.\" Copyright (C) 1995 Andries Brouwer (aeb@cwi.nl)
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.\" Written 11 June 1995 by Andries Brouwer <aeb@cwi.nl>
.\" Modified 22 July 1995 by Michael Chastain <mec@duracef.shout.net>:
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-.TH READDIR 2 2008\-10\-02 Linux "Linux Programmer's Manual"
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+.\" by HANATAKA Shinya <hanataka@abyss.rim.or.jp>
+.\" Updated 2013-05-01, Akihiro MOTOKI <amotoki@gmail.com>
+.\" Updated 2013-07-22, Akihiro MOTOKI <amotoki@gmail.com>
+.\"
+.TH READDIR 2 2013\-06\-21 Linux "Linux Programmer's Manual"
.SH 名前
-readdir \- ã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ªã\83»ã\82¨ã\83³ã\83\88ã\83ªを読み込む
+readdir \- ã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ªã\82¨ã\83³ã\83\88ã\83ªã\83¼を読み込む
.SH 書式
.nf
.sp
\fBint readdir(unsigned int \fP\fIfd\fP\fB, struct old_linux_dirent *\fP\fIdirp\fP\fB,\fP
\fB unsigned int \fP\fIcount\fP\fB);\fP
.fi
+
+\fI注\fP: このシステムコールには glibc のラッパー関数は存在しない。「注意」の節を参照。
.SH 説明
-ã\81\93ã\82\8cã\81¯ã\81\82ã\81ªã\81\9fã\81®è\88\88å\91³ã\82\92ã\82\82ã\81£ã\81¦ã\81\84ã\82\8bé\96¢æ\95°ã\81§ã\81¯ã\81ªã\81\84ã\80\82 POSIX æº\96æ\8b ã\81® C ã\83©ã\82¤ã\83\96ã\83©ã\83ªã\83»ã\82¤ã\83³ã\82¿ã\83¼ã\83\95ã\82§ã\83¼ã\82¹ã\81«ã\81¤ã\81\84ã\81¦ã\81¯ \fBreaddir\fP(3) ã\82\92è¦\8bã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\80\82
-ã\81\93ã\81®ã\83\9aã\83¼ã\82¸ã\81¯è£¸ã\81®ã\82«ã\83¼ã\83\8dã\83«ã\81®ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\82³ã\83¼ã\83«ã\83»ã\82¤ã\83³ã\82¿ã\83¼ã\83\95ã\82§ã\83¼ã\82¹ã\81«ã\81¤ã\81\84ã\81¦ è¨\98è¿°ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\81\8cã\80\81ã\81\93ã\81®ã\82¤ã\83³ã\82¿ã\83¼ã\83\95ã\82§ã\83¼ã\82¹ã\81¯ \fBgetdents\fP(2)
+これはあなたの興味をもっている関数ではない。 POSIX 準拠の C ライブラリインターフェースについては \fBreaddir\fP(3) を見ること。
+このページは裸のカーネルのシステムコールインターフェースについて 記述しているが、このインターフェースは \fBgetdents\fP(2)
によって取って代わられた。
.PP
-\fBreaddir\fP() は、ファイルディスクリプタ \fIfd\fP が参照しているディレクトリから \fIold_linux_dirent\fP
-構造体を読み込み、 \fIdirp\fP で指されたバッファに格納する。 \fIcount\fP 引き数は(ほとんどの \fIold_linux_dirent\fP
+\fBreaddir\fP() は、ファイルディスクリプター \fIfd\fP が参照しているディレクトリから \fIold_linux_dirent\fP
+æ§\8bé\80 ä½\93ã\82\92èªã\81¿è¾¼ã\81¿ã\80\81 \fIdirp\fP ã\81§æ\8c\87ã\81\95ã\82\8cã\81\9fã\83\90ã\83\83ã\83\95ã\82¡ã\83¼ã\81«æ ¼ç´\8dã\81\99ã\82\8bã\80\82 \fIcount\fP å¼\95ã\81\8dæ\95°ã\81¯(ã\81»ã\81¨ã\82\93ã\81©ã\81® \fIold_linux_dirent\fP
構造体の読み込みにおいて)無視される
.PP
\fIold_linux_dirent\fP 構造体は以下のように宣言される:
.in
.PP
\fId_ino\fP は inode 番号である。 \fId_off\fP はディレクトリの最初からこの \fIold_linux_dirent\fP まで距離である。
-\fId_reclen\fP は \fId_name\fP の大きさで、終端のヌルバイト (null byte) を含まない。 \fId_name\fP
+\fId_reclen\fP は \fId_name\fP の大きさで、終端のヌルバイト (\(aq\e0\(aq) を含まない。 \fId_name\fP
はヌルバイトで終わるファイル名である。
.SH 返り値
成功した場合は、1 が返される。 ディレクトリの最後では 0 が返される。 エラーの場合は \-1 が返され、 \fIerrno\fP が適切に設定される。
.SH エラー
.TP
\fBEBADF\fP
-ファイルディスクリプタ \fIfd\fP が不正である。
+ファイルディスクリプター \fIfd\fP が不正である。
.TP
\fBEFAULT\fP
引き数が呼び出したプロセスのアドレス空間外を指している。
そのようなディレクトリは存在しない。
.TP
\fBENOTDIR\fP
-ファイルディスクリプタがディレクトリを参照していない。
+ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\83\87ã\82£ã\82¹ã\82¯ã\83ªã\83\97ã\82¿ã\83¼ã\81\8cã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ªã\82\92å\8f\82ç\85§ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\81ªã\81\84ã\80\82
.SH 準拠
-ã\81\93ã\81®ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\83»ã\82³ã\83¼ã\83«ã\81¯ Linux ç\89¹æ\9c\89ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82
+このシステムコールは Linux 特有である。
.SH 注意
glibc はこのシステムコールに対するラッパー関数を提供していない。 \fBsyscall\fP(2) を使って呼び出すこと。
-\fIold_linux_dirent\fP 構造体を自分自身で定義する必要がある。
+\fIold_linux_dirent\fP 構造体を自分自身で定義する必要がある。しかし、たいていはこのシステムコールではなく \fBreaddir\fP(3)
+を使うべき場面のことが多い。
+
+このシステムコールは x86\-64 では存在しない。
.SH 関連項目
\fBgetdents\fP(2), \fBreaddir\fP(3)
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.40 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.79 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。