.PD
.SH 説明
\fBwcpcpy\fP() 関数は、 \fBstpcpy\fP(3) 関数に対応するワイド文字関数である。 この関数は \fIsrc\fP
-が指すワイド文字文字列を、 終端の NULL ワイド文字 (L\(aq\e0\(aq) を含めて、 \fIdest\fP が指す配列にコピーする。
+が指すワイド文字文字列を、 終端のヌルワイド文字 (L\(aq\e0\(aq) を含めて、 \fIdest\fP が指す配列にコピーする。
.PP
これらの文字列は重なっていてはならない。
.PP
プログラマは、少なくとも \fIwcslen(src)+1\fP 文字のワイド文字 が入るだけの領域を \fIdest\fP に対して確保しなければならない。
.SH 返り値
-\fBwcpcpy\fP() は、ワイド文字文字列 \fIdest\fP の末尾、つまり終端の NULL ワイド文字 を指すポインタを返す。
+\fBwcpcpy\fP() は、ワイド文字文字列 \fIdest\fP の末尾、つまり終端のヌルワイド文字 を指すポインタを返す。
.SH 属性
.SS "マルチスレッディング (pthreads(7) 参照)"
関数 \fBwcpcpy\fP() はスレッドセーフである。
.SH 関連項目
\fBstrcpy\fP(3), \fBwcscpy\fP(3)
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.64 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.67 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。