From: ribbon Date: Wed, 4 May 2022 07:03:33 +0000 (+0900) Subject: update GNU_tar X-Git-Url: http://git.osdn.net/view?a=commitdiff_plain;h=31283ff2d2ee9b1e1997c6a5b48178d71a3f9871;p=linuxjm%2Fjm.git update GNU_tar --- diff --git a/manual/GNU_tar/ChangeLog b/manual/GNU_tar/ChangeLog index bf442fc8..2d2d33f5 100644 --- a/manual/GNU_tar/ChangeLog +++ b/manual/GNU_tar/ChangeLog @@ -1,3 +1,7 @@ +2022-05-04 ribbon + + * updat Version 1.34 + Thu Feb 27 10:42:16 JST 2020 Chonan Yoichi * version 1.32 へ更新。翻訳は、佐藤裕一と長南洋一。 diff --git a/manual/GNU_tar/draft/tar.1 b/manual/GNU_tar/draft/tar.1 deleted file mode 100644 index cdb28a5f..00000000 --- a/manual/GNU_tar/draft/tar.1 +++ /dev/null @@ -1,1241 +0,0 @@ -.\" This file is part of GNU tar. -*- nroff -*- -.\" Copyright 2013-2019 Free Software Foundation, Inc. -.\" -.\" GNU tar is free software; you can redistribute it and/or modify -.\" it under the terms of the GNU General Public License as published by -.\" the Free Software Foundation; either version 3 of the License, or -.\" (at your option) any later version. -.\" -.\" GNU tar is distributed in the hope that it will be useful, -.\" but WITHOUT ANY WARRANTY; without even the implied warranty of -.\" MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE. See the -.\" GNU General Public License for more details. -.\" -.\" You should have received a copy of the GNU General Public License -.\" along with this program. If not, see . -.\"******************************************************************* -.\" -.\" This file was generated with po4a. Translate the source file. -.\" -.\"******************************************************************* -.TH TAR 1 "February 4, 2019" TAR "GNU TAR Manual" -.SH 名前 -tar \- アーカイブユーティリティ -.SH 書式 -.SS 伝統的な使用法 -\fBtar\fP {\fBA\fP|\fBc\fP|\fBd\fP|\fBr\fP|\fBt\fP|\fBu\fP|\fBx\fP}[\fBGnSkUWOmpsMBiajJzZhPlRvwo\fP] -[\fIARG\fP...] -.SS "UNIX スタイルの使用法" -.sp -\fBtar\fP \fB\-A\fP [\fIOPTIONS\fP] \fIARCHIVE\fP \fIARCHIVE\fP -.sp -\fBtar\fP \fB\-c\fP [\fB\-f\fP \fIARCHIVE\fP] [\fIOPTIONS\fP] [\fIFILE\fP...] -.sp -\fBtar\fP \fB\-d\fP [\fB\-f\fP \fIARCHIVE\fP] [\fIOPTIONS\fP] [\fIFILE\fP...] -.sp -\fBtar\fP \fB\-t\fP [\fB\-f\fP \fIARCHIVE\fP] [\fIOPTIONS\fP] [\fIMEMBER\fP...] -.sp -\fBtar\fP \fB\-r\fP [\fB\-f\fP \fIARCHIVE\fP] [\fIOPTIONS\fP] [\fIFILE\fP...] -.sp -\fBtar\fP \fB\-u\fP [\fB\-f\fP \fIARCHIVE\fP] [\fIOPTIONS\fP] [\fIFILE\fP...] -.sp -\fBtar\fP \fB\-x\fP [\fB\-f\fP \fIARCHIVE\fP] [\fIOPTIONS\fP] [\fIMEMBER\fP...] -.SS "GNU スタイルの使用法" -.sp -\fBtar\fP {\fB\-\-catenate\fP|\fB\-\-concatenate\fP} [\fIOPTIONS\fP] \fIARCHIVE\fP \fIARCHIVE\fP -.sp -\fBtar\fP \fB\-\-create\fP [\fB\-\-file\fP \fIARCHIVE\fP] [\fIOPTIONS\fP] [\fIFILE\fP...] -.sp -\fBtar\fP {\fB\-\-diff\fP|\fB\-\-compare\fP} [\fB\-\-file\fP \fIARCHIVE\fP] [\fIOPTIONS\fP] -[\fIFILE\fP...] -.sp -\fBtar\fP \fB\-\-delete\fP [\fB\-\-file\fP \fIARCHIVE\fP] [\fIOPTIONS\fP] [\fIMEMBER\fP...] -.sp -\fBtar\fP \fB\-\-append\fP [\fB\-f\fP \fIARCHIVE\fP] [\fIOPTIONS\fP] [\fIFILE\fP...] -.sp -\fBtar\fP \fB\-\-list\fP [\fB\-f\fP \fIARCHIVE\fP] [\fIOPTIONS\fP] [\fIMEMBER\fP...] -.sp -\fBtar\fP \fB\-\-test\-label\fP [\fB\-\-file\fP \fIARCHIVE\fP] [\fIOPTIONS\fP] [\fILABEL\fP...] -.sp -\fBtar\fP \fB\-\-update\fP [\fB\-\-file\fP \fIARCHIVE\fP] [\fIOPTIONS\fP] [\fIFILE\fP...] -.sp -\fBtar\fP \fB\-\-update\fP [\fB\-f\fP \fIARCHIVE\fP] [\fIOPTIONS\fP] [\fIFILE\fP...] -.sp -\fBtar\fP {\fB\-\-extract\fP|\fB\-\-get\fP} [\fB\-f\fP \fIARCHIVE\fP] [\fIOPTIONS\fP] -[\fIMEMBER\fP...] -.SH 注記 -この man ページは GNU \fBtar\fP の簡単な説明である。 使用例や推奨される使い方を含む詳しい議論については、texinfo 形式の -\fBGNU Tar Manual\fP をご覧になっていただきたい。\fBinfo\fP リーダーと tar -関連文書が御使用のシステムに正しくインストールされているなら、コマンド -.PP -.RS +4 -\fBinfo tar\fP -.RE -.PP -で詳細なマニュアルが読めるはずである。 -.PP -詳細なマニュアルは、 \fBemacs\fP(1) の info モードでも閲覧することができる。 -また、下記のサイトに行けば、様々な形式にした詳細マニュアルのオンライン版を見つけることができる。 -.PP -.RS +4 -\fBhttp://www.gnu.org/software/tar/manual\fP -.RE -.PP -この man ページと \fBGNU Tar Manual\fP の内容に食い違いがある場合は、後者の方が信頼できる情報源である。 -.SH 説明 -GNU \fBtar\fP は、アーカイブプログラムである。 -アーカイブプログラムとは、複数のファイルを 1 個のファイル (\fBアーカイブ\fP) -に格納したり、そうしたアーカイブを操作したりするためのプログラムだ。 -アーカイブは、通常ファイルであってもよく、デバイスであってもよい -(後者の一例がテープドライブであり、このプログラムの名前は、そこから来ている。 -すなわち、\fBt\fPape \fBar\fPchiver ということだ)。 -そうしたファイルやデバイスは、ローカルマシンにあってもよく、リモートマシンにあってもよい。 -.PP - -.SS オプション形式 -GNU \fBtar\fP のオプションは、3 つの異なる形式で指定できる。\fB伝統的なスタイル\fP -では、最初の引き数は、オプション文字の集まりであり、それに続くすべての引き数は、 -そうしたオプションが引き数を要求する場合に、その引き数になる。 -なお、そうした引き数は、オプション文字と同じ順番で読み込まれる。 -すべてのオプションの処理が終わった後で、コマンドラインに残っている単語があれば、 -それは、オプションとは関係のない引き数として扱われる。 -すなわち、ファイルやアーカイブメンバーの名前である。 -.PP -たとえば、\fBc\fP オプションは、アーカイブの作成を指示し、\fBv\fP オプションは、 -やっていることを表示するように要求し、\fBf\fP オプションは、 -操作対象のアーカイブ名を引き数に取る。 -伝統的なスタイルで書かれた次のコマンドは、ディレクトリ \fB/etc\fP -のすべてのファイルをアーカイブファイル \fBetc.tar\fP -に格納し、どんなファイルをアーカイブに入れたか、詳しいリストを表示せよと -tar に命じている。 -.PP -.EX -\fBtar cfv etc.tar /etc\fP -.EE -.PP -\fBUNIX スタイル\fP、すなわち\fB短いオプション形式\fPでは、 -他のコマンドラインユーティリティと同様に、各オプション文字には、 -1 個のダッシュがその前に付く。オプションが引き数を取る場合は、引き数はその後に続く。 -引き数は、コマンドライン上の独立した単語としてオプションとの間にスペースを置いて指定してもよく、 -スペースを挟まずオプションに直接続けてもよい。ただし、オプションの引き数が\fB任意である\fP -(訳注: あることも、ないこともある) 場合は、その引き数は \fB\-g/tmp/snar.db\fP -のように、オプション文字の後にスペースなしで続けなければならない。 -.PP -引き数をとらないオプションは、1 個のダッシュの後に何個でもまとめて指定できる。 たとえば、\fB\-vkp\fP のようにだ。引き数を -(必須であれ任意であれ) 取るオプションがあったら、ひとつにまとめたオプションの最後に置けばよい。 \fB\-vkpf a.tar\fP がその一例である。 -.PP -上で例示したコマンドは、 \fB短いオプション形式\fPで書けば、以下のようになるだろう。 -.PP -.EX -\fBtar \-cvf etc.tar /etc\fP -または、 -\fBtar \-c \-v \-f etc.tar /etc\fP -.EE -.PP -\fBGNU スタイル\fP、すなわち\fB長いオプション形式\fPでは、 各オプションは、2 個のダッシュに続く意味を持った名前であり、 -小文字とダッシュから構成されている。使用に当たって、長いオプションは、 -曖昧さを生じないかぎり、最初の数文字に短縮できる。長いオプションに対する引き数は、 そのオプションの直後にコマンドライン上の独立した単語として (訳注: -すなわち、間にスペースを置いて) 指定するか、あるいは、オプションとの間を等号 (=) で区切り、等号の前後にはスペースを入れずに指定する。 -指定するかしないかが任意の引き数では、必ず後者の書式を使わなければならない。 -.PP -上記のコマンド例をこの形式で書くには、次のようないくつかの方法がある。 -.PP -.EX -\fBtar \-\-create \-\-file etc.tar \-\-verbose /etc\fP -.EE -または (オプションをいくつか短縮して)、 -.EX -\fBtar \-\-cre \-\-file=etc.tar \-\-verb /etc\fP -.EE -.PP -オプションは、3 種の形式すべてを混ぜて使うことができるが、 伝統的なオプションを混ぜて使うのはお勧めできない。 -.SS 操作モード -以下に列挙したオプションは、GNU \fBtar\fP にかくかくしかじかの操作をせよと命ずるものだ。 -指定するのは、この内のただ 1 つでなければならない。 -オプションの引き数ではない引き数がどんな意味になるかは、要求した操作モード次第である。 -.TP -\fB\-A\fP, \fB\-\-catenate\fP, \fB\-\-concatenate\fP -アーカイブを別のアーカイブの末尾に追加する。 -引き数は追加するアーカイブの名前と見なされる。すべての追加するアーカイブは、 -追加される側のアーカイブ (訳注: これは \fB\-f\fP オプションの引き数で指定する) -と同じ形式でなければならない。そうでないと、作成されたアーカイブが、GNU 以外の -\fBtar\fP の実装で使えなくなる可能性がある。 -なお、注意してほしいが、2 個以上のアーカイブを引き数として指定した場合に、1 -番目のアーカイブ以外のアーカイブのメンバーが、作成されたアーカイブでアクセスできるのは、 -\fB\-i\fP (\fB\-\-ignore\-zeros\fP) オプションを使用した場合だけである。 - -圧縮したアーカイブの結合はできない。 -.TP -\fB\-c\fP, \fB\-\-create\fP -新しいアーカイブを作成する。 -引き数はアーカイブに入れるファイルの名前である -(訳注: 作成するアーカイブファイルの名前は、\fB\-f\fP オプションの引き数で指定する)。 -\fB\-\-no\-recursion\fP オプションが指定されないかぎり、ディレクトリは再帰的にアーカイブされる。 -.TP -\fB\-d\fP, \fB\-\-diff\fP, \fB\-\-compare\fP -アーカイブとファイルシステムの間に相違があるかどうかを調べる。 -引き数は任意だが、指定するなら、比較したいアーカイブのメンバーである。 -指定しない場合は、カレントワーキングディレクトリを指定したものと見なされる。 -(訳注: info マニュアルの説明は少し違い、「メンバーを 1 つも指定しない場合、 -\fBtar\fP は全アーカイブを比較する」となっている。) -.TP -\fB\-\-delete\fP -アーカイブから削除する。引き数はアーカイブから削除するメンバーの名前である。少なくとも -1 つは引き数を指定しなければならない。 - -このオプションは圧縮したアーカイブには使えない。 これと等価な短いオプションはない。 -.TP -\fB\-r\fP, \fB\-\-append\fP -アーカイブの最後にファイルを追加する。引き数の意味は、\fB\-c\fP (\fB\-\-create\fP) -と同じである。 -.TP -\fB\-t\fP, \fB\-\-list\fP -アーカイブの内容一覧を表示する。引き数は任意である。 引き数が指定された場合は、表示すべきメンバーの名前となる。 -.TP -\fB\-\-test\-label\fP -アーカイブのボリュームラベルをテストして終了する。 -引き数を指定せずに使用すると、ボリュームラベルを (もしあれば) -表示し、ステータス \fB0\fP で終了する。1 つ以上のコマンドライン引き数を指定すると、\fBtar\fP -はボリュームラベルを各引き数と比較する。引き数にマッチするラベルがあった場合は、コード -\fB0\fP で終了し、なかった場合は、 -コード \fB1\fP で終了する。その際、\fB\-v\fP (\fB\-\-verbose\fP) -オプションが一緒に指定されないかぎり、出力には何も表示されない。 - -これと等価な短いオプションはない。 -.TP -\fB\-u\fP, \fB\-\-update\fP -アーカイブ内の同名のコピーより新しいファイルだけを追加する。 -引き数の意味は、\fB\-c\fP や \fB\-r\fP オプションと同じである。 -気を付けてほしいが、新しいファイルが、古いアーカイブコピーに置き換わるわけではない。 -そうではなくて、アーカイブの末尾に追加されるのである。 -従って、作成されたアーカイブには、 -同じファイルの様々なバージョンに当たる、同じ名前の複数のメンバーが含まれることがある。 -.TP -\fB\-x\fP, \fB\-\-extract\fP, \fB\-\-get\fP -アーカイブからファイルを抽出する。引き数は任意である。 引き数が指定された場合、抽出するアーカイブメンバーの名前となる。 -.TP -.TP -\fB\-\-show\-defaults\fP -\fBtar\fP のいくつかのオプションについて組み込みのデフォルトを表示して、終了する。 引き数は指定できない。 -.TP -\fB\-?\fP, \fB\-\-help\fP -簡単なオプションのサマリーを表示して、終了する。 引き数は指定できない。 -.TP -\fB\-\-usage\fP -指定可能なオプションのリストを表示して、終了する。 引き数は指定できない。 -.TP -\fB\-\-version\fP -プログラムのバージョンと著作権情報を表示して、終了する。 -.SH オプション -.SS 操作の調節 -.TP -\fB\-\-check\-device\fP -インクリメンタルアーカイブを作成する際に、デバイス番号をチェックする (デフォルト)。 -.TP -\fB\-g\fP, \fB\-\-listed\-incremental\fP=\fIFILE\fP -新 GNU 形式のインクリメンタルバックアップを取り扱う。 -\fIFILE\fP は\fBスナップショットファイル\fPの名前である -(訳注: このオプションの引き数 \fIFILE\fP の指定は必須である)。tar -はそこに補助情報を記録しておき、その情報を使って、前回のインクリメンタルダンプの後で、 -どのファイルが変更され、従って、再度ダンプしなければならないかを判断する。 -アーカイブの作成時に \fIFILE\fP が存在しない場合は、\fIFILE\fP -が作られ、すべてのファイルが作成されるアーカイブに格納されることになる -(これが \fBlevel 0\fP のダンプである)。\fBN\fP が 0 ではない level \fBN\fP -のインクリメンタルアーカイブを作成するには、level \fBN\-1\fP -のアーカイブを作成したときに出来たスナップショットファイルのコピーを作って、それを -\fIFILE\fP として使用すればよい。 - -アーカイブの内容表示やメンバーの抽出の際には、\fIFILE\fP -の中身が実際に調べられるわけではない。tar の文法上 -\fB\-\-listed\-incremental\fP は引き数を取ることになっているので、\fIFILE\fP -の指定が必要なだけなのだ。それ故、\fIFILE\fP として \fB/dev/null\fP -を使うのは、常套手段である。 -.TP -\fB\-\-hole\-detection\fP=\fIMETHOD\fP -スパースファイル (sparse file) の穴 (hole) の検出に -\fIMETHOD\fP を使う。このオプションは、\fB\-\-sparse\fP -を暗黙裡に設定する。\fIMETHOD\fP に指定できる値は、\fBseek\fP と \fBraw\fP -である。デフォルトは \fBseek\fP であり、使用できない場合は \fBraw\fP を使う。 -.TP -\fB\-G\fP, \fB\-\-incremental\fP -旧 GNU 形式のインクリメンタルバックアップを取り扱う。 -.TP -\fB\-\-ignore\-failed\-read\fP -読み込み不能なファイルがあっても、ゼロ以外の返り値で終了しない。 -.TP -\fB\-\-level\fP=\fINUMBER\fP -作成するリスト化インクリメンタルアーカイブ -(訳注: すなわち、新 GNU 形式のインクリメンタルアーカイブ) -のダンプレベルを設定する。 現在のところ、\fB\-\-level=0\fP -のみが意味を持つ。 これを指定すると、\fBtar\fP -はダンプする前にスナップショットファイルをサイズ 0 -に短縮し、 強制的にレベル 0 のダンプにする。 -.TP -\fB\-n\fP, \fB\-\-seek\fP -アーカイブがシーク (seek) 可能であると見なす。通常、\fBtar\fP は、 -アーカイブがシーク可能であるか否かを自動的に判断する。 -このオプションは、そうした判断がうまく行かない場合に使うためのものである。 -このオプションは、アーカイブを読み込むためにオープンしている場合にのみ効果がある -(たとえば、 \fB\-\-list\fP または \fB\-\-extract\fP オプションが指定されている場合)。 -.TP -\fB\-\-no\-check\-device\fP -インクリメンタルアーカイブを作成する際に、デバイス番号をチェックしない。 -.TP -\fB\-\-no\-seek\fP -アーカイブがシーク可能でないと見なす。 -.TP -\fB\-\-occurrence\fP[=\fIN\fP] -アーカイブ中の各ファイルについて、\fIN\fP 番目に現れるものだけを処理の対象にする。 このオプションは、サブコマンド \fB\-\-delete\fP, -\fB\-\-diff\fP, \fB\-\-extract\fP, \fB\-\-list\fP の 1 つとともに使用し、 しかも、ファイルのリストを、コマンドライン上、または -\fB\-T\fP オプションで指定している場合にのみ、有効である。オプション引き数 \fIN\fP の指定は任意だが、デフォルトでは \fB1\fP -になっている。(訳注: \-r や \-u オプションを使った場合、アーカイブ中に同名のメンバーが複数存在することがある。 -そうした場合に、何番目のメンバーを抽出などの対象にするかを指名するのである。) -.TP -\fB\-\-restrict\fP -有害かもしれないいくつかのオプションを無効化する。 -.TP -\fB\-\-sparse\-version\fP=\fIMAJOR\fP[.\fIMINOR\fP] -スパースファイルで使用するスパースフォーマットのバージョンを指定する。 このオプションは \fB\-\-sparse\fP を暗黙裡に設定する。 -引き数に指定できる値は、 \fB0.0\fP, \fB0.1\fP, \fB1.0\fP のいずれかである。 スパースフォーマットについての詳しい議論については、 -\fBGNU Tar Manual\fP, appendix \fBD\fP, "\fBSparse Formats\fP" をご覧いただきたい。\fBinfo\fP -リーダーを使用する場合は、コマンド \fBinfo tar 'Sparse Formats'\fP で読むことができる。 -.TP -\fB\-S\fP, \fB\-\-sparse\fP -スパースファイルを効率的に取り扱う。ファイルシステム上のファイルの中には、 -実際の書き込みが一度も行われていないセグメントを含むものがある -(そうしたものが \fBDBM\fP -のようなシステムで作られたデータベースファイルだったりするのは、よくあることだ)。 -このオプションを指定すると、\fBtar\fP は、ファイルをアーカイブに入れる前に、 -それがスパースファイルかどうかを判断しようとする。 -そして、もしそうなら、ファイル中の空っぽの部分をダンプしないことによって、 -生成するアーカイブのサイズを小さくする。 -.SS 上書きの制御 -以下のオプションは、アーカイブからファイルを抽出することによって、 -ディスク上にある同名ファイルの上書きが生じる場合の tar の挙動を制御する。 -.TP -\fB\-k\fP, \fB\-\-keep\-old\-files\fP -抽出時に、既存のファイルを置き換えない。 -.TP -\fB\-\-keep\-newer\-files\fP -既存のファイルがアーカイブコピーより新しい場合、それを置き換えない。 -.TP -\fB\-\-keep\-directory\-symlink\fP -抽出する際に、ディレクトリを指す同名のシンボリックリンクがすでに存在している場合は、 -それをアーカイブ中の実ディレクトリで置き換えない。(訳注: -その場合は、そのシンボリックの参照先にアーカイブ中のディレクトリの中身を展開する。 -このオプションを指定しないデフォルトでは、まずシンボリックリンクを消去し、 -それからディレクトリの抽出を行うことになる。) -.TP -\fB\-\-no\-overwrite\-dir\fP -既存のディレクトリのメタデータを変更しない。 -.TP -\fB\-\-one\-top\-level\fP[\fB=\fP\fIDIR\fP] -すべてのファイルを \fIDIR\fP に抽出する。引き数なしで使用すると、 -アーカイブのベースネームにちなんだ名前のサブディレクトリに抽出することになる -(詳しく言うと、アーカイブのベースネームから \fB\-\-auto\-compress\fP -で認識される標準的な圧縮ファイルの拡張子を取り去ったもの)。 -.TP -\fB\-\-overwrite\fP -抽出時に、既存ファイルを上書きする。 -.TP -\fB\-\-overwrite\-dir\fP -抽出時に、既存ディレクトリのメタデータを上書きする (デフォルト)。 -.TP -\fB\-\-recursive\-unlink\fP -ディレクトリを抽出する前に、同名のディレクトリにあるすべてのファイルを再帰的に削除する。 -.TP -\fB\-\-remove\-files\fP -ファイルをアーカイブに追加した後で、ディスクからファイルを削除する。 -.TP -\fB\-\-skip\-old\-files\fP -抽出時に、既存のファイルを上書きせず、何のメッセージも出さずにスキップする -(訳注: なお、\fB\-\-keep\-old\-files\fP と違い、こちらは返り値がエラーにならない)。 -.TP -\fB\-U\fP, \fB\-\-unlink\-first\fP -抽出する際に、上書きするファイルをまず削除する。 -.TP -\fB\-W\fP, \fB\-\-verify\fP -アーカイブを書き込んだ後で照合する。 -.SS 出力ストリームに関する選択 -.TP -\fB\-\-ignore\-command\-error\fP -.TP -サブプロセスの終了コードを無視する。 -.TP -\fB\-\-no\-ignore\-command\-error\fP -子プロセスの 0 以外の終了コードをエラーとして扱う (デフォルト)。 -.TP -\fB\-O\fP, \fB\-\-to\-stdout\fP -ファイルを標準出力に抽出する。 -.TP -\fB\-\-to\-command\fP=\fICOMMAND\fP -抽出したファイルをパイプで \fICOMMAND\fP に渡す。 -このオプションの引き数は、外部プログラムのパス名であり、 -コマンドライン引き数を付けて指定することもできる。外部プログラムが起動されると、 -抽出されたファイルの内容が、そのプログラムの標準入力に渡される。また、 -追加的なデータが、以下の環境変数を通して外部プログラムに渡されることになる。 -.RS -.TP -\fBTAR_FILETYPE\fP -ファイルのタイプ。1 文字からなり、以下の意味がある。 -.sp -.nf -.ta 8n 20n - f 通常ファイル - d ディレクトリ - l シンボリックリンク - h ハードリンク - b ブロックデバイス - c キャラクタデバイス -.fi - -現在のところサポートされているのは、通常ファイルだけである。 -.TP -\fBTAR_MODE\fP -ファイルの許可属性。8 進数。 -.TP -\fBTAR_FILENAME\fP -ファイル名。 -.TP -\fBTAR_REALNAME\fP -アーカイブに格納されているファイル名。 -.TP -\fBTAR_UNAME\fP -ファイルの所有者名。 -.TP -\fBTAR_GNAME\fP -ファイルの所有グループ名。 -.TP -\fBTAR_ATIME\fP -最終アクセス日時。これは、the Epoch からの秒数を表す 10 進数である。 -アーカイブの日時がナノ秒の精度の場合、タイムスタンプの小数点の後ろにナノ秒の部分が付く。 -.TP -\fBTAR_MTIME\fP -最終更新日時。 -.TP -\fBTAR_CTIME\fP -最終ステータス変更日時。 -.TP -\fBTAR_SIZE\fP -ファイルのサイズ。 -.TP -\fBTAR_UID\fP -ファイルの所有者の UID。 -.TP -\fBTAR_GID\fP -ファイルの所有グループの GID。 -.RE -.RS - -さらに、以下の環境変数に \fBtar\fP の操作モードや処理対象のアーカイブについての情報が含まれている。 -.TP -\fBTAR_VERSION\fP -GNU \fBtar\fP のバージョン番号。 -.TP -\fBTAR_ARCHIVE\fP -\fBtar\fP が処理中のアーカイブの名前。 -.TP -\fBTAR_BLOCKING_FACTOR\fP -現在のブロッキング係数。すなわち、1 レコードを構成する 512 バイトのブロック数。 -.TP -\fBTAR_VOLUME\fP -\fBtar\fP が処理中のボリューム番号 -(複数ボリュームのアーカイブを読み込んでいる場合に設定される)。 -.TP -\fBTAR_FORMAT\fP -処理しているアーカイブのフォーマット。\fBgnu\fP, \fBoldgnu\fP, \fBposix\fP, -\fBustar\fP, \fBv7\fP の内の 1 つ。\fBTAR_SUBCOMMAND\fP -\fBtar\fP が実行中の操作を表す短いオプション -(前に 1 個のダッシュが付いたもの)。 -.RE -.SS ファイル属性の操作 -.TP -\fB\-\-atime\-preserve\fP[=\fIMETHOD\fP] -ダンプの対象にした元ファイルのアクセス日時を変更しない。 その方法には、ファイルを読み込んだ後でアクセス日時を元に戻すやり方 -(\fIMETHOD\fP=\fBreplace\fP、デフォルト) と、最初からアクセス日時を変更しないやり方 (\fIMETHOD\fP=\fBsystem\fP) -の二つがある。 -.TP -\fB\-\-delay\-directory\-restore\fP -抽出したディレクトリの更新日時や許可属性の決定を、抽出の最後まで遅らせる。 -メンバーの順番が通常とは違っているアーカイブから抽出する際には、このオプションを使用するとよい。 -(訳注: info tar の "Directory Modification Times and Permissions" を参照。) -.TP -\fB\-\-group\fP=\fINAME\fP[:\fIGID\fP] -アーカイブに入れるファイルの所有グループを \fINAME\fP にする。 \fIGID\fP まで指定しない場合、\fINAME\fP はグループ名でも、GID -番号でもよい。 その場合、指定しない方 (GID、またはグループ名) は、使用中のホストのグループデータベースから推測されることになる。 - -\fB\-\-group\-map\fP=\fIFILE\fP と一緒に使われたときは、 所有グループが \fIFILE\fP -のリストに載っていないファイルに対してのみ効果がある。 -.TP -\fB\-\-group\-map\fP=\fIFILE\fP -グループ変換マップを \fIFILE\fP から読み込む。空行は無視する。 コメントは \fB#\fP で始まり、行末まで続く。\fIFILE\fP -の空行以外の各行では、1 つのグループ変換を定義する。各行は、任意の数のホワイトスペース (訳注: 空白やタブ) で区切られた 2 -つのフィールドから構成されていなければならない。 すなわち、次のような形である。 - -.EX -\fIOLDGRP\fP \fINEWGRP\fP[\fB:\fP\fINEWGID\fP] -.EE - -\fIOLDGRP\fP は有効なグループ名か、\fB+\fP を前に付けた GID である。 \fINEWGID\fP を指定しない場合は、\fINEWGRP\fP -の方も、やはり有効なグループ名か、 \fB+\fP\fIGID\fP でなければならない。\fINEWGID\fP まで指定した場合は、\fINEWGRP\fP と -\fINEWGID\fP のどちらも、システムのグループデータベースに載っている必要はない。 - -つまるところ、所有グループ \fIOLDGRP\fP の各入力ファイルが、所有グループを -\fINEWGRP\fP、GID を \fINEWGID\fP としてアーカイブに格納されることになる。 -.TP -\fB\-\-mode\fP=\fICHANGES\fP -アーカイブに入れるファイルの許可属性を、シンボルによる指定で \fICHANGES\fP にする (訳注: 実際には 8 進数による指定も可能)。 -.TP -\fB\-\-mtime\fP=\fIDATE\-OR\-FILE\fP -アーカイブに入れるファイルの mtime を設定する。\fIDATE\-OR\-FILE\fP は、 -ほぼ任意のフォーマットの日付/時刻、または既存ファイルの名前である。 後者の場合、そのファイルの mtime が使われる。 -.TP -\fB\-m\fP, \fB\-\-touch\fP -ファイルの更新日時 (mtime) を抽出しない。 -.TP -\fB\-\-no\-delay\-directory\-restore\fP -前に指定した \fB\-\-delay\-directory\-restore\fP オプションの効果を取り消す。 -.TP -\fB\-\-no\-same\-owner\fP -実行ユーザ自身の資格でファイルを抽出する (一般ユーザのデフォルト)。 -.TP -\fB\-\-no\-same\-permissions\fP -アーカイブから許可属性を抽出する際、実行ユーザの umask を適用する (一般ユーザのデフォルト)。 -.TP -\fB\-\-numeric\-owner\fP -ユーザ/グループ名に常に番号を使う。 -.TP -\fB\-\-owner\fP=\fINAME\fP[:\fIUID\fP] -アーカイブに入れるファイルの所有者を \fINAME\fP にする。 \fIUID\fP まで指定しない場合、\fINAME\fP はユーザ名でも、UID 番号でもよい。 -その場合、指定しない方 (UID、またはユーザ名) は、使用中のホストのユーザデータベースから推測されることになる。 - -\fB\-\-owner\-map\fP=\fIFILE\fP と一緒に使われたときは、 所有者が \fIFILE\fP のリストに載っていないファイルに対してのみ効果がある。 -.TP -\fB\-\-owner\-map\fP=\fIFILE\fP -所有者変換マップを \fIFILE\fP から読み込む。空行は無視する。 コメントは \fB#\fP で始まり、行末まで続く。\fIFILE\fP -の空行以外の各行では、1 つの UID 変換を定義する。各行は、任意の数のホワイトスペース (訳注: 空白やタブ) で区切られた 2 -つのフィールドから構成されていなければならない。 すなわち、次のような形である。 - -.EX -\fIOLDUSR\fP \fINEWUSR\fP[\fB:\fP\fINEWUID\fP] -.EE - -\fIOLDUSR\fP は有効なユーザ名か、\fB+\fP を前に付けた UID である。 \fINEWUID\fP を指定しない場合は、\fINEWUSR\fP -の方も、やはり有効なユーザ名か、 \fB+\fP\fIUID\fP でなければならない。\fINEWUID\fP まで指定した場合は、\fINEWUSR\fP と -\fINEWUID\fP のどちらも、システムのユーザデータベースに載っている必要はない。 - -つまるところ、所有者 \fIOLDUSR\fP の各入力ファイルが、所有者名を -\fINEWUSR\fP、UID を \fINEWUID\fP としてアーカイブに格納されることになる。 -.TP -\fB\-p\fP, \fB\-\-preserve\-permissions\fP, \fB\-\-same\-permissions\fP -ファイルの許可属性に関する情報を抽出する (スーパーユーザのデフォルト)。 -.TP -\fB\-\-same\-owner\fP -アーカイブ中のものと同じ所有者属性を付けて、ファイルを抽出しようと試みる -(スーパーユーザのデフォルト)。 -.TP -\fB\-s\fP, \fB\-\-preserve\-order\fP, \fB\-\-same\-order\fP -引き数である抽出すべきファイルの名前が、アーカイブ中と同じ順番でソートされていると tar に知らせる。(訳注: info tar の "Same -Order" と "Option Summary" に詳しい説明がある。それがわかりやすい。) -.TP -\fB\-\-sort=\fP\fIORDER\fP -アーカイブを作成する際に、ディレクトリエントリを \fIORDER\fP に基づいてソートする。 \fIORDER\fP は \fBnone\fP, \fBname\fP, -\fBinode\fP のいずれかである。 - -デフォルトは \fB\-\-sort=none\fP であり、 オペレーティングシステムが返すのと同じ順番でメンバーをアーカイブする。 - -\fB\-\-sort=name\fP は、作成されるアーカイブのメンバーの並び順を一定で、再現可能なものにする。 - -\fB\-\-sort=inode\fP を使うと、アーカイブを作成する際のディスクシークの回数を減らし、 -そうすることで、実行時間をかなりスピードアップすることができる。 このソート順は、下層で動いているシステムが必要な情報を提供する場合にのみ使用できる。 -.SS 拡張ファイル属性 -.TP -\fB\-\-acls\fP -POSIX ACL のサポートを有効にする。 -.TP -\fB\-\-no\-acls\fP -POSIX ACL のサポートを無効にする。 -.TP -\fB\-\-selinux\fP -SELinux コンテキストのサポートを有効にする。 -.TP -\fB\-\-no\-selinux\fP -SELinux コンテキストのサポートを無効にする。 -.TP -\fB\-\-xattrs\fP -拡張属性のサポートを有効にする。 -.TP -\fB\-\-no\-xattrs\fP -拡張属性のサポートを無効にする。 -.TP -\fB\-\-xattrs\-exclude=\fP\fIPATTERN\fP -xattr のキー (訳注: 拡張属性の名前) -について、格納や抽出から除外するパターンを指定する。\fIPATTERN\fP は POSIX -の正規表現である。たとえば、\fB\-\-xattrs\-exclude='^user.'\fP -と指定すれば、名前空間 user の属性を除外することになる。 -.TP -\fB\-\-xattrs\-include=\fP\fIPATTERN\fP -xattr のキーについて、格納や抽出時にインクルードするパターンを指定する。 -\fIPATTERN\fP は POSIX の正規表現である。 -.SS デバイスの選択と交換 -.TP -\fB\-f\fP, \fB\-\-file\fP=\fIARCHIVE\fP -アーカイブファイルまたはアーカイブデバイスとして \fIARCHIVE\fP を使用する。 このオプションを指定しない場合、\fBtar\fP は、まず環境変数 -`TAPE' を調べ、 設定されていれば、その値をアーカイブ名として使用する。 設定されていない場合は、コンパイル時に埋め込まれたデフォルトを使う。 -デフォルトの値は \fB\-\-show\-defaults\fP オプションを使って調べることができる。また、\fBtar \-\-help\fP -の出力の末尾を見てもわかる。 - -アーカイブ名にコロンが含まれている場合、それは、リモートマシンのファイルかデバイスである。 -コロンの前の部分はマシン名または -IP アドレスと見なされ、コロンの後の部分はファイルまたはデバイスのパス名と見なされる。 -例を挙げよう。 - -.EX -\-\-file=remotehost:/dev/sr0 -.EE - -そうしたければ、ホスト名の前にユーザ名を付けることもできる。その場合は、両者の間に \fB@\fP 記号を置く。 - -デフォルトでは、リモートホストは \fBrsh\fP(1) コマンドを使ってアクセスされる。 最近では、代わりに \fBssh\fP(1) -を使うのが一般的である。 そうしたい場合は、以下のコマンドラインオプションを指定すればよい。 - -.EX -\-\-rsh\-command=/usr/bin/ssh -.EE - -リモートマシンには \fBrmt\fP(8) コマンドがインストールされていなければならない。 そのパス名が \fBtar\fP のデフォルトと一致しない場合は、 -\fB\-\-rmt\-command\fP オプションを使って正しいパス名を \fBtar\fP に知らせることができる。 -.TP -\fB\-\-force\-local\fP -アーカイブファイル名にコロンが含まれていてもローカルファイルとして扱う。 -.TP -\fB\-F\fP, \fB\-\-info\-script\fP=\fICOMMAND\fP, \fB\-\-new\-volume\-script\fP=\fICOMMAND\fP -各テープの終わりに \fICOMMAND\fP を実行する (\fB\-M\fP が暗黙裡に設定される)。 -コマンドには引き数を含めることができる。コマンドは起動されるとき、\fBtar\fP -の環境変数に加えて、以下の環境変数を継承する。 -.RS -.TP -\fBTAR_VERSION\fP -GNU \fBtar\fP のバージョン番号。 -.TP -\fBTAR_ARCHIVE\fP -\fBtar\fP が処理中のアーカイブの名前。 -.TP -\fBTAR_BLOCKING_FACTOR\fP -現在のブロッキング係数。すなわち、1 レコードを構成する 512 バイトのブロック数。 -.TP -\fBTAR_VOLUME\fP -\fBtar\fP が処理中のボリューム番号 -(複数ボリュームのアーカイブを読み込んでいる場合に設定される)。 -.TP -\fBTAR_FORMAT\fP -処理しているアーカイブのフォーマット。\fBgnu\fP, \fBoldgnu\fP, \fBposix\fP, -\fBustar\fP, \fBv7\fP の内の 1 つ。 -.TP -\fBTAR_SUBCOMMAND\fP -\fBtar\fP が実行中の操作を表す短いオプション -(前に 1 個のダッシュが付いたもの)。 -.TP -\fBTAR_FD\fP -新しいボリューム名を \fBtar\fP -に伝えるために使うことができるファイルディスクリプタ。 -.RE -.RS - -指定された info script が失敗した場合、\fBtar\fP -は終了する。成功した場合は、次のボリュームの書き込みを始める。 -.RE -.TP -\fB\-L\fP, \fB\-\-tape\-length\fP=\fIN\fP -\fIN\fPx1024 バイトを書き込んだ後、テープを入れ替える。 -\fIN\fP にはサイズを表す接尾辞 (下記の「\fBサイズ接尾辞\fP」を参照) -を付けることができる。そうした接尾辞は 1024 の代わりに使う乗数を指定している。 - -このオプションは \fB\-M\fP を暗黙裡に設定する。 -.TP -\fB\-M\fP, \fB\-\-multi\-volume\fP -マルチボリュームアーカイブの作成/内容表示/抽出を行う。 -.TP -\fB\-\-rmt\-command\fP=\fICOMMAND\fP -リモートアーカイブにアクセスする際に、\fBrmt\fP の代わりに \fICOMMAND\fP を使う。 上記の \fB\-f\fP オプションの説明を参照すること。 -.TP -\fB\-\-rsh\-command\fP=\fICOMMAND\fP -リモートアーカイブにアクセスする際に、\fBrsh\fP の代わりに \fICOMMAND\fP を使う。 上記の \fB\-f\fP オプションの説明を参照すること。 -.TP -\fB\-\-volno\-file\fP=\fIFILE\fP -このオプションを \fB\-\-multi\-volume\fP とともに使うと、 \fBtar\fP は、 -今マルチボリュームアーカイブのどのボリュームを処理しているかを、\fIFILE\fP に記録することになる。 -.SS "レコードとブロック (Device blocking)" -.TP -\fB\-b\fP, \fB\-\-blocking\-factor\fP=\fIBLOCKS\fP -レコードサイズを \fIBLOCKS\fPx\fB512\fP バイトにする -(訳注: \fIBLOCKS\fP は 1 レコードを構成する 512 -バイトのブロックの数、すなわち、ブロッキング係数。たいていの場合、デフォルトは -20 になっている)。 -.TP -\fB\-B\fP, \fB\-\-read\-full\-records\fP -内容表示や抽出をする際、ファイルの末尾を示すマーカーを含むレコードが、1 -レコードの大きさに満たない不完全な入力レコードであっても許容する。 -(訳注: \fBtar\fP はアーカイブの読み書きをレコード単位で行う。このオプションは、1 -レコードの大きさに達しない入力に対する処理を指定している。\fBinfo tar Reading\fP -を参照していただきたい)。 -.TP -\fB\-i\fP, \fB\-\-ignore\-zeros\fP -アーカイブ中の 0 ばかりからなるブロックを無視する。通常、0 で埋められた -512 バイトブロックが 2 個連続すると、それはファイルの末尾 (EOF) -を意味し、これに出会うと tar は読み込みを止める。 -このオプションを指定すると、0 のブロックに出会っても読み込みを続けるので、 -\fB\-A\fP オプションを付けて作成したアーカイブを読み込むとき役に立つ。 -.TP -\fB\-\-record\-size\fP=\fINUMBER\fP -レコードサイズを設定する。\fINUMBER\fP は 1 -レコードあたりのバイト数であり、\fB512\fP の倍数でなければならない。 -\fBサイズ接尾辞\fPを付けることもでき、たとえば、\fB\-\-record\-size=10K\fP -は 10 キロバイトである。有効な接尾辞のリストについては、 -サブセクション「\fBサイズ接尾辞\fP」をご覧いただきたい。 -.SS アーカイブ形式の選択 -.TP -\fB\-H\fP, \fB\-\-format\fP=\fIFORMAT\fP -指定した形式のアーカイブを作成する。 有効なフォーマットは以下のとおりである。 -.RS -.TP -\fBgnu\fP -GNU tar 1.13.x 形式 -.TP -\fBoldgnu\fP -GNU tar 1.12 以前の GNU 形式 -.TP -\fBpax\fP, \fBposix\fP -POSIX 1003.1\-2001 (pax) 形式 -.TP -\fBustar\fP -POSIX 1003.1\-1988 (ustar) 形式 -.TP -\fBv7\fP -古い V7 tar 形式 -.RE -.TP -\fB\-\-old\-archive\fP, \fB\-\-portability\fP -\fB\-\-format=v7\fP と同じ。 -.TP -\fB\-\-pax\-option\fP=\fIkeyword\fP[[:]=\fIvalue\fP][,\fIkeyword\fP[[:]=\fIvalue\fP]]... -(\fB\-H pax\fP で) \fBPAX\fP アーカイブを作成する際の -pax のキーワードを調整する。このオプションは \fBpax\fP(1) -ユーティリティの \fB\-o\fP オプションと等価である。 -.TP -\fB\-\-posix\fP -\fB\-\-format=posix\fP と同じ。 -.TP -\fB\-V\fP, \fB\-\-label\fP=\fITEXT\fP -\fITEXT\fP というボリューム名 (訳注: ボリュームラベルとも言う) -を付けて、アーカイブを作成する。 -内容表示や抽出をする際にこのオプションを指定した場合は、\fITEXT\fP -をボリューム名の glob パターンとして使用する。 -.SS 圧縮オプション -.TP -\fB\-a\fP, \fB\-\-auto\-compress\fP -圧縮プログラムを決定するためにアーカイブ拡張子を使用する。 -.TP -\fB\-I\fP, \fB\-\-use\-compress\-program\fP\fI=COMMAND\fP -データを \fICOMMAND\fP でフィルタする。コマンドは、伸長するための -\fB\-d\fP オプションを解するものでなければならない。 -引き数にはコマンドラインオプションも含めることができる。 -.TP -\fB\-j\fP, \fB\-\-bzip2\fP -アーカイブを \fBbzip2\fP(1) でフィルタする。 -.TP -\fB\-J\fP, \fB\-\-xz\fP -アーカイブを \fBxz\fP(1) でフィルタする。 -.TP -\fB\-\-lzip\fP -アーカイブを \fBlzip\fP(1) でフィルタする。 -.TP -\fB\-\-lzma\fP -アーカイブを \fBlzma\fP(1) でフィルタする。 -.TP -\fB\-\-lzop\fP -アーカイブを \fBlzop\fP(1) でフィルタする。 -.TP -\fB\-\-no\-auto\-compress\fP -圧縮プログラムを決定するためにアーカイブ拡張子を使用しない。 -.TP -\fB\-z\fP, \fB\-\-gzip\fP, \fB\-\-gunzip\fP, \fB\-\-ungzip\fP -アーカイブを \fBgzip\fP(1) でフィルタする。 -.TP -\fB\-Z\fP, \fB\-\-compress\fP, \fB\-\-uncompress\fP -アーカイブを \fBcompress\fP(1) でフィルタする。 -.TP -\fB\-\-zstd\fP -アーカイブを \fBzstd\fP(1) でフィルタする。 -.SS ローカルファイルの選択 -.TP -\fB\-\-add\-file\fP=\fIFILE\fP -\fIFILE\fP をアーカイブに追加する (ファイル名がダッシュで始まる場合に便利である)。 -.TP -\fB\-\-backup\fP[=\fICONTROL\fP] -上書きや削除をする前にバックアップを行う。引き数 \fICONTROL\fP -を指定すれば、それがバックアップのやり方を決める。有効な値は以下のとおりである。 -(訳注: このオプションは、アーカイブの作成 (\fB\-c\fP)、抽出 -(\fB\-x\fP)、どちらでも使えるが、\fB\-A\fP, \fB\-r\fP, \fB\-u\fP, -\fB\-\-delete\fP では無効のようだ。) -.RS -.TP -\fBnone\fP, \fBoff\fP -バックアップを全く作成しない。 -.TP -\fBt\fP, \fBnumbered\fP -番号付きのバックアップを作成する。 -.TP -\fBnil\fP, \fBexisting\fP -番号付きのバックアップが存在すれば、番号付きのバックアップを、 -存在しなければ、単純形式のバックアップを作成する。 -.TP -\fBnever\fP, \fBsimple\fP -常に単純形式のバックアップを行う。 -.RS -.RE - -\fICONTROL\fP が指定されない場合、環境変数 \fBVERSION_CONTROL\fP -から値を取得する。それも指定されていない場合は、\fBexisting\fP -が指定されているものと見なされる。 -.RE -.TP -\fB\-C\fP, \fB\-\-directory\fP=\fIDIR\fP -何らかの操作を行う前に、ディレクトリ \fIDIR\fP に移動する。 -このオプションは順番を意識する。すなわち、その後に続くすべてのオプションに影響を及ぼす。 -.TP -\fB\-\-exclude\fP=\fIPATTERN\fP -\fBglob\fP(3) スタイルのワイルドカードパターン \fIPATTERN\fP にマッチするファイルを除外する (訳注: つまり、\fIPATTERN\fP -の指定にシェル式のワイルドーカードが使えるということ)。 -.TP -\fB\-\-exclude\-backups\fP -バックアップファイルとロックファイルを除外する。 -.TP -\fB\-\-exclude\-caches\fP -\fBCACHEDIR.TAG\fP という名前のファイルを含むディレクトリの中身を除外する。 ただし、タグファイル自体は除外しない。(訳注: -\fBCACHEDIR.TAG\fP とそれが含むべき内容については、 -、または - をご覧いただきたい。) -.TP -\fB\-\-exclude\-caches\-all\fP -\fBCACHEDIR.TAG\fP という名前のファイルを含むディレクトリとタグファイル自体を除外する。 -.TP -\fB\-\-exclude\-caches\-under\fP -\fBCACHEDIR.TAG\fP という名前のファイルを含むディレクトリ以下のすべてを除外する (訳注: ただし、そのディレクトリ自体は除外しない)。 -.TP -\fB\-\-exclude\-ignore=\fP\fIFILE\fP -ディレクトリをダンプする前に、\fIFILE\fP というファイルがそこに含まれているかを調べる。 -含まれている場合は、そのファイルから除外パターンを読み込む。 -このパターンは、そのディレクトリにのみ影響する。 -.TP -\fB\-\-exclude\-ignore\-recursive=\fP\fIFILE\fP -\fB\-\-exclude\-ignore\fP と同様であるが、\fIFILE\fP -から読み込んだパターンは、そのディレクトリとすべてのサブディレクトリに影響を及ぼす。 -.TP -\fB\-\-exclude\-tag\fP=\fIFILE\fP -\fIFILE\fP というファイルを含むディレクトリの中身を除外する。ただし、 \fIFILE\fP 自体は除外しない。 -.TP -\fB\-\-exclude\-tag\-all\fP=\fIFILE\fP -\fIFILE\fP というファイルを含むディレクトリを除外する。 -.TP -\fB\-\-exclude\-tag\-under\fP=\fIFILE\fP -\fIFILE\fP というファイルを含むディレクトリ以下のすべてを除外する (訳注: ただし、そのディレクトリ自体は除外しない)。 -.TP -\fB\-\-exclude\-vcs\fP -バージョン管理システムのディレクトリを除外する。 -.TP -\fB\-\-exclude\-vcs\-ignores\fP -VCS 独自の除外ファイルからパターンを読み込み、それにマッチするファイルを除外する。 サポートされているファイルは、 \fB.cvsignore\fP, -\&\fB.gitignore\fP, \fB.bzrignore\fP, \fB.hgignore\fP である。 -.TP -\fB\-h\fP, \fB\-\-dereference\fP -シンボリックリンクを辿り、それが指しているファイルをアーカイブに入れる -(訳注: シンボリックリンクが指している実ファイルが、 -同一アーカイブに収録されるときは、そのハードリンクを、収録されないときは実ファイルを、 -シンボリックリンクのファイル名でアーカイブに入れるようだ)。 -.TP -\fB\-\-hard\-dereference\fP -ハードリンクを辿り、それが指しているファイルをアーカイブに入れる -(訳注: ハードリンクとしてではなく、独立したファイルとしてアーカイブに入れる)。 -.TP -\fB\-K\fP, \fB\-\-starting\-file\fP=\fIMEMBER\fP -アーカイブ内の指定されたメンバーから (抽出や内容表示を) 開始する。 -.TP -\fB\-\-newer\-mtime\fP=\fIDATE\fP -\fIDATE\fP 以降にデータが変更されたファイルを処理の対象にする。 \fIDATE\fP が \fB/\fP または \fB.\fP で始まる場合は、 -ファイル名と見なされ、そのファイルの mtime が日付として使われる。 -.TP -\fB\-\-no\-null\fP -これより前に指定された \fB\-\-null\fP オプションの効果を無効にする。 -.TP -\fB\-\-no\-recursion\fP -ディレクトリにおいて自動的な下降をしないようにする。 -.TP -\fB\-\-no\-unquote\fP -指定された入力ファイル名やメンバー名中の、バックスラッシュでクォートされたシーケンスを解釈・変換しない -(訳注: すなわち、\et, \en, \eb などをタブ、改行などとしてではなく、文字通り -\et, \en, \eb として扱う。なお、このオプションはコマンドライン上の位置が意味を持つ)。 -.TP -\fB\-\-no\-verbatim\-files\-from\fP -ファイルリストから読み込んだ各行を、あたかもコマンドラインから打ち込まれたかのように処理する。 -すなわち、前後の空白を除去した後の文字列がダッシュで始まる場合は、\fBtar\fP -のコマンドラインオプションと見なす。 - -これはデフォルトの動作である。この \fB\-\-no\-verbatim\-files\-from\fP -オプションがあるのは、\fB\-\-verbatim\-files\-from\fP オプションを指定した後で動作を元に戻すためである。 - -このオプションは指定する位置が意味を持つ。 すなわち、コマンドラインでこのオプションより後に指定されるすべての \fB\-\-files\-from\fP -オプションに影響し、\fB\-\-verbatim\-files\-from\fP オプションが現れるか、コマンドラインの末尾に達するまで効果が続く。 - -\fB\-\-no\-null\fP オプションを指定すると、このオプションが暗黙裡に設定される。 -.TP -\fB\-\-null\fP -後に続く \fB\-T\fP オプションに対して、null で終端された名前を文字通りに読み込むように指示する -(つまり、\fB\-T\fP オプションでダッシュで始まる名前の特別扱いをしなくなる)。 - -\fB\-\-verbatim\-files\-from\fP も参照すること。 -.TP -\fB\-N\fP, \fB\-\-newer\fP=\fIDATE\fP, \fB\-\-after\-date\fP=\fIDATE\fP -DATE より新しいファイルのみを格納する。 \fIDATE\fP が \fB/\fP または \fB.\fP で始まっている場合は、 -ファイル名と見なされ、そのファイルの ctime が日付として使われる。 -.TP -\fB\-\-one\-file\-system\fP -アーカイブを作成する際に、ローカルファイルシステムに限定する。 -.TP -\fB\-P\fP, \fB\-\-absolute\-names\fP -アーカイブを作成する際に、ファイル名の先頭のスラッシュを除去しない。 -.TP -\fB\-\-recursion\fP -ディレクトリを再帰的に辿る (デフォルト)。 -.TP -\fB\-\-suffix\fP=\fISTRING\fP -削除する前にバックアップを作り、拡張子を通常のものから変更する。 環境変数 \fBSIMPLE_BACKUP_SUFFIX\fP -によって変更されていないかぎり、 デフォルトの拡張子は \fB~\fP である。 -.TP -\fB\-T\fP, \fB\-\-files\-from\fP=\fIFILE\fP -アーカイブから抽出する名前やアーカイブに格納する名前を -\fIFILE\fP から読み込む。 - -別の指定がないかぎり、\fIFILE\fP の内容は、ASCII \fBLF\fP で区切られた名前のリストでなければならない (つまり、1 行に 1 -個の名前だ)。 読み込まれた名前は、コマンドラインの引き数と同じやり方で処理される。 すなわち、引用符が除去され、単語に分割され、そして、ダッシュ -(\fB\-\fP) で始まる文字列があれば、\fBtar\fP のコマンドラインオプションとして処理される。 - -この動作が望ましくない場合は、 \fB\-\-verbatim\-files\-from\fP オプションでやめさせることができる。 - -\fB\-\-null\fP オプションを指定すると、\fBtar\fP は \fIFILE\fP 中の名前の区切りを \fBLF\fP ではなく、ASCII \fBNUL\fP -文字にする。 これはリストが \fBfind\fP(1) の \fB\-print0\fP アクションで生成されている場合に役に立つ。 -.TP -\fB\-\-unquote\fP -指定された入力ファイル名やメンバー名中の、バックスラッシュでクォートされたシーケンスを解釈・変換する -(デフォルト)。(訳注: すなわち、\et, \en, \eb -などをタブ、改行などとして扱うということ。 -なお、このオプションはコマンドライン上の位置が意味を持つ。) -.TP -\fB\-\-verbatim\-files\-from\fP -ファイルリストから読み込んだ各行がダッシュで始まっていても、フィル名として扱う。 -ファイルリストの取得には、\fB\-\-files\-from\fP (\fB\-T\fP) オプションを使用する。\fBtar\fP -のデフォルトの動作は、ファイルリストから読み込んだ名前を、 -あたかもコマンドラインから打ち込まれたかのように処理することである。 -すなわち、ダッシュで始まっている名前があれば、 -\fBtar\fP のオプションと見なす。この \fB\-\-verbatim\-files\-from\fP -オプションは、そうした動作をしないようにするのである。 - -このオプションは、コマンドラインでこれより後に指定されるすべての \fB\-\-files\-from\fP オプションに影響を与える。 このオプションの効果は、 -\fB\-\-no\-verbatim\-files\-from\fP  オプションによって元に戻すことができる。 - -\fB\-\-null\fP オプションを指定すると、このオプションが暗黙裡に設定される。 - -\fB\-\-add\-file\fP も参照すること。 -.TP -\fB\-X\fP, \fB\-\-exclude\-from\fP=\fIFILE\fP -FILE にリストされたパターンにマッチするファイルを除外する。 -.SS ファイル名の変更 -.TP -\fB\-\-strip\-components\fP=\fINUMBER\fP -抽出時にファイル名の先頭から \fINUMBER\fP 個の構成要素 (訳注: 要するに、\fINUMBER\fP 個のディレクトリ部分) を取り去る。 -.TP -\fB\-\-transform\fP=\fIEXPRESSION\fP, \fB\-\-xform\fP=\fIEXPRESSION\fP -sed の置換表現 \fIEXPRESSION\fP をファイル名の変更に使う。 -.SS ファイル名のマッチングに関するオプション -これらのオプションは除外 (exclude) パターンと包摂 (include) パターンの両方に影響する。 -.TP -\fB\-\-anchored\fP -パターンはファイル名の先頭にマッチする。 -.TP -\fB\-\-ignore\-case\fP -大文字小文字を区別しない。 -.TP -\fB\-\-no\-anchored\fP -パターンはどの \fB/\fP の後にでもマッチする (除外時のデフォルト)。 -.TP -\fB\-\-no\-ignore\-case\fP -大文字小文字を区別してマッチングを行う (デフォルト)。 -.TP -\fB\-\-no\-wildcards\fP -パターンの文字列を文字通りに解してマッチングを行う (訳注: これはワイルドカード文字をただの文字として扱うということ。\et, \en -などを文字通りに読む方は、\fB\-\-no\-unquote\fP を使う)。 -.TP -\fB\-\-no\-wildcards\-match\-slash\fP -ワイルドカードは \fB/\fP にマッチしない。 -.TP -\fB\-\-wildcards\fP -ワイルドカードを使う (除外時のデフォルト)。 -.TP -\fB\-\-wildcards\-match\-slash\fP -ワイルドカードは \fB/\fP にマッチする (除外時のデフォルト)。 -.SS 情報出力 -.TP -\fB\-\-checkpoint\fP[=\fIN\fP] -\fIN\fP レコード (デフォルトは 10) ごとに進捗メッセージを表示する。 -.TP -\fB\-\-checkpoint\-action\fP=\fIACTION\fP -チェックポイントごとに \fIACTION\fP を実行する。 -.TP -\fB\-\-clamp\-mtime\fP -\-\-mtime で指定された日時より新しいファイルに対してのみ、日時を設定する。 -.TP -\fB\-\-full\-time\fP -高精度でファイルの日時を表示する (訳注: tar 1.32 では秒まで。\fB\-v\fP オプションが必要)。 -.TP -\fB\-\-index\-file\fP=\fIFILE\fP -詳細出力を \fIFILE\fP に書き出す。 -.TP -\fB\-l\fP, \fB\-\-check\-links\fP -ハードリンクのすべてをダンプしていない場合に、その旨メッセージを出す。 -.TP -\fB\-\-no\-quote\-chars\fP=\fISTRING\fP -\fISTRING\fP に列挙された文字を、表示するときにクォートする文字のリストから外す (訳注: リストから外せるのは、\fB\-\-quote\-chars\fP -によって追加された文字だけであり、 デフォルトでクォートすることになっている文字を外せるわけではない。次の項目ともども info tar を参照)。 -.TP -\fB\-\-quote\-chars\fP=\fISTRING\fP -\fISTRING\fP に列挙された文字を、表示するときにクォートする文字のリストに追加する。 -.TP -\fB\-\-quoting\-style\fP=\fISTYLE\fP -ファイル名やメンバー名を表示するときのクォート形式を設定する。 \fISTYLE\fP に指定できる値は以下のとおりである。 \fBliteral\fP, -\fBshell\fP, \fBshell\-always\fP, \fBc\fP, \fBc\-maybe\fP, \fBescape\fP, \fBlocale\fP, -\fBclocale\fP. -.TP -\fB\-R\fP, \fB\-\-block\-number\fP -各メッセージにアーカイブ中のブロック番号を付ける。 -.TP -\fB\-\-show\-omitted\-dirs\fP -内容表示や抽出をする際、検索の基準にマッチしないディレクトリに出会うごとに、その旨表示する -(訳注: 要するに、何らかの理由で、内容表示や抽出をスキップするディレクトリがあれば、 -それを知らせるということ。\fBinfo tar verbose\fP -を実行すると、そのセクションにこのオプションのかなり詳しい説明がある)。 -.TP -\fB\-\-show\-transformed\-names\fP, \fB\-\-show\-stored\-names\fP -ファイル名やアーカイブ名を表示する際、\fB\-\-strip\fP や \fB\-\-transform\fP オプションで変更した後の名前を使う (訳注: -デフォルトでは変更前の名前が使われる)。 -.TP -\fB\-\-totals\fP[=\fISIGNAL\fP] -アーカイブを処理した後で総バイト数を表示する。 -\fISIGNAL\fP を指定すると、そのシグナルが送られたときの総バイト数を表示する。 -指定できるシグナルは、 \fBSIGHUP\fP, \fBSIGQUIT\fP, \fBSIGINT\fP, \fBSIGUSR1\fP, -\fBSIGUSR2\fP である。接頭辞の \fBSIG\fP は省略できる。 -.TP -\fB\-\-utc\fP -ファイル更新日時を UTC で表示する。 -.TP -\fB\-v\fP, \fB\-\-verbose\fP -処理したファイルの詳しいリストを出力する。 -このオプションをコマンドラインで指定した数だけ、詳細レベルが -1 つずつ上がる。最大の詳細レベルは 3 である。それぞれの詳細レベルで -tar の出力がどのようになるかについては、\fBGNU Tar Manual\fP -のサブセクション 2.5.2 "\fBThe '\-\-verbose' Option\fP" -に詳しい説明があるので、参照していただきたい -(訳注: \fBinfo tar 'verbose tutorial'\fP で見ることができる)。 -.TP -\fB\-\-warning\fP=\fIKEYWORD\fP -\fIKEYWORD\fP で特定される警告メッセージを有効、または無効にする。 -\fIKEYWORD\fP の前に \fBno\-\fP を付ければ、そのメッセージは抑制され、 -付けなければ、有効になる。 - -\fB\-\-warning\fP のメッセージを複数指定すると、前の指定に後のものが積み重なって行く。 - -以下のキーワードは \fBtar\fP の操作全般を制御するものである: -.RS -.TP -\fBall\fP -すべての警告メッセージを有効する。これがデフォルト。 -.TP -\fBnone\fP -すべての警告メッセージを無効にする。 -.TP -\fBfilename\-with\-nuls\fP -"%s: 読み込んだファイル名にヌル文字が含まれています" -.TP -\fBalone\-zero\-block\fP -"%s に孤立したゼロブロックがあります" -.HP -以下のキーワードは \fBtar \-\-create\fP に対して適用される: -.TP -\fBcachedir\fP -"%s: キャッシュディレクトリの目印 %s があります; %s" -.TP -\fBfile\-shrank\fP -"%s: ファイルが %s バイト小さくなったので、ゼロで埋めます" -.TP -\fBxdev\fP -"%s: ファイルが異なるファイルシステム上にあるので、ダンプしません" -.TP -\fBfile\-ignored\fP -"%s: 未知のファイルタイプです。このファイルは無視します" -.br -"%s: ソケットは無視します" -.br -"%s: door は無視します" -.TP -\fBfile\-unchanged\fP -"%s: ファイルが変更されていないので、ダンプしません" -.TP -\fBignore\-archive\fP -"%s: ファイルがこのアーカイブそのものなので、ダンプしません" -.TP -\fBfile\-removed\fP -"%s: ファイルが読み込む前に削除されました" -.TP -\fBfile\-changed\fP -"%s: ファイルが読み込み中に変更されました" -.TP -\fBfailed\-read\fP -読み込み不能なファイルやディレクトリについての警告メッセージを抑止する。 -このキーワードは \fB\-\-ignore\-failed\-read\fP -オプションと一緒に使用した場合にのみ適用される。 -.HP -以下のキーワードは \fBtar \-\-extract\fP に対して適用される: -.TP -\fBexisting\-file\fP -"%s: 既存ファイルをスキップします" -.TP -\fBtimestamp\fP -"%s: あまりにも古いタイムスタンプ %s" -.br -"%s: タイムスタンプ %s は %s 秒後の日時を示しています" -.TP -\fBcontiguous\-cast\fP -"連続したファイル (contiguous files) を普通のファイルとして取り出します" -.TP -\fBsymlink\-cast\fP -"シンボリックリンクをハードリンクとして取り出してみます" -.TP -\fBunknown\-cast\fP -"%s: 未知のファイルタイプ '%c'。通常のファイルとして抽出します" -.TP -\fBignore\-newer\fP -"現在の %s の方が新しいか同じです" -.TP -\fBunknown\-keyword\fP -"未知の拡張ヘッダキーワード '%s' を無視します" -.TP -\fBdecompress\-program\fP -ある伸長プログラムの実行に失敗して、 -別のプログラムで代用しようとしたときに出る詳しい説明をコントロールする。 -この警告は、デフォルトでは無効になっている (\fB\-\-verbose\fP 使用時を除く)。 -この警告を有効にしたときに表示されるよくある例は、次のようなものである。 - -.EX -$ tar \-\-warning=decompress\-program \-x \-f archive.Z -tar (child): cannot run compress: No such file or directory -tar (child): trying gzip -.EE - -このメッセージは、\fBtar\fP が最初に \fBcompress\fP を使って \fBarchive.Z\fP を伸長しようとして、それに失敗し、\fBgzip\fP -に切り替えたことを示している。 -.TP -\fBrecord\-size\fP -"レコードサイズ = %lu ブロック" -.HP -インクリメンタルな抽出を制御するキーワード: -.TP -\fBrename\-directory\fP -"%s: ディレクトリ名が %s から変更されました" -.br -"%s: ディレクトリ名が変更されました" -.TP -\fBnew\-directory\fP -"%s: ディレクトリが新しく作られました" -.TP -\fBxdev\fP -"%s: ディレクトリが異なるデバイス上にあるので消去しません" -.TP -\fBbad\-dumpdir\fP -"不正形式の dumpdir: 'X' が未使用" -.RE -.TP -\fB\-w\fP, \fB\-\-interactive\fP, \fB\-\-confirmation\fP -すべての動作に対して確認を求める。 -.SS 互換オプション -.TP -\fB\-o\fP -作成時は \fB\-\-old\-archive\fP と同じであり、抽出時は \fB\-\-no\-same\-owner\fP -と同じである。 -.SS サイズ接尾辞 -.sp -.nf -.ta 8n 18n 42n -.ul - 接尾辞 単位 バイトサイズ - b ブロック \fISIZE\fP x 512 - B キロバイト \fISIZE\fP x 1024 - c バイト \fISIZE\fP - G ギガバイト \fISIZE\fP x 1024^3 - K キロバイト \fISIZE\fP x 1024 - k キロバイト \fISIZE\fP x 1024 - M メガバイト \fISIZE\fP x 1024^2 - P ペタバイト \fISIZE\fP x 1024^5 - T テラバイト \fISIZE\fP x 1024^4 - w ワード \fISIZE\fP x 2 -.fi -.PP -.SH 返り値 -tar の終了コードは、要求された操作の遂行に成功したかどうか、 成功しなかった場合は、どのようなエラーが起きたかを示している。 -.TP -\fB0\fP -成功して終了した。 -.TP -\fB1\fP -\fIいくつかのファイルに相違がある。\fP tar が \fB\-\-compare\fP (\fB\-\-diff\fP, \fB\-d\fP) -コマンドラインオプションとともに起動された場合は、 -アーカイブ内のファイルにディスク上の同名ファイルと異なっているものがあるということである。 -\fB\-\-create\fP, \fB\-\-append\fP, \fB\-\-update\fP -オプションのいずれかが指定された場合は、アーカイブ処理の最中に変更されたファイルがあり、 -従って、生成されたアーカイブはファイルセットの正確なコピーを保持していないことを示している。 -.TP -\fB2\fP -\fI致命的なエラー。\fP これは、何らかの致命的で回復不能なエラーが起きたことを表している。 -.PP -\fBtar\fP によって起動されたサブプロセスが、0 以外の終了コードで終了した場合は、\fBtar\fP -自身もその終了コードで終了する。たとえば、圧縮オプション (\fB\-z\fP など) -を使用したとき、外部の圧縮プログラムが実行に失敗すると、そうしたことが起こり得る。 -他の例としては、\fBrmt\fP がリモートデバイスへのバックアップ中に失敗した場合などがある。 -.SH 関連項目 -\fBbzip2\fP(1), \fBcompress\fP(1), \fBgzip\fP(1), \fBlzma\fP(1), \fBlzop\fP(1), \fBrmt\fP(8), -\fBsymlink\fP(7), \fBxz\fP(1), \fBzstd\fP(1). -.PP -詳細な \fBtar\fP マニュアルは、 \fBinfo tar\fP を実行するか、 \fBemacs\fP(1) の info -モードを使用すれば、読むことができる。 -.PP -また、以下のサイトに行けば、様々な形式にした \fBGNU tar\fP マニュアルのオンライン版を見つけることができる。 -.PP -.in +4 -\fBhttp://www.gnu.org/software/tar/manual\fP -.SH バグ報告 -バグは に報告していただきたい。 -.SH 著作権 -Copyright \(co 2013 Free Software Foundation, Inc. -.br -.na -License GPLv3+: GNU GPL version 3 or later - -.br -.ad -This is free software: you are free to change and redistribute it. There is -NO WARRANTY, to the extent permitted by law. -.\" Local variables: -.\" eval: (add-hook 'write-file-hooks 'time-stamp) -.\" time-stamp-start: ".TH [A-Z_][A-Z0-9_.\-]* [0-9] \"" -.\" time-stamp-format: "%:B %:d, %:y" -.\" time-stamp-end: "\"" -.\" time-stamp-line-limit: 20 -.\" end: diff --git a/manual/GNU_tar/po4a/add_ja/copyright/rmt.8.txt b/manual/GNU_tar/po4a/add_ja/copyright/rmt.8.txt index a666de32..57272c89 100644 --- a/manual/GNU_tar/po4a/add_ja/copyright/rmt.8.txt +++ b/manual/GNU_tar/po4a/add_ja/copyright/rmt.8.txt @@ -1,4 +1,4 @@ PO4A-HEADER: mode=before; position=^\.TH .\" -.\" To be translated for 1.34, 2021-11-14 +.\" translated for 1.34, 2022-05-04 .\" diff --git a/manual/GNU_tar/po4a/add_ja/copyright/tar.1.txt b/manual/GNU_tar/po4a/add_ja/copyright/tar.1.txt index d1f5f93f..71d7bc13 100644 --- a/manual/GNU_tar/po4a/add_ja/copyright/tar.1.txt +++ b/manual/GNU_tar/po4a/add_ja/copyright/tar.1.txt @@ -7,5 +7,5 @@ PO4A-HEADER: mode=before; position=^\.TH .\" Updated and modified (tar-1.32) Wed Feb 26 18:15:15 JST 2020 .\" by Yuichi SATO .\" and Yoichi Chonan -.\" To be translated for 1.34, 2021-11-14 +.\" translated for 1.34, 2022-05-04 .\" diff --git a/manual/GNU_tar/po4a/man1/ja.po b/manual/GNU_tar/po4a/man1/ja.po index f7c03f4c..fd2335a6 100644 --- a/manual/GNU_tar/po4a/man1/ja.po +++ b/manual/GNU_tar/po4a/man1/ja.po @@ -14,6 +14,9 @@ msgstr "" "MIME-Version: 1.0\n" "Content-Type: text/plain; charset=UTF-8\n" "Content-Transfer-Encoding: 8bit\n" +"Plural-Forms: nplurals=1; plural=0;\n" +"X-Language: ja_JP\n" +"X-Source-Language: C\n" #. type: TH #: original/man1/tar.1:16 @@ -186,10 +189,9 @@ msgid "" "Tar Manual> available in texinfo format. If the B reader and the tar " "documentation are properly installed on your system, the command" msgstr "" -"この man ページは GNU B の簡単な説明である。 使用例や推奨される使い方を" -"含む詳しい議論については、texinfo 形式の B をご覧になっていた" -"だきたい。B リーダーと tar 関連文書が御使用のシステムに正しくインストー" -"ルされているなら、コマンド" +"この マニュアルページは GNU B の簡単な説明です。 使用例や推奨される使い方を含む詳しい議論については、texinfo 形式の " +"B を見てください。B リーダーと tar " +"関連文書が御使用のシステムに正しくインストールされているなら、コマンド" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:68 @@ -199,7 +201,7 @@ msgstr "B" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:71 msgid "should give you access to the complete manual." -msgstr "で詳細なマニュアルが読めるはずである。" +msgstr "で詳細なマニュアルが読めるはずです。" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:75 @@ -207,9 +209,8 @@ msgid "" "You can also view the manual using the info mode in B(1), or find it " "in various formats online at" msgstr "" -"詳細なマニュアルは、 B(1) の info モードでも閲覧することができる。 ま" -"た、下記のサイトに行けば、様々な形式にした詳細マニュアルのオンライン版を見つ" -"けることができる。" +"詳細なマニュアルは、 B(1) の info モードでも閲覧することができます。 " +"また、下記のサイトに行けば、様々な形式にした詳細マニュアルのオンライン版を見つけることができます。" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:78 original/man1/tar.1:1322 @@ -221,9 +222,7 @@ msgstr "B" msgid "" "If any discrepancies occur between this manpage and the B, " "the later shall be considered the authoritative source." -msgstr "" -"この man ページと B の内容に食い違いがある場合は、後者の方が" -"信頼できる情報源である。" +msgstr "この マニュアルページと B の内容に食い違いがある場合は、後者の方が信頼できる情報源です。" #. type: SH #: original/man1/tar.1:83 @@ -240,15 +239,13 @@ msgid "" "of the program, which stands for Bape Bchiver), which can be located " "either on the local or on a remote machine." msgstr "" -"GNU B は、アーカイブプログラムである。\n" +"GNU B は、アーカイブプログラムです。\n" "アーカイブプログラムとは、複数のファイルを 1 個のファイル (B<アーカイブ>)\n" -"に格納したり、そうしたアーカイブを操作したりするためのプログラムだ。\n" -"アーカイブは、通常ファイルであってもよく、デバイスであってもよい\n" -"(後者の一例がテープドライブであり、このプログラムの名前は、そこから来てい" -"る。\n" -"すなわち、Bape Bchiver ということだ)。\n" -"そうしたファイルやデバイスは、ローカルマシンにあってもよく、リモートマシンに" -"あってもよい。" +"に格納したり、そうしたアーカイブを操作したりするためのプログラムです。\n" +"アーカイブは、通常ファイルであってもよく、デバイスでもかまいません\n" +"(後者の一例がテープドライブであり、このプログラムの名前は、そこから来ています。\n" +"すなわち、Bape Bchiver ということです)。\n" +"そうしたファイルやデバイスは、ローカルマシンにあってもよく、リモートマシンにあってもかまいません。" #. type: SS #: original/man1/tar.1:93 @@ -266,16 +263,13 @@ msgid "" "command line words that remain after all options has been processed are " "treated as non-optional arguments: file or archive member names." msgstr "" -"GNU B のオプションは、3 つの異なる形式で指定できる。B<伝統的なスタイル" -">\n" -"では、最初の引数は、オプション文字の集まりであり、それに続くすべての引数" -"は、\n" -"そうしたオプションが引数を要求する場合に、その引数になる。\n" -"なお、そうした引数は、オプション文字と同じ順番で読み込まれる。\n" -"すべてのオプションの処理が終わった後で、コマンドラインに残っている単語があれ" -"ば、\n" -"それは、オプションとは関係のない引数として扱われる。\n" -"すなわち、ファイルやアーカイブメンバーの名前である。" +"GNU B のオプションは、3 つの異なる形式で指定できます。B<伝統的なスタイル>\n" +"では、最初の引数は、オプション文字の集まりであり、それに続くすべての引数は、\n" +"そうしたオプションが引数を要求する場合に、その引数になります。\n" +"なお、そうした引数は、オプション文字と同じ順番で読み込まれます。\n" +"すべてのオプションの処理が終わった後で、コマンドラインに残っている単語があれば、\n" +"それは、オプションとは関係のない引数として扱われます。\n" +"すなわち、ファイルやアーカイブメンバーの名前です。" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:112 @@ -289,11 +283,11 @@ msgid "" msgstr "" "たとえば、B オプションは、アーカイブの作成を指示し、B オプションは、\n" "やっていることを表示するように要求し、B オプションは、\n" -"操作対象のアーカイブ名を引数に取る。\n" +"操作対象のアーカイブ名を引数に取ります。\n" "伝統的なスタイルで書かれた次のコマンドは、ディレクトリ B\n" "のすべてのファイルをアーカイブファイル B\n" -"に格納し、どんなファイルをアーカイブに入れたか、詳しいリストを表示せよと\n" -"tar に命じている。" +"に格納し、どんなファイルをアーカイブに入れたか、詳しいリストを表示するように\n" +"tar に指示しています。" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:115 @@ -313,14 +307,11 @@ msgid "" msgstr "" "B、すなわちB<短いオプション形式>では、\n" "他のコマンドラインユーティリティと同様に、各オプション文字には、\n" -"1 個のダッシュがその前に付く。オプションが引数を取る場合は、引数はその後" -"に続く。\n" -"引数は、コマンドライン上の独立した単語としてオプションとの間にスペースを置" -"いて指定してもよく、\n" -"スペースを挟まずオプションに直接続けてもよい。ただし、オプションの引数がB<" -"任意である>\n" +"1 個のダッシュがその前に付きます。オプションが引数を取る場合は、引数はその後に続きます。\n" +"引数は、コマンドライン上の独立した単語としてオプションとの間にスペースを置いて指定してもよく、\n" +"スペースを挟まずオプションに直接続けてもかまいません。ただし、オプションの引数がB<任意である>\n" "(訳注: あることも、ないこともある) 場合は、その引数は B<-g/tmp/snar.db>\n" -"のように、オプション文字の後にスペースなしで続けなければならない。" +"のように、オプション文字の後にスペースなしで続けなければなりません。" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:130 @@ -329,19 +320,15 @@ msgid "" "single dash, e.g. B<-vkp>. Options that take arguments (whether mandatory " "or optional), can appear at the end of such a cluster, e.g. B<-vkpf a.tar>." msgstr "" -"引数をとらないオプションは、1 個のダッシュの後に何個でもまとめて指定でき" -"る。 たとえば、B<-vkp> のようにだ。引数を (必須であれ任意であれ) 取るオプ" -"ションがあったら、ひとつにまとめたオプションの最後に置けばよい。 B<-vkpf a." -"tar> がその一例である。" +"引数をとらないオプションは、1 個のダッシュの後に何個でもまとめて指定できます。 たとえば、B<-vkp> のようにです。引数を " +"(必須であれ任意であれ) 取るオプションがあったら、ひとつにまとめたオプションの最後に置きます。 B<-vkpf a.tar> がその一例です。" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:134 msgid "" "The example command above written in the B could look " "like:" -msgstr "" -"上で例示したコマンドは、 B<短いオプション形式>で書けば、以下のようになるだろ" -"う。" +msgstr "上で例示したコマンドは、 B<短いオプション形式>で書けば、以下のようになります。" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:137 @@ -371,19 +358,16 @@ msgid "" "separated from the option by an equals sign with no intervening whitespace. " "Optional arguments must always use the latter method." msgstr "" -"B、すなわちB<長いオプション形式>では、 各オプションは、2 個の" -"ダッシュに続く意味を持った名前であり、 小文字とダッシュから構成されている。使" -"用に当たって、長いオプションは、 曖昧さを生じないかぎり、最初の数文字に短縮で" -"きる。長いオプションに対する引数は、 そのオプションの直後にコマンドライン上" -"の独立した単語として (訳注: すなわち、間にスペースを置いて) 指定するか、ある" -"いは、オプションとの間を等号 (=) で区切り、等号の前後にはスペースを入れずに指" -"定する。 指定するかしないかが任意の引数では、必ず後者の書式を使わなければな" -"らない。" +"B、すなわちB<長いオプション形式>では、 各オプションは、2 個のダッシュに続く意味を持った名前であり、 " +"小文字とダッシュから構成されています。使用に当たって、長いオプションは、 " +"曖昧さを生じないかぎり、最初の数文字に短縮できます。長いオプションに対する引数は、 そのオプションの直後にコマンドライン上の独立した単語として (訳注: " +"すなわち、間にスペースを置いて) 指定するか、あるいは、オプションとの間を等号 (=) で区切り、等号の前後にはスペースを入れずに指定します。 " +"指定するかしないかが任意の引数では、必ず後者の書式を使わなければなりません。" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:155 msgid "Here are several ways of writing the example command in this style:" -msgstr "上記のコマンド例をこの形式で書くには、次のようないくつかの方法がある。" +msgstr "上記のコマンド例をこの形式で書くには、次のようないくつかの方法があります。" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:158 @@ -407,9 +391,7 @@ msgstr "tar --cre --file=etc.tar --verb /etc\n" msgid "" "The options in all three styles can be intermixed, although doing so with " "old options is not encouraged." -msgstr "" -"オプションは、3 種の形式すべてを混ぜて使うことができるが、 伝統的なオプション" -"を混ぜて使うのはお勧めできない。" +msgstr "オプションは、3 種の形式すべてを混ぜて使うことができますが、 伝統的なオプションを混ぜて使うのはお勧めできません。" #. type: SS #: original/man1/tar.1:166 @@ -424,11 +406,9 @@ msgid "" "to perform. Exactly one of them must be given. Meaning of non-optional " "arguments depends on the operation mode requested." msgstr "" -"以下に列挙したオプションは、GNU B にかくかくしかじかの操作をせよと命ずる" -"ものだ。\n" -"指定するのは、この内のただ 1 つでなければならない。\n" -"オプションの引数ではない引数がどんな意味になるかは、要求した操作モード次" -"第である。" +"以下に列挙したオプションは、GNU B にかくかくしかじかの操作をせよと指定するものです。\n" +"指定するのは、この内のただ 1 つでなければなりません。\n" +"オプションの引数ではない引数がどんな意味になるかは、要求した操作モード次第です。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:171 @@ -444,25 +424,22 @@ msgid "" "the archive they are appended to, otherwise the resulting archive might be " "unusable with non-GNU implementations of B. Notice also that when more " "than one archive is given, the members from archives other than the first " -"one will be accessible in the resulting archive only if using the B<-i> (B<--" -"ignore-zeros>) option." -msgstr "" -"アーカイブを別のアーカイブの末尾に追加する。\n" -"引数は追加するアーカイブの名前と見なされる。すべての追加するアーカイブ" -"は、\n" -"追加される側のアーカイブ (訳注: これは B<-f> オプションの引数で指定する)\n" -"と同じ形式でなければならない。そうでないと、作成されたアーカイブが、GNU 以外" -"の\n" -"B の実装で使えなくなる可能性がある。\n" -"なお、注意してほしいが、2 個以上のアーカイブを引数として指定した場合に、1\n" -"番目のアーカイブ以外のアーカイブのメンバーが、作成されたアーカイブでアクセス" -"できるのは、\n" -"B<-i> (B<--ignore-zeros>) オプションを使用した場合だけである。" +"one will be accessible in the resulting archive only if using the B<-i> " +"(B<--ignore-zeros>) option." +msgstr "" +"アーカイブを別のアーカイブの末尾に追加します。\n" +"引数は追加するアーカイブの名前と見なされます。すべての追加するアーカイブは、\n" +"追加される側のアーカイブ (訳注: これは B<-f> オプションの引数で指定します)\n" +"と同じ形式でなければなりません。そうでないと、作成されたアーカイブが、GNU 以外の\n" +"B の実装で使えなくなる可能性があります。\n" +"なお、注意すべき点として、2 個以上のアーカイブを引数として指定した場合に、1\n" +"番目のアーカイブ以外のアーカイブのメンバーが、作成されたアーカイブでアクセスできるのは、\n" +"B<-i> (B<--ignore-zeros>) オプションを使用した場合だけです。" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:183 msgid "Compressed archives cannot be concatenated." -msgstr "圧縮したアーカイブの結合はできない。" +msgstr "圧縮したアーカイブの結合はできません。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:183 @@ -474,15 +451,13 @@ msgstr "B<-c>, B<--create>" #: original/man1/tar.1:188 msgid "" "Create a new archive. Arguments supply the names of the files to be " -"archived. Directories are archived recursively, unless the B<--no-" -"recursion> option is given." +"archived. Directories are archived recursively, unless the " +"B<--no-recursion> option is given." msgstr "" -"新しいアーカイブを作成する。\n" -"引数はアーカイブに入れるファイルの名前である\n" -"(訳注: 作成するアーカイブファイルの名前は、B<-f> オプションの引数で指定す" -"る)。\n" -"B<--no-recursion> オプションが指定されないかぎり、ディレクトリは再帰的にアー" -"カイブされる。" +"新しいアーカイブを作成します。\n" +"引数はアーカイブに入れるファイルの名前です\n" +"(訳注: 作成するアーカイブファイルの名前は、B<-f> オプションの引数で指定します)。\n" +"B<--no-recursion> オプションが指定されないかぎり、ディレクトリは再帰的にアーカイブされます。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:188 @@ -497,12 +472,11 @@ msgid "" "optional and specify archive members to compare. If not given, the current " "working directory is assumed." msgstr "" -"アーカイブとファイルシステムの間に相違があるかどうかを調べる。\n" -"引数は任意だが、指定するなら、比較したいアーカイブのメンバーである。\n" -"指定しない場合は、カレントワーキングディレクトリを指定したものと見なされ" -"る。\n" +"アーカイブとファイルシステムの間に相違があるかどうかを調べます。\n" +"引数は任意だが、指定するなら、比較したいアーカイブのメンバーです。\n" +"指定しない場合は、カレントワーキングディレクトリを指定したものと見なされます。\n" "(訳注: info マニュアルの説明は少し違い、「メンバーを 1 つも指定しない場合、\n" -"B は全アーカイブを比較する」となっている。)" +"B は全アーカイブを比較する」となっています。)" #. type: TP #: original/man1/tar.1:193 @@ -516,18 +490,15 @@ msgid "" "Delete from the archive. The arguments supply names of the archive members " "to be removed. At least one argument must be given." msgstr "" -"アーカイブから削除する。引数はアーカイブから削除するメンバーの名前である。" -"少なくとも\n" -"1 つは引数を指定しなければならない。" +"アーカイブから削除します。引数はアーカイブから削除するメンバーの名前です。少なくとも\n" +"1 つは引数を指定しなければなりません。" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:200 msgid "" "This option does not operate on compressed archives. There is no short " "option equivalent." -msgstr "" -"このオプションは圧縮したアーカイブには使えない。 これと等価な短いオプションは" -"ない。" +msgstr "このオプションは圧縮したアーカイブには使えません。 これと等価な短いオプションはありません。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:200 @@ -541,8 +512,8 @@ msgid "" "Append files to the end of an archive. Arguments have the same meaning as " "for B<-c> (B<--create>)." msgstr "" -"アーカイブの最後にファイルを追加する。引数の意味は、B<-c> (B<--create>)\n" -"と同じである。" +"アーカイブの最後にファイルを追加します。引数の意味は、B<-c> (B<--create>)\n" +"と同じです。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:204 @@ -555,9 +526,7 @@ msgstr "B<-t>, B<--list>" msgid "" "List the contents of an archive. Arguments are optional. When given, they " "specify the names of the members to list." -msgstr "" -"アーカイブの内容一覧を表示する。引数は任意である。 引数が指定された場合" -"は、表示すべきメンバーの名前となる。" +msgstr "アーカイブの内容一覧を表示します。引数は任意です。 引数が指定された場合は、表示すべきメンバーの名前となります。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:208 @@ -575,20 +544,18 @@ msgid "" "code B<1> otherwise. No output is displayed, unless used together with the " "B<-v> (B<--verbose>) option." msgstr "" -"アーカイブのボリュームラベルをテストして終了する。\n" +"アーカイブのボリュームラベルをテストして終了します。\n" "引数を指定せずに使用すると、ボリュームラベルを (もしあれば)\n" -"表示し、ステータス B<0> で終了する。1 つ以上のコマンドライン引数を指定する" -"と、B\n" -"はボリュームラベルを各引数と比較する。引数にマッチするラベルがあった場合" -"は、コード\n" +"表示し、ステータス B<0> で終了します。1 つ以上のコマンドライン引数を指定すると、B\n" +"はボリュームラベルを各引数と比較します。引数にマッチするラベルがあった場合は、コード\n" "B<0> で終了し、なかった場合は、\n" -"コード B<1> で終了する。その際、B<-v> (B<--verbose>)\n" -"オプションが一緒に指定されないかぎり、出力には何も表示されない。" +"コード B<1> で終了します。その際、B<-v> (B<--verbose>)\n" +"オプションが一緒に指定されないかぎり、出力には何も表示されません。" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:220 msgid "There is no short option equivalent for this option." -msgstr "これと等価な短いオプションはない。" +msgstr "これと等価な短いオプションはありません。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:220 @@ -606,14 +573,12 @@ msgid "" "several members of the same name, corresponding to various versions of the " "same file." msgstr "" -"アーカイブ内の同名のコピーより新しいファイルだけを追加する。\n" -"引数の意味は、B<-c> や B<-r> オプションと同じである。\n" -"気を付けてほしいが、新しいファイルが、古いアーカイブコピーに置き換わるわけで" -"はない。\n" -"そうではなくて、アーカイブの末尾に追加されるのである。\n" +"アーカイブ内の同名のコピーより新しいファイルだけを追加します。\n" +"引数の意味は、B<-c> や B<-r> オプションと同じです。\n" +"気を付けてほしいのですが、新しいファイルが、古いアーカイブコピーに置き換わるわけではありません。\n" +"そうではなくて、アーカイブの末尾に追加されるのです。\n" "従って、作成されたアーカイブには、\n" -"同じファイルの様々なバージョンに当たる、同じ名前の複数のメンバーが含まれるこ" -"とがある。" +"同じファイルの様々なバージョンに当たる、同じ名前の複数のメンバーが含まれることがあります。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:228 @@ -626,9 +591,7 @@ msgstr "B<-x>, B<--extract>, B<--get>" msgid "" "Extract files from an archive. Arguments are optional. When given, they " "specify names of the archive members to be extracted." -msgstr "" -"アーカイブからファイルを抽出する。引数は任意である。 引数が指定された場" -"合、抽出するアーカイブメンバーの名前となる。" +msgstr "アーカイブからファイルを抽出します。引数は任意です。 引数が指定された場合、抽出するアーカイブメンバーの名前となります。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:233 @@ -641,9 +604,7 @@ msgstr "B<--show-defaults>" msgid "" "Show built-in defaults for various B options and exit. No arguments " "are allowed." -msgstr "" -"B のいくつかのオプションについて組み込みのデフォルトを表示して、終了す" -"る。 引数は指定できない。" +msgstr "B のいくつかのオプションについて組み込みのデフォルトを表示して、終了します。 引数は指定できません。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:237 @@ -654,8 +615,7 @@ msgstr "B<-?>, B<--help>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:240 msgid "Display a short option summary and exit. No arguments allowed." -msgstr "" -"簡単なオプションのサマリーを表示して、終了する。 引数は指定できない。" +msgstr "簡単なオプションのサマリーを表示して、終了します。 引数は指定できません。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:240 @@ -666,8 +626,7 @@ msgstr "B<--usage>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:243 msgid "Display a list of available options and exit. No arguments allowed." -msgstr "" -"指定可能なオプションのリストを表示して、終了する。 引数は指定できない。" +msgstr "指定可能なオプションのリストを表示して、終了します。 引数は指定できません。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:243 @@ -678,7 +637,7 @@ msgstr "B<--version>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:246 msgid "Print program version and copyright information and exit." -msgstr "プログラムのバージョンと著作権情報を表示して、終了する。" +msgstr "プログラムのバージョンと著作権情報を表示して終了します。" #. type: SH #: original/man1/tar.1:246 @@ -701,9 +660,7 @@ msgstr "B<--check-device>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:251 msgid "Check device numbers when creating incremental archives (default)." -msgstr "" -"インクリメンタルアーカイブを作成する際に、デバイス番号をチェックする (デフォ" -"ルト)。" +msgstr "インクリメンタルアーカイブを作成する際に、デバイス番号をチェックします (デフォルト)。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:251 @@ -723,19 +680,17 @@ msgid "" "level B, create a copy of the snapshot file created during the level " "B, and use it as I." msgstr "" -"新 GNU 形式のインクリメンタルバックアップを取り扱う。\n" -"I はB<スナップショットファイル>の名前である\n" -"(訳注: このオプションの引数 I の指定は必須である)。tar\n" -"はそこに補助情報を記録しておき、その情報を使って、前回のインクリメンタルダン" -"プの後で、\n" -"どのファイルが変更され、従って、再度ダンプしなければならないかを判断する。\n" +"新 GNU 形式のインクリメンタルバックアップを取り扱います。\n" +"I はB<スナップショットファイル>の名前です\n" +"(訳注: このオプションの引数 I の指定は必須です)。tar\n" +"はそこに補助情報を記録しておき、その情報を使って、前回のインクリメンタルダンプの後で、\n" +"どのファイルが変更され、従って、再度ダンプしなければならないかを判断します。\n" "アーカイブの作成時に I が存在しない場合は、I\n" -"が作られ、すべてのファイルが作成されるアーカイブに格納されることになる\n" +"が作られ、すべてのファイルが作成されるアーカイブに格納されることになります\n" "(これが B のダンプである)。B が 0 ではない level B\n" "のインクリメンタルアーカイブを作成するには、level B\n" -"のアーカイブを作成したときに出来たスナップショットファイルのコピーを作って、" -"それを\n" -"I として使用すればよい。" +"のアーカイブを作成したときに出来たスナップショットファイルのコピーを作って、それを\n" +"I として使用します。" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:266 @@ -745,10 +700,10 @@ msgid "" "practice to use B in its place." msgstr "" "アーカイブの内容表示やメンバーの抽出の際には、I\n" -"の中身が実際に調べられるわけではない。tar の文法上\n" +"の中身が実際に調べられるわけではありません。tar の文法上\n" "B<--listed-incremental> は引数を取ることになっているので、I\n" -"の指定が必要なだけなのだ。それ故、I として B\n" -"を使うのは、常套手段である。" +"の指定が必要なだけなのです。それ故、I として B\n" +"を使うのは、常套手段です。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:266 @@ -759,14 +714,14 @@ msgstr "B<--hole-detection>=I" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:272 msgid "" -"Use I to detect holes in sparse files. This option implies B<--" -"sparse>. Valid values for I are B and B. Default is " +"Use I to detect holes in sparse files. This option implies " +"B<--sparse>. Valid values for I are B and B. Default is " "B with fallback to B when not applicable." msgstr "" "スパースファイル (sparse file) の穴 (hole) の検出に\n" -"I を使う。このオプションは、B<--sparse>\n" -"を暗黙裡に設定する。I に指定できる値は、B と B\n" -"である。デフォルトは B であり、使用できない場合は B を使う。" +"I を使います。このオプションは、B<--sparse>\n" +"を暗黙裡に設定します。I に指定できる値は、B と B\n" +"です。デフォルトは B であり、使用できない場合は B を使います。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:272 @@ -777,7 +732,7 @@ msgstr "B<-G>, B<--incremental>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:275 msgid "Handle old GNU-format incremental backups." -msgstr "旧 GNU 形式のインクリメンタルバックアップを取り扱う。" +msgstr "旧 GNU 形式のインクリメンタルバックアップを取り扱います。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:275 @@ -788,7 +743,7 @@ msgstr "B<--ignore-failed-read>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:278 msgid "Do not exit with nonzero on unreadable files." -msgstr "読み込み不能なファイルがあっても、ゼロ以外の返り値で終了しない。" +msgstr "読み込み不能なファイルがあっても、ゼロ以外の返り値で終了しません。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:278 @@ -799,16 +754,16 @@ msgstr "B<--level>=I" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:283 msgid "" -"Set dump level for created listed-incremental archive. Currently only B<--" -"level=0> is meaningful: it instructs B to truncate the snapshot file " -"before dumping, thereby forcing a level 0 dump." +"Set dump level for created listed-incremental archive. Currently only " +"B<--level=0> is meaningful: it instructs B to truncate the snapshot " +"file before dumping, thereby forcing a level 0 dump." msgstr "" "作成するリスト化インクリメンタルアーカイブ\n" "(訳注: すなわち、新 GNU 形式のインクリメンタルアーカイブ)\n" -"のダンプレベルを設定する。 現在のところ、B<--level=0>\n" -"のみが意味を持つ。 これを指定すると、B\n" +"のダンプレベルを設定します。 現在のところ、B<--level=0>\n" +"のみが意味を持ちます。 これを指定すると、B\n" "はダンプする前にスナップショットファイルをサイズ 0\n" -"に短縮し、 強制的にレベル 0 のダンプにする。" +"に短縮し、 強制的にレベル 0 のダンプにします。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:283 @@ -824,11 +779,10 @@ msgid "" "in cases when such recognition fails. It takes effect only if the archive " "is open for reading (e.g. with B<--list> or B<--extract> options)." msgstr "" -"アーカイブがシーク (seek) 可能であると見なす。通常、B は、\n" -"アーカイブがシーク可能であるか否かを自動的に判断する。\n" -"このオプションは、そうした判断がうまく行かない場合に使うためのものである。\n" -"このオプションは、アーカイブを読み込むためにオープンしている場合にのみ効果が" -"ある\n" +"アーカイブがシーク (seek) 可能であると見なします。通常、B は、\n" +"アーカイブがシーク可能であるか否かを自動的に判断します。\n" +"このオプションは、そうした判断がうまく行かない場合に使うためのものです。\n" +"このオプションは、アーカイブを読み込むためにオープンしている場合にのみ効果があります\n" "(たとえば、 B<--list> または B<--extract> オプションが指定されている場合)。" #. type: TP @@ -840,8 +794,7 @@ msgstr "B<--no-check-device>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:296 msgid "Do not check device numbers when creating incremental archives." -msgstr "" -"インクリメンタルアーカイブを作成する際に、デバイス番号をチェックしない。" +msgstr "インクリメンタルアーカイブを作成する際に、デバイス番号をチェックしません。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:296 @@ -852,7 +805,7 @@ msgstr "B<--no-seek>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:299 msgid "Assume the archive is not seekable." -msgstr "アーカイブがシーク可能でないと見なす。" +msgstr "アーカイブがシーク可能でないと見なします。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:299 @@ -869,14 +822,11 @@ msgid "" "either on the command line or via the B<-T> option. The default I is " "B<1>." msgstr "" -"アーカイブ中の各ファイルについて、I 番目に現れるものだけを処理の対象にす" -"る。 このオプションは、サブコマンド B<--delete>, B<--diff>, B<--extract>, " -"B<--list> の 1 つとともに使用し、 しかも、ファイルのリストを、コマンドライン" -"上、または B<-T> オプションで指定している場合にのみ、有効である。オプション引" -"き数 I の指定は任意だが、デフォルトでは B<1> になっている。(訳注: -r や -" -"u オプションを使った場合、アーカイブ中に同名のメンバーが複数存在することがあ" -"る。 そうした場合に、何番目のメンバーを抽出などの対象にするかを指名するのであ" -"る。)" +"アーカイブ中の各ファイルについて、I 番目に現れるものだけを処理の対象にします。 このオプションは、サブコマンド B<--delete>, " +"B<--diff>, B<--extract>, B<--list> の 1 つとともに使用し、 しかも、ファイルのリストを、コマンドライン上、または " +"B<-T> オプションで指定している場合にのみ、有効です。オプション引き数 I の指定は任意ですが、デフォルトでは B<1> " +"になっています。(訳注: -r や -u オプションを使った場合、アーカイブ中に同名のメンバーが複数存在することがります。 " +"そうした場合に、何番目のメンバーを抽出などの対象にするかを指名するのです。)" #. type: TP #: original/man1/tar.1:307 @@ -887,7 +837,7 @@ msgstr "B<--restrict>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:310 msgid "Disable the use of some potentially harmful options." -msgstr "有害かもしれないいくつかのオプションを無効化する。" +msgstr "有害かもしれないいくつかのオプションを無効化します。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:310 @@ -904,12 +854,10 @@ msgid "" "appendix B, \"B\". Using B reader, it can be " "accessed running the following command: B." msgstr "" -"スパースファイルで使用するスパースフォーマットのバージョンを指定する。 このオ" -"プションは B<--sparse> を暗黙裡に設定する。 引数に指定できる値は、 B<0.0>, " -"B<0.1>, B<1.0> のいずれかである。 スパースフォーマットについての詳しい議論に" -"ついては、 B, appendix B, \"B\" をご覧いた" -"だきたい。B リーダーを使用する場合は、コマンド B で読むことができる。" +"スパースファイルで使用するスパースフォーマットのバージョンを指定します。 このオプションは B<--sparse> を暗黙裡に設定します。 " +"引数に指定できる値は、 B<0.0>, B<0.1>, B<1.0> のいずれかです。 スパースフォーマットについての詳しい議論については、 B, appendix B, \"B\" を見てください。B " +"リーダーを使用する場合は、コマンド B で読むことができます。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:323 @@ -927,15 +875,14 @@ msgid "" "so, to reduce the resulting archive size by not dumping empty parts of the " "file." msgstr "" -"スパースファイルを効率的に取り扱う。ファイルシステム上のファイルの中には、\n" -"実際の書き込みが一度も行われていないセグメントを含むものがある\n" +"スパースファイルを効率的に取り扱います。ファイルシステム上のファイルの中には、\n" +"実際の書き込みが一度も行われていないセグメントを含むものがあります\n" "(そうしたものが B\n" -"のようなシステムで作られたデータベースファイルだったりするのは、よくあること" -"だ)。\n" +"のようなシステムで作られたデータベースファイルだったりするのは、よくあることです)。\n" "このオプションを指定すると、B は、ファイルをアーカイブに入れる前に、\n" -"それがスパースファイルかどうかを判断しようとする。\n" +"それがスパースファイルかどうかを判断しようとします。\n" "そして、もしそうなら、ファイル中の空っぽの部分をダンプしないことによって、\n" -"生成するアーカイブのサイズを小さくする。" +"生成するアーカイブのサイズを小さくします。" #. type: SS #: original/man1/tar.1:331 @@ -950,7 +897,7 @@ msgid "" "copy on disk." msgstr "" "以下のオプションは、アーカイブからファイルを抽出することによって、\n" -"ディスク上にある同名ファイルの上書きが生じる場合の tar の挙動を制御する。" +"ディスク上にある同名ファイルの上書きが生じる場合の tar の挙動を制御します。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:334 @@ -961,7 +908,7 @@ msgstr "B<-k>, B<--keep-old-files>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:337 msgid "Don't replace existing files when extracting." -msgstr "抽出時に、既存のファイルを置き換えない。" +msgstr "抽出時に、既存のファイルを置き換えません。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:337 @@ -972,7 +919,7 @@ msgstr "B<--keep-newer-files>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:340 msgid "Don't replace existing files that are newer than their archive copies." -msgstr "既存のファイルがアーカイブコピーより新しい場合、それを置き換えない。" +msgstr "既存のファイルがアーカイブコピーより新しい場合、それを置き換えません。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:340 @@ -984,13 +931,11 @@ msgstr "B<--keep-directory-symlink>" #: original/man1/tar.1:343 msgid "Don't replace existing symlinks to directories when extracting." msgstr "" -"抽出する際に、ディレクトリを指す同名のシンボリックリンクがすでに存在している" -"場合は、\n" -"それをアーカイブ中の実ディレクトリで置き換えない。(訳注:\n" -"その場合は、そのシンボリックの参照先にアーカイブ中のディレクトリの中身を展開" -"する。\n" +"抽出する際に、ディレクトリを指す同名のシンボリックリンクがすでに存在している場合は、\n" +"それをアーカイブ中の実ディレクトリで置き換えません。(訳注:\n" +"その場合は、そのシンボリックの参照先にアーカイブ中のディレクトリの中身を展開します。\n" "このオプションを指定しないデフォルトでは、まずシンボリックリンクを消去し、\n" -"それからディレクトリの抽出を行うことになる。)" +"それからディレクトリの抽出を行うことになります。)" #. type: TP #: original/man1/tar.1:343 @@ -1001,7 +946,7 @@ msgstr "B<--no-overwrite-dir>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:346 msgid "Preserve metadata of existing directories." -msgstr "既存のディレクトリのメタデータを変更しない。" +msgstr "既存のディレクトリのメタデータを変更しません。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:346 @@ -1016,9 +961,8 @@ msgid "" "subdirectory named by the base name of the archive (minus standard " "compression suffixes recognizable by B<--auto-compress).>" msgstr "" -"すべてのファイルを I に抽出する。引数なしで使用すると、\n" -"アーカイブのベースネームにちなんだ名前のサブディレクトリに抽出することにな" -"る\n" +"すべてのファイルを I に抽出します。引数なしで使用すると、\n" +"アーカイブのベースネームにちなんだ名前のサブディレクトリに抽出することになります\n" "(詳しく言うと、アーカイブのベースネームから B<--auto-compress>\n" "で認識される標準的な圧縮ファイルの拡張子を取り去ったもの)。" @@ -1031,7 +975,7 @@ msgstr "B<--overwrite>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:354 msgid "Overwrite existing files when extracting." -msgstr "抽出時に、既存ファイルを上書きする。" +msgstr "抽出時に、既存ファイルを上書きします。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:354 @@ -1042,7 +986,7 @@ msgstr "B<--overwrite-dir>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:357 msgid "Overwrite metadata of existing directories when extracting (default)." -msgstr "抽出時に、既存ディレクトリのメタデータを上書きする (デフォルト)。" +msgstr "抽出時に、既存ディレクトリのメタデータを上書きします (デフォルト)。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:357 @@ -1053,9 +997,7 @@ msgstr "B<--recursive-unlink>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:360 msgid "Recursively remove all files in the directory prior to extracting it." -msgstr "" -"ディレクトリを抽出する前に、同名のディレクトリにあるすべてのファイルを再帰的" -"に削除する。" +msgstr "ディレクトリを抽出する前に、同名のディレクトリにあるすべてのファイルを再帰的に削除します。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:360 @@ -1066,7 +1008,7 @@ msgstr "B<--remove-files>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:363 msgid "Remove files from disk after adding them to the archive." -msgstr "ファイルをアーカイブに追加した後で、ディスクからファイルを削除する。" +msgstr "ファイルをアーカイブに追加した後で、ディスクからファイルを削除します。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:363 @@ -1078,8 +1020,8 @@ msgstr "B<--skip-old-files>" #: original/man1/tar.1:366 msgid "Don't replace existing files when extracting, silently skip over them." msgstr "" -"抽出時に、既存のファイルを上書きせず、何のメッセージも出さずにスキップする\n" -"(訳注: なお、B<--keep-old-files> と違い、こちらは返り値がエラーにならない)。" +"抽出時に、既存のファイルを上書きせず、何のメッセージも出さずにスキップします\n" +"(訳注: なお、B<--keep-old-files> と違い、こちらは返り値がエラーになりません)。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:366 @@ -1090,7 +1032,7 @@ msgstr "B<-U>, B<--unlink-first>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:369 msgid "Remove each file prior to extracting over it." -msgstr "抽出する際に、上書きするファイルをまず削除する。" +msgstr "抽出する際に、上書きするファイルをまず削除します。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:369 @@ -1101,7 +1043,7 @@ msgstr "B<-W>, B<--verify>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:372 msgid "Verify the archive after writing it." -msgstr "アーカイブを書き込んだ後で照合する。" +msgstr "アーカイブを書き込んだ後で照合します。" #. type: SS #: original/man1/tar.1:372 @@ -1119,7 +1061,7 @@ msgstr "B<--ignore-command-error>" #: original/man1/tar.1:375 #, no-wrap msgid "Ignore subprocess exit codes." -msgstr "サブプロセスの終了コードを無視する。" +msgstr "サブプロセスの終了コードを無視します。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:377 @@ -1130,7 +1072,7 @@ msgstr "B<--no-ignore-command-error>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:380 msgid "Treat non-zero exit codes of children as error (default)." -msgstr "子プロセスの 0 以外の終了コードをエラーとして扱う (デフォルト)。" +msgstr "子プロセスの 0 以外の終了コードをエラーとして扱います (デフォルト)。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:380 @@ -1141,7 +1083,7 @@ msgstr "B<-O>, B<--to-stdout>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:383 msgid "Extract files to standard output." -msgstr "ファイルを標準出力に抽出する。" +msgstr "ファイルを標準出力に抽出します。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:383 @@ -1158,12 +1100,11 @@ msgid "" "its standard input. Additional data will be supplied via the following " "environment variables:" msgstr "" -"抽出したファイルをパイプで I に渡す。\n" +"抽出したファイルをパイプで I に渡します。\n" "このオプションの引数は、外部プログラムのパス名であり、\n" -"コマンドライン引数を付けて指定することもできる。外部プログラムが起動される" -"と、\n" -"抽出されたファイルの内容が、そのプログラムの標準入力に渡される。また、\n" -"追加的なデータが、以下の環境変数を通して外部プログラムに渡されることになる。" +"コマンドライン引数を付けて指定することもできます。外部プログラムが起動されると、\n" +"抽出されたファイルの内容が、そのプログラムの標準入力に渡されます。また、\n" +"追加的なデータが、以下の環境変数を通して外部プログラムに渡されることになります。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:391 @@ -1174,7 +1115,7 @@ msgstr "B" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:394 msgid "Type of the file. It is a single letter with the following meaning:" -msgstr "ファイルのタイプ。1 文字からなり、以下の意味がある。" +msgstr "ファイルのタイプ。1 文字からなり、以下の意味があります。" #. type: ta #: original/man1/tar.1:396 @@ -1203,7 +1144,7 @@ msgstr "" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:406 msgid "Currently only regular files are supported." -msgstr "現在のところサポートされているのは、通常ファイルだけである。" +msgstr "現在のところサポートされているのは、通常ファイルだけです。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:406 @@ -1273,9 +1214,8 @@ msgid "" "Epoch. If the archive provides times with nanosecond precision, the " "nanoseconds are appended to the timestamp after a decimal point." msgstr "" -"最終アクセス日時。これは、the Epoch からの秒数を表す 10 進数である。\n" -"アーカイブの日時がナノ秒の精度の場合、タイムスタンプの小数点の後ろにナノ秒の" -"部分が付く。" +"最終アクセス日時。これは、the Epoch からの秒数を表す 10 進数です。\n" +"アーカイブの日時がナノ秒の精度の場合、タイムスタンプの小数点の後ろにナノ秒の部分が付きます。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:427 @@ -1337,9 +1277,7 @@ msgstr "ファイルの所有グループの GID。" msgid "" "Additionally, the following variables contain information about B " "operation mode and the archive being processed:" -msgstr "" -"さらに、以下の環境変数に B の操作モードや処理対象のアーカイブについての" -"情報が含まれている。" +msgstr "さらに、以下の環境変数に B の操作モードや処理対象のアーカイブについての情報が含まれています。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:447 original/man1/tar.1:668 @@ -1372,9 +1310,7 @@ msgstr "B" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:456 original/man1/tar.1:677 msgid "Current blocking factor, i.e. number of 512-byte blocks in a record." -msgstr "" -"現在のブロッキング係数。すなわち、1 レコードを構成する 512 バイトのブロック" -"数。" +msgstr "現在のブロッキング係数。すなわち、1 レコードを構成する 512 バイトのブロック数。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:456 original/man1/tar.1:677 @@ -1385,11 +1321,11 @@ msgstr "B" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:460 original/man1/tar.1:681 msgid "" -"Ordinal number of the volume B is processing (set if reading a multi-" -"volume archive)." +"Ordinal number of the volume B is processing (set if reading a " +"multi-volume archive)." msgstr "" "B が処理中のボリューム番号\n" -"(複数ボリュームのアーカイブを読み込んでいる場合に設定される)。" +"(複数ボリュームのアーカイブを読み込んでいる場合に設定されます)。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:460 original/man1/tar.1:681 @@ -1440,10 +1376,9 @@ msgid "" "reading (I=B, this is the default) or by not setting the " "times in the first place (I=B)" msgstr "" -"ダンプの対象にした元ファイルのアクセス日時を変更しない。 その方法には、ファイ" -"ルを読み込んだ後でアクセス日時を元に戻すやり方 (I=B、デフォ" -"ルト) と、最初からアクセス日時を変更しないやり方 (I=B) の二つ" -"がある。" +"ダンプの対象にした元ファイルのアクセス日時を変更しません。 その方法には、ファイルを読み込んだ後でアクセス日時を元に戻すやり方 " +"(I=B、デフォルト) と、最初からアクセス日時を変更しないやり方 (I=B) " +"の二つがあります。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:479 @@ -1458,9 +1393,8 @@ msgid "" "until the end of extraction. Use this option when extracting from an " "archive which has unusual member ordering." msgstr "" -"抽出したディレクトリの更新日時や許可属性の決定を、抽出の最後まで遅らせる。\n" -"メンバーの順番が通常とは違っているアーカイブから抽出する際には、このオプショ" -"ンを使用するとよい。\n" +"抽出したディレクトリの更新日時や許可属性の決定を、抽出の最後まで遅らせます。\n" +"メンバーの順番が通常とは違っているアーカイブから抽出する際には、このオプションを使用するとよいでしょう。\n" "(訳注: info tar の \"Directory Modification Times and Permissions\" を参照。)" #. type: TP @@ -1476,10 +1410,8 @@ msgid "" "can be either a user name or numeric GID. In this case the missing part " "(GID or name) will be inferred from the current host's group database." msgstr "" -"アーカイブに入れるファイルの所有グループを I にする。 I まで指定し" -"ない場合、I はグループ名でも、GID 番号でもよい。 その場合、指定しない" -"方 (GID、またはグループ名) は、使用中のホストのグループデータベースから推測" -"されることになる。" +"アーカイブに入れるファイルの所有グループを I にします。 I まで指定しない場合、I はグループ名でも、GID " +"番号でもかまいません。 その場合、指定しない方 (GID、またはグループ名) は、使用中のホストのグループデータベースから推測されることになります。" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:493 @@ -1487,8 +1419,8 @@ msgid "" "When used with B<--group-map>=I, affects only those files whose owner " "group is not listed in I." msgstr "" -"B<--group-map>=I と一緒に使われたときは、 所有グループが I のリス" -"トに載っていないファイルに対してのみ効果がある。" +"B<--group-map>=I と一緒に使われたときは、 所有グループが I " +"のリストに載っていないファイルに対してのみ効果があります。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:493 @@ -1504,11 +1436,9 @@ msgid "" "line in I defines translation for a single group. It must consist of " "two fields, delimited by any amount of whitespace:" msgstr "" -"グループ変換マップを I から読み込む。空行は無視する。 コメントは B<#> " -"で始まり、行末まで続く。I の空行以外の各行では、1 つのグループ変換を定" -"義する。各行は、任意の数のホワイトスペース (訳注: 空白やタブ) で区切られた 2 " -"つのフィールドから構成されていなければならない。 すなわち、次のような形であ" -"る。" +"グループ変換マップを I から読み込みます。空行は無視します。 コメントは B<#> で始まり、行末まで続く。I " +"の空行以外の各行では、1 つのグループ変換を定義します。各行は、任意の数のホワイトスペース (訳注: 空白やタブ) で区切られた 2 " +"つのフィールドから構成されていなければなりません。 すなわち、次のような形です:" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:502 @@ -1524,10 +1454,9 @@ msgid "" "B<+>I. Otherwise, both I and I need not be listed in " "the system group database." msgstr "" -"I は有効なグループ名か、B<+> を前に付けた GID である。 I を指" -"定しない場合は、I の方も、やはり有効なグループ名か、 B<+>I でな" -"ければならない。I まで指定した場合は、I と I のどちら" -"も、システムのグループデータベースに載っている必要はない。" +"I は有効なグループ名か、B<+> を前に付けた GID です。 I を指定しない場合は、I " +"の方も、やはり有効なグループ名か、 B<+>I でなければなりません。I まで指定した場合は、I と " +"I のどちらも、システムのグループデータベースに載っている必要はありません。" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:512 @@ -1536,7 +1465,7 @@ msgid "" "archive with owner group I and GID I." msgstr "" "つまるところ、所有グループ I の各入力ファイルが、所有グループを\n" -"I、GID を I としてアーカイブに格納されることになる。" +"I、GID を I としてアーカイブに格納されることになります。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:512 @@ -1548,8 +1477,7 @@ msgstr "B<--mode>=I" #: original/man1/tar.1:515 msgid "Force symbolic mode I for added files." msgstr "" -"アーカイブに入れるファイルの許可属性を、シンボルによる指定で I にす" -"る (訳注: 実際には 8 進数による指定も可能)。" +"アーカイブに入れるファイルの許可属性を、シンボルによる指定で I にします (訳注: 実際には 8 進数による指定も可能)。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:515 @@ -1564,9 +1492,8 @@ msgid "" "arbitrary format, or the name of an existing file. In the latter case the " "mtime of that file will be used." msgstr "" -"アーカイブに入れるファイルの mtime を設定する。I は、 ほぼ任意" -"のフォーマットの日付/時刻、または既存ファイルの名前である。 後者の場合、その" -"ファイルの mtime が使われる。" +"アーカイブに入れるファイルの mtime を設定します。I は、 " +"ほぼ任意のフォーマットの日付/時刻、または既存ファイルの名前です。 後者の場合、そのファイルの mtime が使われます。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:520 @@ -1577,7 +1504,7 @@ msgstr "B<-m>, B<--touch>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:523 msgid "Don't extract file modified time." -msgstr "ファイルの更新日時 (mtime) を抽出しない。" +msgstr "ファイルの更新日時 (mtime) を抽出しません。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:523 @@ -1588,7 +1515,7 @@ msgstr "B<--no-delay-directory-restore>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:526 msgid "Cancel the effect of the prior B<--delay-directory-restore> option." -msgstr "前に指定した B<--delay-directory-restore> オプションの効果を取り消す。" +msgstr "前に指定した B<--delay-directory-restore> オプションの効果を取り消します。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:526 @@ -1599,7 +1526,7 @@ msgstr "B<--no-same-owner>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:529 msgid "Extract files as yourself (default for ordinary users)." -msgstr "実行ユーザ自身の資格でファイルを抽出する (一般ユーザのデフォルト)。" +msgstr "実行ユーザ自身の資格でファイルを抽出します (一般ユーザのデフォルト)。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:529 @@ -1612,9 +1539,7 @@ msgstr "B<--no-same-permissions>" msgid "" "Apply the user's umask when extracting permissions from the archive (default " "for ordinary users)." -msgstr "" -"アーカイブから許可属性を抽出する際、実行ユーザの umask を適用する (一般ユーザ" -"のデフォルト)。" +msgstr "アーカイブから許可属性を抽出する際、実行ユーザの umask を適用します (一般ユーザのデフォルト)。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:533 @@ -1625,7 +1550,7 @@ msgstr "B<--numeric-owner>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:536 msgid "Always use numbers for user/group names." -msgstr "ユーザ/グループ名に常に番号を使う。" +msgstr "ユーザ/グループ名に常に番号を使います。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:536 @@ -1640,10 +1565,8 @@ msgid "" "can be either a user name or numeric UID. In this case the missing part " "(UID or name) will be inferred from the current host's user database." msgstr "" -"アーカイブに入れるファイルの所有者を I にする。 I まで指定しない場" -"合、I はユーザ名でも、UID 番号でもよい。 その場合、指定しない方 (UID、" -"またはユーザ名) は、使用中のホストのユーザデータベースから推測されることにな" -"る。" +"アーカイブに入れるファイルの所有者を I にします。 I まで指定しない場合、I はユーザ名でも、UID " +"番号でもかまいません。 その場合、指定しない方 (UID、またはユーザ名) は、使用中のホストのユーザデータベースから推測されることになります。" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:545 @@ -1651,8 +1574,8 @@ msgid "" "When used with B<--owner-map>=I, affects only those files whose owner " "is not listed in I." msgstr "" -"B<--owner-map>=I と一緒に使われたときは、 所有者が I のリストに" -"載っていないファイルに対してのみ効果がある。" +"B<--owner-map>=I と一緒に使われたときは、 所有者が I " +"のリストに載っていないファイルに対してのみ効果があります。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:545 @@ -1668,10 +1591,9 @@ msgid "" "line in I defines translation for a single UID. It must consist of " "two fields, delimited by any amount of whitespace:" msgstr "" -"所有者変換マップを I から読み込む。空行は無視する。 コメントは B<#> で" -"始まり、行末まで続く。I の空行以外の各行では、1 つの UID 変換を定義す" -"る。各行は、任意の数のホワイトスペース (訳注: 空白やタブ) で区切られた 2 つの" -"フィールドから構成されていなければならない。 すなわち、次のような形である。" +"所有者変換マップを I から読み込みます。空行は無視します。 コメントは B<#> で始まり、行末まで続きます。I " +"の空行以外の各行では、1 つの UID 変換を定義する。各行は、任意の数のホワイトスペース (訳注: 空白やタブ) で区切られた 2 " +"つのフィールドから構成されていなければなりません。 すなわち、次のような形です:" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:554 @@ -1687,10 +1609,9 @@ msgid "" "B<+>I. Otherwise, both I and I need not be listed in " "the system user database." msgstr "" -"I は有効なユーザ名か、B<+> を前に付けた UID である。 I を指定" -"しない場合は、I の方も、やはり有効なユーザ名か、 B<+>I でなけれ" -"ばならない。I まで指定した場合は、I と I のどちらも、" -"システムのユーザデータベースに載っている必要はない。" +"I は有効なユーザ名か、B<+> を前に付けた UID です。 I を指定しない場合は、I " +"の方も、やはり有効なユーザ名か、 B<+>I でなければなりません。I まで指定した場合は、I と " +"I のどちらも、システムのユーザデータベースに載っている必要はありません。" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:564 @@ -1699,7 +1620,7 @@ msgid "" "with owner name I and UID I." msgstr "" "つまるところ、所有者 I の各入力ファイルが、所有者名を\n" -"I、UID を I としてアーカイブに格納されることになる。" +"I、UID を I としてアーカイブに格納されることになります。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:564 @@ -1710,8 +1631,7 @@ msgstr "B<-p>, B<--preserve-permissions>, B<--same-permissions>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:567 msgid "extract information about file permissions (default for superuser)" -msgstr "" -"ファイルの許可属性に関する情報を抽出する (スーパーユーザのデフォルト)。" +msgstr "ファイルの許可属性に関する情報を抽出します (スーパーユーザのデフォルト)。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:567 @@ -1725,7 +1645,7 @@ msgid "" "Try extracting files with the same ownership as exists in the archive " "(default for superuser)." msgstr "" -"アーカイブ中のものと同じ所有者属性を付けて、ファイルを抽出しようと試みる\n" +"アーカイブ中のものと同じ所有者属性を付けて、ファイルを抽出しようと試みます\n" "(スーパーユーザのデフォルト)。" #. type: TP @@ -1738,9 +1658,8 @@ msgstr "B<-s>, B<--preserve-order>, B<--same-order>" #: original/man1/tar.1:574 msgid "Sort names to extract to match archive" msgstr "" -"引数である抽出すべきファイルの名前が、アーカイブ中と同じ順番でソートされて" -"いると tar に知らせる。(訳注: info tar の \"Same Order\" と \"Option Summary" -"\" に詳しい説明がある。それがわかりやすい。)" +"引数である抽出すべきファイルの名前が、アーカイブ中と同じ順番でソートされていると tar に知らせます。(訳注: info tar の \"Same " +"Order\" と \"Option Summary\" に詳しい説明があります。それがわかりやすい。)" #. type: TP #: original/man1/tar.1:574 @@ -1754,26 +1673,22 @@ msgid "" "When creating an archive, sort directory entries according to I, " "which is one of B, B, or B." msgstr "" -"アーカイブを作成する際に、ディレクトリエントリを I に基づいてソートす" -"る。 I は B, B, B のいずれかである。" +"アーカイブを作成する際に、ディレクトリエントリを I に基づいてソートします。 I は B, B, " +"B のいずれかです。" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:584 msgid "" "The default is B<--sort=none>, which stores archive members in the same " "order as returned by the operating system." -msgstr "" -"デフォルトは B<--sort=none> であり、 オペレーティングシステムが返すのと同じ順" -"番でメンバーをアーカイブする。" +msgstr "デフォルトは B<--sort=none> であり、 オペレーティングシステムが返すのと同じ順番でメンバーをアーカイブします。" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:587 msgid "" "Using B<--sort=name> ensures the member ordering in the created archive is " "uniform and reproducible." -msgstr "" -"B<--sort=name> は、作成されるアーカイブのメンバーの並び順を一定で、再現可能な" -"ものにする。" +msgstr "B<--sort=name> は、作成されるアーカイブのメンバーの並び順を一定で、再現可能なものにします。" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:592 @@ -1783,10 +1698,8 @@ msgid "" "order is supported only if the underlying system provides the necessary " "information." msgstr "" -"B<--sort=inode> を使うと、アーカイブを作成する際のディスクシークの回数を減ら" -"し、 そうすることで、実行時間をかなりスピードアップすることができる。 この" -"ソート順は、下層で動いているシステムが必要な情報を提供する場合にのみ使用でき" -"る。" +"B<--sort=inode> を使うと、アーカイブを作成する際のディスクシークの回数を減らし、 " +"そうすることで、実行時間をかなりスピードアップすることができます。 このソート順は、下層で動いているシステムが必要な情報を提供する場合にのみ使用できます。" #. type: SS #: original/man1/tar.1:592 @@ -1803,7 +1716,7 @@ msgstr "B<--acls>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:596 msgid "Enable POSIX ACLs support." -msgstr "POSIX ACL のサポートを有効にする。" +msgstr "POSIX ACL のサポートを有効にします。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:596 @@ -1814,7 +1727,7 @@ msgstr "B<--no-acls>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:599 msgid "Disable POSIX ACLs support." -msgstr "POSIX ACL のサポートを無効にする。" +msgstr "POSIX ACL のサポートを無効にします。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:599 @@ -1825,7 +1738,7 @@ msgstr "B<--selinux>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:602 msgid "Enable SELinux context support." -msgstr "SELinux コンテキストのサポートを有効にする。" +msgstr "SELinux コンテキストのサポートを有効にします。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:602 @@ -1836,7 +1749,7 @@ msgstr "B<--no-selinux>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:605 msgid "Disable SELinux context support." -msgstr "SELinux コンテキストのサポートを無効にする。" +msgstr "SELinux コンテキストのサポートを無効にします。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:605 @@ -1847,7 +1760,7 @@ msgstr "B<--xattrs>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:608 msgid "Enable extended attributes support." -msgstr "拡張属性のサポートを有効にする。" +msgstr "拡張属性のサポートを有効にします。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:608 @@ -1858,7 +1771,7 @@ msgstr "B<--no-xattrs>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:611 msgid "Disable extended attributes support." -msgstr "拡張属性のサポートを無効にする。" +msgstr "拡張属性のサポートを無効にします。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:611 @@ -1874,9 +1787,9 @@ msgid "" "the user namespace." msgstr "" "xattr のキー (訳注: 拡張属性の名前)\n" -"について、格納や抽出から除外するパターンを指定する。I は POSIX\n" -"の正規表現である。たとえば、B<--xattrs-exclude='^user.'>\n" -"と指定すれば、名前空間 user の属性を除外することになる。" +"について、格納や抽出から除外するパターンを指定します。I は POSIX\n" +"の正規表現です。たとえば、B<--xattrs-exclude='^user.'>\n" +"と指定すれば、名前空間 user の属性を除外することになります。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:616 @@ -1890,8 +1803,8 @@ msgid "" "Specify the include pattern for xattr keys. I is a POSIX regular " "expression." msgstr "" -"xattr のキーについて、格納や抽出時にインクルードするパターンを指定する。\n" -"I は POSIX の正規表現である。" +"xattr のキーについて、格納や抽出時にインクルードするパターンを指定します。\n" +"I は POSIX の正規表現です。" #. type: SS #: original/man1/tar.1:620 @@ -1914,12 +1827,10 @@ msgid "" "compiled-in default. The default value can be inspected either using the " "B<--show-defaults> option, or at the end of the B output." msgstr "" -"アーカイブファイルまたはアーカイブデバイスとして I を使用する。 この" -"オプションを指定しない場合、B は、まず環境変数 `TAPE' を調べ、 設定され" -"ていれば、その値をアーカイブ名として使用する。 設定されていない場合は、コンパ" -"イル時に埋め込まれたデフォルトを使う。 デフォルトの値は B<--show-defaults> オ" -"プションを使って調べることができる。また、B の出力の末尾を見ても" -"わかる。" +"アーカイブファイルまたはアーカイブデバイスとして I を使用します。 このオプションを指定しない場合、B は、まず環境変数 " +"`TAPE' を調べ、 設定されていれば、その値をアーカイブ名として使用します。 " +"設定されていない場合は、コンパイル時に埋め込まれたデフォルトを使います。 デフォルトの値は B<--show-defaults> " +"オプションを使って調べることができます。また、B の出力の末尾を見てもわかります。" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:635 @@ -1928,12 +1839,10 @@ msgid "" "remote machine. The part before the colon is taken as the machine name or " "IP address, and the part after it as the file or device pathname, e.g.:" msgstr "" -"アーカイブ名にコロンが含まれている場合、それは、リモートマシンのファイルかデ" -"バイスである。\n" +"アーカイブ名にコロンが含まれている場合、それは、リモートマシンのファイルかデバイスです。\n" "コロンの前の部分はマシン名または\n" -"IP アドレスと見なされ、コロンの後の部分はファイルまたはデバイスのパス名と見な" -"される。\n" -"例を挙げよう。" +"IP アドレスと見なされ、コロンの後の部分はファイルまたはデバイスのパス名と見なされます。\n" +"例は以下のとおりです:" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:638 @@ -1946,9 +1855,7 @@ msgstr "--file=remotehost:/dev/sr0\n" msgid "" "An optional username can be prefixed to the hostname, placing a B<@> sign " "between them." -msgstr "" -"そうしたければ、ホスト名の前にユーザ名を付けることもできる。その場合は、両者" -"の間に B<@> 記号を置く。" +msgstr "そうしたければ、ホスト名の前にユーザ名を付けることもできます。その場合は、両者の間に B<@> 記号を置きます。" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:648 @@ -1957,9 +1864,8 @@ msgid "" "Nowadays it is common to use B(1) instead. You can do so by giving " "the following command line option:" msgstr "" -"デフォルトでは、リモートホストは B(1) コマンドを使ってアクセスされる。 " -"最近では、代わりに B(1) を使うのが一般的である。 そうしたい場合は、以下" -"のコマンドラインオプションを指定すればよい。" +"デフォルトでは、リモートホストは B(1) コマンドを使ってアクセスされます。 最近では、代わりに B(1) " +"を使うのが一般的です。 そうしたい場合は、以下のコマンドラインオプションを指定します:" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:651 @@ -1974,9 +1880,8 @@ msgid "" "pathname does not match B's default, you can inform B about the " "correct pathname using the B<--rmt-command> option." msgstr "" -"リモートマシンには B(8) コマンドがインストールされていなければならな" -"い。 そのパス名が B のデフォルトと一致しない場合は、 B<--rmt-command> オ" -"プションを使って正しいパス名を B に知らせることができる。" +"リモートマシンには B(8) コマンドがインストールされていなければなりません。 そのパス名が B " +"のデフォルトと一致しない場合は、 B<--rmt-command> オプションを使って正しいパス名を B に知らせることができます。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:659 @@ -1987,8 +1892,7 @@ msgstr "B<--force-local>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:662 msgid "Archive file is local even if it has a colon." -msgstr "" -"アーカイブファイル名にコロンが含まれていてもローカルファイルとして扱う。" +msgstr "アーカイブファイル名にコロンが含まれていてもローカルファイルとして扱います。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:662 @@ -2003,9 +1907,9 @@ msgid "" "include arguments. When started, it will inherit B's environment plus " "the following variables:" msgstr "" -"各テープの終わりに I を実行する (B<-M> が暗黙裡に設定される)。\n" -"コマンドには引数を含めることができる。コマンドは起動されるとき、B\n" -"の環境変数に加えて、以下の環境変数を継承する。" +"各テープの終わりに I を実行します (B<-M> が暗黙裡に設定されます)。\n" +"コマンドには引数を含めることができます。コマンドは起動されるとき、B\n" +"の環境変数に加えて、以下の環境変数を継承します。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:693 @@ -2029,7 +1933,7 @@ msgid "" "next volume." msgstr "" "指定された info script が失敗した場合、B\n" -"は終了する。成功した場合は、次のボリュームの書き込みを始める。" +"は終了します。成功した場合は、次のボリュームの書き込みを始めます。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:704 @@ -2044,15 +1948,14 @@ msgid "" "suffix (see the subsection B below), the suffix specifies the " "multiplicative factor to be used instead of 1024." msgstr "" -"Ix1024 バイトを書き込んだ後、テープを入れ替える。\n" +"Ix1024 バイトを書き込んだ後、テープを入れ替えます。\n" "I にはサイズを表す接尾辞 (下記の「B<サイズ接尾辞>」を参照)\n" -"を付けることができる。そうした接尾辞は 1024 の代わりに使う乗数を指定してい" -"る。" +"を付けることができます。そうした接尾辞は 1024 の代わりに使う乗数を指定しています。" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:714 msgid "This option implies B<-M>." -msgstr "このオプションは B<-M> を暗黙裡に設定する。" +msgstr "このオプションは B<-M> を暗黙裡に設定します。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:714 @@ -2063,7 +1966,7 @@ msgstr "B<-M>, B<--multi-volume>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:717 msgid "Create/list/extract multi-volume archive." -msgstr "マルチボリュームアーカイブの作成/内容表示/抽出を行う。" +msgstr "マルチボリュームアーカイブの作成/内容表示/抽出を行います。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:717 @@ -2077,8 +1980,8 @@ msgid "" "Use I instead of B when accessing remote archives. See the " "description of the B<-f> option, above." msgstr "" -"リモートアーカイブにアクセスする際に、B の代わりに I を使う。 " -"上記の B<-f> オプションの説明を参照すること。" +"リモートアーカイブにアクセスする際に、B の代わりに I を使います。 上記の B<-f> " +"オプションの説明を参照してください。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:723 @@ -2092,8 +1995,8 @@ msgid "" "Use I instead of B when accessing remote archives. See the " "description of the B<-f> option, above." msgstr "" -"リモートアーカイブにアクセスする際に、B の代わりに I を使う。 " -"上記の B<-f> オプションの説明を参照すること。" +"リモートアーカイブにアクセスする際に、B の代わりに I を使います。 上記の B<-f> " +"オプションの説明を参照してください。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:729 @@ -2108,9 +2011,8 @@ msgid "" "keep track of which volume of a multi-volume archive it is working in " "I." msgstr "" -"このオプションを B<--multi-volume> とともに使うと、 B は、 今マルチボ" -"リュームアーカイブのどのボリュームを処理しているかを、I に記録すること" -"になる。" +"このオプションを B<--multi-volume> とともに使うと、 B は、 " +"今マルチボリュームアーカイブのどのボリュームを処理しているかを、I に記録することになります。" #. type: SS #: original/man1/tar.1:736 @@ -2128,11 +2030,10 @@ msgstr "B<-b>, B<--blocking-factor>=I" #: original/man1/tar.1:740 msgid "Set record size to IxB<512> bytes." msgstr "" -"レコードサイズを IxB<512> バイトにする\n" +"レコードサイズを IxB<512> バイトにします\n" "(訳注: I は 1 レコードを構成する 512\n" -"バイトのブロックの数、すなわち、ブロッキング係数。たいていの場合、デフォルト" -"は\n" -"20 になっている)。" +"バイトのブロックの数、すなわち、ブロッキング係数。たいていの場合、デフォルトは\n" +"20 になっています)。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:740 @@ -2143,16 +2044,14 @@ msgstr "B<-B>, B<--read-full-records>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:744 msgid "" -"When listing or extracting, accept incomplete input records after end-of-" -"file marker." +"When listing or extracting, accept incomplete input records after " +"end-of-file marker." msgstr "" "内容表示や抽出をする際、ファイルの末尾を示すマーカーを含むレコードが、1\n" -"レコードの大きさに満たない不完全な入力レコードであっても許容する。\n" -"(訳注: B はアーカイブの読み書きをレコード単位で行う。このオプションは、" -"1\n" -"レコードの大きさに達しない入力に対する処理を指定している。B\n" -"を参照していただきたい)。" +"レコードの大きさに満たない不完全な入力レコードであっても許容します。\n" +"(訳注: B はアーカイブの読み書きをレコード単位で行います。このオプションは、1\n" +"レコードの大きさに達しない入力に対する処理を指定しています。B\n" +"を参照してください)。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:744 @@ -2168,11 +2067,11 @@ msgid "" "option instructs it to read further and is useful when reading archives " "created with the B<-A> option." msgstr "" -"アーカイブ中の 0 ばかりからなるブロックを無視する。通常、0 で埋められた\n" +"アーカイブ中の 0 ばかりからなるブロックを無視します。通常、0 で埋められた\n" "512 バイトブロックが 2 個連続すると、それはファイルの末尾 (EOF)\n" -"を意味し、これに出会うと tar は読み込みを止める。\n" +"を意味し、これに出会うと tar は読み込みを止めます。\n" "このオプションを指定すると、0 のブロックに出会っても読み込みを続けるので、\n" -"B<-A> オプションを付けて作成したアーカイブを読み込むとき役に立つ。" +"B<-A> オプションを付けて作成したアーカイブを読み込むとき役に立ちます。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:750 @@ -2184,15 +2083,15 @@ msgstr "B<--record-size>=I" #: original/man1/tar.1:758 msgid "" "Set record size. I is the number of bytes per record. It must be " -"multiple of B<512>. It can can be suffixed with a B, e.g. B<--" -"record-size=10K>, for 10 Kilobytes. See the subsection B, " -"for a list of valid suffixes." +"multiple of B<512>. It can can be suffixed with a B, e.g. " +"B<--record-size=10K>, for 10 Kilobytes. See the subsection B, for a list of valid suffixes." msgstr "" -"レコードサイズを設定する。I は 1\n" -"レコードあたりのバイト数であり、B<512> の倍数でなければならない。\n" +"レコードサイズを設定します。I は 1\n" +"レコードあたりのバイト数であり、B<512> の倍数でなければなりません。\n" "B<サイズ接尾辞>を付けることもでき、たとえば、B<--record-size=10K>\n" -"は 10 キロバイトである。有効な接尾辞のリストについては、\n" -"サブセクション「B<サイズ接尾辞>」をご覧いただきたい。" +"は 10 キロバイトです。有効な接尾辞のリストについては、\n" +"サブセクション「B<サイズ接尾辞>」を見てください。" #. type: SS #: original/man1/tar.1:758 @@ -2209,8 +2108,7 @@ msgstr "B<-H>, B<--format>=I" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:762 msgid "Create archive of the given format. Valid formats are:" -msgstr "" -"指定した形式のアーカイブを作成する。 有効なフォーマットは以下のとおりである。" +msgstr "指定した形式のアーカイブを作成します。 有効なフォーマットは以下のとおりです:" #. type: TP #: original/man1/tar.1:763 @@ -2292,7 +2190,7 @@ msgid "" msgstr "" "(B<-H pax> で) B アーカイブを作成する際の\n" "pax のキーワードを調整する。このオプションは B(1)\n" -"ユーティリティの B<-o> オプションと等価である。" +"ユーティリティの B<-o> オプションと等価です。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:788 @@ -2318,9 +2216,8 @@ msgid "" "I as a globbing pattern for volume name." msgstr "" "I というボリューム名 (訳注: ボリュームラベルとも言う) " -"を付けて、アーカイブを作成する。" -"内容表示や抽出をする際にこのオプションを指定した場合は、I " -"をボリューム名の glob パターンとして使用する。" +"を付けて、アーカイブを作成する。内容表示や抽出をする際にこのオプションを指定した場合は、I をボリューム名の glob " +"パターンとして使用します。" #. type: SS #: original/man1/tar.1:795 @@ -2337,7 +2234,7 @@ msgstr "B<-a>, B<--auto-compress>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:799 msgid "Use archive suffix to determine the compression program." -msgstr "圧縮プログラムを決定するためにアーカイブ拡張子を使用する。" +msgstr "圧縮プログラムを決定するためにアーカイブ拡張子を使用します。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:799 @@ -2352,8 +2249,8 @@ msgid "" "decompression. The argument can contain command line options." msgstr "" "データを I でフィルタする。コマンドは、伸長するための\n" -"B<-d> オプションを解するものでなければならない。\n" -"引数にはコマンドラインオプションも含めることができる。" +"B<-d> オプションを解するものでなければなりません。\n" +"引数にはコマンドラインオプションも含めることができます。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:804 @@ -2364,7 +2261,7 @@ msgstr "B<-j>, B<--bzip2>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:808 msgid "Filter the archive through B(1)." -msgstr "アーカイブを B(1) でフィルタする。" +msgstr "アーカイブを B(1) でフィルタします。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:808 @@ -2375,7 +2272,7 @@ msgstr "B<-J>, B<--xz>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:812 msgid "Filter the archive through B(1)." -msgstr "アーカイブを B(1) でフィルタする。" +msgstr "アーカイブを B(1) でフィルタします。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:812 @@ -2386,7 +2283,7 @@ msgstr "B<--lzip>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:816 msgid "Filter the archive through B(1)." -msgstr "アーカイブを B(1) でフィルタする。" +msgstr "アーカイブを B(1) でフィルタします。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:816 @@ -2397,7 +2294,7 @@ msgstr "B<--lzma>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:820 msgid "Filter the archive through B(1)." -msgstr "アーカイブを B(1) でフィルタする。" +msgstr "アーカイブを B(1) でフィルタします。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:820 @@ -2408,7 +2305,7 @@ msgstr "B<--lzop>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:824 msgid "Filter the archive through B(1)." -msgstr "アーカイブを B(1) でフィルタする。" +msgstr "アーカイブを B(1) でフィルタします。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:824 @@ -2419,7 +2316,7 @@ msgstr "B<--no-auto-compress>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:827 msgid "Do not use archive suffix to determine the compression program." -msgstr "圧縮プログラムを決定するためにアーカイブ拡張子を使用しない。" +msgstr "圧縮プログラムを決定するためにアーカイブ拡張子を使用しません。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:827 @@ -2430,7 +2327,7 @@ msgstr "B<-z>, B<--gzip>, B<--gunzip>, B<--ungzip>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:831 msgid "Filter the archive through B(1)." -msgstr "アーカイブを B(1) でフィルタする。" +msgstr "アーカイブを B(1) でフィルタします。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:831 @@ -2441,7 +2338,7 @@ msgstr "B<-Z>, B<--compress>, B<--uncompress>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:835 msgid "Filter the archive through B(1)." -msgstr "アーカイブを B(1) でフィルタする。" +msgstr "アーカイブを B(1) でフィルタします。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:835 @@ -2452,7 +2349,7 @@ msgstr "B<--zstd>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:839 msgid "Filter the archive through B(1)." -msgstr "アーカイブを B(1) でフィルタする。" +msgstr "アーカイブを B(1) でフィルタします。" #. type: SS #: original/man1/tar.1:839 @@ -2469,9 +2366,7 @@ msgstr "B<--add-file>=I" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:843 msgid "Add I to the archive (useful if its name starts with a dash)." -msgstr "" -"I をアーカイブに追加する (ファイル名がダッシュで始まる場合に便利であ" -"る)。" +msgstr "I をアーカイブに追加します (ファイル名がダッシュで始まる場合に便利です)。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:843 @@ -2485,12 +2380,11 @@ msgid "" "Backup before removal. The I argument, if supplied, controls the " "backup policy. Its valid values are:" msgstr "" -"上書きや削除をする前にバックアップを行う。引数 I\n" -"を指定すれば、それがバックアップのやり方を決める。有効な値は以下のとおりであ" -"る。\n" +"上書きや削除をする前にバックアップを行います。引数 I\n" +"を指定すれば、それがバックアップのやり方を決めます。有効な値は以下のとおりです。\n" "(訳注: このオプションは、アーカイブの作成 (B<-c>)、抽出\n" "(B<-x>)、どちらでも使えるが、B<-A>, B<-r>, B<-u>,\n" -"B<--delete> では無効のようだ。)" +"B<--delete> では無効のようです。)" #. type: TP #: original/man1/tar.1:848 @@ -2501,7 +2395,7 @@ msgstr "B, B" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:851 msgid "Never make backups." -msgstr "バックアップを全く作成しない。" +msgstr "バックアップを全く作成しません。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:851 @@ -2512,7 +2406,7 @@ msgstr "B, B" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:854 msgid "Make numbered backups." -msgstr "番号付きのバックアップを作成する。" +msgstr "番号付きのバックアップを作成します。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:854 @@ -2526,7 +2420,7 @@ msgid "" "Make numbered backups if numbered backups exist, simple backups otherwise." msgstr "" "番号付きのバックアップが存在すれば、番号付きのバックアップを、\n" -"存在しなければ、単純形式のバックアップを作成する。" +"存在しなければ、単純形式のバックアップを作成します。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:857 @@ -2537,7 +2431,7 @@ msgstr "B, B" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:860 msgid "Always make simple backups" -msgstr "常に単純形式のバックアップを行う。" +msgstr "常に単純形式のバックアップを行います。" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:866 @@ -2546,8 +2440,8 @@ msgid "" "environment variable. If it is not set, B is assumed." msgstr "" "I が指定されない場合、環境変数 B\n" -"から値を取得する。それも指定されていない場合は、B\n" -"が指定されているものと見なされる。" +"から値を取得します。それも指定されていない場合は、B\n" +"が指定されているものと見なされます。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:867 @@ -2558,11 +2452,11 @@ msgstr "B<-C>, B<--directory>=I" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:871 msgid "" -"Change to I before performing any operations. This option is order-" -"sensitive, i.e. it affects all options that follow." +"Change to I before performing any operations. This option is " +"order-sensitive, i.e. it affects all options that follow." msgstr "" -"何らかの操作を行う前に、ディレクトリ I に移動する。 このオプションは順番" -"を意識する。すなわち、その後に続くすべてのオプションに影響を及ぼす。" +"何らかの操作を行う前に、ディレクトリ I に移動します。 " +"このオプションは順番を意識します。すなわち、その後に続くすべてのオプションに影響を及ぼします。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:871 @@ -2574,9 +2468,8 @@ msgstr "B<--exclude>=I" #: original/man1/tar.1:876 msgid "Exclude files matching I, a B(3)-style wildcard pattern." msgstr "" -"B(3) スタイルのワイルドカードパターン I にマッチするファイル" -"を除外する (訳注: つまり、I の指定にシェル式のワイルドーカードが使え" -"るということ)。" +"B(3) スタイルのワイルドカードパターン I にマッチするファイルを除外します (訳注: つまり、I " +"の指定にシェル式のワイルドーカードが使えるということです)。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:876 @@ -2587,7 +2480,7 @@ msgstr "B<--exclude-backups>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:879 msgid "Exclude backup and lock files." -msgstr "バックアップファイルとロックファイルを除外する。" +msgstr "バックアップファイルとロックファイルを除外します。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:879 @@ -2601,10 +2494,10 @@ msgid "" "Exclude contents of directories containing file B, except for " "the tag file itself." msgstr "" -"B という名前のファイルを含むディレクトリの中身を除外する。 ただ" -"し、タグファイル自体は除外しない。(訳注: B とそれが含むべき内容" -"については、 Ehttp://www.brynosaurus.com/cachedir/spec.htmlE、または " -"Ehttp://bford.info/cachedir/spec.htmlE をご覧いただきたい。)" +"B という名前のファイルを含むディレクトリの中身を除外します。 ただし、タグファイル自体は除外しません。(訳注: " +"B とそれが含むべき内容については、 " +"Ehttp://www.brynosaurus.com/cachedir/spec.htmlE、または " +"Ehttp://bford.info/cachedir/spec.htmlE を見てください。)" #. type: TP #: original/man1/tar.1:883 @@ -2616,9 +2509,7 @@ msgstr "B<--exclude-caches-all>" #: original/man1/tar.1:886 msgid "" "Exclude directories containing file B and the file itself." -msgstr "" -"B という名前のファイルを含むディレクトリとタグファイル自体を除" -"外する。" +msgstr "B という名前のファイルを含むディレクトリとタグファイル自体を除外します。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:886 @@ -2630,8 +2521,7 @@ msgstr "B<--exclude-caches-under>" #: original/man1/tar.1:889 msgid "Exclude everything under directories containing B" msgstr "" -"B という名前のファイルを含むディレクトリ以下のすべてを除外する " -"(訳注: ただし、そのディレクトリ自体は除外しない)。" +"B という名前のファイルを含むディレクトリ以下のすべてを除外します (訳注: ただし、そのディレクトリ自体は除外しません)。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:889 @@ -2646,10 +2536,9 @@ msgid "" "exclusion patterns from this file. The patterns affect only the directory " "itself." msgstr "" -"ディレクトリをダンプする前に、I というファイルがそこに含まれているかを" -"調べる。\n" -"含まれている場合は、そのファイルから除外パターンを読み込む。\n" -"このパターンは、そのディレクトリにのみ影響する。" +"ディレクトリをダンプする前に、I というファイルがそこに含まれているかを調べます。\n" +"含まれている場合は、そのファイルから除外パターンを読み込みます。\n" +"このパターンは、そのディレクトリにのみ影響します。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:894 @@ -2663,9 +2552,8 @@ msgid "" "Same as B<--exclude-ignore>, except that patterns from I affect both " "the directory and all its subdirectories." msgstr "" -"B<--exclude-ignore> と同様であるが、I\n" -"から読み込んだパターンは、そのディレクトリとすべてのサブディレクトリに影響を" -"及ぼす。" +"B<--exclude-ignore> と同様ですが、I\n" +"から読み込んだパターンは、そのディレクトリとすべてのサブディレクトリに影響を及ぼします。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:898 @@ -2678,9 +2566,7 @@ msgstr "B<--exclude-tag>=I" msgid "" "Exclude contents of directories containing I, except for I " "itself." -msgstr "" -"I というファイルを含むディレクトリの中身を除外する。ただし、 I 自" -"体は除外しない。" +msgstr "I というファイルを含むディレクトリの中身を除外します。ただし、 I 自体は除外しません。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:902 @@ -2691,7 +2577,7 @@ msgstr "B<--exclude-tag-all>=I" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:905 msgid "Exclude directories containing I." -msgstr "I というファイルを含むディレクトリを除外する。" +msgstr "I というファイルを含むディレクトリを除外します。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:905 @@ -2702,9 +2588,7 @@ msgstr "B<--exclude-tag-under>=I" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:908 msgid "Exclude everything under directories containing I." -msgstr "" -"I というファイルを含むディレクトリ以下のすべてを除外する (訳注: ただ" -"し、そのディレクトリ自体は除外しない)。" +msgstr "I というファイルを含むディレクトリ以下のすべてを除外します (訳注: ただし、そのディレクトリ自体は除外しません)。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:908 @@ -2715,7 +2599,7 @@ msgstr "B<--exclude-vcs>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:911 msgid "Exclude version control system directories." -msgstr "バージョン管理システムのディレクトリを除外する。" +msgstr "バージョン管理システムのディレクトリを除外します。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:911 @@ -2727,12 +2611,11 @@ msgstr "B<--exclude-vcs-ignores>" #: original/man1/tar.1:919 msgid "" "Exclude files that match patterns read from VCS-specific ignore files. " -"Supported files are: B<.cvsignore>, B<.gitignore>, B<.bzrignore>, and B<." -"hgignore>." +"Supported files are: B<.cvsignore>, B<.gitignore>, B<.bzrignore>, and " +"B<.hgignore>." msgstr "" -"VCS 独自の除外ファイルからパターンを読み込み、それにマッチするファイルを除外" -"する。 サポートされているファイルは、 B<.cvsignore>, B<.gitignore>, B<." -"bzrignore>, B<.hgignore> である。" +"VCS 独自の除外ファイルからパターンを読み込み、それにマッチするファイルを除外します。 サポートされているファイルは、 B<.cvsignore>, " +"B<.gitignore>, B<.bzrignore>, B<.hgignore> です。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:919 @@ -2744,11 +2627,10 @@ msgstr "B<-h>, B<--dereference>" #: original/man1/tar.1:922 msgid "Follow symlinks; archive and dump the files they point to." msgstr "" -"シンボリックリンクを辿り、それが指しているファイルをアーカイブに入れる\n" +"シンボリックリンクを辿り、それが指しているファイルをアーカイブに入れます\n" "(訳注: シンボリックリンクが指している実ファイルが、\n" -"同一アーカイブに収録されるときは、そのハードリンクを、収録されないときは実" -"ファイルを、\n" -"シンボリックリンクのファイル名でアーカイブに入れるようだ)。" +"同一アーカイブに収録されるときは、そのハードリンクを、収録されないときは実ファイルを、\n" +"シンボリックリンクのファイル名でアーカイブに入れるようです)。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:922 @@ -2760,9 +2642,8 @@ msgstr "B<--hard-dereference>" #: original/man1/tar.1:925 msgid "Follow hard links; archive and dump the files they refer to." msgstr "" -"ハードリンクを辿り、それが指しているファイルをアーカイブに入れる\n" -"(訳注: ハードリンクとしてではなく、独立したファイルとしてアーカイブに入れ" -"る)。" +"ハードリンクを辿り、それが指しているファイルをアーカイブに入れます\n" +"(訳注: ハードリンクとしてではなく、独立したファイルとしてアーカイブに入れます)。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:925 @@ -2773,7 +2654,7 @@ msgstr "B<-K>, B<--starting-file>=I" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:928 msgid "Begin at the given member in the archive." -msgstr "アーカイブ内の指定されたメンバーから (抽出や内容表示を) 開始する。" +msgstr "アーカイブ内の指定されたメンバーから (抽出や内容表示を) 開始します。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:928 @@ -2788,9 +2669,8 @@ msgid "" "B or B<.> it is taken to be a file name; the mtime of that file is used " "as the date." msgstr "" -"I 以降にデータが変更されたファイルを処理の対象にする。 I が B " -"または B<.> で始まる場合は、 ファイル名と見なされ、そのファイルの mtime が日" -"付として使われる。" +"I 以降にデータが変更されたファイルを処理の対象にします。 I が B または B<.> で始まる場合は、 " +"ファイル名と見なされ、そのファイルの mtime が日付として使われます。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:933 @@ -2801,7 +2681,7 @@ msgstr "B<--no-null>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:936 msgid "Disable the effect of the previous B<--null> option." -msgstr "これより前に指定された B<--null> オプションの効果を無効にする。" +msgstr "これより前に指定された B<--null> オプションの効果を無効にします。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:936 @@ -2812,7 +2692,7 @@ msgstr "B<--no-recursion>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:939 msgid "Avoid descending automatically in directories." -msgstr "ディレクトリにおいて自動的な下降をしないようにする。" +msgstr "ディレクトリにおいて自動的な下降をしないようにします。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:939 @@ -2824,12 +2704,9 @@ msgstr "B<--no-unquote>" #: original/man1/tar.1:942 msgid "Do not unquote input file or member names." msgstr "" -"指定された入力ファイル名やメンバー名中の、バックスラッシュでクォートされた" -"シーケンスを解釈・変換しない\n" -"(訳注: すなわち、\\et, \\en, \\eb などをタブ、改行などとしてではなく、文字通" -"り\n" -"\\et, \\en, \\eb として扱う。なお、このオプションはコマンドライン上の位置が意" -"味を持つ)。" +"指定された入力ファイル名やメンバー名中の、バックスラッシュでクォートされたシーケンスを解釈・変換しません\n" +"(訳注: すなわち、\\et, \\en, \\eb などをタブ、改行などとしてではなく、文字通り\n" +"\\et, \\en, \\eb として扱う。なお、このオプションはコマンドライン上の位置が意味を持ちます)。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:942 @@ -2845,10 +2722,9 @@ msgid "" "resulting string begins with a dash, it is treated as B command line " "option." msgstr "" -"ファイルリストから読み込んだ各行を、あたかもコマンドラインから打ち込まれたか" -"のように処理する。\n" +"ファイルリストから読み込んだ各行を、あたかもコマンドラインから打ち込まれたかのように処理します。\n" "すなわち、前後の空白を除去した後の文字列がダッシュで始まる場合は、B\n" -"のコマンドラインオプションと見なす。" +"のコマンドラインオプションと見なします。" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:952 @@ -2856,9 +2732,8 @@ msgid "" "This is the default behavior. The B<--no-verbatim-files-from> option is " "provided as a way to restore it after B<--verbatim-files-from> option." msgstr "" -"これはデフォルトの動作である。この B<--no-verbatim-files-from> オプションがあ" -"るのは、B<--verbatim-files-from> オプションを指定した後で動作を元に戻すためで" -"ある。" +"これはデフォルトの動作です。この B<--no-verbatim-files-from> " +"オプションがあるのは、B<--verbatim-files-from> オプションを指定した後で動作を元に戻すためです。" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:956 @@ -2867,16 +2742,13 @@ msgid "" "after it in, until B<--verbatim-files-from> option or end of line, whichever " "occurs first." msgstr "" -"このオプションは指定する位置が意味を持つ。 すなわち、コマンドラインでこのオプ" -"ションより後に指定されるすべての B<--files-from> オプションに影響し、B<--" -"verbatim-files-from> オプションが現れるか、コマンドラインの末尾に達するまで効" -"果が続く。" +"このオプションは指定する位置が意味を持ちます。 すなわち、コマンドラインでこのオプションより後に指定されるすべての B<--files-from> " +"オプションに影響し、B<--verbatim-files-from> オプションが現れるか、コマンドラインの末尾に達するまで効果が続きます。" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:958 msgid "It is implied by the B<--no-null> option." -msgstr "" -"B<--no-null> オプションを指定すると、このオプションが暗黙裡に設定される。" +msgstr "B<--no-null> オプションを指定すると、このオプションが暗黙裡に設定されます。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:958 @@ -2890,14 +2762,13 @@ msgid "" "Instruct subsequent B<-T> options to read null-terminated names verbatim " "(disables special handling of names that start with a dash)." msgstr "" -"後に続く B<-T> オプションに対して、null で終端された名前を文字通りに読み込む" -"ように指示する\n" -"(つまり、B<-T> オプションでダッシュで始まる名前の特別扱いをしなくなる)。" +"後に続く B<-T> オプションに対して、null で終端された名前を文字通りに読み込むように指示します\n" +"(つまり、B<-T> オプションでダッシュで始まる名前の特別扱いをしなくなります)。" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:964 msgid "See also B<--verbatim-files-from>." -msgstr "B<--verbatim-files-from> も参照すること。" +msgstr "B<--verbatim-files-from> も参照してください。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:964 @@ -2911,9 +2782,8 @@ msgid "" "Only store files newer than DATE. If I starts with B or B<.> it is " "taken to be a file name; the mtime of that file is used as the date." msgstr "" -"DATE より新しいファイルのみを格納する。 I が B または B<.> で始まっ" -"ている場合は、 ファイル名と見なされ、そのファイルの mtime が日付として使われ" -"る。" +"DATE より新しいファイルのみを格納します。 I が B または B<.> で始まっている場合は、 " +"ファイル名と見なされ、そのファイルの mtime が日付として使われます。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:969 @@ -2924,7 +2794,7 @@ msgstr "B<--one-file-system>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:972 msgid "Stay in local file system when creating archive." -msgstr "アーカイブを作成する際に、ローカルファイルシステムに限定する。" +msgstr "アーカイブを作成する際に、ローカルファイルシステムに限定します。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:972 @@ -2935,7 +2805,7 @@ msgstr "B<-P>, B<--absolute-names>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:975 msgid "Don't strip leading slashes from file names when creating archives." -msgstr "アーカイブを作成する際に、ファイル名の先頭のスラッシュを除去しない。" +msgstr "アーカイブを作成する際に、ファイル名の先頭のスラッシュを除去しません。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:975 @@ -2946,7 +2816,7 @@ msgstr "B<--recursion>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:978 msgid "Recurse into directories (default)." -msgstr "ディレクトリを再帰的に辿る (デフォルト)。" +msgstr "ディレクトリを再帰的に辿ります (デフォルト)。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:978 @@ -2960,9 +2830,8 @@ msgid "" "Backup before removal, override usual suffix. Default suffix is B<~>, " "unless overridden by environment variable B." msgstr "" -"削除する前にバックアップを作り、拡張子を通常のものから変更する。 環境変数 " -"B によって変更されていないかぎり、 デフォルトの拡張子" -"は B<~> である。" +"削除する前にバックアップを作り、拡張子を通常のものから変更します。 環境変数 B " +"によって変更されていないかぎり、 デフォルトの拡張子は B<~> です。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:982 @@ -2975,7 +2844,7 @@ msgstr "B<-T>, B<--files-from>=I" msgid "Get names to extract or create from I." msgstr "" "アーカイブから抽出する名前やアーカイブに格納する名前を\n" -"I から読み込む。" +"I から読み込みます。" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:991 @@ -2986,20 +2855,16 @@ msgid "" "and word splitting, and any string that starts with a B<-> is handled as " "B command line option." msgstr "" -"別の指定がないかぎり、I の内容は、ASCII B で区切られた名前のリスト" -"でなければならない (つまり、1 行に 1 個の名前だ)。 読み込まれた名前は、コマン" -"ドラインの引数と同じやり方で処理される。 すなわち、引用符が除去され、単語に" -"分割され、そして、ダッシュ (B<->) で始まる文字列があれば、B のコマンド" -"ラインオプションとして処理される。" +"別の指定がないかぎり、I の内容は、ASCII B で区切られた名前のリストでなければなりません (つまり、1 行に 1 " +"個の名前です)。 読み込まれた名前は、コマンドラインの引数と同じやり方で処理されます。 すなわち、引用符が除去され、単語に分割され、そして、ダッシュ " +"(B<->) で始まる文字列があれば、B のコマンドラインオプションとして処理されます。" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:994 msgid "" -"If this behavior is undesirable, it can be turned off using the B<--verbatim-" -"files-from> option." -msgstr "" -"この動作が望ましくない場合は、 B<--verbatim-files-from> オプションでやめさせ" -"ることができる。" +"If this behavior is undesirable, it can be turned off using the " +"B<--verbatim-files-from> option." +msgstr "この動作が望ましくない場合は、 B<--verbatim-files-from> オプションでやめさせることができます。" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:1001 @@ -3008,9 +2873,8 @@ msgid "" "separated by ASCII B character, instead of B. It is useful if the " "list is generated by B(1) B<-print0> predicate." msgstr "" -"B<--null> オプションを指定すると、B は I 中の名前の区切りを B " -"ではなく、ASCII B 文字にする。 これはリストが B(1) の B<-print0> " -"アクションで生成されている場合に役に立つ。" +"B<--null> オプションを指定すると、B は I 中の名前の区切りを B ではなく、ASCII B " +"文字にします。 これはリストが B(1) の B<-print0> アクションで生成されている場合に役に立ちます。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:1001 @@ -3022,11 +2886,10 @@ msgstr "B<--unquote>" #: original/man1/tar.1:1004 msgid "Unquote file or member names (default)." msgstr "" -"指定された入力ファイル名やメンバー名中の、バックスラッシュでクォートされた" -"シーケンスを解釈・変換する\n" +"指定された入力ファイル名やメンバー名中の、バックスラッシュでクォートされたシーケンスを解釈・変換します\n" "(デフォルト)。(訳注: すなわち、\\et, \\en, \\eb\n" -"などをタブ、改行などとして扱うということ。\n" -"なお、このオプションはコマンドライン上の位置が意味を持つ。)" +"などをタブ、改行などとして扱うということです。\n" +"なお、このオプションはコマンドライン上の位置が意味を持ちます。)" #. type: TP #: original/man1/tar.1:1004 @@ -3044,15 +2907,13 @@ msgid "" "are treated as B options. The B<--verbatim-files-from> option disables " "this behavior." msgstr "" -"ファイルリストから読み込んだ各行がダッシュで始まっていても、フィル名として扱" -"う。\n" -"ファイルリストの取得には、B<--files-from> (B<-T>) オプションを使用する。" -"B\n" +"ファイルリストから読み込んだ各行がダッシュで始まっていても、フィル名として扱います。\n" +"ファイルリストの取得には、B<--files-from> (B<-T>) オプションを使用します。B\n" "のデフォルトの動作は、ファイルリストから読み込んだ名前を、\n" -"あたかもコマンドラインから打ち込まれたかのように処理することである。\n" +"あたかもコマンドラインから打ち込まれたかのように処理することです。\n" "すなわち、ダッシュで始まっている名前があれば、\n" -"B のオプションと見なす。この B<--verbatim-files-from>\n" -"オプションは、そうした動作をしないようにするのである。" +"B のオプションと見なします。この B<--verbatim-files-from>\n" +"オプションは、そうした動作をしないようにします。" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:1017 @@ -3061,19 +2922,18 @@ msgid "" "command line. Its effect is reverted by the B<--no-verbatim-files-from} " "option.>" msgstr "" -"このオプションは、コマンドラインでこれより後に指定されるすべての B<--files-" -"from> オプションに影響を与える。 このオプションの効果は、 B<--no-verbatim-" -"files-from>  オプションによって元に戻すことができる。" +"このオプションは、コマンドラインでこれより後に指定されるすべての B<--files-from> オプションに影響を与えます。 このオプションの効果は、 " +"B<--no-verbatim-files-from>  オプションによって元に戻すことができます。" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:1019 msgid "B option." -msgstr "B<--null> オプションを指定すると、このオプションが暗黙裡に設定される。" +msgstr "B<--null> オプションを指定すると、このオプションが暗黙裡に設定されます。" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:1021 msgid "See also B<--add-file>." -msgstr "B<--add-file> も参照すること。" +msgstr "B<--add-file> も参照してください。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:1021 @@ -3084,7 +2944,7 @@ msgstr "B<-X>, B<--exclude-from>=I" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:1024 msgid "Exclude files matching patterns listed in FILE." -msgstr "FILE にリストされたパターンにマッチするファイルを除外する。" +msgstr "FILE にリストされたパターンにマッチするファイルを除外します。" #. type: SS #: original/man1/tar.1:1024 @@ -3102,8 +2962,7 @@ msgstr "B<--strip-components>=I" #: original/man1/tar.1:1028 msgid "Strip I leading components from file names on extraction." msgstr "" -"抽出時にファイル名の先頭から I 個の構成要素 (訳注: 要するに、" -"I 個のディレクトリ部分) を取り去る。" +"抽出時にファイル名の先頭から I 個の構成要素 (訳注: 要するに、I 個のディレクトリ部分) を取り去ります。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:1028 @@ -3114,7 +2973,7 @@ msgstr "B<--transform>=I, B<--xform>=I" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:1031 msgid "Use sed replace I to transform file names." -msgstr "sed の置換表現 I をファイル名の変更に使う。" +msgstr "sed の置換表現 I をファイル名の変更に使います。" #. type: SS #: original/man1/tar.1:1031 @@ -3125,9 +2984,7 @@ msgstr "ファイル名のマッチングに関するオプション" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:1033 msgid "These options affect both exclude and include patterns." -msgstr "" -"これらのオプションは除外 (exclude) パターンと包摂 (include) パターンの両方に" -"影響する。" +msgstr "これらのオプションは除外 (exclude) パターンと包摂 (include) パターンの両方に影響します。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:1033 @@ -3138,7 +2995,7 @@ msgstr "B<--anchored>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:1036 msgid "Patterns match file name start." -msgstr "パターンはファイル名の先頭にマッチする。" +msgstr "パターンはファイル名の先頭にマッチします。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:1036 @@ -3149,7 +3006,7 @@ msgstr "B<--ignore-case>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:1039 msgid "Ignore case." -msgstr "大文字小文字を区別しない。" +msgstr "大文字小文字を区別しません。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:1039 @@ -3160,7 +3017,7 @@ msgstr "B<--no-anchored>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:1042 msgid "Patterns match after any B (default for exclusion)." -msgstr "パターンはどの B の後にでもマッチする (除外時のデフォルト)。" +msgstr "パターンはどの B の後にでもマッチします (除外時のデフォルト)。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:1042 @@ -3171,7 +3028,7 @@ msgstr "B<--no-ignore-case>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:1045 msgid "Case sensitive matching (default)." -msgstr "大文字小文字を区別してマッチングを行う (デフォルト)。" +msgstr "大文字小文字を区別してマッチングを行います (デフォルト)。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:1045 @@ -3183,9 +3040,8 @@ msgstr "B<--no-wildcards>" #: original/man1/tar.1:1048 msgid "Verbatim string matching." msgstr "" -"パターンの文字列を文字通りに解してマッチングを行う (訳注: これはワイルドカー" -"ド文字をただの文字として扱うということ。\\et, \\en などを文字通りに読む方は、" -"B<--no-unquote> を使う)。" +"パターンの文字列を文字通りに解してマッチングを行います (訳注: これはワイルドカード文字をただの文字として扱うということです。\\et, \\en " +"などを文字通りに読む方は、B<--no-unquote> を使います)。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:1048 @@ -3196,7 +3052,7 @@ msgstr "B<--no-wildcards-match-slash>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:1051 msgid "Wildcards do not match B." -msgstr "ワイルドカードは B にマッチしない。" +msgstr "ワイルドカードは B にマッチしません。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:1051 @@ -3207,7 +3063,7 @@ msgstr "B<--wildcards>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:1054 msgid "Use wildcards (default for exclusion)." -msgstr "ワイルドカードを使う (除外時のデフォルト)。" +msgstr "ワイルドカードを使います (除外時のデフォルト)。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:1054 @@ -3218,7 +3074,7 @@ msgstr "B<--wildcards-match-slash>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:1057 msgid "Wildcards match B (default for exclusion)." -msgstr "ワイルドカードは B にマッチする (除外時のデフォルト)。" +msgstr "ワイルドカードは B にマッチします (除外時のデフォルト)。" #. type: SS #: original/man1/tar.1:1057 @@ -3235,7 +3091,7 @@ msgstr "B<--checkpoint>[=I]" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:1061 msgid "Display progress messages every Ith record (default 10)." -msgstr "I レコード (デフォルトは 10) ごとに進捗メッセージを表示する。" +msgstr "I レコード (デフォルトは 10) ごとに進捗メッセージを表示します。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:1061 @@ -3246,7 +3102,7 @@ msgstr "B<--checkpoint-action>=I" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:1064 msgid "Run I on each checkpoint." -msgstr "チェックポイントごとに I を実行する。" +msgstr "チェックポイントごとに I を実行します。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:1064 @@ -3258,8 +3114,7 @@ msgstr "B<--clamp-mtime>" #: original/man1/tar.1:1067 msgid "" "Only set time when the file is more recent than what was given with --mtime." -msgstr "" -"--mtime で指定された日時より新しいファイルに対してのみ、日時を設定する。" +msgstr "--mtime で指定された日時より新しいファイルに対してのみ、日時を設定します。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:1067 @@ -3270,9 +3125,7 @@ msgstr "B<--full-time>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:1070 msgid "Print file time to its full resolution." -msgstr "" -"高精度でファイルの日時を表示する (訳注: tar 1.32 では秒まで。B<-v> オプション" -"が必要)。" +msgstr "高精度でファイルの日時を表示します (訳注: tar 1.32 では秒まで。B<-v> オプションが必要)。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:1070 @@ -3283,7 +3136,7 @@ msgstr "B<--index-file>=I" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:1073 msgid "Send verbose output to I." -msgstr "詳細出力を I に書き出す。" +msgstr "詳細出力を I に書き出します。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:1073 @@ -3294,7 +3147,7 @@ msgstr "B<-l>, B<--check-links>" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:1076 msgid "Print a message if not all links are dumped." -msgstr "ハードリンクのすべてをダンプしていない場合に、その旨メッセージを出す。" +msgstr "ハードリンクのすべてをダンプしていない場合に、その旨メッセージを出します。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:1076 @@ -3306,10 +3159,9 @@ msgstr "B<--no-quote-chars>=I" #: original/man1/tar.1:1079 msgid "Disable quoting for characters from I." msgstr "" -"I に列挙された文字を、表示するときにクォートする文字のリストから外す " -"(訳注: リストから外せるのは、B<--quote-chars> によって追加された文字だけであ" -"り、 デフォルトでクォートすることになっている文字を外せるわけではない。次の項" -"目ともども info tar を参照)。" +"I に列挙された文字を、表示するときにクォートする文字のリストから外します (訳注: " +"リストから外せるのは、B<--quote-chars> によって追加された文字だけであり、 " +"デフォルトでクォートすることになっている文字を外せるわけではありません。次の項目ともども info tar を参照してください)。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:1079 @@ -3320,9 +3172,7 @@ msgstr "B<--quote-chars>=I" #. type: Plain text #: original/man1/tar.1:1082 msgid "Additionally quote characters from I." -msgstr "" -"I に列挙された文字を、表示するときにクォートする文字のリストに追加す" -"る。" +msgstr "I に列挙された文字を、表示するときにクォートする文字のリストに追加します。" #. type: TP #: original/man1/tar.1:1082 @@ -3337,9 +3187,9 @@ msgid "" "B, B, B, B, B, B, " "B, B." msgstr "" -"ファイル名やメンバー名を表示するときのクォート形式を設定する。 I