.PP
\fIkey\fP はユーザが入力するパスワードである。
.PP
-\fIsalt\fP は集合 [\fBa\fP\(en\fBzA\fP\(en\fBZ0\fP\(en\fB9./\fP] から選ばれた 2 文字の文字列である。
-この文字列はアルゴリズムの出力を 4096 通りにかき乱すのに使われる。
+\fIsalt\fP は集合 [\fBa\-zA\-Z0\-9./\fP] から選ばれた 2 文字の文字列である。 この文字列はアルゴリズムの出力を 4096
+通りにかき乱すのに使われる。
.PP
\fIkey\fP の最初の 8 文字の各文字から下位 7 ビットをとって 56 ビットの鍵が得られる。 この 56 ビットの鍵は特定の文字列(ふつうはすべて
0 の文字列) を繰り返し暗号化するのに用いられる。 返り値は暗号化されたパスワードへのポインタで、13 の印字可能な ASCII 文字
SHA\-512 | 86 characters
.TE
-"\fIsalt\fP" と "\fIencrypted\fP" の文字は [\fBa\fP\(en\fBzA\fP\(en\fBZ0\fP\(en\fB9./\fP] の集合から
-選ばれる。 MD5 と SHA の実装では、 \fIkey\fP 全体が意味がある (DES の場合には最初の 8 文字だけに意味がある)。
+"\fIsalt\fP" と "\fIencrypted\fP" の文字は [\fBa\-zA\-Z0\-9./\fP] の集合から 選ばれる。 MD5 と SHA
+の実装では、 \fIkey\fP 全体が意味がある (DES の場合には最初の 8 文字だけに意味がある)。
.SH 関連項目
\fBlogin\fP(1), \fBpasswd\fP(1), \fBencrypt\fP(3), \fBgetpass\fP(3), \fBpasswd\fP(5)
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.64 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.67 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。