.PP
\fBsetnetgrent\fP() コールは、この後で呼ばれる \fBgetnetgrent\fP() コールが検索するネットグループを定める。
\fBgetnetgrent\fP() 関数はネットグループの次のエントリを取得し、 \fIhost\fP, \fIuser\fP, \fIdomain\fP
-にポインタを入れて返る。 NULL ポインタは、対応するエントリがどんな文字列とも一致することを意味する。
+にポインタを入れて返る。ヌルポインタは、対応するエントリがどんな文字列とも一致することを意味する。
得られたポインタは、ネットグループ関係の関数のいずれかが呼ばれるまでの 間だけ有効である。この問題を避けるためには GNU 拡張の関数
\fBgetnetgrent_r\fP() を使うとよい。この関数は呼び出し側が用意したバッファに 文字列を格納する。割り当て済のバッファを全て解放するには
\fBendnetgrent\fP() を使用する。
.SH 関連項目
\fBsethostent\fP(3), \fBsetprotoent\fP(3), \fBsetservent\fP(3)
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.53 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.67 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。