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[linuxjm/LDP_man-pages.git] / draft / man3 / drand48.3
index 6254386..97ee73d 100644 (file)
 .\" This file was generated with po4a. Translate the source file.
 .\"
 .\"*******************************************************************
-.TH DRAND48 3 2007\-07\-26 "" "Linux Programmer's Manual"
+.\"
+.\" Japanese Version Copyright (c) 1997 YOSHINO Takashi
+.\"       all rights reserved.
+.\" Translated Mon Jan 20 20:04:05 JST 1997
+.\"       by YOSHINO Takashi <yoshino@civil.jcn.nihon-u.ac.jp>
+.\"
+.TH DRAND48 3 2014\-09\-21 "" "Linux Programmer's Manual"
 .SH 名前
 drand48, erand48, lrand48, nrand48, mrand48, jrand48, srand48, seed48,
 lcong48 \- 一様分布する疑似乱数を生成する関数
@@ -96,7 +102,7 @@ glibc 向けの機能検査マクロの要件 (\fBfeature_test_macros\fP(7)  参
 .RE
 .fi
 .sp
-ここで n >= 0 である。 パラメータが \fIm\fP = 2^48 であるため、48ビット整数演算が行われている。 \fBlcong48\fP()
\81\93ã\81\93ã\81§ n >= 0 ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82 ã\83\91ã\83©ã\83¡ã\83¼ã\82¿ã\83¼ã\81\8c \fIm\fP = 2^48 ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\81\9fã\82\81ã\80\8148ã\83\93ã\83\83ã\83\88æ\95´æ\95°æ¼\94ç®\97ã\81\8cè¡\8cã\82\8fã\82\8cã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\80\82 \fBlcong48\fP()
 が呼ばれていない場合、\fIa\fP と \fIc\fP は以下の式で与えられる。
 .sp
 .nf
@@ -111,7 +117,7 @@ glibc 向けの機能検査マクロの要件 (\fBfeature_test_macros\fP(7)  参
 そして、返すべきデータの型に依存した適切な ビット数が \fIXi\fP の上位ビットからコピーされる。 最後に、この値を返り値に変換する。
 .PP
 関数 \fBdrand48\fP(), \fBlrand48\fP(), \fBmrand48\fP()  は 最後に生成された48ビットの \fIXi\fP
-を内部バッファに格納する。 配列の形の引数 \fIxsubi\fP に個々の \fIXi\fP の値を 格納できるような領域を確保することを、 関数
\82\92å\86\85é\83¨ã\83\90ã\83\83ã\83\95ã\82¡ã\83¼ã\81«æ ¼ç´\8dã\81\99ã\82\8bã\80\82 é\85\8då\88\97ã\81®å½¢ã\81®å¼\95æ\95° \fIxsubi\fP ã\81«å\80\8bã\80\85ã\81® \fIXi\fP ã\81®å\80¤ã\82\92 æ ¼ç´\8dã\81§ã\81\8dã\82\8bã\82\88ã\81\86ã\81ªé \98å\9f\9fã\82\92確ä¿\9dã\81\99ã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\82\92ã\80\81 é\96¢æ\95°
 \fBerand48\fP(), \fBnrand48\fP(), \fBjrand48\fP()  は、 呼び出し側のプログラムに要求する。
 これらの関数は、はじめてそれらの関数を呼ぶ前に \fIXi\fP の初期値を配列に 代入することで初期化される。
 .PP
@@ -119,19 +125,23 @@ glibc 向けの機能検査マクロの要件 (\fBfeature_test_macros\fP(7)  参
 下位の16ビットは、適当に決められた値である0x330Eに設定される。
 .PP
 初期化関数 \fBseed48\fP()  は、\fIXi\fP の値を、 配列の形をした引数である \fIseed16v\fP の中で指定された
-48ビットの値に設定する。 \fIXi\fP の前の値は内部バッファにコピーされ、このバッファへのポインタが \fBseed48\fP()  によって返される。
+48ビットの値に設定する。 \fIXi\fP の前の値は内部バッファーにコピーされ、このバッファーへのポインターが \fBseed48\fP()
+によって返される。
 .PP
 初期化関数 \fBlcong48\fP()  は使用者が \fIXi\fP, \fIa\fP, \fIc\fP の 初期値を指定するための関数である。
 配列の形をした引数の要素はそれぞれ、\fIparam[0\-2]\fP は \fIXi\fP を、 \fIparam[3\-5]\fP は \fIa\fP
 を、\fIparam[6]\fP は \fIc\fP を指定するもの である。 \fBlcong48\fP()  が呼ばれた後で、 \fBsrand48\fP()  か
 \fBseed48\fP()  を呼ぶと、前述の \fIa\fP と \fIc\fP の 標準値が再び設定される。
+.SH 属性
+.SS "マルチスレッディング (pthreads(7) 参照)"
+関数 \fBdrand48\fP(), \fBerand48\fP(), \fBlrand48\fP(), \fBnrand48\fP(), \fBmrand48\fP(),
+\fBjrand48\fP(), \fBsrand48\fP(), \fBseed48\fP(), \fBlcong48\fP() は、
+乱数生成に使用する状態情報をグローバルに保持する。 そのため、 これらの関数はスレッドセーフではない。
 .SH 準拠
 SVr4, POSIX.1\-2001.
-.SH 注意
-SVID 3 ではこれらの関数は時代遅れと宣言されている。 SVID 3 では \fBrand\fP(3)  が代わりに使用されるべきだと記述されている。
 .SH 関連項目
 \fBrand\fP(3), \fBrandom\fP(3)
 .SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.51 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.79 の一部
 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
 http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。