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[linuxjm/LDP_man-pages.git] / draft / man2 / sigsuspend.2
index a021dbe..e59e994 100644 (file)
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 .\"
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-.TH SIGSUSPEND 2 2008\-08\-29 Linux "Linux Programmer's Manual"
+.\"
+.\" Japanese Version Copyright (c) 2005 Akihiro MOTOKI all rights reserved.
+.\" Translated 2005-10-03, Akihiro MOTOKI <amotoki@dd.iij4u.or.jp>
+.\"
+.TH SIGSUSPEND 2 2013\-04\-19 Linux "Linux Programmer's Manual"
 .SH 名前
 sigsuspend \- シグナルを待つ
 .SH 書式
@@ -49,20 +53,20 @@ _POSIX_SOURCE
 .ad b
 .SH 説明
 \fBsigsuspend\fP()  は、呼び出し元プロセスのシグナルマスクを \fImask\fP で指定されたマスクに一時的に置き換え、
-シグナルハンドラの起動もしくはプロセスの終了がアクションとして 設定されたシグナルが配送されるまで、そのプロセスを停止する。
\82·ã\82°ã\83\8aã\83«ã\83\8fã\83³ã\83\89ã\83©ã\83¼ã\81®èµ·å\8b\95ã\82\82ã\81\97ã\81\8fã\81¯ã\83\97ã\83­ã\82»ã\82¹ã\81®çµ\82äº\86ã\81\8cã\82¢ã\82¯ã\82·ã\83§ã\83³ã\81¨ã\81\97ã\81¦ è¨­å®\9aã\81\95ã\82\8cã\81\9fã\82·ã\82°ã\83\8aã\83«ã\81\8cé\85\8dé\80\81ã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\81¾ã\81§ã\80\81ã\81\9dã\81®ã\83\97ã\83­ã\82»ã\82¹ã\82\92å\81\9cæ­¢ã\81\99ã\82\8bã\80\82
 
 シグナルがプロセスを終了させるものの場合、 \fBsigsuspend\fP()  は返らない。シグナルが捕捉された場合、
-シグナルハンドラの処理が終わった後に \fBsigsuspend\fP()  は返り、シグナルマスクは \fBsigsuspend\fP()
\82·ã\82°ã\83\8aã\83«ã\83\8fã\83³ã\83\89ã\83©ã\83¼ã\81®å\87¦ç\90\86ã\81\8cçµ\82ã\82\8fã\81£ã\81\9få¾\8cã\81« \fBsigsuspend\fP()  ã\81¯è¿\94ã\82\8aã\80\81ã\82·ã\82°ã\83\8aã\83«ã\83\9eã\82¹ã\82¯ã\81¯ \fBsigsuspend\fP()
 が呼び出される前の状態に復元される。
 
 \fBSIGKILL\fP と \fBSIGSTOP\fP を禁止 (block) することはできない; これらのシグナルを \fImask\fP
 に指定しても、プロセスのシグナルマスクは影響を受けない。
 .SH 返り値
-\fBsigsuspend\fP()  は常に \-1 を返し、通常は \fBEINTR\fP エラーが発生する。
+\fBsigsuspend\fP() は常に \-1 を返し、 \fIerrno\fP にエラーの原因を示す値 (通常は \fBEINTR\fP) を設定する。
 .SH エラー
 .TP 
 \fBEFAULT\fP
-\fImask\fP が指しているメモリが、プロセスのアドレス空間の有効な部分ではない。
+\fImask\fP ã\81\8cæ\8c\87ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\83¡ã\83¢ã\83ªã\83¼ã\81\8cã\80\81ã\83\97ã\83­ã\82»ã\82¹ã\81®ã\82¢ã\83\89ã\83¬ã\82¹ç©ºé\96\93ã\81®æ\9c\89å\8a¹ã\81ªé\83¨å\88\86ã\81§ã\81¯ã\81ªã\81\84ã\80\82
 .TP 
 \fBEINTR\fP
 システムコールはシグナルにより割り込まれた。
@@ -70,17 +74,16 @@ _POSIX_SOURCE
 POSIX.1\-2001.
 .SH 注意
 .PP
-\fBsigsuspend\fP()  ã\81¯ã\80\81é\80\9a常ã\80\81ã\82¯ã\83ªã\83\86ã\82£ã\82«ã\83«ã\83»ã\82³ã\83¼ã\83\89ã\83»セクション (critical code section) の
+\fBsigsuspend\fP()  ã\81¯ã\80\81é\80\9a常ã\80\81ã\82¯ã\83ªã\83\86ã\82£ã\82«ã\83«ã\82³ã\83¼ã\83\89セクション (critical code section) の
 実行中にシグナルが配送されるのを防止するために、 \fBsigprocmask\fP(2)  と組み合わせて使用される。 まず最初に、呼び出し元は
-\fBsigprocmask\fP(2)  ã\82\92使ã\81£ã\81¦ã\82·ã\82°ã\83\8aã\83«ã\82\92ç¦\81æ­¢ã\81\99ã\82\8bã\80\82 ã\82¯ã\83ªã\83\86ã\82£ã\82«ã\83«ã\83»ã\82³ã\83¼ã\83\89ã\81\8cå®\8cäº\86ã\81\99ã\82\8bã\81¨ã\80\81å\91¼ã\81³å\87ºã\81\97å\85\83ã\81¯ \fBsigprocmask\fP(2)
+\fBsigprocmask\fP(2)  を使ってシグナルを禁止する。 クリティカルコードが完了すると、呼び出し元は \fBsigprocmask\fP(2)
 が (\fIoldset\fP 引き数で) 返すシグナルマスクを指定して \fBsigsuspend\fP()
\82\92å\91¼ã\81³å\87ºã\81\99ã\81\93ã\81¨ã\81§ã\80\81ã\82¯ã\83ªã\83\86ã\82£ã\82«ã\83«ã\83»ã\82³ã\83¼ã\83\89å®\9fè¡\8c中ã\81«ç\99ºç\94\9fã\81\97ã\81\9f ã\82·ã\82°ã\83\8aã\83«ã\82\92å¾\85ã\81¤ã\81\93ã\81¨ã\81\8cã\81§ã\81\8dã\82\8bã\80\82
+を呼び出すことで、クリティカルコード実行中に発生した シグナルを待つことができる。
 .PP
 シグナル集合の操作に関する詳細は \fBsigsetops\fP(3)  を参照のこと。
 .SH 関連項目
 \fBkill\fP(2), \fBpause\fP(2), \fBsigaction\fP(2), \fBsignal\fP(2), \fBsigprocmask\fP(2),
 \fBsigwaitinfo\fP(2), \fBsigsetops\fP(3), \fBsigwait\fP(3), \fBsignal\fP(7)
 .SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.51 の一部
-である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
-http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.79 の一部である。
+プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は \%http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。