同様、 B<-execdir> の `+' 形式の実行においても、 一致した複数ファイルを処"
-"理するようなコマンドラインが構成されます。 ただし、 指定された I<command> の"
-"呼び出しは、 どの場合であっても、 必ず同一サブディレクトリ内にあるファイルだ"
-"けを対象にして実行されます。 このオプションの利用にあたっては、 環境変数 B<"
-"PATH> が、  `.' を参照していないようにする必要があります。 そうしていない"
-"と、 攻撃者が、 B<-execdir> を実行するディレクトリ内に、 いかにも正しいファイ"
-"ルを置くだけで、 任意のコマンド実行を許してしまうことになります。 B<PATH> 内"
-"のエントリに、 空のものや、 相対パスのディレクトリ名を含んでいる場合にも、 同"
-"じことが言えます。 '+' 形式を使った呼び出しにおいて、 終了ステータスにゼロで"
-"ない値が返ってきたら、 B<find> も、 終了ステータスにゼロ以外を返します。 "
-"B<find> においてエラーが発生すると、 その場ですぐに終了する場合があります。 "
-"その際には、 残りのコマンドがまったく実行されないこともあります。 このアク"
-"ションが返す値は、 B<+> と B<;> のどちらの形式を使うかによって異なります。 "
-"B<-execdir\\ >I<command>B<\\ {}\\ +> は必ず true を返しますが、 B<-execdir\\ "
-">I<command>B<\\ {}\\ ;> は、 I<command> が 0 を返したときだけ、 true を返しま"
-"す。 "
+"B<-exec> と同様ですが、 指定したコマンドは、 一致したファイルが存在するサブディレクトリ内で実行されます。 このサブディレクトリは、  普通は "
+"B<find> を実行したディレクトリとは異なるはずです。 B<-exec> と同じように、 find をシェルから呼び出す場合には {} "
+"をクォートでくくる必要があります。 この形式は、 コマンドを呼び出す方法として、 非常に安全なものです。 一致したファイルのパスを確定させる際に、 "
+"競合状態を避けることができるためです。 B<-exec> アクションの場合と同様、 B<-execdir> の `+' 形式の実行においても、 "
+"一致した複数ファイルを処理するようなコマンドラインが構成されます。 ただし、 指定された I<command> の呼び出しは、 どの場合であっても、 "
+"必ず同一サブディレクトリ内にあるファイルだけを対象にして実行されます。 このオプションの利用にあたっては、 環境変数 B<PATH> が、  `.' "
+"を参照していないようにする必要があります。 そうしていないと、 攻撃者が、 B<-execdir> を実行するディレクトリ内に、 "
+"いかにも正しいファイルを置くだけで、 任意のコマンド実行を許してしまうことになります。 B<PATH> 内のエントリに、 空のものや、 "
+"相対パスのディレクトリ名を含んでいる場合にも、 同じことが言えます。 '+' 形式を使った呼び出しにおいて、 "
+"終了ステータスにゼロでない値が返ってきたら、 B<find> も、 終了ステータスにゼロ以外を返します。 B<find> においてエラーが発生すると、 "
+"その場ですぐに終了する場合があります。 その際には、 残りのコマンドがまったく実行されないこともあります。 このアクションが返す値は、 B<+> と "
+"B<;> のどちらの形式を使うかによって異なります。 B<-execdir\\ >I<command>B<\\ {}\\ +> は必ず true "
+"を返しますが、 B<-execdir\\ >I<command>B<\\ {}\\ ;> は、 I<command> が 0 を返したときだけ、 "
+"true を返します。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1331
@@ -2578,10 +2359,9 @@ msgid ""
 "FILENAMES> section for information about how unusual characters in filenames "
 "are handled."
 msgstr ""
-"true を返します。 B<-ls> と同様ですが、 B<-fprint> のように、 I<file> への出"
-"力を行います。 出力ファイルは、 この述語表現に一致するものがなくても、 必ず生"
-"成されます。 ファイル名に、 普通は使わない文字が含まれている場合の扱いについ"
-"ては、 「普通ではないファイル名」のセクションを参照してください。 "
+"true を返します。 B<-ls> と同様ですが、 B<-fprint> のように、 I<file> への出力を行います。 出力ファイルは、 "
+"この述語表現に一致するものがなくても、 必ず生成されます。 ファイル名に、 普通は使わない文字が含まれている場合の扱いについては、 "
+"「普通ではないファイル名」のセクションを参照してください。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1342
@@ -2600,12 +2380,10 @@ msgid ""
 "the B<UNUSUAL FILENAMES> section for information about how unusual "
 "characters in filenames are handled."
 msgstr ""
-"true を返します。 パス付きのファイル名を、 ファイル I<file> に出力します。 "
-"B<find> の実行時に、 I<file> が存在しなければ、 新たに生成されます。 すでに存"
-"在していたら、 元の中身は失われます。 ファイル名 I</dev/stdout> と I</dev/"
-"stderr> は特別に扱われます。 それぞれ、 標準出力、 標準エラー出力を意味しま"
-"す。 出力ファイルは、 この述語表現に一致するものがなくても、 必ず生成されま"
-"す。 ファイル名に、 普通は使わない文字が含まれている場合の扱いについては、 "
+"true を返します。 パス付きのファイル名を、 ファイル I<file> に出力します。 B<find> の実行時に、 I<file> "
+"が存在しなければ、 新たに生成されます。 すでに存在していたら、 元の中身は失われます。 ファイル名 I</dev/stdout> と "
+"I</dev/stderr> は特別に扱われます。 それぞれ、 標準出力、 標準エラー出力を意味します。 出力ファイルは、 "
+"この述語表現に一致するものがなくても、 必ず生成されます。 ファイル名に、 普通は使わない文字が含まれている場合の扱いについては、 "
 "「普通ではないファイル名」のセクションを参照してください。 "
 
 #. type: IP
@@ -2622,10 +2400,9 @@ msgid ""
 "B<UNUSUAL FILENAMES> section for information about how unusual characters in "
 "filenames are handled."
 msgstr ""
-"true を返します。 B<-print0> と同様ですが、 B<-fprint> のように、 I<file> へ"
-"の出力を行います。 出力ファイルは、 この述語表現に一致するものがなくても、 必"
-"ず生成されます。 ファイル名に、 普通は使わない文字が含まれている場合の扱いに"
-"ついては、 「普通ではないファイル名」のセクションを参照してください。 "
+"true を返します。 B<-print0> と同様ですが、 B<-fprint> のように、 I<file> への出力を行います。 出力ファイルは、 "
+"この述語表現に一致するものがなくても、 必ず生成されます。 ファイル名に、 普通は使わない文字が含まれている場合の扱いについては、 "
+"「普通ではないファイル名」のセクションを参照してください。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1368
@@ -2641,10 +2418,9 @@ msgid ""
 "B<UNUSUAL FILENAMES> section for information about how unusual characters in "
 "filenames are handled."
 msgstr ""
-"true を返します。 B<-printf> と同様ですが、 B<-fprint> のように、 I<file> へ"
-"の出力を行います。 出力ファイルは、 この述語表現に一致するものがなくても、 必"
-"ず生成されます。 ファイル名に、 普通は使わない文字が含まれている場合の扱いに"
-"ついては、 「普通ではないファイル名」のセクションを参照してください。 "
+"true を返します。 B<-printf> と同様ですが、 B<-fprint> のように、 I<file> への出力を行います。 出力ファイルは、 "
+"この述語表現に一致するものがなくても、 必ず生成されます。 ファイル名に、 普通は使わない文字が含まれている場合の扱いについては、 "
+"「普通ではないファイル名」のセクションを参照してください。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1378
@@ -2661,10 +2437,9 @@ msgid ""
 "B<UNUSUAL FILENAMES> section for information about how unusual characters in "
 "filenames are handled."
 msgstr ""
-"true を返します。 対象ファイルを、 B<ls -dils> の書式で標準出力に出力しま"
-"す。 ブロック数は、 1 ブロックに 1\\ KB バイトです。 ただし、 環境変数 "
-"B<POSIXLY_CORRECT> が設定されている場合は、 1 ブロック 512 バイトが使用されま"
-"す。 ファイル名に、 普通は使わない文字が含まれている場合の扱いについては、 "
+"true を返します。 対象ファイルを、 B<ls -dils> の書式で標準出力に出力します。 ブロック数は、 1 ブロックに 1\\ KB "
+"バイトです。 ただし、 環境変数 B<POSIXLY_CORRECT> が設定されている場合は、 1 ブロック 512 "
+"バイトが使用されます。 ファイル名に、 普通は使わない文字が含まれている場合の扱いについては、 "
 "「普通ではないファイル名」のセクションを参照してください。 "
 
 #. type: IP
@@ -2681,11 +2456,9 @@ msgid ""
 "redirected from I</dev/null>.  This action may not be specified together "
 "with the B<-files0-from> option."
 msgstr ""
-"B<-exec> と同様ですが、 ユーザーへの問い合わせを行います。 ユーザーが同意す"
-"れば、 コマンドを実行します。 同意しなければ、 何もせずに false を返します。 "
-"コマンドが実行される際に、 標準入力はリダイレクトされて、 I</dev/null> になり"
-"ます。 このオプションは B<-files0-from> オプションとともに指定することはでき"
-"ません。"
+"B<-exec> と同様ですが、 ユーザーへの問い合わせを行います。 ユーザーが同意すれば、 コマンドを実行します。 同意しなければ、 何もせずに "
+"false を返します。 コマンドが実行される際に、 標準入力はリダイレクトされて、 I</dev/null> になります。 このオプションは "
+"B<-files0-from> オプションとともに指定することはできません。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:1417
@@ -2699,13 +2472,11 @@ msgid ""
 "affected by the environment variables B<LC_CTYPE> (character classes) and "
 "B<LC_COLLATE> (character ranges and equivalence classes)."
 msgstr ""
-"プロンプトに対するユーザーの入力は、 肯定、 否定を表す一組の正規表現との一致"
-"確認が行われて、 同意したかどうかが決定します。 この正規表現は、 環境変数 "
-"B<POSIXLY_CORRECT> が設定されていれば、 システムから取得されます。 環境変数が"
-"設定されていなければ、 B<find> が持つメッセージ翻訳から取得されます。 システ"
-"ムに適切な定義が存在しなかった場合は、 B<find> 自体が持つ定義が使用されま"
-"す。 どの場合でも、 正規表現そのものの解釈は、 環境変数 B<LC_CTYPE> (文字クラ"
-"ス) や B<LC_COLLATE> (文字の範囲や等価クラス) の影響を受けます。 "
+"プロンプトに対するユーザーの入力は、 肯定、 否定を表す一組の正規表現との一致確認が行われて、 同意したかどうかが決定します。 この正規表現は、 "
+"環境変数 B<POSIXLY_CORRECT> が設定されていれば、 システムから取得されます。 環境変数が設定されていなければ、 B<find> "
+"が持つメッセージ翻訳から取得されます。 システムに適切な定義が存在しなかった場合は、 B<find> 自体が持つ定義が使用されます。 どの場合でも、 "
+"正規表現そのものの解釈は、 環境変数 B<LC_CTYPE> (文字クラス) や B<LC_COLLATE> (文字の範囲や等価クラス) "
+"の影響を受けます。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1420
@@ -2721,10 +2492,9 @@ msgid ""
 "standard input is redirected from I</dev/null>.  This action may not be "
 "specified together with the B<-files0-from> option."
 msgstr ""
-"B<-execdir> と同様ですが、 B<-ok> と同じように、 ユーザーへの問い合わせを行な"
-"います。 ユーザーが同意しなければ、 何もせずに false を返します。 コマンドが"
-"実行される際に、 標準入力はリダイレクトされて、 I</dev/null> になります。 "
-"このオプションは B<-files0-from> オプションとともに指定することはできません。"
+"B<-execdir> と同様ですが、 B<-ok> と同じように、 ユーザーへの問い合わせを行ないます。 ユーザーが同意しなければ、 何もせずに "
+"false を返します。 コマンドが実行される際に、 標準入力はリダイレクトされて、 I</dev/null> になります。 このオプションは "
+"B<-files0-from> オプションとともに指定することはできません。"
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1433
@@ -2738,16 +2508,15 @@ msgid ""
 "True; print the full file name on the standard output, followed by a "
 "newline.  If you are piping the output of B<find> into another program and "
 "there is the faintest possibility that the files which you are searching for "
-"might contain a newline, then you should seriously consider using the B<-"
-"print0> option instead of B<-print>.  See the B<UNUSUAL FILENAMES> section "
-"for information about how unusual characters in filenames are handled."
-msgstr ""
-"true を返します。 パス付きのファイル名と、 最後に改行文字をつけて、 標準出力"
-"に出力します。 B<find> の出力を、 パイプを使って他のプログラムに受け渡してい"
-"る場合、 対象ファイル名に改行文字が含まれている可能性が、 少しでもあるなら、 "
-"B<-print> ではなく、 B<-print0> アクションの使用を是非考えてください。 ファイ"
-"ル名に、 普通は使わない文字が含まれている場合の扱いについては、 「普通ではな"
-"いファイル名」のセクションを参照してください。 "
+"might contain a newline, then you should seriously consider using the "
+"B<-print0> option instead of B<-print>.  See the B<UNUSUAL FILENAMES> "
+"section for information about how unusual characters in filenames are "
+"handled."
+msgstr ""
+"true を返します。 パス付きのファイル名と、 最後に改行文字をつけて、 標準出力に出力します。 B<find> の出力を、 "
+"パイプを使って他のプログラムに受け渡している場合、 対象ファイル名に改行文字が含まれている可能性が、 少しでもあるなら、 B<-print> ではなく、 "
+"B<-print0> アクションの使用を是非考えてください。 ファイル名に、 普通は使わない文字が含まれている場合の扱いについては、 "
+"「普通ではないファイル名」のセクションを参照してください。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1448
@@ -2764,11 +2533,10 @@ msgid ""
 "correctly interpreted by programs that process the B<find> output.  This "
 "option corresponds to the B<-0> option of B<xargs>."
 msgstr ""
-"true を返します。 パス付きのファイル名と、 最後にヌル文字をつけて、 標準出力"
-"に出力します (B<-print> が改行文字をつけるのとは異なります)。 このアクション"
-"を使えば、 B<find> の出力を処理するプログラムが、 改行文字やホワイトスペース"
-"を含むファイル名を、 正しく解釈できるようになります。 このアクションは、 "
-"B<xargs> の B<-0> オプションに対応します。 "
+"true を返します。 パス付きのファイル名と、 最後にヌル文字をつけて、 標準出力に出力します (B<-print> "
+"が改行文字をつけるのとは異なります)。 このアクションを使えば、 B<find> の出力を処理するプログラムが、 "
+"改行文字やホワイトスペースを含むファイル名を、 正しく解釈できるようになります。 このアクションは、 B<xargs> の B<-0> "
+"オプションに対応します。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1460
@@ -2787,14 +2555,11 @@ msgid ""
 "left-aligned).  Unlike B<-print>, B<-printf> does not add a newline at the "
 "end of the string.  The escapes and directives are:"
 msgstr ""
-"true を返します。 これは標準出力に I<format> を出力します。 I<format> 内の `"
-"\\e' によるエスケープや、 `%' に始まるディレクティブを解釈します。 フィールド"
-"の幅や精度は、 C 言語の B<printf>(3) 関数と同じ方法で指定することができま"
-"す。 多くのフィールドは、 %d としてではなく、 %s として出力されます。 このた"
-"め、 フラグが期待通りに動作しないことも発生します。 一方で、 `-' フラグ "
-"(フィールドを必ず左揃えにする指定) を使えば、 必ず動作します。 B<-print> とは"
-"違って、 B<-printf> は、 文字列の末尾に改行文字を追加しません。 エスケープと"
-"ディレクティブには、 以下のものがあります。 "
+"true を返します。 これは標準出力に I<format> を出力します。 I<format> 内の `\\e' によるエスケープや、 `%' "
+"に始まるディレクティブを解釈します。 フィールドの幅や精度は、 C 言語の B<printf>(3) 関数と同じ方法で指定することができます。 "
+"多くのフィールドは、 %d としてではなく、 %s として出力されます。 このため、 フラグが期待通りに動作しないことも発生します。 一方で、 `-' "
+"フラグ (フィールドを必ず左揃えにする指定) を使えば、 必ず動作します。 B<-print> とは違って、 B<-printf> は、 "
+"文字列の末尾に改行文字を追加しません。 エスケープとディレクティブには、 以下のものがあります。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1474
@@ -2923,8 +2688,8 @@ msgid ""
 "A `\\e' character followed by any other character is treated as an ordinary "
 "character, so they both are printed."
 msgstr ""
-"バックスラッシュ文字 `\\e' に、 上記以外の文字が続いた場合は、 `\\e' が普通の"
-"æ\96\87å­\97ã\81¨ã\81\97ã\81¦æ\89±ã\82\8fã\82\8cã\81¾ã\81\99ã\80\82ã\80\80ã\81¤ã\81¾ã\82\8aã\80\81 2 æ\96\87å­\97ã\81¨ã\82\82表示ã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81«ã\81ªã\82\8aã\81¾ã\81\99ã\80\82 "
+"バックスラッシュ文字 `\\e' に、 上記以外の文字が続いた場合は、 `\\e' が普通の文字として扱われます。 つまり、 2 "
+"文字とも表示されることになります。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1499
@@ -2948,9 +2713,7 @@ msgstr "%a"
 msgid ""
 "File's last access time in the format returned by the C B<ctime>(3)  "
 "function."
-msgstr ""
-"ファイルの最終アクセス時間を、 C 言語の B<ctime>(3) 関数が返す形式で表したも"
-"のです。"
+msgstr "ファイルの最終アクセス時間を、 C 言語の B<ctime>(3) 関数が返す形式で表したものです。"
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1505
@@ -2968,13 +2731,10 @@ msgid ""
 "specification characters might not be available on all systems, due to "
 "differences in the implementation of the B<strftime>(3)  library function."
 msgstr ""
-"I<k> で指定された書式に基づいて、 ファイルの最終アクセス時間を表したもので"
-"す。 I<k> に指定するのは、 `@' か、 あるいは C 言語の B<strftime> 関数で用い"
-"るディレクティブです。 以下に、 I<k> に指定可能な値を示します。 ただし、 すべ"
-"てを示すものではありません。 完全な一覧については、 B<strftime>(3) のドキュメ"
-"ントを参照してください。 指定文字に応じた文字列変換は、 システムによっては利"
-"用できない場合があります。 それは、 ライブラリ関数 B<strftime>(3) の実装が、 "
-"システムよって異なるからです。 "
+"I<k> で指定された書式に基づいて、 ファイルの最終アクセス時間を表したものです。 I<k> に指定するのは、 `@' か、 あるいは C 言語の "
+"B<strftime> 関数で用いるディレクティブです。 以下に、 I<k> に指定可能な値を示します。 ただし、 すべてを示すものではありません。 "
+"完全な一覧については、 B<strftime>(3) のドキュメントを参照してください。 指定文字に応じた文字列変換は、 "
+"システムによっては利用できない場合があります。 それは、 ライブラリ関数 B<strftime>(3) の実装が、 システムよって異なるからです。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1520
@@ -3093,10 +2853,9 @@ msgid ""
 "affected by setting the B<TZ> environment variable).  The seconds field "
 "includes a fractional part."
 msgstr ""
-"日付と時刻。 両者の間は `2004-04-28+22:22:05.0' といったように '+' で 区切ら"
-"れます。 これは GNU 拡張です。 時間は、 現在のタイムゾーンによるものが用いら"
-"れます (したがって、 環境変数 B<TZ> の設定に影響を受ける場合があります)。 秒"
-"は、 小数点以下が含まれます。 "
+"日付と時刻。 両者の間は `2004-04-28+22:22:05.0' といったように '+' で 区切られます。 これは GNU 拡張です。 "
+"時間は、 現在のタイムゾーンによるものが用いられます (したがって、 環境変数 B<TZ> の設定に影響を受ける場合があります)。 秒は、 "
+"小数点以下が含まれます。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1548
@@ -3120,9 +2879,7 @@ msgstr "Z"
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:1553
 msgid "time zone (e.g., EDT), or nothing if no time zone is determinable"
-msgstr ""
-"タイムゾーン (JST など)。 タイムゾーンが決定できなかった場合は、 何も表示され"
-"ません。 "
+msgstr "タイムゾーン (JST など)。 タイムゾーンが決定できなかった場合は、 何も表示されません。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:1555
@@ -3143,8 +2900,7 @@ msgstr "A"
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:1559
 msgid "locale's full weekday name, variable length (Sunday..Saturday)"
-msgstr ""
-"現在のロケールによる、 曜日の省略しない表示。 長さは可変 (Sunday..Saturday)。"
+msgstr "現在のロケールによる、 曜日の省略しない表示。 長さは可変 (Sunday..Saturday)。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:1561
@@ -3154,8 +2910,7 @@ msgstr "現在のロケールによる月名の短縮形 (Jan..Dec)。 "
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:1563
 msgid "locale's full month name, variable length (January..December)"
-msgstr ""
-"現在のロケールによる月名の省略しない表示。 長さは可変 (January..December)。"
+msgstr "現在のロケールによる月名の省略しない表示。 長さは可変 (January..December)。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:1569
@@ -3164,9 +2919,8 @@ msgid ""
 "same as for B<ctime>(3)  and so to preserve compatibility with that format, "
 "there is no fractional part in the seconds field."
 msgstr ""
-"現在のロケールによる日付と時刻の表示 (Sat Nov 04 12:02:33 EST 1989)。 この表"
-"示形式は、 B<ctime>(3) のものと同じであり、 B<ctime>(3) の形式との互換性を維"
-"持するためのものです。 秒は小数点表記されません。 "
+"現在のロケールによる日付と時刻の表示 (Sat Nov 04 12:02:33 EST 1989)。 この表示形式は、 B<ctime>(3) "
+"のものと同じであり、 B<ctime>(3) の形式との互換性を維持するためのものです。 秒は小数点表記されません。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:1571
@@ -3295,10 +3049,9 @@ msgid ""
 "space is allocated in multiples of the filesystem block size this is usually "
 "greater than %s/512, but it can also be smaller if the file is a sparse file."
 msgstr ""
-"ファイルが使用するディスク容量を、 1 ブロック 512 バイトのブロック数で表示し"
-"ます。 ディスク領域は、 ファイルシステムブロックサイズの倍数によって割り当て"
-"られるので、 たいていは %s/512 より大きくなります。 ただしスパースファイルの"
-"場合は、 %s/512 より小さくなることがあります。 "
+"ファイルが使用するディスク容量を、 1 ブロック 512 バイトのブロック数で表示します。 ディスク領域は、 "
+"ファイルシステムブロックサイズの倍数によって割り当てられるので、 たいていは %s/512 より大きくなります。 ただしスパースファイルの場合は、 "
+"%s/512 より小さくなることがあります。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1599
@@ -3313,9 +3066,8 @@ msgid ""
 "which is the same as for %A.  This directive produces an empty string if the "
 "underlying operating system or filesystem does not support birth times."
 msgstr ""
-"ファイルの生成時間。 フォーマットは  I<k> によって指定します。 これは %A に対"
-"するものと同じです。 処理を行っているオペレーティングシステムやファイルシステ"
-"ムが、 生成時間をサポートしていない場合、 このディレクティブは空文字を返します。"
+"ファイルの生成時間。 フォーマットは  I<k> によって指定します。 これは %A に対するものと同じです。 "
+"処理を行っているオペレーティングシステムやファイルシステムが、 生成時間をサポートしていない場合、 このディレクティブは空文字を返します。"
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1606
@@ -3328,9 +3080,7 @@ msgstr "%c"
 msgid ""
 "File's last status change time in the format returned by the C B<ctime>(3)  "
 "function."
-msgstr ""
-"ファイルの最終ステータス変更時間を、 C 言語の B<ctime>(3) 関数が返す形式で表"
-"したものです。 "
+msgstr "ファイルの最終ステータス変更時間を、 C 言語の B<ctime>(3) 関数が返す形式で表したものです。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1610
@@ -3343,9 +3093,7 @@ msgstr "%CI<k>"
 msgid ""
 "File's last status change time in the format specified by I<k>, which is the "
 "same as for %A."
-msgstr ""
-"ファイルの最終ステータス変更時間を、 I<k> で指定した書式で表したものです。 "
-"I<k> は %A の場合と同様です。 "
+msgstr "ファイルの最終ステータス変更時間を、 I<k> で指定した書式で表したものです。 I<k> は %A の場合と同様です。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1614
@@ -3358,8 +3106,7 @@ msgstr "%d"
 msgid ""
 "File's depth in the directory tree; 0 means the file is a starting-point."
 msgstr ""
-"ディレクトリツリー内で、 対象ファイルがどれだけ深い階層数にあるかを示しま"
-"す。 0 は、 対象ファイルが検索開始ポイントにあることを意味します。 "
+"ディレクトリツリー内で、 対象ファイルがどれだけ深い階層数にあるかを示します。 0 は、 対象ファイルが検索開始ポイントにあることを意味します。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1616
@@ -3372,9 +3119,7 @@ msgstr "%D"
 msgid ""
 "The device number on which the file exists (the st_dev field of struct "
 "stat), in decimal."
-msgstr ""
-"ファイルがどのデバイス上にあるかを、 10 進数のデバイス番号 (stat 構造体の "
-"st_dev フィールド) で示します。 "
+msgstr "ファイルがどのデバイス上にあるかを、 10 進数のデバイス番号 (stat 構造体の st_dev フィールド) で示します。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1619
@@ -3389,9 +3134,8 @@ msgid ""
 "(only the last element).  For B</>, the result is `/'.  See the B<EXAMPLES> "
 "section for an example."
 msgstr ""
-"ベース名を表します。 ファイル名から、 先頭にあるディレクトリ名を取り除きます "
-"(最後の要素のみを残します)。 B</> に対する結果は `/' です。 処理例については"
-"「B<例>」セクションを参照してください。 "
+"ベース名を表します。 ファイル名から、 先頭にあるディレクトリ名を取り除きます (最後の要素のみを残します)。 B</> に対する結果は `/' です。 "
+"処理例については「B<例>」セクションを参照してください。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1628
@@ -3403,9 +3147,7 @@ msgstr "%F"
 #: original/man1/find.1:1631
 msgid ""
 "Type of the filesystem the file is on; this value can be used for -fstype."
-msgstr ""
-"ファイルがあるファイルシステムのタイプを表します。 ここで表示される値は -"
-"fstype の引数に指定することができます。 "
+msgstr "ファイルがあるファイルシステムのタイプを表します。 ここで表示される値は -fstype の引数に指定することができます。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1631
@@ -3416,9 +3158,7 @@ msgstr "%g"
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:1633
 msgid "File's group name, or numeric group ID if the group has no name."
-msgstr ""
-"ファイルのグループ名を表します。 グループ名が存在しない場合は、 グループ ID "
-"番号を表します。 "
+msgstr "ファイルのグループ名を表します。 グループ名が存在しない場合は、 グループ ID 番号を表します。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1633
@@ -3446,12 +3186,10 @@ msgid ""
 "directories and contain a slash (including B</>), %h expands to the empty "
 "string.  See the B<EXAMPLES> section for an example."
 msgstr ""
-"ディレクトリ名を表します。 つまり、 ファイル名の先頭にあるディレクトリ部分 "
-"(最後の要素以外のすべて) を表します。 ファイル名にスラッシュが一つも含まれな"
-"い場合 (カレントディレクトリ内にあることになるので)、 書式指定子 %h は `.' に"
-"展開されます。対象ファイルがディレクトリそのものであって、 スラッシュ B</> を"
-"含む場合、 %h は空文字に展開されます。 具体例は「B<例>」セクションを参照して"
-"ください。 "
+"ディレクトリ名を表します。 つまり、 ファイル名の先頭にあるディレクトリ部分 (最後の要素以外のすべて) を表します。 "
+"ファイル名にスラッシュが一つも含まれない場合 (カレントディレクトリ内にあることになるので)、 書式指定子 %h は `.' "
+"に展開されます。対象ファイルがディレクトリそのものであって、 スラッシュ B</> を含む場合、 %h は空文字に展開されます。 "
+"具体例は「B<例>」セクションを参照してください。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1644
@@ -3489,10 +3227,9 @@ msgid ""
 "greater than %s/1024, but it can also be smaller if the file is a sparse "
 "file."
 msgstr ""
-"ファイルが利用するディスク容量を、  1 ブロック 1 KB のブロック数で表示しま"
-"す。 ディスク領域は、 ファイルシステムのブロックサイズの倍数によって割り当て"
-"られるので、 たいていは %s/1024 より大きくなります。 スパースファイルの場合"
-"は、 %s/1024 より小さくなることがあります。 "
+"ファイルが利用するディスク容量を、  1 ブロック 1 KB のブロック数で表示します。 ディスク領域は、 "
+"ファイルシステムのブロックサイズの倍数によって割り当てられるので、 たいていは %s/1024 より大きくなります。 スパースファイルの場合は、 "
+"%s/1024 より小さくなることがあります。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1653
@@ -3503,9 +3240,7 @@ msgstr "%l"
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:1655
 msgid "Object of symbolic link (empty string if file is not a symbolic link)."
-msgstr ""
-"シンボリックリンク先 (シンボリックリンクでない場合は、 空文字列) を表しま"
-"す。 "
+msgstr "シンボリックリンク先 (シンボリックリンクでない場合は、 空文字列) を表します。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1655
@@ -3523,12 +3258,10 @@ msgid ""
 "of %m.  Normally you will want to have a leading zero on this number, and to "
 "do this, you should use the B<#> flag (as in, for example, `%#m')."
 msgstr ""
-"ファイルの許可属性ビット (8 進数表示) を表します。 このオプションが使用してい"
-"る数値は、 たいていの Unix 実装において用いられる「従来の」数値です。 しかし"
-"利用中のシステム実装においては、 8 進数で表示する許可属性ビットの並び方が、 "
-"普通とは異なるかもしれません。 その場合は、 ファイルの許可属性の実際の値と、 "
-"%m の出力とが異なることになります。 数値の先頭に 0 をつけて表示したい場合があ"
-"ります。 そのときは、 B<#> フラグを使って、 たとえば `%#m' のようにします。 "
+"ファイルの許可属性ビット (8 進数表示) を表します。 このオプションが使用している数値は、 たいていの Unix "
+"実装において用いられる「従来の」数値です。 しかし利用中のシステム実装においては、 8 進数で表示する許可属性ビットの並び方が、 "
+"普通とは異なるかもしれません。 その場合は、 ファイルの許可属性の実際の値と、 %m の出力とが異なることになります。 数値の先頭に 0 "
+"をつけて表示したい場合があります。 そのときは、 B<#> フラグを使って、 たとえば `%#m' のようにします。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1665
@@ -3542,12 +3275,12 @@ msgid ""
 "File's permissions (in symbolic form, as for B<ls>).  This directive is "
 "supported in findutils 4.2.5 and later."
 msgstr ""
-"ファイルの許可属性を表します (B<ls> と同様のシンボルによる表現)。 このディレ"
-"クティブは、 findutils 4.2.5 以降にサポートされるようになりました。 "
+"ファイルの許可属性を表します (B<ls> と同様のシンボルによる表現)。 このディレクティブは、 findutils 4.2.5 "
+"以降にサポートされるようになりました。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1669
-#, no-wrap
+#, no-wrap, qt-format
 msgid "%n"
 msgstr "%n"
 
@@ -3578,9 +3311,7 @@ msgstr "%P"
 msgid ""
 "File's name with the name of the starting-point under which it was found "
 "removed."
-msgstr ""
-"検索開始ポイント名を使って表現した、 対象ファイル名であって、 現在削除された"
-"ものを表します。 "
+msgstr "検索開始ポイント名を使って表現した、 対象ファイル名であって、 現在削除されたものを表します。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1676
@@ -3612,15 +3343,11 @@ msgid ""
 "systems which lack support for st_blocks, a file's sparseness is assumed to "
 "be 1.0."
 msgstr ""
-"ファイルが「まばら」である度合い (sparseness) を表します。 この値は "
-"(BLOCKSIZE*st_blocks / st_size) として計算されます。 ある程度の大きさを持つ普"
-"通のファイルの場合、 その正確な値は、 システムによってさまざまです。 スパース"
-"ファイルであれば、 「まばら」な度合いは、 普通は 1.0 未満です。 一方で、 間接"
-"ブロックを使用しているファイルの場合は、 1.0 以上になることがあります。 "
-"BLOCKSIZE に設定される値は、 システムに依存しますが、 通常は 512 バイトで"
-"す。 ファイルサイズが 0 の場合、 この値は未定義として出力されます。 "
-"st_blocks をサポートしていないシステムでは、 ファイルの「まばら」な度合い"
-"は、 1.0 とみなされます。 "
+"ファイルが「まばら」である度合い (sparseness) を表します。 この値は (BLOCKSIZE*st_blocks / st_size) "
+"として計算されます。 ある程度の大きさを持つ普通のファイルの場合、 その正確な値は、 システムによってさまざまです。 スパースファイルであれば、 "
+"「まばら」な度合いは、 普通は 1.0 未満です。 一方で、 間接ブロックを使用しているファイルの場合は、 1.0 以上になることがあります。 "
+"BLOCKSIZE に設定される値は、 システムに依存しますが、 通常は 512 バイトです。 ファイルサイズが 0 の場合、 "
+"この値は未定義として出力されます。 st_blocks をサポートしていないシステムでは、 ファイルの「まばら」な度合いは、 1.0 とみなされます。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1690
@@ -3633,9 +3360,7 @@ msgstr "%t"
 msgid ""
 "File's last modification time in the format returned by the C B<ctime>(3)  "
 "function."
-msgstr ""
-"ファイルの最終更新時間を、 C 言語の B<ctime>(3) 関数が返す形式で表したもので"
-"す。 "
+msgstr "ファイルの最終更新時間を、 C 言語の B<ctime>(3) 関数が返す形式で表したものです。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1694
@@ -3648,9 +3373,7 @@ msgstr "%TI<k>"
 msgid ""
 "File's last modification time in the format specified by I<k>, which is the "
 "same as for %A."
-msgstr ""
-"I<k> で指定された書式に基づいて、 ファイルの最終更新時間を表したものです。 "
-"I<k> は %A の場合と同様です。 "
+msgstr "I<k> で指定された書式に基づいて、 ファイルの最終更新時間を表したものです。 I<k> は %A の場合と同様です。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1698
@@ -3661,9 +3384,7 @@ msgstr "%u"
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:1700
 msgid "File's user name, or numeric user ID if the user has no name."
-msgstr ""
-"ファイルを所有するユーザー名。 ユーザーに名前がない場合は、 ユーザー ID 番号"
-"が用いられます。 "
+msgstr "ファイルを所有するユーザー名。 ユーザーに名前がない場合は、 ユーザー ID 番号が用いられます。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1700
@@ -3686,8 +3407,7 @@ msgstr "%y"
 #: original/man1/find.1:1706
 msgid "File's type (like in B<ls -l>), U=unknown type (shouldn't happen)"
 msgstr ""
-"ファイルタイプ (B<ls -l> の表現と同様です)。 U はタイプ不明 (unknown type) を"
-"表します (発生することはありません)。 "
+"ファイルタイプ (B<ls -l> の表現と同様です)。 U はタイプ不明 (unknown type) を表します (発生することはありません)。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1706
@@ -3702,9 +3422,8 @@ msgid ""
 "`N'=nonexistent, `?' for any other error when determining the type of the "
 "target of a symbolic link."
 msgstr ""
-"ファイルタイプ (%y と同様)。 さらに、 シンボリックリンクをたどります。 `L' は"
-"ループ、 `N' は非存在、 `?' はその他のエラーであり、 シンボリックリンク先のタ"
-"イプが決定できなかった場合です。 "
+"ファイルタイプ (%y と同様)。 さらに、 シンボリックリンクをたどります。 `L' はループ、 `N' は非存在、 `?' はその他のエラーであり、 "
+"シンボリックリンク先のタイプが決定できなかった場合です。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1710
@@ -3738,12 +3457,10 @@ msgid ""
 "hide your door keys, while in others it may remove the final page from the "
 "novel you are reading."
 msgstr ""
-"1 つの `%' に対して、 上記以外の文字が続く場合、 `%' 文字は無視されて、 それ"
-"に続いた文字が表示されます (新たに指定文字が定義されるかもしれないため、 この"
-"動作に期待するのは避けてください)。 書式指定の文字列の最後に `%' だけが 1 つ"
-"あると、 次に文字がないため、 その動作は不定となります。 何が起きるか分かりま"
-"せんから、 ロケールによっては、 ドアの鍵を紛失するかもしれませんし、 せっかく"
-"読んでいる小説の最後のページが、 なくなってしまうかもしれません。 "
+"1 つの `%' に対して、 上記以外の文字が続く場合、 `%' 文字は無視されて、 それに続いた文字が表示されます "
+"(新たに指定文字が定義されるかもしれないため、 この動作に期待するのは避けてください)。 書式指定の文字列の最後に `%' だけが 1 つあると、 "
+"次に文字がないため、 その動作は不定となります。 何が起きるか分かりませんから、 ロケールによっては、 ドアの鍵を紛失するかもしれませんし、 "
+"せっかく読んでいる小説の最後のページが、 なくなってしまうかもしれません。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:1739
@@ -3754,21 +3471,17 @@ msgid ""
 "B<n>.  The `-' format flag is supported and changes the alignment of a field "
 "from right-justified (which is the default) to left-justified."
 msgstr ""
-"ディレクティブ %m と %d は、 書式フラグ B<#>, B<0>, B<+> をサポートします。 "
-"これ以外のディレクティブは、 数値を表す場合であっても、 このフラグをサポート"
-"しません。 このフラグをサポートしない数値関連のディレクティブには、 B<G>, "
-"B<U>, B<b>, B<D>, B<k>, B<n> があります。 書式フラグとして `-' もサポートされ"
-"ています。これを使えば、 欄出力の右揃え (デフォルト) を左揃えに変更することが"
-"できます。 "
+"ディレクティブ %m と %d は、 書式フラグ B<#>, B<0>, B<+> をサポートします。 これ以外のディレクティブは、 "
+"数値を表す場合であっても、 このフラグをサポートしません。 このフラグをサポートしない数値関連のディレクティブには、 B<G>, B<U>, B<b>, "
+"B<D>, B<k>, B<n> があります。 書式フラグとして `-' もサポートされています。これを使えば、 欄出力の右揃え (デフォルト) "
+"を左揃えに変更することができます。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:1743
 msgid ""
 "See the B<UNUSUAL FILENAMES> section for information about how unusual "
 "characters in filenames are handled."
-msgstr ""
-"ファイル名に、 普通は使わない文字が含まれている場合の扱いについては、 「普通"
-"ではないファイル名」のセクションを参照してください。 "
+msgstr "ファイル名に、 普通は使わない文字が含まれている場合の扱いについては、 「普通ではないファイル名」のセクションを参照してください。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1746
@@ -3785,12 +3498,11 @@ msgid ""
 "skip the directory I<src/emacs> and all files and directories under it, and "
 "print the names of the other files found, do something like this:"
 msgstr ""
-"true を返します。 処理対象がディレクトリである場合、 ディレクトリ内に入ってい"
-"きません。 B<-depth> が指定してあると、 B<-prune> は何もしません。 B<-"
-"delete> の指定には、 暗に B<-depth> の指定が含まれているので、 B<-prune> と "
-"B<-delete> を同時に使うことはできません。 たとえば、 I<src/emacs> というディ"
-"レクトリとその下にあるファイルやディレクトリはスキップするとします。 そしてそ"
-"れ以外のファイルを表示しようとする場合には、 以下のように実行します。"
+"true を返します。 処理対象がディレクトリである場合、 ディレクトリ内に入っていきません。 B<-depth> が指定してあると、 "
+"B<-prune> は何もしません。 B<-delete> の指定には、 暗に B<-depth> の指定が含まれているので、 B<-prune> と "
+"B<-delete> を同時に使うことはできません。 たとえば、 I<src/emacs> "
+"というディレクトリとその下にあるファイルやディレクトリはスキップするとします。 そしてそれ以外のファイルを表示しようとする場合には、 "
+"以下のように実行します。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:1767
@@ -3816,15 +3528,12 @@ msgid ""
 "the command line will be processed.  For example, `B<find\\ >I</tmp/foo>B<\\ "
 ">I</tmp/bar>B<\\ -print\\ -quit>` will print only `/tmp/foo`."
 msgstr ""
-"すぐに終了します (エラーが発生していなければ 0 を返します)。 これは B<-"
-"prune> とは異なります。 B<-prune> は、 適用されたディレクトリの内容を、 対象"
-"外とするものですが、 B<-quit> は単純に B<find> をその場で止めます。 子プロセ"
-"スが残ることはありません。 コマンドラインが、 B<-exec\\ ...\\ +> や B<-"
-"execdir\\ ...\\ +> の形式で構成されていた場合、 そのコマンドはすべて呼び出さ"
-"れてから、 プログラムが終了します。 B<-quit> が実行されると、 コマンドライン"
-"上に指定されていた残りのファイルは、 処理されません。 たとえば `B<find\\ >I</"
-"tmp/foo>B<\\ > I</tmp/bar>B<\\ -print\\ -quit>` では、 `/tmp/foo` だけが表示"
-"されます。 "
+"すぐに終了します (エラーが発生していなければ 0 を返します)。 これは B<-prune> とは異なります。 B<-prune> は、 "
+"適用されたディレクトリの内容を、 対象外とするものですが、 B<-quit> は単純に B<find> をその場で止めます。 "
+"子プロセスが残ることはありません。 コマンドラインが、 B<-exec\\ ...\\ +> や B<-execdir\\ ...\\ +> "
+"の形式で構成されていた場合、 そのコマンドはすべて呼び出されてから、 プログラムが終了します。 B<-quit> が実行されると、 "
+"コマンドライン上に指定されていた残りのファイルは、 処理されません。 たとえば `B<find\\ >I</tmp/foo>B<\\ > "
+"I</tmp/bar>B<\\ -print\\ -quit>` では、 `/tmp/foo` だけが表示されます。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:1799
@@ -3833,9 +3542,8 @@ msgid ""
 "found what we want.  For example, if we want to find just a single file we "
 "can do this:"
 msgstr ""
-"B<-quit> を利用するごく普通のケースとして、 ファイルシステム内から検索したい"
-"ものが見つかったら、 検索をやめるという使い方があります。 たとえば、 1 つの"
-"ファイルだけを見つけたい場合には、 以下のようにすることができます。 "
+"B<-quit> を利用するごく普通のケースとして、 ファイルシステム内から検索したいものが見つかったら、 検索をやめるという使い方があります。 "
+"たとえば、 1 つのファイルだけを見つけたい場合には、 以下のようにすることができます。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:1802
@@ -3867,10 +3575,9 @@ msgid ""
 "normally need to quote them.  Many of the examples in this manual page use "
 "backslashes for this purpose: `\\e(...\\e)' instead of `(...)'."
 msgstr ""
-"カッコ内を優先的に処理します。 シェルにとって、 カッコには特別な意味があるた"
-"め、 普通はクォートでくくる必要があります。 このマニュアルページであげている"
-"例では、 この目的でバックスラッシュを多用しています。 つまり `(...)' は、 `"
-"\\e(...\\e)' のように記述しています。 "
+"カッコ内を優先的に処理します。 シェルにとって、 カッコには特別な意味があるため、 普通はクォートでくくる必要があります。 "
+"このマニュアルページであげている例では、 この目的でバックスラッシュを多用しています。 つまり `(...)' は、 `\\e(...\\e)' "
+"のように記述しています。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1813
@@ -3883,9 +3590,7 @@ msgstr "! I<expr>"
 msgid ""
 "True if I<expr> is false.  This character will also usually need protection "
 "from interpretation by the shell."
-msgstr ""
-"I<expr> が false の場合に true となります。 通常この記号も、 シェルによって"
-"解釈されないようにする必要があります。"
+msgstr "I<expr> が false の場合に true となります。 通常この記号も、 シェルによって解釈されないようにする必要があります。"
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1817
@@ -3910,8 +3615,8 @@ msgid ""
 "Two expressions in a row are taken to be joined with an implied B<-a>; "
 "I<expr2> is not evaluated if I<expr1> is false."
 msgstr ""
-"2 つ並んだ式は、 暗に B<-a> によって結合されたものとして扱われます。 そして "
-"I<expr1> が false の場合、 I<expr2> は評価されません。 "
+"2 つ並んだ式は、 暗に B<-a> によって結合されたものとして扱われます。 そして I<expr1> が false の場合、 I<expr2> "
+"は評価されません。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1828
@@ -3973,11 +3678,9 @@ msgid ""
 "action can be used to list the various matched items into several different "
 "output files."
 msgstr ""
-"リストを表します。 必ず I<expr1> と I<expr2> の両方が評価されます。 I<expr1> "
-"の値は無視されて、 I<expr2> の値が、 リストとしての値になります。 このカンマ"
-"オペレーターは、 さまざまな種類のものを探すときに便利です。 ただしファイルシ"
-"ステム内の検索は、 一度しか行われません。 さまざまなものに一致した結果を、 複"
-"数ファイルに出力するには、 B<-fprintf> アクションを利用します。 "
+"リストを表します。 必ず I<expr1> と I<expr2> の両方が評価されます。 I<expr1> の値は無視されて、 I<expr2> "
+"の値が、 リストとしての値になります。 このカンマオペレーターは、 さまざまな種類のものを探すときに便利です。 ただしファイルシステム内の検索は、 "
+"一度しか行われません。 さまざまなものに一致した結果を、 複数ファイルに出力するには、 B<-fprintf> アクションを利用します。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:1868
@@ -3987,11 +3690,9 @@ msgid ""
 "higher precedence than B<-o>.  This means that B<find . -name afile -o -name "
 "bfile -print> will never print I<afile>."
 msgstr ""
-"暗に B<-a> の指定を意図した場合 (たとえばテストとテストの間に、 このオペレー"
-"ターを記述しなかった場合)、 あるいは明示的に指定した場合は、 B<-o> よりも優先"
-"順位が高いことを覚えておいてください。 たとえば、 B<find . -name afile -o -"
-"name bfile -print> とした場合、 I<afile> が出力されることはない、 ということ"
-"です。 "
+"暗に B<-a> の指定を意図した場合 (たとえばテストとテストの間に、 このオペレーターを記述しなかった場合)、 あるいは明示的に指定した場合は、 "
+"B<-o> よりも優先順位が高いことを覚えておいてください。 たとえば、 B<find . -name afile -o -name bfile "
+"-print> とした場合、 I<afile> が出力されることはない、 ということです。 "
 
 #. type: SH
 #: original/man1/find.1:1869
@@ -4011,14 +3712,11 @@ msgid ""
 "Unusual characters are handled differently by various actions, as described "
 "below."
 msgstr ""
-"B<find> のアクションの多くでは、 他ユーザーが、 出力されるデータを自由に制御"
-"できます。 データには、 ファイル名、 サイズ、 更新時間など、 さまざまなものが"
-"あります。 ファイル名は、 `\\e0' と `/' 以外の文字であれば、 何でも含めること"
-"ができるため、 潜在的な問題を抱えています。 ファイル名の中に、 普段用いない文"
-"字が含まれていると、 端末に対して、 予期しない動作や、 時には望ましくない事態"
-"を引き起こすことも可能です。 (たとえば端末次第では、 ファンクションキーの設定"
-"変更が行われてしまうかもしれません)。 普段使わない文字を、 どのように処理する"
-"かについては、 アクションごとに動作が異なります。 以下にこのことを示します。 "
+"B<find> のアクションの多くでは、 他ユーザーが、 出力されるデータを自由に制御できます。 データには、 ファイル名、 サイズ、 更新時間など、 "
+"さまざまなものがあります。 ファイル名は、 `\\e0' と `/' 以外の文字であれば、 何でも含めることができるため、 潜在的な問題を抱えています。 "
+"ファイル名の中に、 普段用いない文字が含まれていると、 端末に対して、 予期しない動作や、 時には望ましくない事態を引き起こすことも可能です。 "
+"(たとえば端末次第では、 ファンクションキーの設定変更が行われてしまうかもしれません)。 普段使わない文字を、 どのように処理するかについては、 "
+"アクションごとに動作が異なります。 以下にこのことを示します。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1881
@@ -4031,9 +3729,7 @@ msgstr "-print0, -fprint0"
 msgid ""
 "Always print the exact filename, unchanged, even if the output is going to a "
 "terminal."
-msgstr ""
-"常にファイル名を修正せずに、 そのまま出力します。 出力先が端末であっても同じ"
-"です。 "
+msgstr "常にファイル名を修正せずに、 そのまま出力します。 出力先が端末であっても同じです。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1885
@@ -4045,16 +3741,15 @@ msgstr "-ls, -fls"
 #: original/man1/find.1:1894
 msgid ""
 "Unusual characters are always escaped.  White space, backslash, and double "
-"quote characters are printed using C-style escaping (for example `\\ef', `\\e"
-"\"').  Other unusual characters are printed using an octal escape.  Other "
-"printable characters (for B<-ls> and B<-fls> these are the characters "
+"quote characters are printed using C-style escaping (for example `\\ef', "
+"`\\e\"').  Other unusual characters are printed using an octal escape.  "
+"Other printable characters (for B<-ls> and B<-fls> these are the characters "
 "between octal 041 and 0176) are printed as-is."
 msgstr ""
-"普段使わない文字は、 必ずエスケープされます。 ホワイトスペース、 バックスラッ"
-"シュ、 ダブルクォートは、  C 言語のようなエスケープ表現で出力されます (`"
-"\\ef', `\\e\"' など)。 その他の文字では、 8 進数表記によってエスケープして出"
-"力されます。 通常の表示可能な文字 (B<-ls> や B<-fls> においては、 8 進数の "
-"041 から 0176 に相当する文字) は、 そのまま出力されます。 "
+"普段使わない文字は、 必ずエスケープされます。 ホワイトスペース、 バックスラッシュ、 ダブルクォートは、  C "
+"言語のようなエスケープ表現で出力されます (`\\ef', `\\e\"' など)。 その他の文字では、 8 "
+"進数表記によってエスケープして出力されます。 通常の表示可能な文字 (B<-ls> や B<-fls> においては、 8 進数の 041 から 0176 "
+"に相当する文字) は、 そのまま出力されます。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1895
@@ -4064,6 +3759,7 @@ msgstr "-printf, -fprintf"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:1917
+#, qt-format
 msgid ""
 "If the output is not going to a terminal, it is printed as-is.  Otherwise, "
 "the result depends on which directive is in use.  The directives %D, %F, %g, "
@@ -4073,26 +3769,21 @@ msgid ""
 "files' owners but which cannot be used to send arbitrary data to the "
 "terminal, and so these are printed as-is.  The directives %f, %h, %l, %p and "
 "%P are quoted.  This quoting is performed in the same way as for GNU B<ls>.  "
-"This is not the same quoting mechanism as the one used for B<-ls> and B<-"
-"fls>.  If you are able to decide what format to use for the output of "
+"This is not the same quoting mechanism as the one used for B<-ls> and "
+"B<-fls>.  If you are able to decide what format to use for the output of "
 "B<find> then it is normally better to use `\\e0' as a terminator than to use "
 "newline, as file names can contain white space and newline characters.  The "
 "setting of the B<LC_CTYPE> environment variable is used to determine which "
 "characters need to be quoted."
 msgstr ""
-"出力先が端末でない場合は、 そのまま出力されます。 出力先が端末の場合は、 利用"
-"するディレクティブによって、 出力は変わります。 ディレクティブ %D, %F, %g, "
-"%G, %H, %Y, %y が展開される値は、 ファイル所有者が制御するものではないため、 "
-"そのまま出力されます。 ディレクティブ %a, %b, %c, %d, %i, %k, %m, %M, %n, "
-"%s, %t, %u, %U の値は、 ファイル所有者が制御可能なものですが、 だからと言っ"
-"て、 端末に任意にデータ送信してよいものではありません。 したがってこのときの"
-"データも、 そのまま出力されます。 ディレクティブ %f, %h, %l, %p, %P の出力値"
-"は、 クォートでくくられます。 クォートでくくるこの方法は、 GNU B<ls> の場合と"
-"同じです。 逆に B<-ls> や B<-fls> における方法とは異なります。 B<find> の出力"
-"書式を自由に定めてよい、 ということになれば、 普通は、 終端文字として改行では"
-"なく、 `\\e0' を用いるように変更するのが適切です。 これを行うのは、 ファイル"
-"名に、 空白や改行が含まれる場合があるためです。 どの文字をクォートでくくるか"
-"は、 環境変数 B<LC_CTYPE> の設定を用いて決定されます。 "
+"出力先が端末でない場合は、 そのまま出力されます。 出力先が端末の場合は、 利用するディレクティブによって、 出力は変わります。 ディレクティブ %D, "
+"%F, %g, %G, %H, %Y, %y が展開される値は、 ファイル所有者が制御するものではないため、 そのまま出力されます。 ディレクティブ "
+"%a, %b, %c, %d, %i, %k, %m, %M, %n, %s, %t, %u, %U の値は、 ファイル所有者が制御可能なものですが、 "
+"だからと言って、 端末に任意にデータ送信してよいものではありません。 したがってこのときのデータも、 そのまま出力されます。 ディレクティブ %f, "
+"%h, %l, %p, %P の出力値は、 クォートでくくられます。 クォートでくくるこの方法は、 GNU B<ls> の場合と同じです。 逆に "
+"B<-ls> や B<-fls> における方法とは異なります。 B<find> の出力書式を自由に定めてよい、 ということになれば、 普通は、 "
+"終端文字として改行ではなく、 `\\e0' を用いるように変更するのが適切です。 これを行うのは、 ファイル名に、 "
+"空白や改行が含まれる場合があるためです。 どの文字をクォートでくくるかは、 環境変数 B<LC_CTYPE> の設定を用いて決定されます。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1918
@@ -4108,10 +3799,9 @@ msgid ""
 "might have arbitrary names, you should consider using B<-print0> instead of "
 "B<-print>."
 msgstr ""
-"クォートでくくる方法は、 B<-printf> や B<-fprintf> と同じです。 B<find> をス"
-"クリプト内で利用する場合や、 一致したファイルにあらゆる文字が含まれる可能性が"
-"ある場合には、 B<-print> を用いるのではなく、 B<-print0> を用いるようにしてく"
-"ださい。 "
+"クォートでくくる方法は、 B<-printf> や B<-fprintf> と同じです。 B<find> をスクリプト内で利用する場合や、 "
+"一致したファイルにあらゆる文字が含まれる可能性がある場合には、 B<-print> を用いるのではなく、 B<-print0> "
+"を用いるようにしてください。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:1936
@@ -4119,8 +3809,7 @@ msgid ""
 "The B<-ok> and B<-okdir> actions print the current filename as-is.  This may "
 "change in a future release."
 msgstr ""
-"アクション B<-ok> と B<-okdir> は、 対象ファイル名をそのまま出力します。 この"
-"動作は、 将来のリリースで変わるかもしれません。 "
+"アクション B<-ok> と B<-okdir> は、 対象ファイル名をそのまま出力します。 この動作は、 将来のリリースで変わるかもしれません。 "
 
 #. type: SH
 #: original/man1/find.1:1937 original/man1/xargs.1:393
@@ -4135,9 +3824,8 @@ msgid ""
 "B<POSIXLY_CORRECT> environment variable.  The following options are "
 "specified in the POSIX standard (IEEE Std 1003.1-2008, 2016 Edition):"
 msgstr ""
-"POSIX 規格にできるだけ準拠した動作が必要であれば、 環境変数 B<POSIXLY_CORRECT> "
-"を設定してください。 以下のオプションは、  POSIX 規格 (IEEE Std 1003.1-2008, "
-"2016 Edition) の中で規定されています。 "
+"POSIX 規格にできるだけ準拠した動作が必要であれば、 環境変数 B<POSIXLY_CORRECT> を設定してください。 以下のオプションは、  "
+"POSIX 規格 (IEEE Std 1003.1-2008, 2016 Edition) の中で規定されています。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1944
@@ -4171,12 +3859,10 @@ msgid ""
 "leading `.', because IEEE PASC interpretation 126 requires this.  This is a "
 "change from previous versions of findutils."
 msgstr ""
-"このオプションはサポートされていますが、 POSIX への適応は、 システムの "
-"B<fnmatch>(3) ライブラリ関数が、 どれだけ POSIX に準拠しているかによって、 変"
-"わります。 findutils-4.2.2 以降、 シェルのメタ文字 (たとえば `*', `?', `[]') "
-"は、 ファイル名先頭の `.' 文字に一致するようになりました。 これは IEEE PASC "
-"interpretation 126 の要求に従ったものです。 これは、 それ以前の findutils の"
-"バージョンから、 変更されている点です。 "
+"このオプションはサポートされていますが、 POSIX への適応は、 システムの B<fnmatch>(3) ライブラリ関数が、 どれだけ POSIX "
+"に準拠しているかによって、 変わります。 findutils-4.2.2 以降、 シェルのメタ文字 (たとえば `*', `?', `[]') は、 "
+"ファイル名先頭の `.' 文字に一致するようになりました。 これは IEEE PASC interpretation 126 の要求に従ったものです。 "
+"これは、 それ以前の findutils のバージョンから、 変更されている点です。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1959
@@ -4192,11 +3878,9 @@ msgid ""
 "Furthermore, GNU find allows multiple types to be specified at once in a "
 "comma-separated list."
 msgstr ""
-"サポートされています。 POSIX では `b', `c', `d', `l', `p', `f', `s' を規定し"
-"ています。 GNU find は、 この他にドア (door) を表す `D' もサポートしていま"
-"す。 これが使えるのは、 OS がこの機能を提供している場合です。 さらに、 GNU "
-"find では、 複数の型指定を一度に行うことが可能であり、 その場合には、 カンマ"
-"で区切ったリストを指定します。 "
+"サポートされています。 POSIX では `b', `c', `d', `l', `p', `f', `s' を規定しています。 GNU find は、 "
+"この他にドア (door) を表す `D' もサポートしています。 これが使えるのは、 OS がこの機能を提供している場合です。 さらに、 GNU "
+"find では、 複数の型指定を一度に行うことが可能であり、 その場合には、 カンマで区切ったリストを指定します。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1966
@@ -4215,13 +3899,11 @@ msgid ""
 "and NOEXPR.  When B<POSIXLY_CORRECT> is not set, the patterns are instead "
 "taken from B<find>'s own message catalogue."
 msgstr ""
-"サポートされています。 プロンプトに対する入力は、 `yes'、 `no' を表すパターン"
-"に従って解釈されます。 そのパターンは、 環境変数 B<LC_MESSAGES> の設定内容によ"
-"り決定します。 環境変数 B<POSIXLY_CORRECT> が設定されている場合は、 そのパター"
-"ンが、 `yes'、 `no' の入力に対するシステム定義として扱われます。 "
-"B<nl_langinfo>(3) に関するドキュメント、 特に YESEXPR と NOEXPR について参照"
-"してください。 B<POSIXLY_CORRECT> が設定されていない場合、 そのパターンは、 "
-"B<find> が持っているメッセージカタログから取得されます。 "
+"サポートされています。 プロンプトに対する入力は、 `yes'、 `no' を表すパターンに従って解釈されます。 そのパターンは、 環境変数 "
+"B<LC_MESSAGES> の設定内容により決定します。 環境変数 B<POSIXLY_CORRECT> が設定されている場合は、 そのパターンが、 "
+"`yes'、 `no' の入力に対するシステム定義として扱われます。 B<nl_langinfo>(3) に関するドキュメント、 特に YESEXPR "
+"と NOEXPR について参照してください。 B<POSIXLY_CORRECT> が設定されていない場合、 そのパターンは、 B<find> "
+"が持っているメッセージカタログから取得されます。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1985
@@ -4236,10 +3918,8 @@ msgid ""
 "dereferenced.  This is a change from previous behaviour, which used to take "
 "the relevant time from the symbolic link; see the HISTORY section below."
 msgstr ""
-"サポートされています。 指定されたファイルがシンボリックリンクの場合は、 必ず"
-"リンク先が参照されます。 これは以前のバージョンから変更されたものであり、 以"
-"前は、 比較に用いる時間をシンボリックリンクから取得していました。 「履歴」セ"
-"クションを参照してください。"
+"サポートされています。 指定されたファイルがシンボリックリンクの場合は、 必ずリンク先が参照されます。 これは以前のバージョンから変更されたものであり、 "
+"以前は、 比較に用いる時間をシンボリックリンクから取得していました。 「履歴」セクションを参照してください。"
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1991
@@ -4254,9 +3934,8 @@ msgid ""
 "mode arguments (for example +a+x) which are not valid in POSIX are supported "
 "for backward-compatibility."
 msgstr ""
-"サポートされています。 環境変数 B<POSIXLY_CORRECT> が設定されていない場合には、 "
-"POSIX では認められていない (たとえば、 +a+x のような) モード引数であっても、 "
-"後方互換のために利用できるものがあります。 "
+"サポートされています。 環境変数 B<POSIXLY_CORRECT> が設定されていない場合には、 POSIX では認められていない (たとえば、 "
+"+a+x のような) モード引数であっても、 後方互換のために利用できるものがあります。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:1998
@@ -4267,14 +3946,13 @@ msgstr "その他のプライマリ"
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2018
 msgid ""
-"The primaries B<-atime>, B<-ctime>, B<-depth>, B<-exec>, B<-group>, B<-"
-"links>, B<-mtime>, B<-nogroup>, B<-nouser>, B<-ok>, B<-path>, B<-print>, B<-"
-"prune>, B<-size>, B<-user> and B<-xdev> are all supported."
+"The primaries B<-atime>, B<-ctime>, B<-depth>, B<-exec>, B<-group>, "
+"B<-links>, B<-mtime>, B<-nogroup>, B<-nouser>, B<-ok>, B<-path>, B<-print>, "
+"B<-prune>, B<-size>, B<-user> and B<-xdev> are all supported."
 msgstr ""
-"式を構成するプライマリ (primary) として、 B<-atime>, B<-ctime>, B<-depth>, "
-"B<-group>, B<-links>, B<-mtime>, B<-nogroup>, B<-nouser>, B<-perm>, B<-"
-"print>, B<-prune>, B<-size>, B<-user> B<-xdev> が、 すべてサポートされていま"
-"す。 "
+"式を構成するプライマリ (primary) として、 B<-atime>, B<-ctime>, B<-depth>, B<-group>, "
+"B<-links>, B<-mtime>, B<-nogroup>, B<-nouser>, B<-perm>, B<-print>, "
+"B<-prune>, B<-size>, B<-user> B<-xdev> が、 すべてサポートされています。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2025
@@ -4282,8 +3960,7 @@ msgid ""
 "The POSIX standard specifies parentheses `(', `)', negation `!' and the "
 "logical AND/OR operators B<-a> and B<-o>."
 msgstr ""
-"POSIX 規格は、 カッコ `(', `)'、 否定 `!'、 論理 AND/OR のオペレーター B<-"
-"a>, B<-o> を規定しています。"
+"POSIX 規格は、 カッコ `(', `)'、 否定 `!'、 論理 AND/OR のオペレーター B<-a>, B<-o> を規定しています。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2029
@@ -4292,15 +3969,13 @@ msgid ""
 "beyond the POSIX standard.  Many of these extensions are not unique to GNU "
 "find, however."
 msgstr ""
-"上記を除いたオプション、 述語、 式などは、 すべて POSIX 規格にはない拡張で"
-"ã\81\99ã\80\82 ã\81\9fã\81 ã\81\97ã\81\9dã\81®æ\8b¡å¼µã\81®å¤\9aã\81\8fã\81¯ã\80\81 GNU find ã\81«ç\89¹æ\9c\89ã\81ªã\82\82ã\81®ã\81§ã\81¯ã\81\82ã\82\8aã\81¾ã\81\9bã\82\93ã\80\82"
+"上記を除いたオプション、 述語、 式などは、 すべて POSIX 規格にはない拡張です。 ただしその拡張の多くは、 GNU find "
+"に特有なものではありません。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2033
 msgid "The POSIX standard requires that B<find> detects loops:"
-msgstr ""
-"POSIX 規格における B<find> は、 ループの検出ができなければならないと定めてい"
-"ます。"
+msgstr "POSIX 規格における B<find> は、 ループの検出ができなければならないと定めています。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2041
@@ -4311,11 +3986,9 @@ msgid ""
 "diagnostic message to standard error and shall either recover its position "
 "in the hierarchy or terminate."
 msgstr ""
-"B<find> ユーティリティは、 無限ループを検出できなければなりません。 無限ルー"
-"プとは、 処理対象となったファイルの上位ディレクトリが、 以前に処理していたも"
-"のであって、 そのディレクトリに入ることです。 無限ループを検出した場合、 "
-"find は、 診断メッセージを標準エラー出力に書き出すものとします。 そして、 "
-"ディレクトリ階層上での検索位置を復旧するか、 あるいは終了するものとします。 "
+"B<find> ユーティリティは、 無限ループを検出できなければなりません。 無限ループとは、 処理対象となったファイルの上位ディレクトリが、 "
+"以前に処理していたものであって、 そのディレクトリに入ることです。 無限ループを検出した場合、 find は、 "
+"診断メッセージを標準エラー出力に書き出すものとします。 そして、 ディレクトリ階層上での検索位置を復旧するか、 あるいは終了するものとします。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2071
@@ -4337,23 +4010,16 @@ msgid ""
 "doesn't need to call I<stat()> or I<chdir()> on the symbolic link, so this "
 "diagnostic is frequently not necessary."
 msgstr ""
-"GNU B<find> は、 この要件を満たしています。 上位ディレクトリへのハードリンク"
-"を含んだディレクトリと、 そういったものを含まないディレクトリを比較してみる"
-"と、 ディレクトリのリンク数は、 前者の方が少なくなることがよくあります。 この"
-"ことがあるため、 上位ディレクトリへのリンクであるサブディレクトリに対して、 "
-"GNU find は、 最適化によって、 そのディレクトリを調べないケースが発生しま"
-"す。 B<find> は実際に、 そういったサブディレクトリに入っていかないため、 診断"
-"メッセージの出力を抑えることができます。 わかりにくい処理かもしれませんが、 "
-"実際にこの動作に期待する人は、 まずいません。 B<-noleaf> オプションの指定に"
-"よって、 葉 (leaf) に関する最適化処理が無効になっていた場合、 ディレクトリの"
-"各エントリは、 必ず調べられます。 したがって診断メッセージは、 必要な場面で表"
-"示されます。 シンボリックリンクを使っていれば、 ファイルシステム上にこのよう"
-"なリンクを作り出すことはできません。 ただし B<-L> オプションや B<-follow> オ"
-"プションを指定しているときには、 シンボリックリンクのループが見つかると、 診"
-"断メッセージが表示されます。 ハードリンクを含むループの場合と同様に、 葉に関"
-"する最適化によって、 B<find> がシンボリックリンクに対して、 I<stat()> や "
-"I<chdir()> を用いる必要がないと判断することがあるため、 診断情報は、 かなりの"
-"頻度で必要なくなります。 "
+"GNU B<find> は、 この要件を満たしています。 上位ディレクトリへのハードリンクを含んだディレクトリと、 "
+"そういったものを含まないディレクトリを比較してみると、 ディレクトリのリンク数は、 前者の方が少なくなることがよくあります。 このことがあるため、 "
+"上位ディレクトリへのリンクであるサブディレクトリに対して、 GNU find は、 最適化によって、 そのディレクトリを調べないケースが発生します。 "
+"B<find> は実際に、 そういったサブディレクトリに入っていかないため、 診断メッセージの出力を抑えることができます。 "
+"わかりにくい処理かもしれませんが、 実際にこの動作に期待する人は、 まずいません。 B<-noleaf> オプションの指定によって、 葉 (leaf) "
+"に関する最適化処理が無効になっていた場合、 ディレクトリの各エントリは、 必ず調べられます。 したがって診断メッセージは、 必要な場面で表示されます。 "
+"シンボリックリンクを使っていれば、 ファイルシステム上にこのようなリンクを作り出すことはできません。 ただし B<-L> オプションや "
+"B<-follow> オプションを指定しているときには、 シンボリックリンクのループが見つかると、 診断メッセージが表示されます。 "
+"ハードリンクを含むループの場合と同様に、 葉に関する最適化によって、 B<find> がシンボリックリンクに対して、 I<stat()> や "
+"I<chdir()> を用いる必要がないと判断することがあるため、 診断情報は、 かなりの頻度で必要なくなります。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2078
@@ -4361,9 +4027,8 @@ msgid ""
 "The B<-d> option is supported for compatibility with various BSD systems, "
 "but you should use the POSIX-compliant option B<-depth> instead."
 msgstr ""
-"B<-d> オプションは、 各種の BSD システムとの互換性のためにサポートされていま"
-"す。 したがって、 これを使うのではなく、 POSIX に準拠する B<-depth> オプショ"
-"ンを用いてください。 "
+"B<-d> オプションは、 各種の BSD システムとの互換性のためにサポートされています。 したがって、 これを使うのではなく、 POSIX "
+"に準拠する B<-depth> オプションを用いてください。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2086
@@ -4372,8 +4037,8 @@ msgid ""
 "the B<-regex> or B<-iregex> tests because those tests aren't specified in "
 "the POSIX standard."
 msgstr ""
-"環境変数 B<POSIXLY_CORRECT> は、 テスト B<-regex> や B<-iregex> の動作に影響を与"
-"ã\81\88ã\81¾ã\81\9bã\82\93ã\80\82 ã\81\93ã\81\86ã\81\84ã\81£ã\81\9fã\83\86ã\82¹ã\83\88ã\81¯ã\80\81 POSIX ã\81§ã\81¯è¦\8få®\9aã\81\95ã\82\8cã\81¦ã\81\84ã\81ªã\81\84ã\81\9fã\82\81ã\81§ã\81\99ã\80\82"
+"環境変数 B<POSIXLY_CORRECT> は、 テスト B<-regex> や B<-iregex> の動作に影響を与えません。 "
+"こういったテストは、 POSIX では規定されていないためです。"
 
 #. type: SH
 #: original/man1/find.1:2087
@@ -4392,9 +4057,7 @@ msgstr "LANG"
 msgid ""
 "Provides a default value for the internationalization variables that are "
 "unset or null."
-msgstr ""
-"国際化関連の環境変数において、 値が設定されていない、 あるいは null であるも"
-"のに対して、 デフォルト値を提供します。 "
+msgstr "国際化関連の環境変数において、 値が設定されていない、 あるいは null であるものに対して、 デフォルト値を提供します。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:2093
@@ -4407,9 +4070,7 @@ msgstr "LC_ALL"
 msgid ""
 "If set to a non-empty string value, override the values of all the other "
 "internationalization variables."
-msgstr ""
-"この環境変数に、 空文字列ではない値が設定されていれば、 国際化関連の環境変数"
-"を上書きします。 "
+msgstr "この環境変数に、 空文字列ではない値が設定されていれば、 国際化関連の環境変数を上書きします。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:2097
@@ -4428,13 +4089,11 @@ msgid ""
 "interpret the response to B<-ok>, the interpretation of any bracket "
 "expressions in the pattern will be affected by B<LC_COLLATE>."
 msgstr ""
-"POSIX の規定では、 この環境変数は、 テスト B<-name> で用いられるパターンマッ"
-"チングに影響を及ぼします。 GNU find は、 B<fnmatch>(3) ライブラリ関数を利用し"
-"ているので、 B<LC_COLLATE> への対応は、 システムのライブラリ次第です。 またこの"
-"変数は、 アクション B<-ok> の入力値の解釈にも影響します。 B<-ok> における入力"
-"値を解釈するものとして、 実際に用いられるパターンは、 B<LC_MESSAGES> 変数の値に"
-"よって決定されますが、 そのパターンの中に角カッコによる表現が用いられている"
-"と、 B<LC_COLLATE> の影響を受けることになります。"
+"POSIX の規定では、 この環境変数は、 テスト B<-name> で用いられるパターンマッチングに影響を及ぼします。 GNU find は、 "
+"B<fnmatch>(3) ライブラリ関数を利用しているので、 B<LC_COLLATE> への対応は、 システムのライブラリ次第です。 "
+"またこの変数は、 アクション B<-ok> の入力値の解釈にも影響します。 B<-ok> における入力値を解釈するものとして、 "
+"実際に用いられるパターンは、 B<LC_MESSAGES> 変数の値によって決定されますが、 そのパターンの中に角カッコによる表現が用いられていると、 "
+"B<LC_COLLATE> の影響を受けることになります。"
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:2117
@@ -4453,13 +4112,10 @@ msgid ""
 "environment variable will also affect which characters are considered to be "
 "unprintable when filenames are printed; see the section UNUSUAL FILENAMES."
 msgstr ""
-"システムの fnmatch(3) ライブラリ関数がこの環境変数をサポートしている場合、 こ"
-"の環境変数は、 正規表現で使用される文字クラスと、 B<-name> テストで使われる文"
-"字クラスの扱い方に影響を及ぼします。アクション B<-ok> のプロンプトにおける"
-"ユーザー入力値の解釈には、 正規表現が用いられますが、 この変数は、 その正規表"
-"現内の文字クラスの判断に影響します。 環境変数 B<LC_CTYPE> は、 ファイル名の表"
-"示時に、 表示できない文字を判断する処理に影響します。 「普通ではないファイル"
-"名」のセクションを参照してください。 "
+"システムの B<fnmatch>(3) ライブラリ関数がこの環境変数をサポートしている場合、 この環境変数は、 正規表現で使用される文字クラスと、 "
+"B<-name> テストで使われる文字クラスの扱い方に影響を及ぼします。アクション B<-ok> のプロンプトにおけるユーザー入力値の解釈には、 "
+"正規表現が用いられますが、 この変数は、 その正規表現内の文字クラスの判断に影響します。 環境変数 B<LC_CTYPE> は、 ファイル名の表示時に、 "
+"表示できない文字を判断する処理に影響します。 「普通ではないファイル名」のセクションを参照してください。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:2134
@@ -4474,9 +4130,8 @@ msgid ""
 "B<POSIXLY_CORRECT> environment variable is set, this also determines the "
 "interpretation of the response to the prompt made by the B<-ok> action."
 msgstr ""
-"国際化されたメッセージで使用するロケールを設定します。 環境変数 "
-"B<POSIXLY_CORRECT> が設定されている場合は、 この変数によって、 アクション B<-"
-"ok> のプロンプト入力値に対する解釈が決定します。 "
+"国際化されたメッセージで使用するロケールを設定します。 環境変数 B<POSIXLY_CORRECT> が設定されている場合は、 この変数によって、 "
+"アクション B<-ok> のプロンプト入力値に対する解釈が決定します。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:2142
@@ -4501,8 +4156,8 @@ msgid ""
 "Affects the directories which are searched to find the executables invoked "
 "by B<-exec>, B<-execdir>, B<-ok> and B<-okdir>."
 msgstr ""
-"B<-exec>, B<-execdir>, B<-ok>, B<-okdir> から呼び出される実行ファイルが、 "
-"こにあるかを検索するディレクトリに影響します。"
+"B<-exec>, B<-execdir>, B<-ok>, B<-okdir> から呼び出される実行ファイルが、 "
+"ã\81©ã\81\93ã\81«ã\81\82ã\82\8bã\81\8bã\82\92æ¤\9cç´¢ã\81\99ã\82\8bã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ªã\81«å½±é\9f¿ã\81\97ã\81¾ã\81\99ã\80\82"
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:2154
@@ -4517,44 +4172,41 @@ msgid ""
 "is set, blocks are units of 512 bytes.  Otherwise they are units of 1024 "
 "bytes."
 msgstr ""
-"B<-ls> や B<-fls> が使用するブロックサイズを決定します。 B<POSIXLY_CORRECT> "
-"が設定されている場合は、 1 ブロックが 512 バイト、 設定されていない場合は、 "
-"1 ブロックが 1024 バイトになります。 "
+"B<-ls> や B<-fls> が使用するブロックサイズを決定します。 B<POSIXLY_CORRECT> が設定されている場合は、 1 ブロックが "
+"512 バイト、 設定されていない場合は、 1 ブロックが 1024 バイトになります。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2171
 msgid ""
-"Setting this variable also turns off warning messages (that is, implies B<-"
-"nowarn>)  by default, because POSIX requires that apart from the output for "
-"B<-ok>, all messages printed on stderr are diagnostics and must result in a "
-"non-zero exit status."
+"Setting this variable also turns off warning messages (that is, implies "
+"B<-nowarn>)  by default, because POSIX requires that apart from the output "
+"for B<-ok>, all messages printed on stderr are diagnostics and must result "
+"in a non-zero exit status."
 msgstr ""
-"またこの変数を設定すると、 デフォルトで警告メッセージを出力しません (つまり "
-"B<-nowarn> が暗に指定されます)。 なぜなら POSIX の規定では、 B<-ok> のプロン"
-"プトを除くと、 標準エラーに出力されるメッセージは、 すべて診断情報であり、 終"
-"了ステータスは 0 以外を返さなければならないからです。 "
+"またこの変数を設定すると、 デフォルトで警告メッセージを出力しません (つまり B<-nowarn> が暗に指定されます)。 なぜなら POSIX "
+"の規定では、 B<-ok> のプロンプトを除くと、 標準エラーに出力されるメッセージは、 すべて診断情報であり、 終了ステータスは 0 "
+"以外を返さなければならないからです。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2183
 msgid ""
-"When B<POSIXLY_CORRECT> is not set, B<-perm >I<+zzz> is treated just like B<-"
-"perm >I</zzz> if I<+zzz> is not a valid symbolic mode.  When "
+"When B<POSIXLY_CORRECT> is not set, B<-perm >I<+zzz> is treated just like "
+"B<-perm >I</zzz> if I<+zzz> is not a valid symbolic mode.  When "
 "B<POSIXLY_CORRECT> is set, such constructs are treated as an error."
 msgstr ""
-"B<POSIXLY_CORRECT> が設定されていない場合、 I<+zzz> が適正なシンボリックモード表"
-"現でなかったら、 B<-perm >I<+zzz> という記述は、 B<-perm> I</zzz> として扱わ"
-"ã\82\8cã\81¾ã\81\99ã\80\82 B<POSIXLY_CORRECT> ã\81\8c設å®\9aã\81\95ã\82\8cã\81¦ã\81\84ã\82\8bå ´å\90\88ã\80\81 ã\81\93ã\81®è¨\98è¿°ã\81¯ã\82¨ã\83©ã\83¼ã\81«ã\81ªã\82\8aã\81¾ã\81\99ã\80\82 "
+"B<POSIXLY_CORRECT> が設定されていない場合、 I<+zzz> が適正なシンボリックモード表現でなかったら、 B<-perm "
+">I<+zzz> という記述は、 B<-perm> I</zzz> として扱われます。 B<POSIXLY_CORRECT> が設定されている場合、 "
+"この記述はエラーになります。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2192
 msgid ""
-"When B<POSIXLY_CORRECT> is set, the response to the prompt made by the B<-"
-"ok> action is interpreted according to the system's message catalogue, as "
+"When B<POSIXLY_CORRECT> is set, the response to the prompt made by the "
+"B<-ok> action is interpreted according to the system's message catalogue, as "
 "opposed to according to B<find>'s own message translations."
 msgstr ""
-"B<POSIXLY_CORRECT> が設定されていると、 アクション B<-ok> のプロンプトに対する入"
-"力値の解釈は、 B<find> の持つメッセージ翻訳を用いるのではなく、 システムの"
-"メッセージカタログに従って行われます。 "
+"B<POSIXLY_CORRECT> が設定されていると、 アクション B<-ok> のプロンプトに対する入力値の解釈は、 B<find> "
+"の持つメッセージ翻訳を用いるのではなく、 システムのメッセージカタログに従って行われます。 "
 
 #. type: IP
 #: original/man1/find.1:2193
@@ -4568,8 +4220,7 @@ msgid ""
 "Affects the time zone used for some of the time-related format directives of "
 "B<-printf> and B<-fprintf>."
 msgstr ""
-"タイムゾーンに影響します。 タイムゾーンは、 B<-printf> や B<-fprintf> の時間"
-"関連ディレクティブにおいて利用されます。 "
+"タイムゾーンに影響します。 タイムゾーンは、 B<-printf> や B<-fprintf> の時間関連ディレクティブにおいて利用されます。 "
 
 #. type: SH
 #: original/man1/find.1:2200 original/man1/xargs.1:323
@@ -4602,9 +4253,7 @@ msgstr "\\[bu]"
 #: original/man1/find.1:2209
 msgid ""
 "Find files named I<core> in or below the directory I</tmp> and delete them."
-msgstr ""
-"I</tmp> ディレクトリ以下にある、 I<core> という名前のファイルを探して、 それ"
-"を削除します。 "
+msgstr "I</tmp> ディレクトリ以下にある、 I<core> という名前のファイルを探して、 それを削除します。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2213
@@ -4617,9 +4266,7 @@ msgstr "B<$ find /tmp -name core -type f -print | xargs /bin/rm -f>\n"
 msgid ""
 "Note that this will work incorrectly if there are any filenames containing "
 "newlines, single or double quotes, or spaces."
-msgstr ""
-"ただし、 ファイル名の中に、 改行、 シングルクォート、 ダブルクォート、 空白文"
-"字が含まれる場合には、 このコマンドは正しく動作しません。"
+msgstr "ただし、 ファイル名の中に、 改行、 シングルクォート、 ダブルクォート、 空白文字が含まれる場合には、 このコマンドは正しく動作しません。"
 
 #. type: SS
 #: original/man1/find.1:2219
@@ -4634,9 +4281,8 @@ msgid ""
 "processing filenames in such a way that file or directory names containing "
 "single or double quotes, spaces or newlines are correctly handled."
 msgstr ""
-"I</tmp> ディレクトリ以下にある、 I<core> という名前のファイルを探して、 それ"
-"を削除します。 ファイルやディレクトリの名前に、 シングルクォート、 ダブル"
-"クォート、 空白、 改行などが含まれていても、 適切に処理されます。 "
+"I</tmp> ディレクトリ以下にある、 I<core> という名前のファイルを探して、 それを削除します。 ファイルやディレクトリの名前に、 "
+"シングルクォート、 ダブルクォート、 空白、 改行などが含まれていても、 適切に処理されます。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2229
@@ -4650,8 +4296,8 @@ msgid ""
 "The B<-name> test comes before the B<-type> test in order to avoid having to "
 "call B<stat>(2)  on every file."
 msgstr ""
-"テスト B<-name> は、 B<-type> よりも前に置いています。 これは、 B<stat>(2) の"
-"呼び出しが、 すべてのファイルに対して行われることを防ぐためです。 "
+"テスト B<-name> は、 B<-type> よりも前に置いています。 これは、 B<stat>(2) の呼び出しが、 "
+"すべてのファイルに対して行われることを防ぐためです。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2246
@@ -4660,9 +4306,8 @@ msgid ""
 "hierarchy printing the matching filenames, and the time the process executed "
 "by B<xargs> works with that file."
 msgstr ""
-"ただし、 B<find> がファイルシステム内を検索して、 一致するファイルを出力する"
-"時間と、 B<xargs> によるコマンド起動がそのファイルを処理する時間との間では、 "
-"まだ競合が発生する点に注意してください。 "
+"ただし、 B<find> がファイルシステム内を検索して、 一致するファイルを出力する時間と、 B<xargs> "
+"によるコマンド起動がそのファイルを処理する時間との間では、 まだ競合が発生する点に注意してください。 "
 
 #. type: SS
 #: original/man1/find.1:2247
@@ -4673,13 +4318,12 @@ msgstr "任意の検索開始ポイントからの処理"
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2252
 msgid ""
-"Given that another program I<proggy> pre-filters and creates a huge NUL-"
-"separated list of files, process those as starting points, and find all "
+"Given that another program I<proggy> pre-filters and creates a huge "
+"NUL-separated list of files, process those as starting points, and find all "
 "regular, empty files among them:"
 msgstr ""
-"プログラム I<proggy> というものがあるとして、 あらかじめ処理を行って、 大量の"
-"NUL 区切りのファイル一覧を作るものであったとします。 これを検索開始ポイントと"
-"として処理を行って、 その中から通常ファイルと空のファイルを検索します。"
+"プログラム I<proggy> というものがあるとして、 あらかじめ処理を行って、 大量のNUL 区切りのファイル一覧を作るものであったとします。 "
+"これを検索開始ポイントととして処理を行って、 その中から通常ファイルと空のファイルを検索します。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2256
@@ -4695,10 +4339,9 @@ msgid ""
 "ensures that only explicitly those entries are examined without recursing "
 "into directories (in the case one of the starting points is one)."
 msgstr ""
-"B<`-files0-from\\ -`> と記述している部分は、 検索開始ポイントとする名前を "
-"I<標準入力> から、 つまりパイプから読み込むことを表しています。 そして B<-maxd"
-"epth\\ 0> はサブディレクトリへの再帰的な検索は行わずに、 そこに明示された対象"
-"のみを検索するようにしています (検索開始ポイントの指定がただ 1 つである場合)。"
+"B<`-files0-from\\ -`> と記述している部分は、 検索開始ポイントとする名前を I<標準入力> から、 "
+"つまりパイプから読み込むことを表しています。 そして B<-maxdepth\\ 0> はサブディレクトリへの再帰的な検索は行わずに、 "
+"そこに明示された対象のみを検索するようにしています (検索開始ポイントの指定がただ 1 つである場合)。"
 
 #. type: SS
 #: original/man1/find.1:2267
@@ -4725,10 +4368,8 @@ msgid ""
 "protected by the use of a backslash, though single quotes could have been "
 "used in that case also."
 msgstr ""
-"波カッコをシングルクォートで囲んでいる点に注意してください。 これは、 句読点"
-"がシェルスクリプトの記号として、 解釈されないようにするためです。 同様のこと"
-"として、 セミコロンもバックスラッシュを使ってエスケープしています。 シングル"
-"クォートを使うのでもかまいません。 "
+"波カッコをシングルクォートで囲んでいる点に注意してください。 これは、 句読点がシェルスクリプトの記号として、 解釈されないようにするためです。 "
+"同様のこととして、 セミコロンもバックスラッシュを使ってエスケープしています。 シングルクォートを使うのでもかまいません。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2290
@@ -4736,8 +4377,7 @@ msgid ""
 "In many cases, one might prefer the B<`-exec\\ \\&...\\&\\ +`> or better the "
 "B<`-execdir\\ \\&...\\&\\ +`> syntax for performance and security reasons."
 msgstr ""
-"性能やセキュリティのことを考慮すると、 B<`-exec\\ \\&...\\&\\ +`> という記述"
-"が望まれるケースが多いかもしれません。 "
+"性能やセキュリティのことを考慮すると、 B<`-exec\\ \\&...\\&\\ +`> という記述が望まれるケースが多いかもしれません。 "
 
 #. type: SS
 #: original/man1/find.1:2291
@@ -4751,9 +4391,8 @@ msgid ""
 "Traverse the filesystem just once, listing set-user-ID files and directories "
 "into I</root/suid.txt> and large files into I</root/big.txt>."
 msgstr ""
-"ファイルシステムを検索するのは 1 回だけにして、 setuid ビットが立っているファ"
-"イルやディレクトリの一覧は B</root/suid.txt> に出力し、 サイズが大きいファイ"
-"ルの一覧は B</root/big.txt> に出力するようにします。 "
+"ファイルシステムを検索するのは 1 回だけにして、 setuid ビットが立っているファイルやディレクトリの一覧は B</root/suid.txt> "
+"に出力し、 サイズが大きいファイルの一覧は B</root/big.txt> に出力するようにします。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2302
@@ -4780,9 +4419,8 @@ msgid ""
 "two lines to instruct the shell to continue reading the command on the next "
 "line."
 msgstr ""
-"この例では、 初めの 2 つの行に対して、 行継続文字 \\(aq\\e\\(aq を用いていま"
-"す。 シェルがコマンド読み込みを行うにあたって、 次の行も継続して読み込むよう"
-"に指示しています。 "
+"この例では、 初めの 2 つの行に対して、 行継続文字 \\(aq\\e\\(aq を用いています。 シェルがコマンド読み込みを行うにあたって、 "
+"次の行も継続して読み込むように指示しています。 "
 
 #. type: SS
 #: original/man1/find.1:2313
@@ -4795,9 +4433,7 @@ msgstr "期間の指定を使ったファイル検索"
 msgid ""
 "Search for files in your home directory which have been modified in the last "
 "twenty-four hours."
-msgstr ""
-"ホームディレクトリ内のファイルの中から、 修正時間が 24 時間未満のファイルを検"
-"索します。 "
+msgstr "ホームディレクトリ内のファイルの中から、 修正時間が 24 時間未満のファイルを検索します。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2322
@@ -4813,9 +4449,8 @@ msgid ""
 "that to match B<-mtime> B<0>, a file will have to have a modification in the "
 "past which is less than 24 hours ago."
 msgstr ""
-"このコマンドがそういう動作になるのは、 各ファイルの最終更新時間が、 24 時間単"
-"位で割られて、 余りは捨てられるからです。 つまり、 ファイルが B<-mtime 0> に"
-"一致するのは、 過去 24 時間未満の間に更新されていることを表します。 "
+"このコマンドがそういう動作になるのは、 各ファイルの最終更新時間が、 24 時間単位で割られて、 余りは捨てられるからです。 つまり、 ファイルが "
+"B<-mtime 0> に一致するのは、 過去 24 時間未満の間に更新されていることを表します。 "
 
 #. type: SS
 #: original/man1/find.1:2333
@@ -4839,9 +4474,7 @@ msgstr "B<$ find /sbin /usr/sbin -executable \\e! -readable -print>\n"
 msgid ""
 "Search for files which have read and write permission for their owner, and "
 "group, but which other users can read but not write to."
-msgstr ""
-"ファイルの所有者とグループが読み書き可能であって、 他ユーザーは、 読み込みの"
-"みで書き込み不可であるファイルを探します。 "
+msgstr "ファイルの所有者とグループが読み書き可能であって、 他ユーザーは、 読み込みのみで書き込み不可であるファイルを探します。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2352
@@ -4855,9 +4488,8 @@ msgid ""
 "Files which meet these criteria but have other permissions bits set (for "
 "example if someone can execute the file) will not be matched."
 msgstr ""
-"上に示す条件を満たすファイルであっても、 さらに別の許可属性ビットも立っている"
-"ようなファイル (たとえば、 他ユーザーが実行できるなど) は、 この条件に一致し"
-"ません。"
+"上に示す条件を満たすファイルであっても、 さらに別の許可属性ビットも立っているようなファイル (たとえば、 他ユーザーが実行できるなど) は、 "
+"この条件に一致しません。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2363
@@ -4866,9 +4498,8 @@ msgid ""
 "group, and which other users can read, without regard to the presence of any "
 "extra permission bits (for example the executable bit)."
 msgstr ""
-"ファイルの所有者とグループが読み書き可能であり、 他ユーザーも読み込みが可能で"
-"あるようなファイルを探します。 それ以外の許可属性ビット (たとえば実行ビッ"
-"ト) が立っていてもかまいません。 "
+"ファイルの所有者とグループが読み書き可能であり、 他ユーザーも読み込みが可能であるようなファイルを探します。 それ以外の許可属性ビット "
+"(たとえば実行ビット) が立っていてもかまいません。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2367
@@ -4879,18 +4510,14 @@ msgstr "B<$ find . -perm -664>\n"
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2373
 msgid "This will match a file which has mode I<0777>, for example."
-msgstr ""
-"したがって上は、 たとえばモードが I<0777> であるようなファイルにも一致しま"
-"す。 "
+msgstr "したがって上は、 たとえばモードが I<0777> であるようなファイルにも一致します。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2377
 msgid ""
 "Search for files which are writable by somebody (their owner, or their "
 "group, or anybody else)."
-msgstr ""
-"(ファイルの所有者、 グループ、 他ユーザーの誰でも良いから) 書き込み可能なファ"
-"イルを探します "
+msgstr "(ファイルの所有者、 グループ、 他ユーザーの誰でも良いから) 書き込み可能なファイルを探します "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2381
@@ -4902,9 +4529,7 @@ msgstr "B<$ find . -perm /222>\n"
 #: original/man1/find.1:2387
 msgid ""
 "Search for files which are writable by either their owner or their group."
-msgstr ""
-"ファイルの所有者あるいはグループのいずれかが、 書き込み可能なファイルを探しま"
-"す。 "
+msgstr "ファイルの所有者あるいはグループのいずれかが、 書き込み可能なファイルを探します。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2393
@@ -4926,18 +4551,15 @@ msgid ""
 "form.  The files don't have to be writable by both the owner and group to be "
 "matched; either will do."
 msgstr ""
-"上のコマンドは 3 つとも同じ動作をします。 1 つめは、 ファイルの許可属性を 8 "
-"進数で表しています。 残りの 2 つは、 シンボルによる表現形式を利用していま"
-"す。 ファイルが一致する際には、 所有者とグループの両方が書き込み可能である必"
-"要はなく、 どちらか一方が満たされれば一致します。 "
+"上のコマンドは 3 つとも同じ動作をします。 1 つめは、 ファイルの許可属性を 8 進数で表しています。 残りの 2 つは、 "
+"シンボルによる表現形式を利用しています。 ファイルが一致する際には、 所有者とグループの両方が書き込み可能である必要はなく、 "
+"どちらか一方が満たされれば一致します。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2404
 msgid ""
 "Search for files which are writable by both their owner and their group."
-msgstr ""
-"ファイルの所有者あるいはグループが、 ともに書き込み可能であるようなファイルを"
-"探します。 "
+msgstr "ファイルの所有者あるいはグループが、 ともに書き込み可能であるようなファイルを探します。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2409
@@ -4972,16 +4594,14 @@ msgstr ""
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2438
 msgid ""
-"These two commands both search for files that are readable for everybody (B<-"
-"perm -444> or B<-perm -a+r>), have at least one write bit set (B<-perm /222> "
-"or B<-perm /a+w>)  but are not executable for anybody (B<! -perm /111> or "
-"B<! -perm /a+x> respectively)."
+"These two commands both search for files that are readable for everybody "
+"(B<-perm -444> or B<-perm -a+r>), have at least one write bit set (B<-perm "
+"/222> or B<-perm /a+w>)  but are not executable for anybody (B<! -perm /111> "
+"or B<! -perm /a+x> respectively)."
 msgstr ""
-"この 2 つのコマンドは、 両方とも次のような条件のファイルを探します。 つま"
-"り、 誰にでも読み出すことが可能 (B<-perm -444> または B<-perm -a+r>) であっ"
-"て、 書き込み許可ビットが少なくとも 1 つは立っているもの (B<-perm /222> また"
-"は B<-perm /a+w>)、 ただし誰にも実行ができないもの (B<! -perm /111> や B<! -"
-"perm /a+x>)、 というものです。"
+"この 2 つのコマンドは、 両方とも次のような条件のファイルを探します。 つまり、 誰にでも読み出すことが可能 (B<-perm -444> または "
+"B<-perm -a+r>) であって、 書き込み許可ビットが少なくとも 1 つは立っているもの (B<-perm /222> または B<-perm "
+"/a+w>)、 ただし誰にも実行ができないもの (B<! -perm /111> や B<! -perm /a+x>)、 というものです。"
 
 #. type: SS
 #: original/man1/find.1:2439
@@ -4996,10 +4616,9 @@ msgid ""
 "directories named I<.snapshot> (and anything in them).  It also omits files "
 "or directories whose name ends in `\\(ti', but not their contents."
 msgstr ""
-"I</source-dir> の内容を I</dest-dir> にコピーします。 ただし I<.snapshot> と"
-"いう名前のファイル、 またはディレクトリ (その中身) は除きます。 さらに、 名前"
-"が `\\(ti' で終わるファイル、 またはディレクトリも除きますが、 その中身ま"
-"では除きません。 "
+"I</source-dir> の内容を I</dest-dir> にコピーします。 ただし I<.snapshot> という名前のファイル、 "
+"またはディレクトリ (その中身) は除きます。 さらに、 名前が `\\(ti' で終わるファイル、 またはディレクトリも除きますが、 "
+"その中身までは除きません。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2455
@@ -5032,17 +4651,13 @@ msgid ""
 "`and' condition between tests binds more tightly than B<-o>, this is the "
 "default anyway, but the parentheses help to show what is going on."
 msgstr ""
-"B<-prune -o \\e( \\&...\\& -print0 \\e)> という形は、 ごく普通に利用されま"
-"す。 考え方としては、 B<-prune> の前にある式が、 取り除く対象になるということ"
-"です。 アクション B<-prune> 自体は、 返り値として true を返します。 したがっ"
-"て、 直後に B<-o> があるおかげで、 取り除き (prune) の対象にならなかったディ"
-"レクトリが、 B<-o> の右辺によって評価されることになります (取り除きの対象に"
-"なったディレクトリの中身は、 処理の対象になっていないので、 中身を考慮する必"
-"要はありません)。 B<-o> の右辺の式をカッコで囲んでいるのは、 わかりやすくする"
-"ためです。 このように記述することで、 アクション B<-print0> の処理対象が、 "
-"B<-prune> の処理対象以外あることが、 はっきりします。 テストとテストの間にあ"
-"る `and' 条件は、 B<-o> よりも強く結びつくものであって、 それがデフォルトに"
-"なっていますが、 カッコで囲めば、 どのように処理されるかがよくわかります。 "
+"B<-prune -o \\e( \\&...\\& -print0 \\e)> という形は、 ごく普通に利用されます。 考え方としては、 "
+"B<-prune> の前にある式が、 取り除く対象になるということです。 アクション B<-prune> 自体は、 返り値として true を返します。 "
+"したがって、 直後に B<-o> があるおかげで、 取り除き (prune) の対象にならなかったディレクトリが、 B<-o> "
+"の右辺によって評価されることになります (取り除きの対象になったディレクトリの中身は、 処理の対象になっていないので、 "
+"中身を考慮する必要はありません)。 B<-o> の右辺の式をカッコで囲んでいるのは、 わかりやすくするためです。 このように記述することで、 アクション "
+"B<-print0> の処理対象が、 B<-prune> の処理対象以外あることが、 はっきりします。 テストとテストの間にある `and' 条件は、 "
+"B<-o> よりも強く結びつくものであって、 それがデフォルトになっていますが、 カッコで囲めば、 どのように処理されるかがよくわかります。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2489
@@ -5051,9 +4666,8 @@ msgid ""
 "administrative directories, perform an efficient search for the projects' "
 "roots:"
 msgstr ""
-"以下に示されるようなプロジェクトディレクトリがあって、 さらに、 関連する SCM "
-"の管理ディレクトリがあるとします。 これに対して、 プロジェクトルートから効率"
-"の良い検索を行います。 "
+"以下に示されるようなプロジェクトディレクトリがあって、 さらに、 関連する SCM の管理ディレクトリがあるとします。 これに対して、 "
+"プロジェクトルートから効率の良い検索を行います。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2493
@@ -5100,15 +4714,14 @@ msgstr ""
 #: original/man1/find.1:2526
 msgid ""
 "In this example, B<-prune> prevents unnecessary descent into directories "
-"that have already been discovered (for example we do not search I<project3/"
-"src> because we already found I<project3/.svn>), but ensures sibling "
-"directories (I<project2> and I<project3>)  are found."
+"that have already been discovered (for example we do not search "
+"I<project3/src> because we already found I<project3/.svn>), but ensures "
+"sibling directories (I<project2> and I<project3>)  are found."
 msgstr ""
-"この例では、 B<-prune> を指定することによって、 すでに対象が見つかったディレ"
-"クトリの配下は、 それ以上の検索が不要なので、 検索を行わないようにしています "
-"(たとえば I<project3/src> は検索されません。 その理由は I<project3/.svn> "
-"が、 すでに見つかっているからです)。 しかし、 となり合わせのディレクトリ (た"
-"とえば、 I<project2> と I<project3>) は、 確実に検索されます。 "
+"この例では、 B<-prune> を指定することによって、 すでに対象が見つかったディレクトリの配下は、 それ以上の検索が不要なので、 "
+"検索を行わないようにしています (たとえば I<project3/src> は検索されません。 その理由は I<project3/.svn> が、 "
+"すでに見つかっているからです)。 しかし、 となり合わせのディレクトリ (たとえば、 I<project2> と I<project3>) は、 "
+"確実に検索されます。 "
 
 #. type: SS
 #: original/man1/find.1:2527
@@ -5134,10 +4747,8 @@ msgid ""
 "passing these types as a comma-separated list (GNU extension), which is "
 "otherwise equivalent to the longer, yet more portable:"
 msgstr ""
-"ファイルタイプとして、  カンマ区切りのリスト (GNU 拡張) を指定して、 それぞれ"
-"ファイル、 ディレクトリ、 シンボリックリンクを I</tmp> ディレクトリの中から検"
-"索します。 同じことは、 やや長くなりますが、 移植性の高い記述として、 以下の"
-"ようにしても同じです。 "
+"ファイルタイプとして、  カンマ区切りのリスト (GNU 拡張) を指定して、 それぞれファイル、 ディレクトリ、 シンボリックリンクを I</tmp> "
+"ディレクトリの中から検索します。 同じことは、 やや長くなりますが、 移植性の高い記述として、 以下のようにしても同じです。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2546
@@ -5150,9 +4761,7 @@ msgstr "B<$ find /tmp \\e( -type f -o -type d -o -type l \\e)>\n"
 msgid ""
 "Search for files with the particular name I<needle> and stop immediately "
 "when we find the first one."
-msgstr ""
-"特定の名前 I<needle> を持ったファイルを検索して、 最初にそれが見つかった時点"
-"で、 すぐに終了するようにします。 "
+msgstr "特定の名前 I<needle> を持ったファイルを検索して、 最初にそれが見つかった時点で、 すぐに終了するようにします。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2558
@@ -5167,8 +4776,7 @@ msgid ""
 "the B<-printf> action for some corner-cases.  Here is an example including "
 "some output."
 msgstr ""
-"B<-printf> アクションの書式ディレクティブ B<%f> と B<%h> が、 境界条件におい"
-"て、 どのように解釈されるかを示します。 "
+"B<-printf> アクションの書式ディレクティブ B<%f> と B<%h> が、 境界条件において、 どのように解釈されるかを示します。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2582
@@ -5206,10 +4814,8 @@ msgid ""
 "if the return value is non-zero, you should not rely on the correctness of "
 "the results of B<find>."
 msgstr ""
-"B<find> は、 すべてのファイルを正常に処理できれば、 ステータス 0 で終了しま"
-"す。 エラーが起きた場合は、 1 以上を返します。 ここでは、 わざと大まかな説明"
-"としていますが、 返り値が 0 以外だった場合、 B<find> の結果は正しいと思わない"
-"でください。 "
+"B<find> は、 すべてのファイルを正常に処理できれば、 ステータス 0 で終了します。 エラーが起きた場合は、 1 以上を返します。 ここでは、 "
+"わざと大まかな説明としていますが、 返り値が 0 以外だった場合、 B<find> の結果は正しいと思わないでください。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2604
@@ -5219,11 +4825,10 @@ msgid ""
 "examined or some pending program invocations for B<-exec\\ \\&...\\&\\ {}\\ "
 "+> or B<-execdir\\ \\&...\\&\\ {}\\ +> may not have been performed."
 msgstr ""
-"エラーが発生した場合、 B<find> は、 指定されたアクションを完了しないまま、 そ"
-"の場で終了することがあります。 たとえば、 検索開始ポイントの中には、 検索され"
-"ずに終わるものもあります。 あるいは B<-exec\\ \\&...\\&\\ {}\\ +> や B<-"
-"execdir\\ \\&...\\&\\ {}\\ +> において、 まだ呼び出しが行われていないプログラ"
-"ムが、 実行されないまま終了することもあります。 "
+"エラーが発生した場合、 B<find> は、 指定されたアクションを完了しないまま、 その場で終了することがあります。 たとえば、 "
+"検索開始ポイントの中には、 検索されずに終わるものもあります。 あるいは B<-exec\\ \\&...\\&\\ {}\\ +> や "
+"B<-execdir\\ \\&...\\&\\ {}\\ +> において、 まだ呼び出しが行われていないプログラムが、 "
+"実行されないまま終了することもあります。 "
 
 #. type: SH
 #: original/man1/find.1:2605 original/man1/locate.1:219
@@ -5238,35 +4843,32 @@ msgid ""
 "used in filename patterns match a leading `.', because IEEE POSIX "
 "interpretation 126 requires this."
 msgstr ""
-"findutils-4.2.2 以降、 ファイル名のパターンに使われるシェルのメタ文字 (`*', "
-"`?', `[]' など) は、 先頭の `.' に一致します。 これは IEEE POSIX "
-"interpretation 126 が要求しているためです。 "
+"findutils-4.2.2 以降、 ファイル名のパターンに使われるシェルのメタ文字 (`*', `?', `[]' など) は、 先頭の `.' "
+"に一致します。 これは IEEE POSIX interpretation 126 が要求しているためです。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2613
 msgid ""
 "As of findutils-4.3.3, B<-perm\\ /000> now matches all files instead of none."
 msgstr ""
-"findutils-4.3.3 以降 B<-perm\\ /000> は、 どんなファイルにも一致しない、 では"
-"ã\81ªã\81\8fã\80\81 ã\81\99ã\81¹ã\81¦ã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81«ä¸\80è\87´ã\81\99ã\82\8bã\80\81 ã\81«ã\81ªã\82\8aã\81¾ã\81\97ã\81\9fã\80\82 "
+"findutils-4.3.3 以降 B<-perm\\ /000> は、 どんなファイルにも一致しない、 ではなく、 すべてのファイルに一致する、 "
+"になりました。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2616
 msgid "Nanosecond-resolution timestamps were implemented in findutils-4.3.3."
-msgstr ""
-"ナノ秒まで表現するタイムスタンプは、 findutils-4.3.3 で実装されました。 "
+msgstr "ナノ秒まで表現するタイムスタンプは、 findutils-4.3.3 で実装されました。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2628
 msgid ""
 "As of findutils-4.3.11, the B<-delete> action sets B<find>'s exit status to "
 "a nonzero value when it fails.  However, B<find> will not exit immediately.  "
-"Previously, B<find>'s exit status was unaffected by the failure of B<-"
-"delete>."
+"Previously, B<find>'s exit status was unaffected by the failure of "
+"B<-delete>."
 msgstr ""
-"findutils-4.3.11 以降、 アクション B<-delete> の処理に失敗すると、 B<find> の"
-"終了ステータスは 0 以外の値になります。 ただし、 B<find> は、 その場ですぐに"
-"は終了しません。 以前のバージョンでは、 B<-delete> の処理が失敗しても、 "
+"findutils-4.3.11 以降、 アクション B<-delete> の処理に失敗すると、 B<find> の終了ステータスは 0 "
+"以外の値になります。 ただし、 B<find> は、 その場ですぐには終了しません。 以前のバージョンでは、 B<-delete> の処理が失敗しても、 "
 "B<find> の終了ステータスとは無関係でした。 "
 
 #. type: tbl table
@@ -5478,13 +5080,12 @@ msgstr "-iregex"
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2668
 msgid ""
-"The syntax B<-perm +MODE> was removed in findutils-4.5.12, in favour of B<-"
-"perm> B</MODE>.  The B<+MODE> syntax had been deprecated since "
+"The syntax B<-perm +MODE> was removed in findutils-4.5.12, in favour of "
+"B<-perm> B</MODE>.  The B<+MODE> syntax had been deprecated since "
 "findutils-4.2.21 which was released in 2005."
 msgstr ""
-"B<-perm +MODE> という文法は、 findutils-4.5.12 において削除されました。 代わ"
-"りに、 B<-perm /MODE> を使用してください。 B<+MODE> という文法は、 2005 年に"
-"リリースされた findutils-4.2.21 以降、 非推奨となっています。 "
+"B<-perm +MODE> という文法は、 findutils-4.5.12 において削除されました。 代わりに、 B<-perm /MODE> "
+"を使用してください。 B<+MODE> という文法は、 2005 年にリリースされた findutils-4.2.21 以降、 非推奨となっています。 "
 
 #. type: SH
 #: original/man1/find.1:2669
@@ -5502,16 +5103,15 @@ msgstr "意外なオペレーター優先順位"
 #: original/man1/find.1:2684
 msgid ""
 "The command B<find . -name afile -o -name bfile -print> will never print "
-"I<afile> because this is actually equivalent to B<find . -name afile -o "
-"\\e( -name bfile -a -print \\e)>.  Remember that the precedence of B<-a> is "
+"I<afile> because this is actually equivalent to B<find . -name afile -o \\e( "
+"-name bfile -a -print \\e)>.  Remember that the precedence of B<-a> is "
 "higher than that of B<-o> and when there is no operator specified between "
 "tests, B<-a> is assumed."
 msgstr ""
-"以下のようなコマンド B<find . -name afile -o -name bfile -print> は、 "
-"I<afile> を出力しません。 なぜなら実際には B<find . -name afile -o \\e( -"
-"name bfile -a -print \\e)> と同じものだからです。 B<-a> の優先順位は B<-o> よ"
-"りも高いことを忘れないでください。 またテストとテストの間に、 オペレーターが"
-"指定されていないければ、 B<-a> であるとみなされる点も注意してください。 "
+"以下のようなコマンド B<find . -name afile -o -name bfile -print> は、 I<afile> を出力しません。 "
+"なぜなら実際には B<find . -name afile -o \\e( -name bfile -a -print \\e)> "
+"と同じものだからです。 B<-a> の優先順位は B<-o> よりも高いことを忘れないでください。 またテストとテストの間に、 "
+"オペレーターが指定されていないければ、 B<-a> であるとみなされる点も注意してください。 "
 
 #. type: SS
 #: original/man1/find.1:2684
@@ -5538,10 +5138,8 @@ msgid ""
 "file name existing in the current directory, and passing the resulting file "
 "names in the command line to B<find> like this:"
 msgstr ""
-"I<*.c> というパターンをシェルが展開した際に、 カレントディレクトリの複数ファ"
-"イルに該当した場合に、 このエラーが発生します。 この場合には、 対象となった"
-"ファイル名が、 B<find> におけるコマンドライン上に、 以下のように受け渡される"
-"ことになります。 "
+"I<*.c> というパターンをシェルが展開した際に、 カレントディレクトリの複数ファイルに該当した場合に、 このエラーが発生します。 この場合には、 "
+"対象となったファイル名が、 B<find> におけるコマンドライン上に、 以下のように受け渡されることになります。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2700
@@ -5558,12 +5156,10 @@ msgid ""
 "allowing B<find> to use the pattern with the wildcard during the search for "
 "file name matching instead of file names expanded by the parent shell:"
 msgstr ""
-"上のコマンドは、 もちろん動作しません。 述語表現である B<-name> の引数は、 パ"
-"ターンを 1 つしか受けつけないからです。 そのような記述とするのではなく、 パ"
-"ターンの表現部分は、 クォートでくくるか、 ワイルドカードをエスケープしてくだ"
-"さい。 以下のようにすることで、 ファイル名がシェルによって展開されることな"
-"く、 B<find> のファイル名の一致検索の際に、 ワイルドカードを用いたパターン検"
-"索ができるようになります。 "
+"上のコマンドは、 もちろん動作しません。 述語表現である B<-name> の引数は、 パターンを 1 つしか受けつけないからです。 "
+"そのような記述とするのではなく、 パターンの表現部分は、 クォートでくくるか、 ワイルドカードをエスケープしてください。 以下のようにすることで、 "
+"ファイル名がシェルによって展開されることなく、 B<find> のファイル名の一致検索の際に、 "
+"ワイルドカードを用いたパターン検索ができるようになります。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2713
@@ -5590,17 +5186,14 @@ msgid ""
 "example, the B<-exec> action is inherently insecure, and B<-execdir> should "
 "be used instead."
 msgstr ""
-"POSIX が規定する B<find> の動作には、 セキュリティ上の問題があって、 これを修"
-"正することはできません。 たとえば、 アクション B<-exec> は、 本質的に安全では"
-"ないため。 代わりに B<-execdir> を使ってください。 "
+"POSIX が規定する B<find> の動作には、 セキュリティ上の問題があって、 これを修正することはできません。 たとえば、 アクション "
+"B<-exec> は、 本質的に安全ではないため。 代わりに B<-execdir> を使ってください。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2732
 msgid ""
 "The environment variable B<LC_COLLATE> has no effect on the B<-ok> action."
-msgstr ""
-"環境変数 B<LC_COLLATE> は、 アクション B<-ok> に対しては、 何の効果も及ぼしま"
-"せん。 "
+msgstr "環境変数 B<LC_COLLATE> は、 アクション B<-ok> に対しては、 何の効果も及ぼしません。 "
 
 #. type: SH
 #: original/man1/find.1:2733 original/man1/locate.1:273
@@ -5613,11 +5206,11 @@ msgstr "バグ報告"
 #: original/man1/find.1:2735 original/man1/locate.1:275
 #: original/man1/updatedb.1:127 original/man1/xargs.1:477
 msgid ""
-"GNU findutils online help: E<lt>https://www.gnu.org/software/findutils/#get-"
-"helpE<gt>"
+"GNU findutils online help: "
+"E<lt>https://www.gnu.org/software/findutils/#get-helpE<gt>"
 msgstr ""
-"GNU findutils オンラインヘルプ: E<lt>https://www.gnu.org/software/findutils/"
-"#get-helpE<gt>"
+"GNU findutils オンラインヘルプ: "
+"E<lt>https://www.gnu.org/software/findutils/#get-helpE<gt>"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2737 original/man1/locate.1:277
@@ -5642,11 +5235,9 @@ msgstr "E<lt>https://savannah.gnu.org/bugs/?group=findutilsE<gt>"
 #: original/man1/find.1:2745 original/man1/locate.1:285
 #: original/man1/updatedb.1:137 original/man1/xargs.1:487
 msgid ""
-"General topics about the GNU findutils package are discussed at the I<bug-"
-"findutils> mailing list:"
-msgstr ""
-"GNU findutils パッケージのメーリングリスト I<bug-findutils> において議論され"
-"ている全般的なトピック:"
+"General topics about the GNU findutils package are discussed at the "
+"I<bug-findutils> mailing list:"
+msgstr "GNU findutils パッケージのメーリングリスト I<bug-findutils> において議論されている全般的なトピック:"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2747 original/man1/locate.1:287
@@ -5702,8 +5293,7 @@ msgstr ""
 #: original/man1/find.1:2772
 msgid ""
 "Full documentation E<lt>https://www.gnu.org/software/findutils/findE<gt>"
-msgstr ""
-"完全なドキュメント E<lt>https://www.gnu.org/software/findutils/findE<gt>"
+msgstr "完全なドキュメント E<lt>https://www.gnu.org/software/findutils/findE<gt>"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/find.1:2774
@@ -5724,17 +5314,17 @@ msgstr "locate - ファイル名データベースからパターンに合うも
 #. type: Plain text
 #: original/man1/locate.1:26
 msgid ""
-"B<locate> [-d path | --database=path] [-e | -E | --[non-]existing] [-i | --"
-"ignore-case] [-0 | --null] [-c | --count] [-w | --wholename] [-b | --"
-"basename] [-l N | --limit=N] [-S | --statistics] [-r | --regex ] [--"
-"regextype R] [--max-database-age D] [-P | -H | --nofollow] [-L | --follow] "
-"[--version] [-A | --all] [-p | --print] [--help] pattern..."
+"B<locate> [-d path | --database=path] [-e | -E | --[non-]existing] [-i | "
+"--ignore-case] [-0 | --null] [-c | --count] [-w | --wholename] [-b | "
+"--basename] [-l N | --limit=N] [-S | --statistics] [-r | --regex ] "
+"[--regextype R] [--max-database-age D] [-P | -H | --nofollow] [-L | "
+"--follow] [--version] [-A | --all] [-p | --print] [--help] pattern..."
 msgstr ""
-"B<locate> [-d path | --database=path] [-e | -E | --[non-]existing] [-i | --"
-"ignore-case] [-0 | --null] [-c | --count] [-w | --wholename] [-b | --"
-"basename] [-l N | --limit=N] [-S | --statistics] [-r | --regex ] [--"
-"regextype R] [--max-database-age D] [-P | -H | --nofollow] [-L | --follow] "
-"[--version] [-A | --all] [-p | --print] [--help] pattern..."
+"B<locate> [-d path | --database=path] [-e | -E | --[non-]existing] [-i | "
+"--ignore-case] [-0 | --null] [-c | --count] [-w | --wholename] [-b | "
+"--basename] [-l N | --limit=N] [-S | --statistics] [-r | --regex ] "
+"[--regextype R] [--max-database-age D] [-P | -H | --nofollow] [-L | "
+"--follow] [--version] [-A | --all] [-p | --print] [--help] pattern..."
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/locate.1:41
@@ -5748,14 +5338,11 @@ msgid ""
 "contains `lake/.ducky'.  Patterns that contain metacharacters should be "
 "quoted to protect them from expansion by the shell."
 msgstr ""
-"このマニュアルページは GNU 版 B<locate> の使用法を説明しています。 B<locate> "
-"は、 指定された各パターンに対して、 一つまたは複数のファイル名データベースを"
-"検索して、 パターンに一致するファイル名を表示します。 パターンには、 シェルで"
-"用いるようなメタキャラクター (`*', `?' 及び `[]') が利用できます。 メタキャラ"
-"クターは  `/' や `.' を特別扱いしません。 したがって  `foo*bar' というパター"
-"ンは、 `foo3/bar' というファイル名に一致します。 また `*duck*' というパターン"
-"は、 `lake/.ducky' に一致します。 メタキャラクターを含むパターンは、 シェルに"
-"よって展開されないようにクォートで囲む必要があります。 "
+"このマニュアルページは GNU 版 B<locate> の使用法を説明しています。 B<locate> は、 指定された各パターンに対して、 "
+"一つまたは複数のファイル名データベースを検索して、 パターンに一致するファイル名を表示します。 パターンには、 シェルで用いるようなメタキャラクター "
+"(`*', `?' 及び `[]') が利用できます。 メタキャラクターは  `/' や `.' を特別扱いしません。 したがって  `foo*bar' "
+"というパターンは、 `foo3/bar' というファイル名に一致します。 また `*duck*' というパターンは、 `lake/.ducky' "
+"に一致します。 メタキャラクターを含むパターンは、 シェルによって展開されないようにクォートで囲む必要があります。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/locate.1:52
@@ -5768,13 +5355,11 @@ msgid ""
 "end with one as well.  The exceptions are patterns that are intended to "
 "explicitly match the beginning or end of a file name."
 msgstr ""
-"パターンが通常の文字列である場合、 つまりメタキャラクターを含んでいない場"
-"合、 B<locate> は、 ファイル名のどこかにその文字列が含まれているようなファイ"
-"ルをすべて表示します。 パターンにメタキャラクターが含まれる場合、 B<locate> "
-"は、 パターンに一致するファイル名だけを表示します。 このことから、 メタキャラ"
-"クターを含むパターンには、 通常は先頭に `*' をつけておいてください。 同じよう"
-"に、 最後にもたいていは `*' をつけておきます。 ただしファイル名の先頭または最"
-"後に、 意図的に一致させたいパターンとするのであれば、 その必要はありません。 "
+"パターンが通常の文字列である場合、 つまりメタキャラクターを含んでいない場合、 B<locate> は、 "
+"ファイル名のどこかにその文字列が含まれているようなファイルをすべて表示します。 パターンにメタキャラクターが含まれる場合、 B<locate> は、 "
+"パターンに一致するファイル名だけを表示します。 このことから、 メタキャラクターを含むパターンには、 通常は先頭に `*' をつけておいてください。 "
+"同じように、 最後にもたいていは `*' をつけておきます。 ただしファイル名の先頭または最後に、 意図的に一致させたいパターンとするのであれば、 "
+"その必要はありません。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/locate.1:58
@@ -5785,10 +5370,9 @@ msgid ""
 "are updated, and the directories for which they contain entries; see "
 "B<updatedb>(1)."
 msgstr ""
-"ファイル名データベースは、 最後に更新された時点において、 システムに存在して"
-"いたファイルのリストからなっている。システム管理者はデフォルトで用いるデータ"
-"ベースのファイル名や更新の頻度、 またどのディレクトリの情報をデータベースに入"
-"れるかなどを選択することができる。B<updatedb>(1) を見よ。"
+"ファイル名データベースは、 最後に更新された時点において、 "
+"システムに存在していたファイルのリストからなっています。システム管理者はデフォルトで用いるデータベースのファイル名や更新の頻度、 "
+"またどのディレクトリの情報をデータベースに入れるかなどを選択することができます。B<updatedb>(1) を参照してください。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/locate.1:66
@@ -5798,9 +5382,8 @@ msgid ""
 "command.  If the output is not going to a terminal, file names are printed "
 "exactly as-is."
 msgstr ""
-"B<locate> は端末に対して出力を行ないます。 出力に適さない文字はエスケープ出力"
-"されます。 これは B<find> コマンドの -print 処理と同様にして行われます。 出力"
-"先が端末でない場合、 ファイル名はその文字のまま出力されます。 "
+"B<locate> は端末に対して出力を行ないます。 出力に適さない文字はエスケープ出力されます。 これは B<find> コマンドの -print "
+"処理と同様にして行われます。 出力先が端末でない場合、 ファイル名はその文字のまま出力されます。 "
 
 #. type: TP
 #: original/man1/locate.1:68
@@ -5824,9 +5407,7 @@ msgstr "I<-A, --all>"
 msgid ""
 "Print only names which match all non-option arguments, not those matching "
 "one or more non-option arguments."
-msgstr ""
-"必須の引数すべてに一致する名前のみを表示します。 つまりすべてに一致せず、 1 "
-"つやその一部にのみに一致するものは表示しません。"
+msgstr "必須の引数すべてに一致する名前のみを表示します。 つまりすべてに一致せず、 1 つやその一部にのみに一致するものは表示しません。"
 
 #. type: TP
 #: original/man1/locate.1:75
@@ -5841,9 +5422,8 @@ msgid ""
 "component of the name of a file as listed in the database.  This final "
 "component is usually referred to as the `base name'."
 msgstr ""
-"指定されたパターンが、 データベース内にあるファイル名の最後の構成要素に一致し"
-"た場合に、 出力結果として一致したものとします。 最後の構成要素は、 通常「ベー"
-"ス名」と表現されます。 "
+"指定されたパターンが、 データベース内にあるファイル名の最後の構成要素に一致した場合に、 出力結果として一致したものとします。 最後の構成要素は、 "
+"通常「ベース名」と表現されます。 "
 
 #. type: TP
 #: original/man1/locate.1:80
@@ -5856,9 +5436,7 @@ msgstr "I<-c, --count>"
 msgid ""
 "Instead of printing the matched filenames, just print the total number of "
 "matches we found, unless --I<print> (-p) is also present."
-msgstr ""
-"一致したファイル名を出力するのではなく、 一致した総数を出力します。 ただし --"
-"I<print> (-p) も指定された場合は除きます。 "
+msgstr "一致したファイル名を出力するのではなく、 一致した総数を出力します。 ただし --I<print> (-p) も指定された場合は除きます。 "
 
 #. type: TP
 #: original/man1/locate.1:84
@@ -5879,15 +5457,12 @@ msgid ""
 "element of I<path> is `-', later instances are ignored (and a warning "
 "message is printed)."
 msgstr ""
-"デフォルトのファイル名データベースを検索するのではなく、 I<path> にあるファイ"
-"ル名データベースを検索します。 複数のデータベースファイルは、 コロンで区切っ"
-"て指定します。 環境変数 B<LOCATE_PATH> を利用して、 検索するデータベースファ"
-"イルを指定することもできます。 オプションと環境変数がともに指定された場合"
-"は、 オプションが優先されます。 パス指定に空の要素が指定された場合は、 デフォ"
-"ルトのデータベースファイル名と同義であるものとして扱われます。 データベース"
-"は stdin から指定することもできます。 これを行う場合は I<path> の要素として "
-"`-' を利用します。 I<path> の構成要素に複数の `-' が指定されていた場合、 2 つ"
-"め以降は無視されます  (そして警告メッセージが出力されます)。"
+"デフォルトのファイル名データベースを検索するのではなく、 I<path> にあるファイル名データベースを検索します。 複数のデータベースファイルは、 "
+"コロンで区切って指定します。 環境変数 B<LOCATE_PATH> を利用して、 検索するデータベースファイルを指定することもできます。 "
+"オプションと環境変数がともに指定された場合は、 オプションが優先されます。 パス指定に空の要素が指定された場合は、 "
+"デフォルトのデータベースファイル名と同義であるものとして扱われます。 データベースは stdin から指定することもできます。 これを行う場合は "
+"I<path> の要素として `-' を利用します。 I<path> の構成要素に複数の `-' が指定されていた場合、 2 つめ以降は無視されます  "
+"(そして警告メッセージが出力されます)。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/locate.1:114
@@ -5899,13 +5474,10 @@ msgid ""
 "versions of B<locate> or B<find>.  Support for the old locate database "
 "format will be discontinued in a future release."
 msgstr ""
-"ファイル名データベースのフォーマットは、 GNU B<find> と B<locate> のバージョ"
-"ン 4.0 から変更されました。 このフォーマットによって、 バイトオーダーが異なる"
-"マシン間においても、 データベースが共有できるようになりました。 B<locate> の"
-"本バージョンでは、 GNU B<locate> の旧バージョン、 あるいは Unix バージョンの "
-"B<locate> や B<find> を自動的に識別して読み込みを行ないます。 古い locate の"
-"データベースフォーマットへのサポートは、 今後のリリースにおいては継続しませ"
-"ん。 "
+"ファイル名データベースのフォーマットは、 GNU B<find> と B<locate> のバージョン 4.0 から変更されました。 "
+"このフォーマットによって、 バイトオーダーが異なるマシン間においても、 データベースが共有できるようになりました。 B<locate> "
+"の本バージョンでは、 GNU B<locate> の旧バージョン、 あるいは Unix バージョンの B<locate> や B<find> "
+"を自動的に識別して読み込みを行ないます。 古い locate のデータベースフォーマットへのサポートは、 今後のリリースにおいては継続しません。 "
 
 #. type: TP
 #: original/man1/locate.1:114
@@ -5923,11 +5495,10 @@ msgid ""
 "to be deleted after B<locate> has checked that it exists, but before you use "
 "it."
 msgstr ""
-"現在存在している名前のみを表示します (データベースが生成された際に存在してい"
-"た名前を表示するわけではありません)。 なおデータベース内に一致する名前が多数"
-"存在していると、 プログラム処理速度が多少低下することがあります。 プログラム"
-"内においてこのオプションを利用している場合は、 B<locate> がチェックした後の"
-"ファイルは、 削除されてしまい、 確認できないことがある点に注意してください。 "
+"現在存在している名前のみを表示します (データベースが生成された際に存在していた名前を表示するわけではありません)。 "
+"なおデータベース内に一致する名前が多数存在していると、 プログラム処理速度が多少低下することがあります。 "
+"プログラム内においてこのオプションを利用している場合は、 B<locate> がチェックした後のファイルは、 削除されてしまい、 "
+"確認できないことがある点に注意してください。 "
 
 #. type: TP
 #: original/man1/locate.1:123
@@ -5942,9 +5513,8 @@ msgid ""
 "that existed when the database was created).  Note that this may slow down "
 "the program a lot, if there are many matches in the database."
 msgstr ""
-"現在存在していない名前のみを表示します (データベースが生成された際に存在して"
-"いた名前を表示するのではありません)。 なおデータベース内に一致する名前が多数"
-"存在していると、 プログラム処理速度が多少低下することがあります。 "
+"現在存在していない名前のみを表示します (データベースが生成された際に存在していた名前を表示するのではありません)。 "
+"なおデータベース内に一致する名前が多数存在していると、 プログラム処理速度が多少低下することがあります。 "
 
 #. type: TP
 #: original/man1/locate.1:129
@@ -5981,9 +5551,8 @@ msgid ""
 "number of results printed for the -c option will never be larger than this "
 "number."
 msgstr ""
-"一致する数を N に制限します。 制限数を本オプションにより設定した場合、 -c オ"
-"プションによって表示される結果数は、 本オプションの値を上回ることはありませ"
-"ん。 "
+"一致する数を N に制限します。 制限数を本オプションにより設定した場合、 -c オプションによって表示される結果数は、 "
+"本オプションの値を上回ることはありません。 "
 
 #. type: TP
 #: original/man1/locate.1:142
@@ -5997,9 +5566,8 @@ msgid ""
 "If testing for the existence of files (with the -e or -E options), consider "
 "broken symbolic links to be non-existing.  This is the default."
 msgstr ""
-"(-e や -E オプションとともに使って) ファイルの存在チェックを行う場合、 シンボ"
-"リックリンクが壊れている場合には、 存在していないものとして扱います。 これは"
-"デフォルトの動作です。 "
+"(-e や -E オプションとともに使って) ファイルの存在チェックを行う場合、 シンボリックリンクが壊れている場合には、 "
+"存在していないものとして扱います。 これはデフォルトの動作です。 "
 
 #. type: TP
 #: original/man1/locate.1:146
@@ -6014,9 +5582,8 @@ msgid ""
 "which is more than 8 days old.  This option changes that value to something "
 "other than 8.  The effect of specifying a negative value is undefined."
 msgstr ""
-"通常 B<locate> は、 検索するデータベースが 8 日以上古かった場合に、 警告メッ"
-"セージを表示します。 このオプションは、 その日数を 8 日以外のものに設定する場"
-"合に用います。 負数を指定した場合の動作は未定です。 "
+"通常 B<locate> は、 検索するデータベースが 8 日以上古かった場合に、 警告メッセージを表示します。 このオプションは、 その日数を 8 "
+"日以外のものに設定する場合に用います。 負数を指定した場合の動作は未定です。 "
 
 #. type: TP
 #: original/man1/locate.1:153
@@ -6027,9 +5594,7 @@ msgstr "I<-m, --mmap>"
 #. type: Plain text
 #: original/man1/locate.1:157 original/man1/locate.1:193
 msgid "Accepted but does nothing, for compatibility with BSD B<locate>."
-msgstr ""
-"指定可能ですが、 ただし何も行いません。 これは BSD 版の B<locate> との互換性"
-"のために存在しています。 "
+msgstr "指定可能ですが、 ただし何も行いません。 これは BSD 版の B<locate> との互換性のために存在しています。 "
 
 #. type: TP
 #: original/man1/locate.1:157
@@ -6045,10 +5610,9 @@ msgid ""
 "option is provided purely for similarity with B<find>; the use of -P is "
 "recommended over -H."
 msgstr ""
-"(-e や -E オプションとともに使って) ファイルの存在チェックを行う場合、 シンボ"
-"リックリンクが壊れている場合には、 存在してるものとして扱います。 本オプショ"
-"ンの -H 形式は、 B<find> に合わせるために提供されています。 したがって -H よ"
-"りも -P を用いることが推奨されます。 "
+"(-e や -E オプションとともに使って) ファイルの存在チェックを行う場合、 シンボリックリンクが壊れている場合には、 "
+"存在してるものとして扱います。 本オプションの -H 形式は、 B<find> に合わせるために提供されています。 したがって -H よりも -P "
+"を用いることが推奨されます。 "
 
 #. type: TP
 #: original/man1/locate.1:164
@@ -6062,8 +5626,7 @@ msgid ""
 "Print search results when they normally would not, because of the presence "
 "of --statistics (-S) or --count (-c)."
 msgstr ""
-"--statistics (-S) や --count (-c) が指定されているために、 検索結果が表示され"
-"ないものについて、 その結果を表示します。 "
+"--statistics (-S) や --count (-c) が指定されているために、 検索結果が表示されないものについて、 その結果を表示します。 "
 
 #. type: TP
 #: original/man1/locate.1:168
@@ -6083,14 +5646,11 @@ msgid ""
 "expression at the ends of the full path name, then as is usual with regular "
 "expressions, you should use the characters ^ and $ to signify this."
 msgstr ""
-"コマンドライン上から指定されるこのパターンは、 glob パターンとしてではなく、 "
-"正規表現として解釈されます。 この正規表現は、 B<emacs> 内において用いられるも"
-"のと同様のものでしたが、 \".\" が改行文字として扱われるという違いがありまし"
-"た。 GNU B<find> では、 同じ正規表現が用いられます。 ファイル名のフルパス"
-"が、 指定された正規表現にマッチするときに、 そのファイル名が表示されます (ま"
-"たは -c オプションが指定された場合、 その数がカウントされます)。 正規表現を"
-"使ってフルパスの前後を完全に一致させたい場合は、 正規表現においてよく用いるよ"
-"うに、 ^ と $ の文字を用いて指定します。 "
+"コマンドライン上から指定されるこのパターンは、 glob パターンとしてではなく、 正規表現として解釈されます。 この正規表現は、 B<emacs> "
+"内において用いられるものと同様のものでしたが、 \".\" が改行文字として扱われるという違いがありました。 GNU B<find> では、 "
+"同じ正規表現が用いられます。 ファイル名のフルパスが、 指定された正規表現にマッチするときに、 そのファイル名が表示されます (または -c "
+"オプションが指定された場合、 その数がカウントされます)。 正規表現を使ってフルパスの前後を完全に一致させたい場合は、 "
+"正規表現においてよく用いるように、 ^ と $ の文字を用いて指定します。 "
 
 #. type: TP
 #: original/man1/locate.1:182
@@ -6101,17 +5661,16 @@ msgstr "I<--regextype R>"
 #. type: Plain text
 #: original/man1/locate.1:189
 msgid ""
-"Use regular expression dialect R.  Supported dialects include `findutils-"
-"default', `posix-awk', `posix-basic', `posix-egrep', `posix-extended', "
-"`posix-minimal-basic', `awk', `ed', `egrep', `emacs', `gnu-awk', `grep' and "
-"`sed'.  See the Texinfo documentation for a detailed explanation of these "
-"dialects."
+"Use regular expression dialect R.  Supported dialects include "
+"`findutils-default', `posix-awk', `posix-basic', `posix-egrep', "
+"`posix-extended', `posix-minimal-basic', `awk', `ed', `egrep', `emacs', "
+"`gnu-awk', `grep' and `sed'.  See the Texinfo documentation for a detailed "
+"explanation of these dialects."
 msgstr ""
-"正規表現の方言である R を用います。 サポートされる方言は以下です。 "
-"`findutils-default', `posix-awk', `posix-basic', `posix-egrep', `posix-"
-"extended', `posix-minimal-basic', `awk', `ed', `egrep', `emacs', `gnu-awk', "
-"`grep', `sed' 。 この方言の詳細な説明は Texinfo ドキュメントを参照してくださ"
-"い。 "
+"正規表現の方言である R を用います。 サポートされる方言は以下です。 `findutils-default', `posix-awk', "
+"`posix-basic', `posix-egrep', `posix-extended', `posix-minimal-basic', "
+"`awk', `ed', `egrep', `emacs', `gnu-awk', `grep', `sed' 。 この方言の詳細な説明は "
+"Texinfo ドキュメントを参照してください。 "
 
 #. type: TP
 #: original/man1/locate.1:189
@@ -6134,10 +5693,9 @@ msgid ""
 "However, the output of B<locate -S> is different for the GNU and BSD "
 "implementations of B<locate>."
 msgstr ""
-"各 locate データベースについての統計情報を表示します。 必須の引数が指定されて"
-"いなければ、 検索処理は行わずに終了します。 BSD 版との互換性のために、 --"
-"statistics と同じ意味で -S が受け付けられます。 ただし B<locate -S> による出"
-"力結果は、 B<locate> の GNU 版と BSD 版では異なります。 "
+"各 locate データベースについての統計情報を表示します。 必須の引数が指定されていなければ、 検索処理は行わずに終了します。 BSD "
+"版との互換性のために、 --statistics と同じ意味で -S が受け付けられます。 ただし B<locate -S> による出力結果は、 "
+"B<locate> の GNU 版と BSD 版では異なります。 "
 
 #. type: TP
 #: original/man1/locate.1:202
@@ -6161,9 +5719,7 @@ msgstr "I<-w, --wholename>"
 msgid ""
 "Match against the whole name of the file as listed in the database.  This is "
 "the default."
-msgstr ""
-"データベース内に保持されているファイル名との完全一致を行います。 これはデフォ"
-"ルトの動作です。 "
+msgstr "データベース内に保持されているファイル名との完全一致を行います。 これはデフォルトの動作です。 "
 
 #. type: SH
 #: original/man1/locate.1:211
@@ -6184,9 +5740,8 @@ msgid ""
 "trailing colon, or has two colons in a row, you may get results that vary "
 "between different versions of B<locate>."
 msgstr ""
-"検索するデータベース名をコロンで区切ったリスト。 この設定値の先頭あるいは末尾"
-"にコロンを設定するか、 あるいは設定内に 2 つのコロンを含めると、 B<locate> の"
-"異なるバージョン間において、 検索結果が異なることになります。 "
+"検索するデータベース名をコロンで区切ったリスト。 この設定値の先頭あるいは末尾にコロンを設定するか、 あるいは設定内に 2 つのコロンを含めると、 "
+"B<locate> の異なるバージョン間において、 検索結果が異なることになります。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/locate.1:239
@@ -6194,20 +5749,18 @@ msgid ""
 "The B<locate> program started life as the BSD fast find program, contributed "
 "to BSD by James A. Woods.  This was described by his paper I<Finding Files "
 "Fast> which was published in Usenix I<;login:>, Vol 8, No 1, February/March, "
-"1983, pp. 8-10.  When the B<find> program began to assume a default B<-"
-"print> action if no action was specified, this changed the interpretation of "
-"B<find> B<pattern>.  The BSD developers therefore moved the fast find "
+"1983, pp. 8-10.  When the B<find> program began to assume a default "
+"B<-print> action if no action was specified, this changed the interpretation "
+"of B<find> B<pattern>.  The BSD developers therefore moved the fast find "
 "functionality into B<locate>.  The GNU implementation of B<locate> appears "
 "to be derived from the same code."
 msgstr ""
-"B<locate> プログラムは、 プログラムの高速検索のために、 James A. Woods が "
-"BSD に提供したところから始まりました。 これは以下の論文において説明されたもの"
-"です。 I<Finding Files Fast> which was published in Usenix I<;login:>, Vol "
-"8, No 1, February/March, 1983, pp. 8-10.  B<find> プログラムのアクションが指"
-"定されなかった場合に、 B<-print> アクションがデフォルトとして扱われるようにな"
-"り、 B<find> B<pattern> の実装が変更されました。 そこで BSD 開発者は、 この高"
-"速検索機能を B<locate> に移転しました。 GNU による B<locate> も、 同一のコー"
-"ドに基づいて実装されています。 "
+"B<locate> プログラムは、 プログラムの高速検索のために、 James A. Woods が BSD に提供したところから始まりました。 "
+"これは以下の論文において説明されたものです。 I<Finding Files Fast> which was published in Usenix "
+"I<;login:>, Vol 8, No 1, February/March, 1983, pp. 8-10.  B<find> "
+"プログラムのアクションが指定されなかった場合に、 B<-print> アクションがデフォルトとして扱われるようになり、 B<find> "
+"B<pattern> の実装が変更されました。 そこで BSD 開発者は、 この高速検索機能を B<locate> に移転しました。 GNU による "
+"B<locate> も、 同一のコードに基づいて実装されています。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/locate.1:243
@@ -6294,9 +5847,9 @@ msgstr " I<-L, -P, -H> の各オプションの導入。 "
 
 #. type: tbl table
 #: original/man1/locate.1:253
-#, no-wrap
+#, fuzzy, no-wrap
 msgid " Empty items in B<LOCATE_PATH> now indicate the default database"
-msgstr " B<LOCATE_PATH> における空指定は、 デフォルトデータベースを表す。 "
+msgstr " B<LOCATE_PATH> ã\81«ã\81\8aã\81\91ã\82\8b空æ\8c\87å®\9aã\81¯ã\80\81 ã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\83\87ã\83¼ã\82¿ã\83\99ã\83¼ã\82¹ã\82\92表ã\81\97ã\81¾ã\81\99ã\80\82 "
 
 #. type: tbl table
 #: original/man1/locate.1:254
@@ -6360,10 +5913,9 @@ msgid ""
 "suspect that B<locate> may need to return filenames containing newlines, "
 "consider using its I<--null> option."
 msgstr ""
-"B<locate> データベースは、 改行文字を含むファイル名でも適切に処理を行いま"
-"す。 ただしそれは、 システムの sort コマンドの I<-z> オプションが正しく動作す"
-"る場合です。 B<locate> が返すファイル名に改行文字が含まれているべき、 と思わ"
-"れる場合には、 I<--null> オプションの利用を検討してください。 "
+"B<locate> データベースは、 改行文字を含むファイル名でも適切に処理を行います。 ただしそれは、 システムの sort コマンドの I<-z> "
+"オプションが正しく動作する場合です。 B<locate> が返すファイル名に改行文字が含まれているべき、 と思われる場合には、 I<--null> "
+"オプションの利用を検討してください。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/locate.1:292 original/man1/updatedb.1:144
@@ -6383,8 +5935,7 @@ msgstr "B<find>(1), B<updatedb>(1), B<xargs>(1), B<glob>(3), B<locatedb>(5)"
 #: original/man1/locate.1:304
 msgid ""
 "Full documentation E<lt>https://www.gnu.org/software/findutils/locateE<gt>"
-msgstr ""
-"完全なドキュメント E<lt>https://www.gnu.org/software/findutils/locateE<gt>"
+msgstr "完全なドキュメント E<lt>https://www.gnu.org/software/findutils/locateE<gt>"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/locate.1:306
@@ -6418,14 +5969,11 @@ msgid ""
 "which the databases are updated and the directories for which they contain "
 "entries depend on how often B<updatedb> is run, and with which arguments."
 msgstr ""
-"このマニュアルページは GNU 版 B<updatedb> の使用法を説明しています。 "
-"B<updatedb> は、 GNU 版 B<locate> で用いるファイル名データベースを更新するた"
-"めに用いられます。 ファイル名データベースには、 これが更新された最終時点にお"
-"いて、 特定のディレクトリ以下に存在していたファイルの一覧が含まれます。 デ"
-"フォルトのデータベースのファイル名は B<locate> と B<updatedb> が設定、 インス"
-"トールされたときに決定されます。 データベースの更新頻度と、 どのディレクトリ"
-"の内容をデータベースにエントリとして追加するかは、 B<updatedb> を実行させる頻"
-"度と実行時の引数によって決まります。"
+"このマニュアルページは GNU 版 B<updatedb> の使用法を説明しています。 B<updatedb> は、 GNU 版 B<locate> "
+"で用いるファイル名データベースを更新するために用いられます。 ファイル名データベースには、 これが更新された最終時点において、 "
+"特定のディレクトリ以下に存在していたファイルの一覧が含まれます。 デフォルトのデータベースのファイル名は B<locate> と B<updatedb> "
+"が設定、 インストールされたときに決定されます。 データベースの更新頻度と、 どのディレクトリの内容をデータベースにエントリとして追加するかは、 "
+"B<updatedb> を実行させる頻度と実行時の引数によって決まります。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/updatedb.1:29
@@ -6438,14 +5986,11 @@ msgid ""
 "command line option; see B<locate>(1).  Databases cannot be concatenated "
 "together."
 msgstr ""
-"ネットワーク環境では、 データベースをそれぞれのファイルシステムのルートに作成"
-"して、 そこにそのファイルシステムのエントリを持たせるようにするのが適切で"
-"す。 そしてそれぞれのファイルシステムにおいては、 B<updatedb> を (そのファイ"
-"ルシステムをローカルディスクに持っている) ファイルサーバーで実行するようにす"
-"れば、 ネットワークの余分なトラフィックを防ぐことができます。 ユーザーは "
-"B<locate> に検索させるデータベースを、 環境変数やコマンドラインから指定できま"
-"す。 B<locate>(1) を参照してください。 データベースは結合することはできませ"
-"ん。"
+"ネットワーク環境では、 データベースをそれぞれのファイルシステムのルートに作成して、 "
+"そこにそのファイルシステムのエントリを持たせるようにするのが適切です。 そしてそれぞれのファイルシステムにおいては、 B<updatedb> を "
+"(そのファイルシステムをローカルディスクに持っている) ファイルサーバーで実行するようにすれば、 ネットワークの余分なトラフィックを防ぐことができます。 "
+"ユーザーは B<locate> に検索させるデータベースを、 環境変数やコマンドラインから指定できます。 B<locate>(1) を参照してください。 "
+"データベースは結合することはできません。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/updatedb.1:40
@@ -6456,12 +6001,10 @@ msgid ""
 "formats, though support for the old pre-4.0 database format will be removed "
 "shortly."
 msgstr ""
-"GNU findutils バージョン 4.0 において、 データベースフォーマット "
-"B<LOCATGE02> が導入されました。 これはバイトオーダーが異なるマシン間におい"
-"て、 データベースの共有を可能とするためのものです。 GNU B<locate> は、 従来の"
-"古いフォーマットと、 B<LOCATE02> のフォーマットを、 いずれも読み込むことがで"
-"きます。 バージョン 4.0 までの古いフォーマットは、 いずれ削除される予定で"
-"す。 "
+"GNU findutils バージョン 4.0 において、 データベースフォーマット B<LOCATGE02> が導入されました。 "
+"これはバイトオーダーが異なるマシン間において、 データベースの共有を可能とするためのものです。 GNU B<locate> は、 "
+"従来の古いフォーマットと、 B<LOCATE02> のフォーマットを、 いずれも読み込むことができます。 バージョン 4.0 までの古いフォーマットは、 "
+"いずれ削除される予定です。 "
 
 #. type: TP
 #: original/man1/updatedb.1:42
@@ -6475,8 +6018,8 @@ msgid ""
 "Global options to pass on to B<find>.  The environment variable "
 "B<FINDOPTIONS> also sets this value.  Default is none."
 msgstr ""
-"B<find> に受け渡すグローバルオプションを指定します。 環境変数 B<FINDOPTIONS> "
-"ã\81«ã\82\88ã\82\8aã\81\93ã\81®å\80¤ã\82\92設å®\9aã\81\99ã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\82\82ã\81§ã\81\8dã\81¾ã\81\99ã\80\82 ã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81¯æ\9cªè¨­å®\9aã\81§ã\81\99ã\80\82 "
+"B<find> に受け渡すグローバルオプションを指定します。 環境変数 B<FINDOPTIONS> によりこの値を設定することもできます。 "
+"デフォルトは未設定です。 "
 
 #. type: TP
 #: original/man1/updatedb.1:47
@@ -6487,9 +6030,7 @@ msgstr "B<--localpaths='>I<path1 path2...>B<'>"
 #. type: Plain text
 #: original/man1/updatedb.1:51
 msgid "Non-network directories to put in the database.  Default is /."
-msgstr ""
-"データベースに取り込むネットワーク以外のディレクトリを指定します。 デフォルト"
-"は / です。"
+msgstr "データベースに取り込むネットワーク以外のディレクトリを指定します。 デフォルトは / です。"
 
 #. type: TP
 #: original/man1/updatedb.1:51
@@ -6502,9 +6043,7 @@ msgstr "B<--netpaths='>I<path1 path2...>B<'>"
 msgid ""
 "Network (NFS, AFS, RFS, etc.) directories to put in the database.  The "
 "environment variable B<NETPATHS> also sets this value.  Default is none."
-msgstr ""
-"データベースに取り込むネットワークディレクトリ (NFS, AFS, RFS 等) を指定しま"
-"す。 デフォルトでは何も取り込みません。"
+msgstr "データベースに取り込むネットワークディレクトリ (NFS, AFS, RFS 等) を指定します。 デフォルトでは何も取り込みません。"
 
 #. type: TP
 #: original/man1/updatedb.1:56
@@ -6521,12 +6060,10 @@ msgid ""
 "expression patterns).  The environment variable B<PRUNEPATHS> also sets this "
 "value.  Default is /tmp /usr/tmp /var/tmp /afs."
 msgstr ""
-"データベースに取り込まないディレクトリを明示的に指定します。 指定しなかったも"
-"のは、 逆に取り込まれるものとなります。 パス名の最後のスラッシュは取り除いて"
-"ください。 そうしないと B<updatedb> は、 取り除くべきパスとして判断しません "
-"(そのような指定は、 正規表現パターンとして用いられるからです)。 環境変数 "
-"B<PRUNEPATHS> によりこの値を設定することもできます。 デフォルトは /tmp /usr/"
-"tmp /var/tmp /afs です。"
+"データベースに取り込まないディレクトリを明示的に指定します。 指定しなかったものは、 逆に取り込まれるものとなります。 "
+"パス名の最後のスラッシュは取り除いてください。 そうしないと B<updatedb> は、 取り除くべきパスとして判断しません (そのような指定は、 "
+"正規表現パターンとして用いられるからです)。 環境変数 B<PRUNEPATHS> によりこの値を設定することもできます。 デフォルトは /tmp "
+"/usr/tmp /var/tmp /afs です。"
 
 #. type: TP
 #: original/man1/updatedb.1:65
@@ -6542,12 +6079,10 @@ msgid ""
 "under an undesired file system will be ignored.  The environment variable "
 "B<PRUNEFS> also sets this value.  Default is I<nfs NFS proc>."
 msgstr ""
-"データベースに取り込まないファイルシステムを指定します。 指定しなかったものは"
-"逆に取り込まれるものとなります。 なおファイルシステムが取り込まれた際には、 "
-"ファイルが削除されることに留意してください。 つまり予定していないファイルシス"
-"テムのもとに、 ファイルシステムがマウントされると、 それは無視されてしまうこ"
-"とに注意してください。 環境変数 B<PRUNEFS> により、 この値を設定することもで"
-"きます。 デフォルトは I<nfs NFS proc> です。"
+"データベースに取り込まないファイルシステムを指定します。 指定しなかったものは逆に取り込まれるものとなります。 "
+"なおファイルシステムが取り込まれた際には、 ファイルが削除されることに留意してください。 つまり予定していないファイルシステムのもとに、 "
+"ファイルシステムがマウントされると、 それは無視されてしまうことに注意してください。 環境変数 B<PRUNEFS> により、 "
+"この値を設定することもできます。 デフォルトは I<nfs NFS proc> です。"
 
 #. type: TP
 #: original/man1/updatedb.1:74
@@ -6558,12 +6093,11 @@ msgstr "B<--output=>I<dbfile>"
 #. type: Plain text
 #: original/man1/updatedb.1:79
 msgid ""
-"The database file to build.  Default is system-dependent.  In Debian GNU/"
-"Linux, the default is /var/cache/locate/locatedb."
+"The database file to build.  Default is system-dependent.  In Debian "
+"GNU/Linux, the default is /var/cache/locate/locatedb."
 msgstr ""
-"作成するデータベースのファイル名を指定します。  デフォルトはシステムによって"
-"異なります。 Debian GNU/Linux の場合、 デフォルトは /var/cache/locate/"
-"locatedb です。"
+"作成するデータベースのファイル名を指定します。  デフォルトはシステムによって異なります。 Debian GNU/Linux の場合、 デフォルトは "
+"/var/cache/locate/locatedb です。"
 
 #. type: TP
 #: original/man1/updatedb.1:79
@@ -6578,10 +6112,9 @@ msgid ""
 "to search the non-network directories as the current user.  You can also use "
 "the environment variable B<LOCALUSER> to set this user."
 msgstr ""
-"ネットワーク以外のディレクトリを検索するユーザーを指定します。 その際には "
-"B<su>(1) が利用されます。 ネットワーク以外のディレクトリ検索を行うのは、 デ"
-"フォルトはカレントユーザーです。 環境変数 B<LOCALUSER> を用いて、 ユーザーを"
-"設定することもできます。"
+"ネットワーク以外のディレクトリを検索するユーザーを指定します。 その際には B<su>(1) が利用されます。 "
+"ネットワーク以外のディレクトリ検索を行うのは、 デフォルトはカレントユーザーです。 環境変数 B<LOCALUSER> を用いて、 "
+"ユーザーを設定することもできます。"
 
 #. type: TP
 #: original/man1/updatedb.1:84
@@ -6596,9 +6129,8 @@ msgid ""
 "B<daemon>.  You can also use the environment variable B<NETUSER> to set this "
 "user."
 msgstr ""
-"ネットワークディレクトリを検索するユーザーを指定します。 その際には B<su>(1) "
-"が利用されます。 デフォルトは B<daemon> です。 環境変数 B<NETUSER> を用いて"
-"ユーザーを設定することもできます。"
+"ネットワークディレクトリを検索するユーザーを指定します。 その際には B<su>(1) が利用されます。 デフォルトは B<daemon> です。 "
+"環境変数 B<NETUSER> を用いてユーザーを設定することもできます。"
 
 #. type: TP
 #: original/man1/updatedb.1:89
@@ -6615,12 +6147,10 @@ msgid ""
 "1.  If you want to build a system-wide B<slocate> database, you may want to "
 "run B<updatedb> as root."
 msgstr ""
-"フォーマット F のデータベースを生成します。 デフォルトのフォーマットは "
-"LOCATE02 と呼ばれるものです。 この他に B<slocate> フォーマットもサポートされ"
-"ています。 B<slocate> フォーマットが用いられた場合、 生成されるデータベースの"
-"セキュリティレベルは 1 です。 システムワイドな  B<slocate> データベースを構築"
-"しようとする場合、 B<updatedb> の実行は root により行う必要があるかもしれませ"
-"ん。"
+"フォーマット F のデータベースを生成します。 デフォルトのフォーマットは LOCATE02 と呼ばれるものです。 この他に B<slocate> "
+"フォーマットもサポートされています。 B<slocate> フォーマットが用いられた場合、 生成されるデータベースのセキュリティレベルは 1 です。 "
+"システムワイドな  B<slocate> データベースを構築しようとする場合、 B<updatedb> の実行は root "
+"により行う必要があるかもしれません。"
 
 #. type: TP
 #: original/man1/updatedb.1:102 original/man1/xargs.1:285
@@ -6652,11 +6182,9 @@ msgid ""
 "suspect that B<locate> may need to return filenames containing newlines, "
 "consider using its I<--null> option."
 msgstr ""
-"B<updatedb> プログラムは、 ファイル名に改行文字が含まれていても正しく動作しま"
-"す。 ただしこれは、 システム上にある sort コマンドの I<-z> オプションが適切に"
-"動作する場合に限ります。 B<locate> の返り値であるファイル名に改行文字が含まれ"
-"ていなければおかしい、 と疑われる場合には、 I<--null> オプションの利用を検討"
-"してください。 "
+"B<updatedb> プログラムは、 ファイル名に改行文字が含まれていても正しく動作します。 ただしこれは、 システム上にある sort コマンドの "
+"I<-z> オプションが適切に動作する場合に限ります。 B<locate> の返り値であるファイル名に改行文字が含まれていなければおかしい、 "
+"と疑われる場合には、 I<--null> オプションの利用を検討してください。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/updatedb.1:153
@@ -6667,8 +6195,7 @@ msgstr "B<find>(1), B<locate>(1), B<xargs>(1), B<locatedb>(5)"
 #: original/man1/updatedb.1:155
 msgid ""
 "Full documentation E<lt>https://www.gnu.org/software/findutils/updatedbE<gt>"
-msgstr ""
-"完全なドキュメント E<lt>https://www.gnu.org/software/findutils/updatedbE<gt>"
+msgstr "完全なドキュメント E<lt>https://www.gnu.org/software/findutils/updatedbE<gt>"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/updatedb.1:157
@@ -6702,39 +6229,34 @@ msgid ""
 "This manual page documents the GNU version of B<xargs>.  B<xargs> reads "
 "items from the standard input, delimited by blanks (which can be protected "
 "with double or single quotes or a backslash) or newlines, and executes the "
-"I<command> (default is I<echo>)  one or more times with any I<initial-"
-"arguments> followed by items read from standard input.  Blank lines on the "
-"standard input are ignored."
+"I<command> (default is I<echo>)  one or more times with any "
+"I<initial-arguments> followed by items read from standard input.  Blank "
+"lines on the standard input are ignored."
 msgstr ""
-"このマニュアルページは GNU 版 B<xargs> の使用法を説明しています。 B<xargs> "
-"は、 標準入力から空白や改行で区切られた一連の項目を読み込み (空白はダブル"
-"クォート、 シングルクォート、 バックスラッシュによって保護できます)、 これを"
-"引数にして、 指定した I<command> を 1 回以上実行する (デフォルトのコマンドは "
-"I<echo> です)。 このとき、 ユーザーが I<command> に対して指定した引数 "
-"(上記書式の I<initial-arguments>) があれば、 標準入力から読み込んだ一連の項目"
-"は、 その後ろに追加されます。 標準入力における空行は無視されます。"
+"このマニュアルページは GNU 版 B<xargs> の使用法を説明しています。 B<xargs> は、 "
+"標準入力から空白や改行で区切られた一連の項目を読み込み (空白はダブルクォート、 シングルクォート、 バックスラッシュによって保護できます)、 "
+"これを引数にして、 指定した I<command> を 1 回以上実行する (デフォルトのコマンドは I<echo> です)。 このとき、 ユーザーが "
+"I<command> に対して指定した引数 (上記書式の I<initial-arguments>) があれば、 標準入力から読み込んだ一連の項目は、 "
+"その後ろに追加されます。 標準入力における空行は無視されます。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/xargs.1:43
 msgid ""
-"The command line for I<command> is built up until it reaches a system-"
-"defined limit (unless the B<-n> and B<-L> options are used).  The specified "
-"I<command> will be invoked as many times as necessary to use up the list of "
-"input items.  In general, there will be many fewer invocations of I<command> "
-"than there were items in the input.  This will normally have significant "
-"performance benefits.  Some commands can usefully be executed in parallel "
-"too; see the B<-P> option."
-msgstr ""
-"I<command> のコマンドラインは、 (B<-n> や B<-L> オプションが使用されていない"
-"場合は) システムが定めているコマンドラインの長さの限界に達するまで、 長いもの"
-"が作成されます。 そして、 指定された I<command> が、 入力項目のリストを一つ残"
-"らず処理するのに必要な回数だけ、 呼び出されます。 だから、 おおむね、 "
-"I<command> が呼び出される回数は、 入力項目の数よりも、 ずっと少なくてすむわけ"
-"だ。\n"
-"このことは、 たいていの場合、 パフォーマンスを著しく向上させることになる。\n"
-"なお、 コマンドの中には、 都合がよいことに、 並列的に実行できるものもある。"
-"B<-P> \n"
-"オプションを参照していただきたい。"
+"The command line for I<command> is built up until it reaches a "
+"system-defined limit (unless the B<-n> and B<-L> options are used).  The "
+"specified I<command> will be invoked as many times as necessary to use up "
+"the list of input items.  In general, there will be many fewer invocations "
+"of I<command> than there were items in the input.  This will normally have "
+"significant performance benefits.  Some commands can usefully be executed in "
+"parallel too; see the B<-P> option."
+msgstr ""
+"I<command> のコマンドラインは、 (B<-n> や B<-L> オプションが使用されていない場合は) "
+"システムが定めているコマンドラインの長さの限界に達するまで、 長いものが作成されます。 そして、 指定された I<command> が、 "
+"入力項目のリストを一つ残らず処理するのに必要な回数だけ、 呼び出されます。そのため、おおむね、 I<command> "
+"が呼び出される回数は、入力項目の数よりも、ずっと少なくてすむことになります。\n"
+"このことは、たいていの場合、パフォーマンスを著しく向上させることになります。\n"
+"なお、コマンドの中には、都合がよいことに、並列的に実行できるものもあります。B<-P> \n"
+"オプションを参照してください。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/xargs.1:60
@@ -6747,13 +6269,10 @@ msgid ""
 "B<xargs> also uses a null character as a separator.  If that program is GNU "
 "B<find> for example, the B<-print0> option does this for you."
 msgstr ""
-"Unix では、 ファイル名に空白や改行を含むことが可能なので、 こうしたデフォルト"
-"の動作は、 しばしば問題となります。 空白や改行を含むファイル名は、 B<xargs> "
-"によって適切に処理されません。 このような状況では、 B<-0> オプションの利用を"
-"お勧めします。 これを用いれば問題を回避できます。 なお、 B<-0> オプションを使"
-"う場合は、 B<xargs> の入力を生成するプログラム側でも、 区切り文字にヌル文字を"
-"使うようにする必要があります。 たとえば GNU B<find> を使う場合ば、 B<-"
-"print0> オプションを用いることになります。 "
+"Unix では、 ファイル名に空白や改行を含むことが可能なので、 こうしたデフォルトの動作は、 しばしば問題となります。 空白や改行を含むファイル名は、 "
+"B<xargs> によって適切に処理されません。 このような状況では、 B<-0> オプションの利用をお勧めします。 これを用いれば問題を回避できます。 "
+"なお、 B<-0> オプションを使う場合は、 B<xargs> の入力を生成するプログラム側でも、 区切り文字にヌル文字を使うようにする必要があります。 "
+"たとえば GNU B<find> を使う場合ば、 B<-print0> オプションを用いることになります。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/xargs.1:65
@@ -6762,9 +6281,8 @@ msgid ""
 "stop immediately without reading any further input.  An error message is "
 "issued on stderr when this happens."
 msgstr ""
-"指定したコマンドの実行が、 終了ステータス 255 で終了すると、  B<xargs> は即座"
-"に停止して、 それ以上入力を読み込みません。 このときには、 エラーメッセージを"
-"標準エラーに出力します。 "
+"指定したコマンドの実行が、 終了ステータス 255 で終了すると、  B<xargs> は即座に停止して、 それ以上入力を読み込みません。 "
+"このときには、 エラーメッセージを標準エラーに出力します。 "
 
 #. type: TP
 #: original/man1/xargs.1:67
@@ -6782,13 +6300,10 @@ msgid ""
 "marks, or backslashes.  The GNU find -print0 option produces input suitable "
 "for this mode."
 msgstr ""
-"入力される項目が、 ホワイトスペース (空白や改行) ではなく、 ヌル文字によって"
-"区切られます。 また、 クォートやバックスラッシュは、 特別な扱いをしません (つ"
-"まり、 すべての文字がそのままに解釈されます)。 ファイル終端文字列は無効にな"
-"り、 他の引数と同じように扱われます。 このオプションは、 入力される項目にホワ"
-"イトスペース、 クォート、 バックスラッシュなどが含まれる可能性がある場合に、 "
-"役に立ちます。 GNU B<find> の B<-print0> オプションは、 このモードに適した入"
-"力を生成します。 "
+"入力される項目が、 ホワイトスペース (空白や改行) ではなく、 ヌル文字によって区切られます。 また、 クォートやバックスラッシュは、 "
+"特別な扱いをしません (つまり、 すべての文字がそのままに解釈されます)。 ファイル終端文字列は無効になり、 他の引数と同じように扱われます。 "
+"このオプションは、 入力される項目にホワイトスペース、 クォート、 バックスラッシュなどが含まれる可能性がある場合に、 役に立ちます。 GNU "
+"B<find> の B<-print0> オプションは、 このモードに適した入力を生成します。 "
 
 #. type: TP
 #: original/man1/xargs.1:76
@@ -6803,9 +6318,8 @@ msgid ""
 "stdin remains unchanged when commands are run.  Otherwise, stdin is "
 "redirected from I</dev/null>."
 msgstr ""
-"入力項目を、 標準入力からではなく  I<file> から読み込みます。 デフォルトで"
-"は、 指定したコマンドが実行される際に、 標準入力が I</dev/null> に付け換えら"
-"れるが、 このオプションを使用した場合は、 標準入力の付け換えが起こらない。 "
+"入力項目を、 標準入力からではなく  I<file> から読み込みます。 デフォルトでは、 指定したコマンドが実行される際に、 標準入力が "
+"I</dev/null> に付け換えられますが、 このオプションを使用した場合は、 標準入力の付け換えが起こりません。"
 
 #. type: TP
 #: original/man1/xargs.1:85
@@ -6817,30 +6331,28 @@ msgstr "B<--delimiter=>I<delim>B<, -d>I< delim>"
 #: original/man1/xargs.1:104
 msgid ""
 "Input items are terminated by the specified character.  The specified "
-"delimiter may be a single character, a C-style character escape such as B<"
-"\\en>, or an octal or hexadecimal escape code.  Octal and hexadecimal escape "
-"codes are understood as for the B<printf> command.  Multibyte characters are "
-"not supported.  When processing the input, quotes and backslash are not "
-"special; every character in the input is taken literally.  The B<-d> option "
-"disables any end-of-file string, which is treated like any other argument.  "
-"You can use this option when the input consists of simply newline-separated "
-"items, although it is almost always better to design your program to use B<--"
-"null> where this is possible."
-msgstr ""
-"å\85¥å\8a\9bã\81\95ã\82\8cã\82\8bä¸\80é\80£ã\81®é \85ç\9b®ã\81\8cã\80\81 æ\8c\87å®\9aã\81\95ã\82\8cã\81\9fæ\96\87å­\97ã\81«ã\82\88ã\81£ã\81¦å\8cºå\88\87ã\82\89ã\82\8cã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81«ã\81ªã\82\8b。\n"
+"delimiter may be a single character, a C-style character escape such as "
+"B<\\en>, or an octal or hexadecimal escape code.  Octal and hexadecimal "
+"escape codes are understood as for the B<printf> command.  Multibyte "
+"characters are not supported.  When processing the input, quotes and "
+"backslash are not special; every character in the input is taken literally.  "
+"The B<-d> option disables any end-of-file string, which is treated like any "
+"other argument.  You can use this option when the input consists of simply "
+"newline-separated items, although it is almost always better to design your "
+"program to use B<--null> where this is possible."
+msgstr ""
+"å\85¥å\8a\9bã\81\95ã\82\8cã\82\8bä¸\80é\80£ã\81®é \85ç\9b®ã\81\8cã\80\81 æ\8c\87å®\9aã\81\95ã\82\8cã\81\9fæ\96\87å­\97ã\81«ã\82\88ã\81£ã\81¦å\8cºå\88\87ã\82\89ã\82\8cã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81«ã\81ªã\82\8aã\81¾ã\81\99。\n"
 "指定される区切り文字は、 単一の文字でもよく、 B<\\en> のような \n"
-"C 言語式のエスケープ文字でも、 8 進数や 16 進数のエスケープコードでもよい。\n"
-"8 進数や 16 進数のエスケープコードは、 B<printf> コマンドの場合と同様に解釈さ"
-"れる。\n"
-"マルチバイト文字には対応していない。\n"
-"入力を処理する際、 クォートやバックスラッシュは特別扱いされない。\n"
-"すなわち、 入力中のあらゆる文字が、 文字通りに解釈される。\n"
+"C 言語式のエスケープ文字でも、 8 進数や 16 進数のエスケープコードでもかまいません。\n"
+"8 進数や 16 進数のエスケープコードは、 B<printf> コマンドの場合と同様に解釈されます。\n"
+"マルチバイト文字には対応していません。\n"
+"入力を処理する際、 クォートやバックスラッシュは特別扱いされません。\n"
+"すなわち、 入力中のあらゆる文字が、 文字通りに解釈されます。\n"
 "B<-d> オプションを指定すると、 ファイル終端文字列は無効になり、 (B<xargs> \n"
-"ã\81\8cä½\9cæ\88\90ã\81\99ã\82\8bã\82³ã\83\9eã\83³ã\83\89ã\83©ã\82¤ã\83³ã\81«ã\81\8aã\81\84ã\81¦) ä»\96ã\81®å¼\95æ\95°ã\81¨å\90\8cã\81\98ã\82\88ã\81\86ã\81«æ\89±ã\82\8fã\82\8cã\82\8b。\n"
+"ã\81\8cä½\9cæ\88\90ã\81\99ã\82\8bã\82³ã\83\9eã\83³ã\83\89ã\83©ã\82¤ã\83³ã\81«ã\81\8aã\81\84ã\81¦) ä»\96ã\81®å¼\95æ\95°ã\81¨å\90\8cã\81\98ã\82\88ã\81\86ã\81«æ\89±ã\82\8fã\82\8cã\81¾ã\81\99。\n"
 "入力が、 項目を改行で区切っているだけのような単純な構成の場合には、 \n"
-"このオプションを使ってもよいが、 ほとんどたいていの場合、 なるべくなら、 "
-"B<xargs> の \n"
-"B<--null> を使うように、 出力側のプログラムを組み立てる方が望ましい。"
+"このオプションを使ってもよいですが、 ほとんどの場合、 なるべくなら、 B<xargs> の \n"
+"B<--null> を使うように、 出力側のプログラムを組み立てる方がよいです。"
 
 #. type: TP
 #: original/man1/xargs.1:105
@@ -6855,9 +6367,8 @@ msgid ""
 "as a line of input, the rest of the input is ignored.  If neither B<-E> nor "
 "B<-e> is used, no end of file string is used."
 msgstr ""
-"I<eof-str> をファイル終端文字列として設定する。 ファイル終端文字列が入力中の "
-"1 行として現れると、 それ以後の入力は無視される。 B<-E> も B<-e> も指定しない"
-"場合、 ファイル終端文字列は使用されない。 "
+"I<eof-str> をファイル終端文字列として設定します。 ファイル終端文字列が入力中の 1 行として現れると、 それ以後の入力は無視されます。 "
+"B<-E> も B<-e> も指定しない場合、 ファイル終端文字列は使用されません。"
 
 #. type: TP
 #: original/man1/xargs.1:114
@@ -6873,13 +6384,10 @@ msgid ""
 "there is no end of file string.  If neither B<-E> nor B<-e> is used, no end "
 "of file string is used."
 msgstr ""
-"このオプションは B<-E> オプションの同義語である。B<-E> の方を使っていただきた"
-"い。\n"
-"理由は、 そちらが POSIX に準拠しているのに対して、 こちらは準拠していないから"
-"だ。\n"
-"I<eof-str> の部分が省略されると、 ファイル終端文字列が存在しないことにな"
-"る。\n"
-"B<-E> も B<-e> も指定しない場合、 ファイル終端文字列は使用されない。"
+"このオプションは B<-E> オプションの同義語です。B<-E> の方を使ってください。\n"
+"理由は、 そちらが POSIX に準拠しているのに対して、 こちらは準拠していないからです。\n"
+"I<eof-str> の部分が省略されると、 ファイル終端文字列が存在しないことになります。\n"
+"B<-E> も B<-e> も指定しない場合、 ファイル終端文字列は使用されません。"
 
 #. type: TP
 #: original/man1/xargs.1:127
@@ -6892,13 +6400,12 @@ msgstr "B<-I>I< replace-str>"
 msgid ""
 "Replace occurrences of I<replace-str> in the initial-arguments with names "
 "read from standard input.  Also, unquoted blanks do not terminate input "
-"items; instead the separator is the newline character.  Implies B<-x> and B<-"
-"L> 1."
+"items; instead the separator is the newline character.  Implies B<-x> and "
+"B<-L> 1."
 msgstr ""
-"I<initial-arguments> 中で文字列 I<replace-str> が現れるすべての箇所を、 標準"
-"入力から読み込んだ名前で置き換える。 なお、 標準入力中にクォートされていない"
-"空白があっても、 それは入力項目の区切りにはならない。 区切り文字は改行文字だ"
-"けになる。 B<-x> と B<-L> 1 の指定を暗に含む。"
+"I<initial-arguments> 中で文字列 I<replace-str> が現れるすべての箇所を、 標準入力から読み込んだ名前で置き換えます。 "
+"なお、 標準入力中にクォートされていない空白があっても、 それは入力項目の区切りにはなりません。 区切り文字は改行文字だけになります。 B<-x> と "
+"B<-L> 1 の指定を暗に含みます。"
 
 #. type: TP
 #: original/man1/xargs.1:137
@@ -6913,9 +6420,8 @@ msgid ""
 "specified.  If the I<replace-str> argument is missing, the effect is the "
 "same as B<-I>{}.  This option is deprecated; use B<-I> instead."
 msgstr ""
-"このオプションは、 I<replace-str> が指定されていれば、 B<-I>I<replace-str> の"
-"同義である。引数 I<replace-str> が省略されていれば、 B<-I>{} と同じことにな"
-"る。 このオプションは非推奨である。B<-I> を使った方がよい。"
+"このオプションは、 I<replace-str> が指定されていれば、 B<-I>I<replace-str> の同義である。引数 "
+"I<replace-str> が省略されていれば、 B<-I>{} と同じことになります。 このオプションは非推奨です。B<-I> を使ってください。"
 
 #. type: TP
 #: original/man1/xargs.1:150
@@ -6927,12 +6433,11 @@ msgstr "B<-L>I< max-lines>"
 #: original/man1/xargs.1:156
 msgid ""
 "Use at most I<max-lines> nonblank input lines per command line.  Trailing "
-"blanks cause an input line to be logically continued on the next input "
-"line.  Implies B<-x>."
+"blanks cause an input line to be logically continued on the next input line. "
+" Implies B<-x>."
 msgstr ""
-"1 コマンドラインにつき最大 I<max-lines> 行の (空行ではない) 入力行を使用す"
-"る。 入力行の行末に空白文字が付いていると、 その行は次の入力行に論理的に続い"
-"ていることになる。 B<-x> の指定を暗に含む。 "
+"1 コマンド行につき最大 I<max-lines> 行の (空行ではない) 入力行を使用します。 入力行の行末に空白文字が付いていると、 "
+"その行は次の入力行に論理的に続いていることになります。 B<-x> の指定を暗に含みます。"
 
 #. type: TP
 #: original/man1/xargs.1:156
@@ -6947,11 +6452,10 @@ msgid ""
 "optional.  If I<max-lines> is not specified, it defaults to one.  The B<-l> "
 "option is deprecated since the POSIX standard specifies B<-L> instead."
 msgstr ""
-"B<-L> オプションの同義語である。B<-L> とは違って、 I<max-lines> \n"
-"という引数を指定するかどうかは任意である。引数 I<max-lines> \n"
-"を指定しなかった場合は、 デフォルトの 1 が使用される。POSIX 規格では \n"
-"B<-L> の方を使うことになっているので、 B<-l> オプションの使用はお勧めできな"
-"い。"
+"B<-L> オプションの同義語です。B<-L> とは違って、 I<max-lines> \n"
+"という引数を指定するかどうかは任意です。引数 I<max-lines> \n"
+"を指定しなかった場合は、 デフォルトの 1 が使用されます。POSIX 規格では \n"
+"B<-L> の方を使うことになっているので、 B<-l> オプションの使用はお勧めできません。"
 
 #. type: TP
 #: original/man1/xargs.1:171
@@ -6966,11 +6470,10 @@ msgid ""
 "arguments will be used if the size (see the B<-s> option) is exceeded, "
 "unless the B<-x> option is given, in which case B<xargs will exit.>"
 msgstr ""
-"1 コマンドラインにつき最大 I<max-args> 個の引数を使用する。\n"
+"1 コマンド行につき最大 I<max-args> 個の引数を使用します。\n"
 "作成されたコマンドラインが、 コマンドライン長の上限を超過する場合は \n"
-"(B<-s> オプション参照)、 I<max-args> より少ない引数が使用されることになる。\n"
-"ただし、 B<-x> オプションが指定されているときは別で、 その場合は B<xargs> が"
-"終了する。"
+"(B<-s> オプション参照)、 I<max-args> より少ない引数が使用されることになります。\n"
+"ただし、 B<-x> オプションが指定されているときは別で、 その場合は B<xargs> が終了します。"
 
 #. type: TP
 #: original/man1/xargs.1:181
@@ -6981,28 +6484,24 @@ msgstr "B<-P>I< max-procs>, B<--max-procs>=I<max-procs>"
 #. type: Plain text
 #: original/man1/xargs.1:208
 msgid ""
-"Run up to I<max-procs> processes at a time; the default is 1.  If I<max-"
-"procs> is 0, B<xargs> will run as many processes as possible at a time.  Use "
-"the B<-n> option or the B<-L> option with B<-P>; otherwise chances are that "
-"only one exec will be done.  While B<xargs> is running, you can send its "
-"process a SIGUSR1 signal to increase the number of commands to run "
-"simultaneously, or a SIGUSR2 to decrease the number.  You cannot increase it "
-"above an implementation-defined limit (which is shown with --show-limits).  "
-"You cannot decrease it below 1.  B<xargs> never terminates its commands; "
-"when asked to decrease, it merely waits for more than one existing command "
-"to terminate before starting another."
-msgstr ""
-"同時に実行するプロセスの最大数を I<max-procs> にする。 デフォルトは 1 であ"
-"る。 I<max-procs> が 0 だと、 B<xargs> はできるだけ多くのプロセスを同時に実行"
-"しようとする。 B<-P> オプションには、 B<-n> か B<-L> オプションを併せて使用す"
-"るべきだ。さもないと、 おそらく exec 関数がたった一回しか実行されないことにな"
-"るだろう。 B<xargs> の実行中に、 そのプロセスに SIGUSR1 シグナルを送れば、 同"
-"時に実行するコマンドの数を増やすことができる。 また、 SIGUSR2 シグナルを送れ"
-"ば、 その数を減らすことができる。 ただし、 実装が決めている上限を越えて増やす"
-"ことはできないし  (上限は I<--show-limits> を使えば、 知ることができる)、 1 "
-"より少なくすることもできない。 B<xargs> は、 実行しているコマンドを終了させる"
-"わけではない。 実行数を減らすように命じられたときは、 単に現在動いているコマ"
-"ンドが二つ以上終了するのを待ち、 それから別のコマンドを開始するのである。"
+"Run up to I<max-procs> processes at a time; the default is 1.  If "
+"I<max-procs> is 0, B<xargs> will run as many processes as possible at a "
+"time.  Use the B<-n> option or the B<-L> option with B<-P>; otherwise "
+"chances are that only one exec will be done.  While B<xargs> is running, you "
+"can send its process a SIGUSR1 signal to increase the number of commands to "
+"run simultaneously, or a SIGUSR2 to decrease the number.  You cannot "
+"increase it above an implementation-defined limit (which is shown with "
+"--show-limits).  You cannot decrease it below 1.  B<xargs> never terminates "
+"its commands; when asked to decrease, it merely waits for more than one "
+"existing command to terminate before starting another."
+msgstr ""
+"同時に実行するプロセスの最大数を I<max-procs> にします。 デフォルトは 1 です。 I<max-procs> が 0 ですと、 "
+"B<xargs> はできるだけ多くのプロセスを同時に実行しようとします。 B<-P> オプションには、 B<-n> か B<-L> "
+"オプションを併せて使用するべきです。そうしないと、 おそらく exec 関数がたった一回しか実行されないことになります。 B<xargs> の実行中に、 "
+"そのプロセスに SIGUSR1 シグナルを送れば、 同時に実行するコマンドの数を増やすことができます。 また、 SIGUSR2 シグナルを送れば、 "
+"その数を減らすことができます。 ただし、 実装が決めている上限を越えて増やすことはできませんし  (上限は I<--show-limits> "
+"を使えばわかります)、 1 より少なくもできません。 B<xargs> は、 実行しているコマンドを終了させるわけではありません。 "
+"実行数を減らすように命じられたときは、 単に現在実行中のコマンドが二つ以上終了するのを待ち、 それから別のコマンドを開始します。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/xargs.1:220
@@ -7017,15 +6516,11 @@ msgid ""
 "performance difference, simply arrange for each process to produce a "
 "separate output file (or otherwise use separate resources)."
 msgstr ""
-"注意していただきたいが、 共有リソースに対する並列アクセスをきちんと管理するの"
-"は、 呼び出されるプロセス側の問題である。 たとえば、 複数のプロセスが標準出力"
-"に書き出そうとした場合、 出力順は不定である (そして混じり合ってしまうことが多"
-"い)。 そうならないためには、 プロセス同士が何らかの形で協力し合う必要があ"
-"る。 ロックスキーム (locking scheme) のようなものを使うのは、 そうした問題を"
-"避けるための一方法である。 ただ一般にロックスキームを使っても、 出力順は適切"
-"に保証してくれるものの、 パフォーマンスは低下する。 パフォーマンスが落ちるの"
-"が嫌ならば、 単純に各プロセスがそれぞれ別の出力ファイルを作るように (あるいは"
-"別のリソースを使うように) すればよい。"
+"注意してほしいのは、 共有リソースに対する並列アクセスをきちんと管理するのは、 呼び出されるプロセス側の問題であるということです。 たとえば、 "
+"複数のプロセスが標準出力に書き出そうとした場合、 出力順は不定です (そして混じり合ってしまうことが多い)。 そうならないためには、 "
+"プロセス同士が何らかの形で協力し合う必要があります。 ロックスキーム (locking scheme) のようなものを使うのは、 "
+"そうした問題を避けるための一方法です。 ただ一般にロックスキームを使っても、 出力順は適切に保証してくれるものの、 パフォーマンスは低下します。 "
+"パフォーマンスが落ちるのが嫌ならば、 単純に各プロセスがそれぞれ別の出力ファイルを作るように (あるいは別のリソースを使うように) すればよいでしょう。"
 
 #. type: TP
 #: original/man1/xargs.1:220
@@ -7040,9 +6535,8 @@ msgid ""
 "command.  This is useful if you want B<xargs> to run an interactive "
 "application."
 msgstr ""
-"コマンド実行に先がけて、 子プロセスにおいて stdin を I</dev/tty> として再オー"
-"プンする。これは B<xargs> を使って対話型アプリケーションを実行する場合に有用"
-"である。"
+"コマンド実行に先がけて、 子プロセスにおいて stdin を I</dev/tty> として再オープンします。これは B<xargs> "
+"を使って対話型アプリケーションを実行する場合に有用です。"
 
 #. type: TP
 #: original/man1/xargs.1:228
@@ -7057,9 +6551,8 @@ msgid ""
 "the terminal.  Only run the command line if the response starts with `y' or "
 "`Y'.  Implies B<-t>."
 msgstr ""
-"コマンドライン 1 行ごとに、 実行するかどうかをユーザーに尋ねるプロンプトを出"
-"し、 端末から 1 行読み込む。コマンドラインを実行するのは、 返答が `y' または "
-"`Y' で 始まるときだけである。自動的に B<-t> が指定される。"
+"コマンド行 1 行ごとに、 実行するかどうかをユーザーに尋ねるプロンプトを出し、 端末から 1 行読み込みます。コマンド行を実行するのは、 返答が "
+"`y' または `Y' で 始まるときだけです。自動的に B<-t> が指定されます。"
 
 #. type: TP
 #: original/man1/xargs.1:234
@@ -7074,9 +6567,8 @@ msgid ""
 "process.  Values are reused once child processes exit.  This can be used in "
 "a rudimentary load distribution scheme, for example."
 msgstr ""
-"複数の子プロセスを同時実行しているとき、 その各子プロセスで環境変数 I<name> "
-"にユニークな値をセットする。値は、 子プロセスが終了すると、 再利用される。こ"
-"の機能は、 たとえば、 初歩的な負荷分散スキームで利用できる。"
+"複数の子プロセスを同時実行しているとき、 その各子プロセスで環境変数 I<name> にユニークな値をセットします。値は、 子プロセスが終了すると、 "
+"再利用されます。この機能は、 たとえば、 初歩的な負荷分散スキームで利用できます。"
 
 #. type: TP
 #: original/man1/xargs.1:241
@@ -7091,9 +6583,8 @@ msgid ""
 "command.  Normally, the command is run once even if there is no input.  This "
 "option is a GNU extension."
 msgstr ""
-"標準入力に空白しか含まれていない場合は、 指定したコマンドを実行しない。 通常"
-"では、 入力が全くない場合でも、 コマンドが一回は実行されるのである。 このオプ"
-"ションは GNU の拡張である。"
+"標準入力に空白しか含まれていない場合は、 指定したコマンドを実行しません。 通常では、 入力が全くない場合でも、 コマンドが一回は実行されます。 "
+"このオプションは GNU 拡張です。"
 
 #. type: TP
 #: original/man1/xargs.1:246
@@ -7112,14 +6603,11 @@ msgid ""
 "used as the default value; otherwise, the default value is the maximum.  "
 "1KiB is 1024 bytes.  B<xargs> automatically adapts to tighter constraints."
 msgstr ""
-"1 コマンドラインにつき最大 I<max-chars> の文字を使用する。 この文字数には、 "
-"指定したコマンドと I<initial-arguments>、 それに各引数文字列の終端を示すヌル"
-"文字も含まれる。 指定できる値の上限は、 システム次第であり、 exec 関数に対す"
-"る引数の最大長から、 現在の環境のサイズと  2048 バイトの余裕領域を引いたもの"
-"である。もしその値が 128KiB  以上だったときは、 デフォルトの値には 128KiB が"
-"使用される。 128KiB 未満のときは、 算出された上限がデフォルトの値になる。 "
-"1KiB は 1024 バイトである。制限がより厳しい場合でも、 B<xarg> は自動的にそれ"
-"に対応する。"
+"1 コマンド行につき最大 I<max-chars> の文字を使用します。 この文字数には、 指定したコマンドと "
+"I<initial-arguments>、 それに各引数文字列の終端を示すヌル文字も含まれます。 指定できる値の上限は、 システム次第であり、 exec "
+"関数に対する引数の最大長から、 現在の環境のサイズと  2048 バイトの余裕領域を引いたものです。もしその値が 128KiB  以上だったときは、 "
+"デフォルトの値には 128KiB が使用されます。 128KiB 未満のときは、 算出された上限がデフォルトの値になります。 1KiB は 1024 "
+"バイトです。制限がより厳しい場合でも、 B<xarg> は自動的にそれに対応します。"
 
 #. type: TP
 #: original/man1/xargs.1:257
@@ -7135,11 +6623,9 @@ msgid ""
 "Pipe the input from I</dev/null> (and perhaps specify B<--no-run-if-empty>)  "
 "if you don't want B<xargs> to do anything."
 msgstr ""
-"コマンドライン長の上限を表示する。コマンドライン長の上限は、 オペレーティング"
-"システム、 B<xargs> が設定したバッファサイズ、 それに B<-s> オプションによっ"
-"て決まる。B<xargs> にコマンドライン長の上限の表示以外をさせたくなかったら、 "
-"入力を I</dev/null> からパイプで B<xargs> に渡してやればよい (さらに B<--no-"
-"run-if-empty> を指定した方がよいかもしれない)。"
+"コマンド行の長さの上限を表示します。コマンド行長の上限は、 オペレーティングシステム、 B<xargs> が設定したバッファサイズ、 それに B<-s> "
+"オプションによって決まります。B<xargs> にコマンドライン長の上限の表示以外をさせたくない場合は、 入力を I</dev/null> からパイプで "
+"B<xargs> に渡してください (さらに B<--no-run-if-empty> を指定した方がよいかもしれません)。"
 
 #. type: TP
 #: original/man1/xargs.1:271
@@ -7151,7 +6637,7 @@ msgstr "B<-t, --verbose>"
 #: original/man1/xargs.1:275
 msgid ""
 "Print the command line on the standard error output before executing it."
-msgstr "å®\9fè¡\8cã\81\99ã\82\8bå\89\8dã\81«ã\80\81 ã\82³ã\83\9eã\83³ã\83\89ã\83©ã\82¤ã\83³ã\82\92æ¨\99æº\96ã\82¨ã\83©ã\83¼å\87ºå\8a\9bã\81«è¡¨ç¤ºã\81\99ã\82\8b。"
+msgstr "å®\9fè¡\8cã\81\99ã\82\8bå\89\8dã\81«ã\80\81 ã\82³ã\83\9eã\83³ã\83\89ã\83©ã\82¤ã\83³ã\82\92æ¨\99æº\96ã\82¨ã\83©ã\83¼å\87ºå\8a\9bã\81«è¡¨ç¤ºã\81\97ã\81¾ã\81\99。"
 
 #. type: TP
 #: original/man1/xargs.1:275
@@ -7162,19 +6648,17 @@ msgstr "B<-x, --exit>"
 #. type: Plain text
 #: original/man1/xargs.1:280
 msgid "Exit if the size (see the B<-s> option) is exceeded."
-msgstr ""
-"作成されたコマンドラインがコマンドライン長の上限を超過していたら (B<-s> オプ"
-"ションを参照)、 終了する。"
+msgstr "作成されたコマンド行がコマンド行長の上限を超過していたら (B<-s> オプションを参照)、 終了します。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/xargs.1:285
 msgid "Print a summary of the options to B<xargs> and exit."
-msgstr "B<xargs> ã\81®ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\81«ã\81¤ã\81\84ã\81¦ç°¡å\8d\98ã\81«èª¬æ\98\8eã\81\97çµ\82äº\86ã\81\99ã\82\8b。"
+msgstr "B<xargs> ã\81®ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\81«ã\81¤ã\81\84ã\81¦ç°¡å\8d\98ã\81«èª¬æ\98\8eã\81\97çµ\82äº\86ã\81\97ã\81¾ã\81\99。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/xargs.1:290
 msgid "Print the version number of B<xargs> and exit."
-msgstr "B<xargs> ã\81®ã\83\90ã\83¼ã\82¸ã\83§ã\83³ç\95ªå\8f·ã\82\92表示ã\81\97ã\81¦ã\80\81 çµ\82äº\86ã\81\99ã\82\8b。"
+msgstr "B<xargs> ã\81®ã\83\90ã\83¼ã\82¸ã\83§ã\83³ç\95ªå\8f·ã\82\92表示ã\81\97ã\81¦ã\80\81 çµ\82äº\86ã\81\97ã\81¾ã\81\99。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/xargs.1:321
@@ -7185,18 +6669,17 @@ msgid ""
 "on the command line, i.e., it will reset the value of the offending option "
 "(given before)  to its default value.  Additionally, B<xargs> will issue a "
 "warning diagnostic on I<stderr>.  The exception to this rule is that the "
-"special I<max-args> value I<1> ('B<-n>I<1>')  is ignored after the B<--"
-"replace> option and its aliases B<-I> and B<-i>, because it would not "
+"special I<max-args> value I<1> ('B<-n>I<1>')  is ignored after the "
+"B<--replace> option and its aliases B<-I> and B<-i>, because it would not "
 "actually conflict."
 msgstr ""
-"オプション B<--max-lines> (B<-L>, B<-l>)、 B<--replace> (B<-I>, B<-i>)、 B<--"
-"max-args> (B<-n>) は同時に指定することはできない。これらを同時に指定した場"
-"合、 通常 B<xargs> は、 コマンドライン上の最後に指定されたオプションを利用す"
-"る。つまり誤って指定された (最終分よりも前に指定された) オプション値はデフォ"
-"ルトにリセットされる。さらに B<xargs> は警告情報を I<stderr> に出力する。この"
-"仕様には例外があり、 I<max-args> に対して特別な値 I<1> ('B<-n>I<1>') を指定し"
-"た場合、 B<--replace> オプションおよびその別名である B<-I> と B<-i> の後ろで"
-"あれば、 I<max-args> は無視される。これは相反する指定にならないからである。"
+"オプション B<--max-lines> (B<-L>, B<-l>)、 B<--replace> (B<-I>, B<-i>)、 "
+"B<--max-args> (B<-n>) は同時に指定することはできません。これらを同時に指定した場合、 通常 B<xargs> は、 "
+"コマンド行上の最後に指定されたオプションを利用します。つまり誤って指定された (最終分よりも前に指定された) "
+"オプション値はデフォルトにリセットされます。さらに B<xargs> は警告情報を I<stderr> に出力します。この仕様には例外があり、 "
+"I<max-args> に対して特別な値 I<1> ('B<-n>I<1>') を指定した場合、 B<--replace> "
+"オプションおよびその別名である B<-I> と B<-i> の後ろであれば、 I<max-args> "
+"は無視されます。これは相反する指定にならないからです。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/xargs.1:326
@@ -7211,9 +6694,8 @@ msgid ""
 "Note that this will work incorrectly if there are any filenames containing "
 "newlines or spaces."
 msgstr ""
-"B</tmp> ディレクトリ以下に B<core> という名前のファイルを探して、 それを消去"
-"する。 改行や空白を含むファイル名があると、 正しく動作しないので、 注意するこ"
-"と。"
+"B</tmp> ディレクトリ以下に B<core> という名前のファイルを探して、 それを消去します。 改行や空白を含むファイル名があると、 "
+"正しく動作しないので、注意してください。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/xargs.1:336
@@ -7227,9 +6709,8 @@ msgid ""
 "processing filenames in such a way that file or directory names containing "
 "spaces or newlines are correctly handled."
 msgstr ""
-"B</tmp> ディレクトリ以下に B<core> という名前のファイルを探して、 それを消去"
-"する。 ファイル名の処理に当たっては、 ファイル名やディレクトリ名に空白や改行"
-"が含まれていても、 適切に扱われるようにしている。"
+"B</tmp> ディレクトリ以下に B<core> という名前のファイルを探して、 それを消去します。 ファイル名の処理に当たっては、 "
+"ファイル名やディレクトリ名に空白や改行が含まれていても、 適切に扱われるようにしています。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/xargs.1:346
@@ -7244,11 +6725,10 @@ msgid ""
 "to use B<fork>(2)  and B<exec>(2)  to launch B<rm> and we don't need the "
 "extra B<xargs> process)."
 msgstr ""
-"B</tmp> ディレクトリ以下に B<core> という名前のファイルを探して、 それを消去"
-"する。\n"
-"上の例よりもこちらの方が効率的である (なぜなら、 B<rm> を実行するために \n"
-"B<fork>(2) と B<exec>(2) を使わないですむし、 そもそも、 B<xargs> \n"
-"のプロセスを必要としないから)。"
+"B</tmp> ディレクトリ以下に B<core> という名前のファイルを探して、 それを消去します。\n"
+"上の例よりもこちらの方が効率的です (なぜなら、 B<rm> を実行するために \n"
+"B<fork>(2) と B<exec>(2) を使わないですみますし、 そもそも、 B<xargs> \n"
+"のプロセスを必要としないからです)。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/xargs.1:365
@@ -7259,12 +6739,12 @@ msgstr "B<cut -d: -f1 E<lt> /etc/passwd | sort | xargs echo>\n"
 #. type: Plain text
 #: original/man1/xargs.1:368
 msgid "Generates a compact listing of all the users on the system."
-msgstr "ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81®å\85¨ã\83¦ã\83¼ã\82¶ã\83¼ã\82\92å\88\97æ\8c\99ã\81\97ã\81\9fç°¡æ½\94ã\81ªã\83ªã\82¹ã\83\88ã\82\92ç\94\9fæ\88\90ã\81\99ã\82\8b。 "
+msgstr "ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81®å\85¨ã\83¦ã\83¼ã\82¶ã\83¼ã\82\92å\88\97æ\8c\99ã\81\97ã\81\9fç°¡æ½\94ã\81ªã\83ªã\82¹ã\83\88ã\82\92ç\94\9fæ\88\90ã\81\97ã\81¾ã\81\99。 "
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/xargs.1:372
 msgid "B<xargs> exits with the following status:"
-msgstr "B<xargs> ã\81®çµ\82äº\86ã\82¹ã\83\86ã\83¼ã\82¿ã\82¹ã\81¯ä»¥ä¸\8bã\81®ã\81¨ã\81\8aã\82\8aã\81§ã\81\82ã\82\8b。"
+msgstr "B<xargs> ã\81®çµ\82äº\86ã\82¹ã\83\86ã\83¼ã\82¿ã\82¹ã\81¯ä»¥ä¸\8bã\81®ã\81¨ã\81\8aã\82\8aã\81§ã\81\99。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/xargs.1:375
@@ -7336,9 +6816,7 @@ msgstr "上記以外のエラーが起きた。"
 msgid ""
 "Exit codes greater than 128 are used by the shell to indicate that a program "
 "died due to a fatal signal."
-msgstr ""
-"128 以上の終了ステータスは、 致命的なシグナルのせいでプログラムが止まったこと"
-"を示すために、 シェルが使用している。"
+msgstr "128 以上の終了ステータスは、 致命的なシグナルのせいでプログラムが止まったことを示すために、 シェルが使用しています。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/xargs.1:398
@@ -7349,8 +6827,8 @@ msgid ""
 msgstr ""
 "GNU xargs version 4.2.9 以来、 ファイルの論理的な終端を示す指標 \n"
 "(a logical end-of-file marker) を持たないのが、 B<xargs> \n"
-"ã\81®ã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81«ã\81ªã\81£ã\81¦ã\81\84ã\82\8b。このことは POSIX (IEEE Std 1003.1, 2004 Edition) \n"
-"ã\81§èª\8dã\82\81ã\82\89ã\82\8cã\81¦ã\81\84ã\82\8b。"
+"ã\81®ã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81«ã\81ªã\81£ã\81¦ã\81\84ã\81¾ã\81\99。このことは POSIX (IEEE Std 1003.1, 2004 Edition) \n"
+"ã\81§èª\8dã\82\81ã\82\89ã\82\8cã\81¦ã\81\84ã\81¾ã\81\99。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/xargs.1:402
@@ -7359,17 +6837,15 @@ msgid ""
 "do not appear in the 2004 version of the standard.  Therefore you should use "
 "-L and -I instead, respectively."
 msgstr ""
-"-l や -i オプションは 1997 年版の POSIX 規格には存在するが、 2004 年版の "
-"POSIX 規格には存在しない。従って、 それぞれ -L や -I の方を使うべきである。"
+"-l や -i オプションは 1997 年版の POSIX 規格には存在するが、 2004 年版の POSIX 規格には存在しません。従って、 それぞれ "
+"-L や -I の方を使うべきです。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/xargs.1:405
 msgid ""
 "The -o option is an extension to the POSIX standard for better compatibility "
 "with BSD."
-msgstr ""
-"-o オプションは POSIX 規格を拡張したものであり、 BSD と互換性を図るためのもの"
-"である。"
+msgstr "-o オプションは POSIX 規格を拡張したものであり、 BSD と互換性を図るためのものです。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/xargs.1:416
@@ -7381,16 +6857,11 @@ msgid ""
 "whose actual limit is that small.  The B<--show-limits> option can be used "
 "to discover the actual limits in force on the current system."
 msgstr ""
-"POSIX 規格は、 実装に当たって、 B<exec> 関数に対する引数のサイズに上限を設け"
-"ることを認めている。\n"
-"そして、 その上限は、 環境のサイズも含めて、 少なくとも 4096 バイトあればよい"
-"ことになっている。\n"
-"移植性のあるスクリプトを書こうと思ったら、 これより大きいサイズを当てにしては"
-"いけない。\n"
-"もっとも、 実際の上限がそんなに小さい実装に、 筆者は出会ったことがないけれ"
-"ど。\n"
-"B<--show-limits> オプションを使えば、 使用中のシステムで有効な実際の上限を知"
-"ることができる。"
+"POSIX 規格は、 実装に当たって、 B<exec> 関数に対する引数のサイズに上限を設けることを認めています。\n"
+"そして、 その上限は、 環境のサイズも含めて、 少なくとも 4096 バイトあればよいことになっています。\n"
+"移植性のあるスクリプトを書こうと思ったら、 これより大きいサイズを当てにしてはいけません。\n"
+"もっとも、 実際の上限がそんなに小さい実装に、 筆者は出会ったことはありません。\n"
+"B<--show-limits> オプションを使えば、 使用中のシステムで有効な実際の上限を知ることができます。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/xargs.1:436
@@ -7405,16 +6876,12 @@ msgid ""
 "documentation.  The B<-execdir> option of B<find> can often be used as a "
 "more secure alternative."
 msgstr ""
-"B<xargs> を安全に使うことはできません。 なぜなら、 入力ファイルの一覧を作成す"
-"る時間と、 B<xargs> からの実行コマンドがその一覧を使用する時間との間に、 必ず"
-"差が発生するためです。 仮に、 他のユーザーがすでにシステムにアクセスしていた"
-"として、 そのユーザーが、 その一瞬の隙にファイルシステムを操作して、 "
-"B<xargs> が実行するコマンドの動作を、 こちらが意図していないファイルに無理矢"
-"理向けてしまう、 といったことができてしまいます。この議論や、 これに関連する"
-"問題については、 findutils に含まれる Texinfo 文書の「Security "
-"Considerations」という章でもっと細かく述べているので、 参照してください。 な"
-"お、 B<find> の B<-execdir> オプションは、 より安全な方法として B<xargs> の代"
-"わりに利用されることがよくあります。 "
+"B<xargs> を安全に使うことはできません。 なぜなら、 入力ファイルの一覧を作成する時間と、 B<xargs> "
+"からの実行コマンドがその一覧を使用する時間との間に、 必ず差が発生するためです。 仮に、 他のユーザーがすでにシステムにアクセスしていたとして、 "
+"そのユーザーが、 その一瞬の隙にファイルシステムを操作して、 B<xargs> が実行するコマンドの動作を、 "
+"こちらが意図していないファイルに無理矢理向けてしまう、 といったことができてしまいます。この議論や、 これに関連する問題については、 findutils "
+"に含まれる Texinfo 文書の「Security Considerations」という章でもっと細かく述べているので、 参照してください。 なお、 "
+"B<find> の B<-execdir> オプションは、 より安全な方法として B<xargs> の代わりに利用されることがよくあります。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/xargs.1:455
@@ -7426,12 +6893,10 @@ msgid ""
 "of buffer space that B<xargs> uses, and you can also use an extra invocation "
 "of B<xargs> to ensure that very long lines do not occur.  For example:"
 msgstr ""
-"B<-I> オプションを使うと、 標準入力から読み込まれた各行が、 内部的にバッファ"
-"に保存されます。 つまり、 B<-I> オプションをつけたときに、 B<xargs> が受けつ"
-"ける入力 1 行には、 長さの上限があるということです。 この制限を回避するに"
-"は、 B<-s> オプションを使って、 B<xargs> が使用するバッファ領域のサイズを増や"
-"して対処します。 もう 1 つの B<xargs> を追加で実行すれば、 極端に長い行が発生"
-"しないようにできます。たとえば以下です。"
+"B<-I> オプションを使うと、 標準入力から読み込まれた各行が、 内部的にバッファに保存されます。 つまり、 B<-I> オプションをつけたときに、 "
+"B<xargs> が受けつける入力 1 行には、 長さの上限があるということです。 この制限を回避するには、 B<-s> オプションを使って、 "
+"B<xargs> が使用するバッファ領域のサイズを増やして対処します。 もう 1 つの B<xargs> を追加で実行すれば、 "
+"極端に長い行が発生しないようにできます。たとえば以下です。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/xargs.1:457
@@ -7449,14 +6914,11 @@ msgid ""
 "why this discussion appears in the BUGS section.  The problem doesn't occur "
 "with the output of B<find>(1)  because it emits just one filename per line."
 msgstr ""
-"B<xargs> の 1 つめの呼び出しでは、 入力行の長さに上限はありません。 これは "
-"B<-I> オプションを使っていないからです。 B<xargs> の 2 つめの呼び出しには、 "
-"上限設定がありますが、 処理できなくなるような 1 行は、 入ってこないのが明らか"
-"です。こうすることが理想的な解決法というわけではありません。 それよりも、 B<-"
-"I> オプションが長さの制限を設けないでいる方が望ましいことです。 だからこそ、 "
-"この問題を「バグ」セクションで説明しているわけです。 なおこの問題は、 "
-"B<find>(1) の出力では発生しません。 B<find> は 1 行に 1 ファイル名しか出力し"
-"ないためです。"
+"B<xargs> の 1 つめの呼び出しでは、 入力行の長さに上限はありません。 これは B<-I> オプションを使っていないからです。 "
+"B<xargs> の 2 つめの呼び出しには、 上限設定がありますが、 処理できなくなるような 1 行は、 "
+"入ってこないのが明らかです。こうすることが理想的な解決法というわけではありません。 それよりも、 B<-I> "
+"オプションが長さの制限を設けないでいる方が望ましいことです。 だからこそ、 この問題を「バグ」セクションで説明しているわけです。 なおこの問題は、 "
+"B<find>(1) の出力では発生しません。 B<find> は 1 行に 1 ファイル名しか出力しないためです。"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/xargs.1:507
@@ -7471,8 +6933,7 @@ msgstr ""
 #: original/man1/xargs.1:509
 msgid ""
 "Full documentation E<lt>https://www.gnu.org/software/findutils/xargsE<gt>"
-msgstr ""
-"完全なドキュメント E<lt>https://www.gnu.org/software/findutils/xargsE<gt>"
+msgstr "完全なドキュメント E<lt>https://www.gnu.org/software/findutils/xargsE<gt>"
 
 #. type: Plain text
 #: original/man1/xargs.1:511
@@ -7488,11 +6949,8 @@ msgstr "またローカルにおいては B<info xargs> により参照できま
 #~ "Because B<-delete> implies B<-depth>, you cannot usefully use B<-prune> "
 #~ "and B<-delete> together."
 #~ msgstr ""
-#~ "B<警告>:  find のコマンドラインは、 一つの式として評価される点を忘れないで"
-#~ "ください。 したがって一番初めに B<-delete> を指定してしまうと、 B<find> "
-#~ "は、 指定された検索開始ポイント以下を、 すべて削除します。 後々 B<-"
-#~ "delete> を付けた処理を行うつもりで、 B<find> の事前確認を行うのであれば、 "
-#~ "明示的に B<-depth> を指定するようにしてください。 そうすれば、 不測の事態"
-#~ "を避けることができます。 B<-delete> には、 暗に B<-depth> の指定が含まれる"
-#~ "ため、 B<-prune> と B<-delete> をともに指定することは、 意味がありませ"
-#~ "ん。 "
+#~ "B<警告>:  find のコマンドラインは、 一つの式として評価される点を忘れないでください。 したがって一番初めに B<-delete> "
+#~ "を指定してしまうと、 B<find> は、 指定された検索開始ポイント以下を、 すべて削除します。 後々 B<-delete> "
+#~ "を付けた処理を行うつもりで、 B<find> の事前確認を行うのであれば、 明示的に B<-depth> を指定するようにしてください。 "
+#~ "そうすれば、 不測の事態を避けることができます。 B<-delete> には、 暗に B<-depth> の指定が含まれるため、 "
+#~ "B<-prune> と B<-delete> をともに指定することは、 意味がありません。 "