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-.TH ETHER_ATON 3 2013\-07\-04 GNU "Linux Programmer's Manual"
+.\"
+.\" Japanese Version Copyright (c) 2002 Akihiro MOTOKI
+.\" all rights reserved.
+.\" Translated Thu Aug 22 2002 by Akihiro MOTOKI <amotoki@dd.iij4u.or.jp>
+.\"
+.TH ETHER_ATON 3 2014\-07\-08 GNU "Linux Programmer's Manual"
.SH 名前
ether_aton, ether_ntoa, ether_ntohost, ether_hostton, ether_line,
ether_ntoa_r, ether_aton_r \- Ethernet アドレスの操作用関数
.fi
.SH 説明
関数 \fBether_aton\fP() は、標準的な 16進数とコロンの形式で書かれた 48ビットの Ethernet ホストアドレス \fIasc\fP
-を、ネットワークでのバイト順 (byte order) のバイナリデータに変換し、静的に割り当てられたバッファに格納されたデータ
-ã\81¸ã\81®ã\83\9dã\82¤ã\83³ã\82¿ã\82\92è¿\94ã\81\99ã\80\82ã\81\93ã\81®ã\83\90ã\83\83ã\83\95ã\82¡は、これ以降の関数呼び出しで上書きされる。 アドレスが不正な場合、 \fBether_aton\fP() は NULL
+ã\82\92ã\80\81ã\83\8dã\83\83ã\83\88ã\83¯ã\83¼ã\82¯ã\81§ã\81®ã\83\90ã\82¤ã\83\88é \86 (byte order) ã\81®ã\83\90ã\82¤ã\83\8aã\83ªã\83\87ã\83¼ã\82¿ã\81«å¤\89æ\8f\9bã\81\97ã\80\81é\9d\99ç\9a\84ã\81«å\89²ã\82\8aå½\93ã\81¦ã\82\89ã\82\8cã\81\9fã\83\90ã\83\83ã\83\95ã\82¡ã\83¼ã\81«æ ¼ç´\8dã\81\95ã\82\8cã\81\9fã\83\87ã\83¼ã\82¿
+ã\81¸ã\81®ã\83\9dã\82¤ã\83³ã\82¿ã\83¼ã\82\92è¿\94ã\81\99ã\80\82ã\81\93ã\81®ã\83\90ã\83\83ã\83\95ã\82¡ã\83¼は、これ以降の関数呼び出しで上書きされる。 アドレスが不正な場合、 \fBether_aton\fP() は NULL
を返す。
.PP
関数 \fBether_ntoa\fP() は、ネットワークのバイト順で表された Ethernet ホストアドレス \fIaddr\fP を、標準的な
-16進数とコロンの形式の文字列に変換する。 但し、先頭の 0 は省略される。変換後の文字列は静的に割り当てられたバッファ
-に格納されて返される。このバッファは、これ以降の関数呼び出しで上書きされる。
+16進数とコロンの形式の文字列に変換する。 但し、先頭の 0 は省略される。変換後の文字列は静的に割り当てられたバッファー
+ã\81«æ ¼ç´\8dã\81\95ã\82\8cã\81¦è¿\94ã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\80\82ã\81\93ã\81®ã\83\90ã\83\83ã\83\95ã\82¡ã\83¼ã\81¯ã\80\81ã\81\93ã\82\8c以é\99\8dã\81®é\96¢æ\95°å\91¼ã\81³å\87ºã\81\97ã\81§ä¸\8aæ\9b¸ã\81\8dã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\80\82
.PP
関数 \fBether_ntohost\fP() は、Ethernet アドレスに対応するホスト名を \fI/etc/ethers\fP
を検索して割り当てる。対応するホスト名が見つからなかった場合は、 非 0 を返す。
関数 \fBether_line\fP() は、 \fI/etc/ethers\fP 形式になった行を解析し、 アドレスとホスト名の組を返す
(\fI/etc/ethers\fP 形式は、Ethernet アドレス、ホスト名が空白文字 (whitespace)
で区切られた書式で、\(aq#\(aq 以降はコメントとみなされる)。 解析できなかった場合は、非 0 を返す。 \fIhostname\fP
-で指定されたバッファは十分な長さが必要である。つまり、 \fIline\fP と同じ長さでなければならない。
+ã\81§æ\8c\87å®\9aã\81\95ã\82\8cã\81\9fã\83\90ã\83\83ã\83\95ã\82¡ã\83¼ã\81¯å\8d\81å\88\86ã\81ªé\95·ã\81\95ã\81\8cå¿\85è¦\81ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82ã\81¤ã\81¾ã\82\8aã\80\81 \fIline\fP ã\81¨å\90\8cã\81\98é\95·ã\81\95ã\81§ã\81ªã\81\91ã\82\8cã\81°ã\81ªã\82\89ã\81ªã\81\84ã\80\82
.PP
関数 \fBether_ntoa_r\fP() と \fBether_aton_r\fP() は、 それぞれ \fBether_ntoa\fP() と
-\fBether_aton\fP() の リエントラントでスレッドセーフなバージョンであり、 静的なバッファを使用しない。
+\fBether_aton\fP() ã\81® ã\83ªã\82¨ã\83³ã\83\88ã\83©ã\83³ã\83\88ã\81§ã\82¹ã\83¬ã\83\83ã\83\89ã\82»ã\83¼ã\83\95ã\81ªã\83\90ã\83¼ã\82¸ã\83§ã\83³ã\81§ã\81\82ã\82\8aã\80\81 é\9d\99ç\9a\84ã\81ªã\83\90ã\83\83ã\83\95ã\82¡ã\83¼ã\82\92使ç\94¨ã\81\97ã\81ªã\81\84ã\80\82
.PP
\fIether_addr\fP 構造体は \fI<net/ethernet.h>\fP で次のように定義されている:
.sp
.fi
.in
.SH 属性
-.SS "マルチスレッディング (pthreads(7) 参照)"
-関数 \fBether_aton\fP() と \fBether_ntoa\fP() はスレッドセーフではない。
-.LP
-関数 \fBether_ntohost\fP(), \fBether_hostton\fP(), \fBether_line\fP(),
-\fBether_ntoa_r\fP(), \fBether_aton_r\fP() はスレッドセーフである。
+この節で使用されている用語の説明は \fBattributes\fP(7) を参照のこと。
+.ad l
+.TS
+allbox;
+lbw33 lb lb
+l l l.
+Interface Attribute Value
+T{
+\fBether_aton\fP(),
+\fBether_ntoa\fP()
+T} Thread safety MT\-Unsafe
+T{
+\fBether_ntohost\fP(),
+\fBether_hostton\fP(),
+\fBether_line\fP(),
+\fBether_ntoa_r\fP(),
+\fBether_aton_r\fP()
+T} Thread safety MT\-Safe
+.TE
+.ad
.SH 準拠
4.3BSD, SunOS.
.SH バグ
-glibc 2.2.5 での \fBether_line\fP() の実装はおかしい。
+.\" The fix was presumably commit c0a0f9a32c8baa6ab93d00eb42d92c02e9e146d7
+.\" which was in glibc 2.3
+glibc 2.2.5 以前では、 \fBether_line\fP() の実装はおかしい。
.SH 関連項目
\fBethers\fP(5)
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.53 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.79 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。