.sp
\fBint msync(void *\fP\fIaddr\fP\fB, size_t \fP\fIlength\fP\fB, int \fP\fIflags\fP\fB);\fP
.SH 説明
-\fBmsync\fP() は \fBmmap\fP(2) を使ってメモリにマップされたファイルの、 メモリ上のコピーになされた変更をディスクに反映させる。
-この関数を使用しないと、 \fBmunmap\fP(2) が呼び出されるまで変更が書き戻される保証はない。 より正確には、ファイルのうち \fIaddr\fP
-から始まり長さ \fIlength\fP のメモリ領域に対応する部分が更新される。
+\fBmsync\fP() は \fBmmap\fP(2) を使ってメモリにマップされたファイルの、
+メモリ上のコピーになされた変更をファイルシステムに反映させる。 この関数を使用しないと、 \fBmunmap\fP(2)
+が呼び出されるまで変更が書き戻される保証はない。 より正確には、ファイルのうち \fIaddr\fP から始まり長さ \fIlength\fP
+のメモリ領域に対応する部分が更新される。
\fIflags\fP 引数にはビット \fBMS_ASYNC\fP, \fBMS_SYNC\fP, \fBMS_INVALIDATE\fP を設定することができるが、
\fBMS_ASYNC\fP と \fBMS_SYNC\fP を同時に指定することはできない。 \fBMS_ASYNC\fP
B.O. Gallmeister, POSIX.4, O'Reilly, pp. 128\-129 and 389\-391.
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.65 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.67 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。