OSDN Git Service

Retire LDP man-pages repository
[linuxjm/LDP_man-pages.git] / draft / man5 / nscd.conf.5
diff --git a/draft/man5/nscd.conf.5 b/draft/man5/nscd.conf.5
deleted file mode 100644 (file)
index 6031672..0000000
+++ /dev/null
@@ -1,153 +0,0 @@
-.\" Copyright (c) 1999, 2000 SuSE GmbH Nuernberg, Germany
-.\" Author: Thorsten Kukuk <kukuk@suse.de>
-.\"
-.\" %%%LICENSE_START(GPLv2+_SW_3_PARA)
-.\" This program is free software; you can redistribute it and/or
-.\" modify it under the terms of the GNU General Public License as
-.\" published by the Free Software Foundation; either version 2 of the
-.\" License, or (at your option) any later version.
-.\"
-.\" This program is distributed in the hope that it will be useful,
-.\" but WITHOUT ANY WARRANTY; without even the implied warranty of
-.\" MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE.  See the GNU
-.\" General Public License for more details.
-.\"
-.\" You should have received a copy of the GNU General Public
-.\" License along with this manual; if not, see
-.\" <http://www.gnu.org/licenses/>.
-.\" %%%LICENSE_END
-.\"
-.\"*******************************************************************
-.\"
-.\" This file was generated with po4a. Translate the source file.
-.\"
-.\"*******************************************************************
-.\"
-.\" Japanese Version Copyright (c) 2001 Yuichi SATO
-.\"         all rights reserved.
-.\" Translated 2001-06-09, Yuichi SATO <ysato@h4.dion.ne.jp>
-.\" Updated 2006-07-19, Akihiro MOTOKI <amotoki@dd.iij4u.or.jp>, LDP v2.36
-.\" Updated 2013-05-06, Akihiro MOTOKI <amotoki@gmail.com>
-.\"
-.TH NSCD.CONF 5 2014\-02\-07 GNU "Linux Programmer's Manual"
-.SH 名前
-/etc/nscd.conf \- ネームサービスキャッシュデーモンの設定ファイル
-.SH 説明
-\fBnscd\fP(8)  は起動時にファイル \fI/etc/nscd.conf\fP を読み込む。
-各行には「属性・値」または「属性・サービス・値」を指定する。 フィールドはスペース文字またはタブ文字で区切られる。 \(aq#\(aq (ナンバー記号)
-はコメントの始まりを表す。 この記号から行末までは nscd によって解釈されない。
-
-指定可能なサービスは \fIpasswd\fP, \fIgroup\fP, \fIhosts\fP, \fIservices\fP, \fInetgroup\fP である。
-
-\fBlogfile\fP \fIdebug\-file\-name\fP
-.RS
-デバッグ情報が書き込まれるファイルの名前を指定する。
-.RE
-
-\fBdebug\-level\fP \fIvalue\fP
-.RS
-希望するデバッグレベルを設定する。デフォルトは 0。
-.RE
-
-\fBthreads\fP \fInumber\fP
-.RS
-スレッドをいくつ起動してリクエストを待つのかを指定する。 少なくとも 5 つのスレッドが常に作成される。
-.RE
-
-\fBmax\-threads\fP \fInumber\fP
-.RS
-スレッドの最大数を指定する。デフォルトは 32。
-.RE
-
-\fBserver\-user\fP \fIuser\fP
-.RS
-このオプションが設定されると、 nscd は root ではなく、この user として実行される。 (\-S パラメーターにより)
-各ユーザー毎に別々のキャッシュが使われる場合、 このオプションは無視される。
-.RE
-
-\fBstat\-user\fP \fIuser\fP
-.RS
-統計情報の参照を許可するユーザーを指定する。
-.RE
-
-\fBreload\-count\fP unlimited | \fInumber\fP
-.RS
-キャッシュされたエントリーが使用されなかったときに、 削除される前に何回リロードされるかを設定する。デフォルトは 5。
-.RE
-
-\fBparanoia\fP \fI<yes|no>\fP
-.RS
-パラノイアモードを有効にする。 パラノイアモードでは nscd を定期的に再起動する。デフォルトは無効。
-.RE
-
-\fBrestart\-interval\fP \fItime\fP
-.RS
-パラノイアモードが有効で定期的に再起動する場合の、 再起動間隔を \fItime\fP 秒に設定する。デフォルトは 3600。
-.RE
-
-\fBenable\-cache\fP \fIservice\fP \fI<yes|no>\fP
-.RS
-指定した \fIservice\fP のキャッシュを有効または無効にする。デフォルトは無効。
-.RE
-
-\fBpositive\-time\-to\-live\fP \fIservice\fP \fIvalue\fP
-.RS
-指定した \fIservice\fP のキャッシュにあるポジティブエントリー (成功した問い合わせ) の TTL (time\-to\-live) を設定する。
-\fIvalue\fP の単位は秒である。 値を大きくすると、ヒット率が高くなり平均応答時間を短くできるが、 キャッシュのコヒーレンス (coherence,
-キャッシュが実際のデータと一致していること) に問題が生じる。
-.RE
-
-\fBnegative\-time\-to\-live\fP \fIservice\fP \fIvalue\fP
-.RS
-指定した \fIservice\fP のキャッシュにあるネガティブエントリー (失敗した問い合わせ) の TTL (time\-to\-live) を設定する。
-\fIvalue\fP の単位は秒である。 システムデータベースにない UID (ユーザーID) で所有されるファイル (たとえば root で tar
-を展開した Linux カーネルのソース) が少ないと、 顕著な性能の向上が見られる。
-キャッシュのコヒーレンス問題を少なくするために小さな値にすべきである。
-.RE
-
-\fBsuggested\-size\fP \fIservice\fP \fIvalue\fP
-.RS
-内部ハッシュテーブルの大きさを指定する。 効率を最適にするために \fIvalue\fP は素数にしておくべきである。デフォルトは 211 である。
-.RE
-
-\fBcheck\-files\fP \fIservice\fP \fI<yes|no>\fP
-.RS
-指定した \fIservice\fP に関連するファイルの変更のチェックを有効または無効にする。 ファイルは \fI/etc/passwd\fP,
-\fI/etc/group\fP, \fI/etc/hosts\fP である。デフォルトは有効。
-.RE
-
-\fBpersistent\fP \fIservice\fP \fI<yes|no>\fP
-.RS
-サーバの再起動の前後で \fIservice\fP のキャッシュ内容を保持する。 \fBparanoia\fP
-モードが有効の場合に便利である。デフォルトは保持しない。
-.RE
-
-\fBshared\fP \fIservice\fP \fI<yes|no>\fP
-.RS
-\fIservice\fP の nscd データベースのメモリーマッピングをクライアント間で共有する。
-これにより、検索を実行する度にソケット経由でデーモンに問い合わせを 行わずに、直接データベースを検索できるようになる。デフォルトは共有しない。
-.RE
-
-\fBmax\-db\-size\fP \fIservice\fP \fIbytes\fP
-.RS
-\fIservice\fP のデータベースファイルの最大許容サイズ (バイト単位)。 デフォルト値は 33554432 である。
-.RE
-
-\fBauto\-propagate\fP \fIservice\fP \fI<yes|no>\fP
-.RS
-サービス \fIpasswd\fP か \fIgroup\fP で \fIno\fP に設定すると、 \fI.byname\fP 要求は \fIpasswd.byuid\fP や
-\fIgroup.bygid\fP のキャッシュに追加されない。 このオプションは、 同じ ID を持つレコードが複数あるテーブルの場合に役に立つ。
-デフォルトは yes である。 このオプションはサービス \fIpasswd\fP と \fIgroup\fP でのみ有効である。
-.RE
-.SH 注意
-このマニュアルページに書かれているデフォルト値は \fBnscd\fP(8) のソースコードに書かれている値で、
-設定ファイルで上書きされなかった場合に使用される。 あなたが利用しているディストリビューションの設定ファイルのデフォルト値は違っているかもしれない。
-.SH 関連項目
-.\" .SH AUTHOR
-.\" .B nscd
-.\" was written by Thorsten Kukuk and Ulrich Drepper.
-\fBnscd\fP(8)
-.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.79 の一部
-である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
-http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。