From a69e15ecb42f8b8ba108e90a8da7607c1a5de3e8 Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: matsuand Date: Sun, 23 Apr 2017 02:04:01 +0000 Subject: [PATCH] =?utf8?q?[LFS-SVN]=20=E5=85=A8=E8=88=AC=E7=9A=84=E3=81=AA?= =?utf8?q?=E6=95=B4=E5=82=99=E3=80=82?= MIME-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=utf8 Content-Transfer-Encoding: 8bit git-svn-id: svn+ssh://svn.osdn.net/svnroot/lfsbookja/trunk@1122 d6661c75-0afd-443a-aae1-cb31083e41e8 --- lfsbook/src/chapter01/jchangelog.ch | 9 +++++ lfsbook/src/chapter04/abouttestsuites.ch | 4 +-- lfsbook/src/chapter05/changingowner.ch | 11 +++--- lfsbook/src/chapter06/adjusting.ch | 2 +- lfsbook/src/chapter06/coreutils.ch | 6 ++-- lfsbook/src/chapter06/createfiles.ch | 8 ++--- lfsbook/src/chapter06/e2fsprogs.ch | 4 +-- lfsbook/src/chapter06/gcc.ch | 10 +++--- lfsbook/src/chapter06/glibc.ch | 60 +++++++------------------------- lfsbook/src/chapter06/libcap.ch | 2 +- lfsbook/src/chapter06/pkgmgt.ch | 32 ++++++++--------- lfsbook/src/chapter06/procps.ch | 6 ++-- lfsbook/src/chapter06/shadow.ch | 6 ++-- lfsbook/src/chapter06/util-linux.ch | 11 +++--- lfsbook/src/prologue/japanese.ch | 2 +- 15 files changed, 74 insertions(+), 99 deletions(-) diff --git a/lfsbook/src/chapter01/jchangelog.ch b/lfsbook/src/chapter01/jchangelog.ch index 22b03d9a..3bea695e 100644 --- a/lfsbook/src/chapter01/jchangelog.ch +++ b/lfsbook/src/chapter01/jchangelog.ch @@ -58,6 +58,15 @@ --> + 2017-04-23 + + + [matsuand] - 全般的な整備。 + + + + + 2017-04-16 diff --git a/lfsbook/src/chapter04/abouttestsuites.ch b/lfsbook/src/chapter04/abouttestsuites.ch index c2974913..b5648d97 100644 --- a/lfsbook/src/chapter04/abouttestsuites.ch +++ b/lfsbook/src/chapter04/abouttestsuites.ch @@ -29,7 +29,7 @@ @y 各パッケージにはたいていテストスイートがあります。 - 新たに構築したパッケージに対しては、テストスイートを実行しておくのがよいでしょう。 + 新たに構築したパッケージに対してはテストスイートを実行しておくのがよいでしょう。 テストスイートは健全性検査 (sanity check)を行い、パッケージのコンパイルが正しく行われたことを確認します。 テストスイートの実行によりいくつかのチェックが行われ、開発者の意図したとおりにパッケージが正しく動作することを確認していきます。 ただこれは、パッケージにバグがないことを保証するものではありません。 @@ -104,6 +104,6 @@ パッケージの中にはテストスイートに失敗するものがあります。 しかしこれらは開発元が認識しているもので致命的なものではありません。 以下の に示すログを参照して、失敗したテストが実は予期されているものであるかどうかを確認してください。 - このサイトは、本書におけるすべてのテストスイートの正常な処理結果を示すものです。 + このサイトは本書におけるすべてのテストスイートの正常な処理結果を示すものです。 @z diff --git a/lfsbook/src/chapter05/changingowner.ch b/lfsbook/src/chapter05/changingowner.ch index 7bcc44c8..719b9e32 100644 --- a/lfsbook/src/chapter05/changingowner.ch +++ b/lfsbook/src/chapter05/changingowner.ch @@ -46,8 +46,8 @@ @y $LFS/tools ディレクトリの所有者は今は lfs ユーザーであり、これはホストシステム上に存在するユーザーです。 - この $LFS/tools ディレクトリをこのままにしておくということは、そこにあるファイル群が、存在しないアカウントに対するユーザーIDによって所有される形を生み出すことになります。 + class="username">lfs ユーザーであり、これはホストシステム上にのみ存在するユーザーです。 + この $LFS/tools ディレクトリをこのままにしておくということは、そこにあるファイル群が、存在しないユーザーによって所有される形を生み出すことになります。 これは危険なことです。 後にユーザーアカウントが生成され同一のユーザーIDを持ったとすると $LFS/tools の所有者となってしまい、そこにあるファイルすべてを所有することになって、悪意のある操作に利用されてしまいます。 @@ -66,10 +66,11 @@ この問題を解消するためには、新しく作り出される LFS システムに lfs ユーザーを作成することが考えられます。 - その場合には同一のユーザーID、グループIDとなるように作ります。 - もっと良い方法があります。 + このときには同一のユーザーID、グループIDとなるように作ることが必要です。 + 別の方法もあります。 $LFS/tools ディレクトリの所有者を root ユーザーにすることです。以下のコマンドによりこれを実現します。 + class="username">root ユーザーにすることです。 + 以下のコマンドによりこれを実現します。 @z diff --git a/lfsbook/src/chapter06/adjusting.ch b/lfsbook/src/chapter06/adjusting.ch index 272eb281..f95c3a15 100644 --- a/lfsbook/src/chapter06/adjusting.ch +++ b/lfsbook/src/chapter06/adjusting.ch @@ -73,7 +73,7 @@ as expected. To do this, perform the following sanity checks: @y - この時点において、調整したツールチェーンの基本的な (コンパイルやリンクなどの) 機能が正しく動作していることを確認する必要があります。 + この時点において、調整したツールチェーンの基本的な機能 (コンパイルやリンクなど) が正しく動作していることを確認する必要があります。 これを行うために以下の健全性検査を実行します。 @z diff --git a/lfsbook/src/chapter06/coreutils.ch b/lfsbook/src/chapter06/coreutils.ch index 07c6d7d1..0d76a5ff 100644 --- a/lfsbook/src/chapter06/coreutils.ch +++ b/lfsbook/src/chapter06/coreutils.ch @@ -34,7 +34,7 @@ this non-compliance and other internationalization-related bugs. @y - POSIX では Coreutils により生成されるプログラムは、マルチバイトロケールであっても、文字データを正しく取り扱うことを求めています。 + POSIX によると Coreutils により生成されるプログラムは、マルチバイトロケールであっても文字データを正しく取り扱うことを求めています。 以下のパッチは標準に準拠することと、国際化処理に関連するバグを解消することを行います。 @z @@ -46,7 +46,7 @@ @y このパッチには以前は多くのバグがありました。 - 新たなバグを発見したら、Coreutils の開発者に報告する前に、このパッチを適用せずにバグが再現するかどうかを確認してください。 + 新たなバグを発見したら Coreutils の開発者に報告する前に、このパッチの適用前でもバグが再現するかどうかを確認してください。 @z @@ -124,7 +124,7 @@ @y ここからのテストは nobody ユーザーにより実行します。 - ただしいくつかのテストでは、複数のグループに属するユーザーを必要とします。 + ただしテストの中には、複数のグループに属するユーザーを必要とするものがあります。 そのようなテストを確実に実施するために、一時的なグループを作って nobody ユーザーがそれに属するようにします。 @z diff --git a/lfsbook/src/chapter06/createfiles.ch b/lfsbook/src/chapter06/createfiles.ch index c873f687..136b1ccc 100644 --- a/lfsbook/src/chapter06/createfiles.ch +++ b/lfsbook/src/chapter06/createfiles.ch @@ -16,7 +16,7 @@ @x Creating Essential Files and Symlinks @y - 基本的なファイルとリンクの生成 + 重要なファイルとシンボリックリンクの生成 @z @x @@ -217,8 +217,8 @@ work: @y - プロンプトに表示されるI have no name!を正しくするため、新たなシェルを起動します。 - にて完全に Glibc をインストールし、/etc/passwd ファイルと /etc/group ファイルを作ったので、ユーザー名とグループ名の名前解決が適切に動作します。 + プロンプトのI have no name!を取り除くために新たなシェルを起動します。 + にて完全に Glibc をインストールし /etc/passwd ファイルと /etc/group ファイルを作ったので、ユーザー名とグループ名の名前解決が適切に動作します。 @z @@ -234,7 +234,7 @@ ディレクティブ +h について触れておきます。 これは bash に対して実行パスの内部ハッシュ機能を利用しないよう指示するものです。 もしこのディレクティブを指定しなかった場合 bash は一度実行したファイルのパスを記憶します。 - コンパイルしてインストールした実行ファイルはすぐに利用していくために、本章での作業では + コンパイルしてインストールした実行ファイルはすぐに利用していくために、本章の作業では +h ディレクティブを常に使っていくことにします。 @z diff --git a/lfsbook/src/chapter06/e2fsprogs.ch b/lfsbook/src/chapter06/e2fsprogs.ch index 345a6ca2..3d4220d6 100644 --- a/lfsbook/src/chapter06/e2fsprogs.ch +++ b/lfsbook/src/chapter06/e2fsprogs.ch @@ -518,7 +518,7 @@ class="filesystem">ext2 file system @y - ext2 ファイルシステム上にて調整可能なシステムパラメータを調整します。 + ext2 ファイルシステム上にて調整可能なシステムパラメーターを調整します。 @z @@ -535,7 +535,7 @@ and lsattr @y - 以下のコマンド dumpe2fs、chattr、lsattr が利用します。 + dumpe2fs、chattr、lsattr の各コマンドが利用します。 @z diff --git a/lfsbook/src/chapter06/gcc.ch b/lfsbook/src/chapter06/gcc.ch index ef082d9d..b71e8a40 100644 --- a/lfsbook/src/chapter06/gcc.ch +++ b/lfsbook/src/chapter06/gcc.ch @@ -191,7 +191,7 @@ compiler. To satisfy those packages, create a symlink: @y - パッケージの多くは C コンパイラーとして cc を呼び出しています。 + 各種パッケージは C コンパイラーとして cc を呼び出しているものが数多くあります。 これに対応するため、以下のシンボリックリンクを作成します。 @z @@ -268,7 +268,9 @@ @x Finally, move a misplaced file: @y - 最後に誤ったディレクトリにあるファイルを移動します。 + + 最後に誤ったディレクトリにあるファイルを移動します。 + @z @x @@ -432,9 +434,9 @@ shared-memory parallel programming in C/C++ and Fortran @y - C/C++ や Fortran において、マルチプラットフォームでの共有メモリ並行プログラミング + C/C++ や Fortran においてマルチプラットフォームでの共有メモリ並行プログラミング (multi-platform shared-memory parallel programming) - を行うための、GNU による OpenMP API インプリメンテーションです。 + を行うための GNU による OpenMP API インプリメンテーションです。 @z diff --git a/lfsbook/src/chapter06/glibc.ch b/lfsbook/src/chapter06/glibc.ch index 7f99cfee..51132443 100644 --- a/lfsbook/src/chapter06/glibc.ch +++ b/lfsbook/src/chapter06/glibc.ch @@ -169,40 +169,6 @@ @z -% @x -% The elf/tst-protected1a and -% elf/tst-protected1b tests are known to -% fail with the current stable version of binutils. -% @y -% -% elf/tst-protected1a テストと elf/tst-protected1b テストは、binutils の現バージョンでは失敗します。 -% -% @z - -% @x -% When running on older and slower hardware or on systems under -% load, some tests can fail because of test timeouts being exceeded. -% Modifying the make check command to set a TIMEOUTFACTOR is reported to -% help eliminate these errors (e.g. TIMEOUTFACTOR=16 -% make -k check). -% @y -% -% 旧式のハードウェアや性能の低いハードウェア、あるいは負荷の高いシステムにおいてテストを行うと、処理時間をオーバーしてタイムアウトが発生しテストが失敗します。 -% make check コマンドにて TIMEOUTFACTOR をセットするものに修正すれば、それらのエラーは回避できると報告されています。 -% (例: TIMEOUTFACTOR=16 make -k check) -% -% @z - -% @x -% libio/tst-ftell-partial-wide.out fails because it needs a locale -% that has not yet been generated. -% @y -% -% libio/tst-ftell-partial-wide.out のテストは失敗します。 -% ロケールを必要としており、まだ生成していないからです。 -% -% @z - @x Other tests known to fail on some architectures are malloc/tst-malloc-usable and nptl/tst-cleanupx4. @@ -256,7 +222,7 @@ @y システムを各種の言語に対応させるためのロケールをインストールします。 - テストスイートにおいてロケールは必要ではありませんが、将来的にはロケールがないことによって、重要なテストを逃してしまうかもしれません。 + テストスイートにおいてロケールは必要ではありませんが、将来的にはロケールが不足していることによって、重要なテストが実施されずに見逃してしまうかもしれません。 @z @@ -330,7 +296,7 @@ @y /etc/nsswitch.conf ファイルを作成しておく必要があります。 - Glibc はデフォルトでは、このファイルが無い場合にネットワーク環境が正しく動作しません。 + このファイルが無い場合、Glibc のデフォルト値ではネットワーク環境下にて Glibc が正しく動作しません。 @z @@ -375,7 +341,7 @@ failures. @y - これは、うるう秒を含まない posix タイムゾーンデータを生成します。 + うるう秒を含まない posix タイムゾーンデータを生成します。 これらは zoneinfo や zoneinfo/posix に収容するものとして適切なものです。 zoneinfo へは POSIX 準拠のタイムゾーンデータを含めることが必要であり、こうしておかないと数々のテストスイートにてエラーが発生してしまいます。 @@ -393,7 +359,7 @@ directory. @y - これは、うるう秒を含んだ正しいタイムゾーンデータを生成します。 + うるう秒を含んだ正しいタイムゾーンデータを生成します。 組み込みシステムなどでは容量の制約が厳しいため、タイムゾーンデータはあまり更新したくない場合や、さほど気にかけない場合もあります。 right ディレクトリを省略することにすれば 1.9MB の容量を節約することができます。 @@ -405,7 +371,7 @@ to be in accordance with US rules. @y - これは posixrules ファイルを生成します。 + posixrules ファイルを生成します。 ここでは New York を用います。 POSIX では、日中の保存時刻として US ルールに従うことを規程しているためです。 @@ -477,11 +443,11 @@ dynamic loader's search path. @y - デフォルトにおいてダイナミックリンカー (/lib/ld-linux.so.2) は /lib/ld-linux.so.2) がダイナミックライブラリを検索するデフォルトのディレクトリが /lib ディレクトリと /usr/lib ディレクトリを検索しにいきます。 - これに従って、他のプログラムが実行される際に必要となるダイナミックライブラリがリンクされます。 + class="directory">/usr/lib ディレクトリです。 + 各種プログラムが実行される際にはここから検索されたダイナミックライブラリがリンクされます。 もし /lib や /usr/lib 以外のディレクトリにライブラリファイルがあるなら /etc/ld.so.conf ファイルに記述を追加して、ダイナミックローダーがそれらを探し出せるようにしておくことが必要です。 追加のライブラリが配置されるディレクトリとしては @z -@x +@x gencat Generates message catalogues @y @@ -636,7 +602,7 @@ Configures the dynamic linker runtime bindings @y - プログラム実行時におけるダイナミックリンカーのリンクを設定します。 + ダイナミックリンカーの実行時バインディングを設定します。 @z @@ -704,7 +670,7 @@ Lists dynamic shared objects used by running processes @y - 稼動中のプロセスにて利用されている、動的共有オブジェクト (dynamic shared objects) を一覧出力します。 + 稼動中のプロセスにて利用されている動的共有オブジェクト (dynamic shared objects) を一覧出力します。 @z @@ -944,7 +910,7 @@ by the POSIX.1b Realtime Extension @y - POSIX.1b リアルタイム拡張 (Realtime Extension) にて既定されている、インターフェースをほぼ網羅した関数を提供します。 + POSIX.1b リアルタイム拡張 (Realtime Extension) にて既定されているインターフェースをほぼ網羅した関数を提供します。 @z diff --git a/lfsbook/src/chapter06/libcap.ch b/lfsbook/src/chapter06/libcap.ch index 28286d63..9d7b0f16 100644 --- a/lfsbook/src/chapter06/libcap.ch +++ b/lfsbook/src/chapter06/libcap.ch @@ -70,7 +70,7 @@ @y このパラメーターは setcap が自分を利用しないようにします。 - このことにより、カーネルやファイルシステムが拡張属性をサポートしていなくても、インストールエラーが発生しないようにします。 + このことにより、カーネルやファイルシステムが拡張属性をサポートしていなくてもインストール時のエラーが発生しないようにします。 @z diff --git a/lfsbook/src/chapter06/pkgmgt.ch b/lfsbook/src/chapter06/pkgmgt.ch index 55d44b15..1b8297d4 100644 --- a/lfsbook/src/chapter06/pkgmgt.ch +++ b/lfsbook/src/chapter06/pkgmgt.ch @@ -49,7 +49,7 @@ include: @y - LFS や BLFS において、パッケージ管理ツールについて触れていない理由には以下のものがあります。 + LFS や BLFS においてパッケージ管理ツールに触れていない理由には以下のものがあります。 @z @@ -80,8 +80,8 @@ fits your need. @y - ヒントプロジェクト (Hints Project) ページに、パッケージ管理についての情報が示されています。 - それらが望むものかどうか確認してみてください。 + ヒントプロジェクト (Hints Project) ページにパッケージ管理についての情報が示されています。 + 望むものがあるかどうか確認してみてください。 @z @@ -134,8 +134,8 @@ are recompiled. @y - 共有ライブラリを提供しているパッケージをアップデートする場合で、そのライブラリの名前が変更になった場合は、そのライブラリを動的にリンクしているすべてのパッケージは、新しいライブラリにリンクされるように再コンパイルを行う必要があります。 - (パッケージのバージョンとライブラリ名との間には相関関係はありません。) + 共有ライブラリを提供しているパッケージをアップデートする場合で、ライブラリの名前が変更になった場合は、そのライブラリを動的にリンクしているすべてのパッケージは、新しいライブラリにリンクされるように再コンパイルを行う必要があります。 + (パッケージのバージョンとライブラリ名との間に相関関係はありません。) 例えば foo-1.2.3 というパッケージが共有ライブラリ libfoo.so.1 をインストールするものであるとします。 そして今、新しいバージョン foo-1.2.4 にアップグレードし、共有ライブラリ 以下に一般的なパッケージ管理手法について示します。 - パッケージ管理マネージャーを用いる前に、さまざまな方法を検討し、特にそれぞれの欠点も確認してください。 + パッケージ管理マネージャーを用いる前に、さまざまな方法を検討し特にそれぞれの欠点も確認してください。 @z @@ -183,7 +183,7 @@ これもパッケージ管理のやり方の一つです。 いろいろなパッケージに精通していて、どんなファイルがインストールされるか分かっている人もいます。 そんな人はパッケージ管理ツールを必要としません。 - あるいはパッケージが更新された際に、システム全体を再構築しようと考えている人なら、やはりパッケージ管理ツールを必要としません。 + あるいはパッケージが更新された際にシステム全体を再構築しようと考えている人なら、やはりパッケージ管理ツールを必要としません。 @z @@ -285,7 +285,7 @@ approach works as follows: @y - インストール自体は動作しますが、このパッケージに依存している他のパッケージは、期待どおりには libfoo を正しくリンクしません。 + インストール自体は動作しますが、このパッケージに依存している他のパッケージは期待どおりには libfoo を正しくリンクしません。 例えば libfoo をリンクするパッケージをコンパイルする際には /usr/lib/libfoo.so.1 がリンクされると思うかもしれませんが、実際には /usr/pkg/libfoo/1.1/lib/libfoo.so.1 がリンクされることになります。 @@ -301,9 +301,9 @@ packages into /opt. @y - 多くのパッケージは、たいていはこの手法をサポートしていますが、そうでないものもあります。 - この手法を取り入れていないパッケージに対しては、手作業にてインストールすることが必要になります。 - またはそういった問題を抱えるパッケージであれば /opt ディレクトリにインストールする方が容易なことかもしれません。 + この手法をサポートするパッケージは数多く存在しますが、そうでないものもあります。 + この手法を取り入れていないパッケージに対しては、手作業でインストールすることが必要になります。 + またはそういった問題を抱えるパッケージであれば /opt ディレクトリにインストールする方が簡単かもしれません。 @z @@ -337,7 +337,7 @@ being installed on two different consoles. @y - この方法はシンプルである利点がありますが、以下の二つの欠点があります。 + この方法はシンプルであるという利点がありますが、以下の二つの欠点があります。 インストールの際に、いずれかのファイルのタイムスタンプが現在時刻でなかった場合、そういったファイルはパッケージ管理ツールが正しく制御できません。 またこの方法は一つのパッケージだけが、その時にインストールされることを前提とします。 例えば二つのパッケージが二つの異なる端末から同時にインストールされるような場合は、ログファイルが適切に生成されません。 @@ -376,8 +376,8 @@ appropriate files. @y - 環境変数 LD_PRELOAD を使えば、インストール前にあらかじめロードされるライブラリを定めることができます。 - パッケージのインストール中には cp、install、mv など、さまざまな実行モジュールにそのライブラリをリンクさせ、ファイルシステムを変更するようなシステムコールを監視することで、そのライブラリがパッケージを追跡管理できるようになります。 + インストールされるライブラリを事前にロードする場所を環境変数 LD_PRELOAD に定めておいてそれからインストールを行う方法です。 + パッケージのインストール中には cp、install、mv など、さまざまな実行モジュールにそのライブラリをリンクさせ、ファイルシステムを変更するようなシステムコールを監視することで、そのライブラリがパッケージを追跡管理できるようにします。 この方法を実現するためには、動的リンクする実行モジュールはすべて suid ビット、sgid ビットがオフでなければなりません。 事前にライブラリをロードしておくと、インストール中に予期しない副作用が発生するかもしれません。 したがって、ある程度のテスト確認を行って、パッケージ管理ツールが不具合を引き起こさないこと、しかるべきファイルの記録を取っておくことが必要とされます。 @@ -420,8 +420,8 @@ --> この方法では、シンボリックリンク方式によるパッケージ管理にて説明したのと同じように、パッケージが個別のディレクトリにインストールされます。 - インストールされた後には、インストールファイルを使ってアーカイブが生成されます。 - このアーカイブはこの後に、ローカルPCへのインストールに用いられ、他のPCのインストールに利用することもできます。 + インストールの後は、インストールされたファイルのアーカイブが生成されます。 + このアーカイブはローカルPCへのインストールに用いられたり、他のPCへのインストールに利用されたりします。 @z diff --git a/lfsbook/src/chapter06/procps.ch b/lfsbook/src/chapter06/procps.ch index 1e4524c2..095e81a0 100644 --- a/lfsbook/src/chapter06/procps.ch +++ b/lfsbook/src/chapter06/procps.ch @@ -45,7 +45,7 @@ @y 本スイッチは kill コマンドをビルドしないようにします。 - このコマンドは util-linux パッケージにてインストールされます。 + このコマンドは Util-linux パッケージにてインストールされます。 @z @@ -63,7 +63,7 @@ LFS においてテストスイートを実行するには多少の修正が必要です。 tty デバイスを利用しないスクリプトが1つ失敗するため、これを除外することにします。 - テストスイートを実行するために、以下のコマンドを実行します。 + テストスイートを実行するために以下のコマンドを実行します。 @z @@ -265,4 +265,4 @@ 本パッケージのほとんどのプログラムが利用している関数を提供します。 -@z +@z \ No newline at end of file diff --git a/lfsbook/src/chapter06/shadow.ch b/lfsbook/src/chapter06/shadow.ch index 6a8368be..d247c875 100644 --- a/lfsbook/src/chapter06/shadow.ch +++ b/lfsbook/src/chapter06/shadow.ch @@ -522,7 +522,7 @@ an entire series は何を意図しているのか --> - ユーザーアカウントの情報を生成または更新します。 + 複数ユーザーのアカウント情報を生成または更新します。 @z @@ -622,7 +622,7 @@ /etc/gshadow files @y - /etc/group ファイル、あるいは /etc/gshadow ファイルを編集します。 + /etc/group ファイルあるいは /etc/gshadow ファイルを編集します。 @z @@ -631,6 +631,6 @@ /etc/shadow files @y - /etc/passwd ファイル、あるいは /etc/shadow ファイルを編集します。 + /etc/passwd ファイルあるいは /etc/shadow ファイルを編集します。 @z diff --git a/lfsbook/src/chapter06/util-linux.ch b/lfsbook/src/chapter06/util-linux.ch index 63a2d1fc..3373089e 100644 --- a/lfsbook/src/chapter06/util-linux.ch +++ b/lfsbook/src/chapter06/util-linux.ch @@ -19,7 +19,7 @@ and messages. @y - Util-linux パッケージは、さまざまなユーティリティプログラムを提供します。 + Util-linux パッケージはさまざまなユーティリティプログラムを提供します。 ファイルシステム、コンソール、パーティション、カーネルメッセージなどを取り扱うユーティリティです。 @z @@ -270,7 +270,7 @@ Filters out reverse line feeds @y - 逆改行 (resverse line feeds) を取り除きます。 + 逆改行 (reverse line feeds) を取り除きます。 @z @@ -380,7 +380,7 @@ held @y - ファイルロックを取得して、ロックしたままコマンドを実行します。 + ファイルロックを取得してロックしたままコマンドを実行します。 @z @@ -891,11 +891,8 @@ @x swaplabel Allows to change swaparea UUID and label @y - - スワップエリアの UUID とラベルを変更します。 + スワップ領域の UUID とラベルを変更します。 @z diff --git a/lfsbook/src/prologue/japanese.ch b/lfsbook/src/prologue/japanese.ch index 8fc2927c..de66d267 100644 --- a/lfsbook/src/prologue/japanese.ch +++ b/lfsbook/src/prologue/japanese.ch @@ -69,7 +69,7 @@ - そもそも LFS ブックのソースは、LFS のサイト において、Static 版として公開されていると同時に Subversion により、日々開発更新されているソース (XMLソース) が公開されています。 + そもそも LFS ブックのソースは、LFS のサイト において、Stable 版として公開されていると同時に Subversion により、日々開発更新されているソース (XMLソース) が公開されています。 日本語版はその XML ソースに基づいて作成しています。 -- 2.11.0