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Update release for LDP 3.67
[linuxjm/LDP_man-pages.git] / release / man2 / link.2
index 82147cc..7cc8558 100644 (file)
@@ -1,8 +1,8 @@
-.\" Hey Emacs! This file is -*- nroff -*- source.
-.\"
 .\" This manpage is Copyright (C) 1992 Drew Eckhardt;
-.\"                               1993 Michael Haardt, Ian Jackson.
+.\"             and Copyright (C) 1993 Michael Haardt, Ian Jackson.
+.\" and Copyright (C) 2006, 2014 Michael Kerrisk
 .\"
+.\" %%%LICENSE_START(VERBATIM)
 .\" Permission is granted to make and distribute verbatim copies of this
 .\" manual provided the copyright notice and this permission notice are
 .\" preserved on all copies.
 .\"
 .\" Formatted or processed versions of this manual, if unaccompanied by
 .\" the source, must acknowledge the copyright and authors of this work.
+.\" %%%LICENSE_END
 .\"
 .\" Modified 1993-07-23 by Rik Faith <faith@cs.unc.edu>
 .\" Modified 1994-08-21 by Michael Haardt
 .\" Modified 2004-06-23 by Michael Kerrisk <mtk.manpages@gmail.com>
 .\" Modified 2005-04-04, as per suggestion by Michael Hardt for rename.2
 .\"
+.\"*******************************************************************
+.\"
+.\" This file was generated with po4a. Translate the source file.
+.\"
+.\"*******************************************************************
+.\"
 .\" Japanese Version Copyright (c) 1997 HANATAKA Shinya
 .\"         all rights reserved.
 .\" Translated Thu Dec 11 23:47:55 JST 1997
 .\"         by Yuichi SATO <ysato444@yahoo.co.jp>
 .\" Updated & Modified Fri Apr 22 02:05:00 JST 2005 by Yuichi SATO
 .\" Updated 2008-09-07, Akihiro MOTOKI <amotoki@dd.iij4u.or.jp>, LDP v3.08
+.\" Updated 2013-05-06, Akihiro MOTOKI <amotoki@gmail.com>
 .\"
-.\"WORD:       link                    リンク
-.\"WORD:       hard link               ハード・リンク
-.\"WORD:       overwrite               上書き
-.\"WORD:       permission              許可(permission)
-.\"WORD:       ownership               所有者(ownership)
-.\"WORD:       file system             ファイル・システム
-.\"WORD:       effective uid           実効ユーザーID
-.\"WORD:       kernel                  カーネル
-.\"WORD:       symbolic link           シンボリック・リンク
-.\"WORD:       dangling symbolic link  壊れたシンボリック・リンク
-.\"WORD:       directory entry         ディレクトリ・エントリ
-.\"
-.TH LINK 2 2008-08-21 "Linux" "Linux Programmer's Manual"
+.TH LINK 2 2014\-05\-10 Linux "Linux Programmer's Manual"
 .SH 名前
-link \- ファイルの新しい名前を作成する
+link, linkat \- ファイルの新しい名前を作成する
 .SH 書式
-.B #include <unistd.h>
+.nf
+\fB#include <unistd.h>\fP
+.sp
+\fBint link(const char *\fP\fIoldpath\fP\fB, const char *\fP\fInewpath\fP\fB);\fP
+.sp
+\fB#include <fcntl.h>           \fP/* AT_* 定数の定義 */
+\fB#include <unistd.h>\fP
+.sp
+\fBint linkat(int \fP\fIolddirfd\fP\fB, const char *\fP\fIoldpath\fP\fB,\fP
+\fB           int \fP\fInewdirfd\fP\fB, const char *\fP\fInewpath\fP\fB, int \fP\fIflags\fP\fB);\fP
+.fi
+.sp
+.in -4n
+glibc 向けの機能検査マクロの要件 (\fBfeature_test_macros\fP(7)  参照):
+.in
 .sp
-.BI "int link(const char *" oldpath ", const char *" newpath );
+\fBlinkat\fP():
+.PD 0
+.ad l
+.RS 4
+.TP  4
+glibc 2.10 以降:
+_XOPEN_SOURCE\ >=\ 700 || _POSIX_C_SOURCE\ >=\ 200809L
+.TP 
+glibc 2.10 より前:
+_ATFILE_SOURCE
+.RE
+.ad
+.PD
 .SH 説明
-.BR link ()
-は存在するファイルへの新しいリンク (link)
-(ハード・リンク (hard link) ともいう) を作成する。
+\fBlink\fP()  は存在するファイルへの新しいリンク (link)  (ハードリンク (hard link) ともいう) を作成する。
 
-.I newpath
-が存在する場合には上書きは\fIされない\fR。
+\fInewpath\fP が存在する場合には、上書きは\fIされない\fP。
 
-この新しい名前は全ての操作において古い名前と完全に同じように使用される;
-両方の名前は同じファイルを参照しており
-(それで同じ許可 (permission) や所有者 (ownership) となるので)、
-どちらの名前が本来のものであるか判別できない。
+この新しい名前は全ての操作において古い名前と完全に同じように使用される; 両方の名前は同じファイルを参照しており (それで同じ許可
+(permission) や所有者 (ownership) となるので)、 どちらの名前が本来のものであるか判別できない。
+.SS linkat()
+\fBlinkat\fP() システムコールは \fBlink\fP() と全く同様に動作するが、以下で説明する点が異なる。
+
+\fIoldpath\fP で指定されたパス名が相対パスの場合、このパス名はファイルディスクリプター \fIolddirfd\fP
+が参照するディレクトリに対する相対パスと解釈される (\fBlink\fP(2)
+に相対パス名を渡した場合のように、呼び出したプロセスのカレントワーキングディレクトリに対する相対パスではない)。
+
+\fIoldpath\fP で指定されたパス名が相対パスで、 \fIolddirfd\fP が特別な値 \fBAT_FDCWD\fP の場合、 (\fBlink\fP(2)
+と同様に) \fIoldpath\fP は呼び出したプロセスのカレントワーキングディレクトリに対する相対パスと解釈される。
+
+\fIoldpath\fP で指定されたパス名が絶対パスの場合、 \fIolddirfd\fP は無視される。
+
+\fInewpath\fP の解釈は \fIoldpath\fP と同じである。 相対パスのパス名がファイルディスクリプター \fInewdirfd\fP
+が参照するディレクトリと解釈される点だけが異なる。
+
+以下の値のビット単位の論理和を \fIflags\fP に指定できる。
+.TP 
+\fBAT_EMPTY_PATH\fP (Linux 2.6.39 以降)
+.\" commit 11a7b371b64ef39fc5fb1b6f2218eef7c4d035e3
+.\" Before glibc 2.16, defining _ATFILE_SOURCE sufficed
+If \fIoldpath\fP is an empty string, create a link to the file referenced by
+\fIolddirfd\fP (which may have been obtained using the \fBopen\fP(2)  \fBO_PATH\fP
+flag).  In this case, \fIolddirfd\fP can refer to any type of file, not just a
+directory.  This will generally not work if the file has a link count of
+zero (files created with \fBO_TMPFILE\fP and without \fBO_EXCL\fP are an
+exception).  The caller must have the \fBCAP_DAC_READ_SEARCH\fP capability in
+order to use this flag.  This flag is Linux\-specific; define \fB_GNU_SOURCE\fP
+to obtain its definition.
+.TP 
+\fBAT_SYMLINK_FOLLOW\fP (Linux 2.6.18 以降)
+By default, \fBlinkat\fP(), does not dereference \fIoldpath\fP if it is a symbolic
+link (like \fBlink\fP()).  The flag \fBAT_SYMLINK_FOLLOW\fP can be specified in
+\fIflags\fP to cause \fIoldpath\fP to be dereferenced if it is a symbolic link.
+If procfs is mounted, this can be used as an alternative to
+\fBAT_EMPTY_PATH\fP, like this:
+
+.nf
+.in +4n
+linkat(AT_FDCWD, "/proc/self/fd/<fd>", newdirfd,
+       newname, AT_SYMLINK_FOLLOW);
+.in
+.fi
+.PP
+カーネル 2.6.18 より前では、 \fIflags\fP 引き数は未使用で、 0 を指定しなければならなかった。
+.PP
+\fBlinkat\fP() の必要性についての説明については \fBopenat\fP(2) を参照。
 .SH 返り値
-成功した場合は 0 が返される。エラーの場合は \-1 が返され、
-.I errno
-が適切に設定される。
+成功した場合は 0 が返される。エラーの場合は \-1 が返され、 \fIerrno\fP が適切に設定される。
 .SH エラー
-.TP
-.B EACCES
-.I newpath
-を含んでいるディレクトリへの書き込みが許されていないか、
-.I oldpath
-または
-.I newpath
-へのディレクトリのどれかに検索許可がない
-.RB ( path_resolution (7)
-を参照)。
-.TP
-.B EEXIST
-.I newpath
-が既に存在する。
-.TP
-.B EFAULT
-.IR oldpath " または " newpath "
-がアクセス可能なアドレス空間の外を指している。
-.TP
-.B EIO
+.TP 
+\fBEACCES\fP
+\fInewpath\fP を含んでいるディレクトリへの書き込みが許されていないか、 \fIoldpath\fP または \fInewpath\fP
+へのディレクトリのどれかに検索許可がない (\fBpath_resolution\fP(7)  を参照)。
+.TP 
+\fBEDQUOT\fP
+ディスクブロックか inode がそのファイルシステムのユーザクォータに達していた。
+.TP 
+\fBEEXIST\fP
+\fInewpath\fP が既に存在する。
+.TP 
+\fBEFAULT\fP
+\fIoldpath\fP や \fInewpath\fP がアクセス可能なアドレス空間の外を指している。
+.TP 
+\fBEIO\fP
 I/O エラーが発生した。
-.TP
-.B ELOOP
-.IR oldpath " または " newpath
-を解決する際に遭遇したシンボリック・リンクが多過ぎる。
-.TP
-.B EMLINK
-.I oldpath
-によって参照されるファイルは
-既に最大数までのリンクを持っている。
-.TP
-.B ENAMETOOLONG
-.IR oldpath " または " newpath "
-が長過ぎる。
-.TP
-.B ENOENT
-.IR oldpath " または " newpath
-のディレクトリ部分が存在しないか、
-壊れた(dangling)シンボリック・リンクである。
-.TP
-.B ENOMEM
-カーネルに十分なメモリがない。
-.TP
-.B ENOSPC
-そのファイルを含んでいるデバイスに新しいディレクトリ・エントリを
-作成するための空きがない。
-.TP
-.B ENOTDIR
-.IR oldpath " または " newpath
-のディレクトリ部分が、実際には、ディレクトリでない。
-.TP
-.B EPERM
-.I oldpath
-がディレクトリである。
-.TP
-.B EPERM
-.IR oldpath " と " newpath
-を含んでいるファイル・システムがハード・リンクをサポートしていない。
-.TP
-.B EROFS
-ファイルが読み込み専用のファイル・システムに存在する。
-.TP
-.B EXDEV
-.IR oldpath " と " newpath
-が同じマウントされたファイル・システムに存在しない。
-(Linux は 1 つのファイル・システムを複数のマウント位置に
-マウントすることを許可している。
-しかし
-.BR link ()
-は、たとえ同じファイル・システムであっても、
+.TP 
+\fBELOOP\fP
+\fIoldpath\fP または \fInewpath\fP を解決する際に遭遇したシンボリックリンクが多過ぎる。
+.TP 
+\fBEMLINK\fP
+\fIoldpath\fP によって参照されるファイルは 既に最大数までのリンクを持っている。
+.TP 
+\fBENAMETOOLONG\fP
+\fIoldpath\fP または \fInewpath\fP が長過ぎる。
+.TP 
+\fBENOENT\fP
+\fIoldpath\fP または \fInewpath\fP のディレクトリ部分が存在しないか、 壊れた(dangling)シンボリックリンクである。
+.TP 
+\fBENOMEM\fP
+十分なカーネルメモリーがない。
+.TP 
+\fBENOSPC\fP
+そのファイルを含んでいるデバイスに新しいディレクトリエントリを 作成するための空きがない。
+.TP 
+\fBENOTDIR\fP
+\fIoldpath\fP または \fInewpath\fP のディレクトリ部分が、実際には、ディレクトリでない。
+.TP 
+\fBEPERM\fP
+\fIoldpath\fP がディレクトリである。
+.TP 
+\fBEPERM\fP
+\fIoldpath\fP と \fInewpath\fP を含んでいるファイルシステムがハードリンクをサポートしていない。
+.TP 
+\fBEPERM\fP (Linux 3.6 以降)
+呼び出し元にこのファイルへのハードリンクを作成する許可がなかった (\fBproc\fP(5) の
+\fI/proc/sys/fs/protected_hardlinks\fP の説明を参照)。
+.TP 
+\fBEROFS\fP
+ファイルが読み込み専用のファイルシステムに存在する。
+.TP 
+\fBEXDEV\fP
+\fIoldpath\fP と \fInewpath\fP が同じマウントされたファイルシステムに存在しない。 (Linux は 1
+つのファイルシステムを複数のマウント位置に マウントすることを許可している。 しかし \fBlink\fP()  は、たとえ同じファイルシステムであっても、
 別々のマウント位置を跨いでは動作しない。)
+.PP
+\fBlinkat\fP() では以下のエラーも発生する。
+.TP 
+\fBEBADF\fP
+\fIolddirfd\fP か \fInewdirfd\fP が有効なファイルディスクリプタでない。
+.TP 
+\fBEINVAL\fP
+無効なフラグ値が \fIflags\fP に指定された。
+.TP 
+\fBENOENT\fP
+\fBAT_EMPTY_PATH\fP が \fIflags\fP に指定されたが、呼び出し元が \fBCAP_DAC_READ_SEARCH\fP
+ケーパビリティを持っていなかった。
+.TP 
+\fBENOENT\fP
+以下の呼び出しで作成されたファイルディスクリプターに対応する \fI/proc/self/fd/NN\fP ファイルに対してリンクを行おおうとした。
+
+    open(path, O_TMPFILE | O_EXCL, mode);
+
+\fBopen\fP(2) 参照。
+.TP 
+\fBENOENT\fP
+\fIoldpath\fP is a relative pathname and \fIolddirfd\fP refers to a directory that
+has been deleted, or \fInewpath\fP is a relative pathname and \fInewdirfd\fP
+refers to a directory that has been deleted.
+.TP 
+\fBENOTDIR\fP
+\fIoldpath\fP が相対パスで、 \fIolddirfd\fP がディレクトリ以外のファイルを参照している。または \fInewpath\fP と
+\fInewdirfd\fP に関して同じ状況である。
+.TP 
+\fBEPERM\fP
+\fIflags\fP に \fBAT_EMPTY_PATH\fP が指定され、 \fIoldpath\fP が空文字列で、 \fIolddirfd\fP
+がディレクトリを参照している。
+.SH バージョン
+\fBlinkat\fP()  はカーネル 2.6.16 で Linux に追加された。 ライブラリによるサポートはバージョン 2.4 で glibc
+に追加された。
 .SH 準拠
-SVr4, 4.3BSD, POSIX.1-2001 (但し「注意」を参照)。
-.\" SVr4 は他に ENOLINK, EMULTIHOP エラー状態についても記述している。
-.\" POSIX.1 には ELOOP についての記述はない。
-.\" X/OPEN には EFAULT, ENOMEM, EIO についての記述はない。
+.\" SVr4 documents additional ENOLINK and
+.\" EMULTIHOP error conditions; POSIX.1 does not document ELOOP.
+.\" X/OPEN does not document EFAULT, ENOMEM or EIO.
+\fBlink\fP(): SVr4, 4.3BSD, POSIX.1\-2001 (但し「注意」を参照), POSIX.1\-2008.
+
+\fBlinkat\fP(): POSIX.1\-2008.
 .SH 注意
-.BR link ()
-でファイル・システムを超えてハード・リンクを作成することはできない。
-このような場合は
-.BR symlink (2)
-を使用すること。
+\fBlink\fP()  でファイルシステムを超えてハードリンクを作成することはできない。 このような場合は \fBsymlink\fP(2)  を使用すること。
 
-POSIX.1-2001 では、
-.I oldpath
-がシンボリック・リンクである場合、
-.BR link ()
-は
-.I oldpath
-の参照を解決すべきであると記述されている。
-しかし、カーネル 2.0 以降の
-.\" 正確にはカーネル 1.3.56 以降
-Linux ではそのようになっていない。
-.I oldpath
-がシンボリック・リンクである場合、
-.I newpath
-は同じシンボリック・リンクファイルへの (ハード) リンクとして作成される
-(つまり
-.I newpath
-は
-.I oldpath
-が参照していた同じファイルへのシンボリックリンクになる)。
-他のいくつかの実装でも Linux と同じように動作する。
-.\" 例えば、デフォルトの Solaris のコンパイル環境では
-.\" Linux と同じように動作する。そして Austin メーリングリストの
-.\" 2005 年 3 月のスレッドに投稿した人たちは、
-.\" その他のいくつかの (System V) 実装でも同じであった/ある、
-.\" と報告している -- MTK, Apr 05
-POSIX.1-2008 では
-.BR link ()
-の仕様が変更され、
-.I oldpath
-がシンボリック・リンクの場合にシンボリック・リンクの参照を
-解決するかどうかは実装依存となった。
-リンク作成時のシンボリック・リンクの扱いについての詳細な制御に
-関しては
-.BR linkat (2)
-を参照のこと。
+.\" more precisely: since kernel 1.3.56
+.\" For example, the default Solaris compilation environment
+.\" behaves like Linux, and contributors to a March 2005
+.\" thread in the Austin mailing list reported that some
+.\" other (System V) implementations did/do the same -- MTK, Apr 05
+POSIX.1\-2001 では、 \fIoldpath\fP がシンボリックリンクである場合、 \fBlink\fP()  は \fIoldpath\fP
+の参照を解決すべきであると記述されている。 しかし、カーネル 2.0 以降の Linux ではそのようになっていない。 \fIoldpath\fP
+がシンボリックリンクである場合、 \fInewpath\fP は同じシンボリックリンクファイルへの (ハード) リンクとして作成される (つまり
+\fInewpath\fP は \fIoldpath\fP が参照していた同じファイルへのシンボリックリンクになる)。 他のいくつかの実装でも Linux
+と同じように動作する。 POSIX.1\-2008 では \fBlink\fP()  の仕様が変更され、 \fIoldpath\fP
+がシンボリックリンクの場合にシンボリックリンクの参照を 解決するかどうかは実装依存となった。
+リンク作成時のシンボリックリンクの扱いについての詳細な制御を行う場合には \fBlinkat\fP(2) を使用すること。
 .SH バグ
-NFS ファイル・システムでは、NFS サーバーがリンクを作成した後に、
-それを伝える前に死んだ場合には返り値が不正な場合がある。
-リンクが作成できたかどうか見つけるためには
-.BR stat (2)
-を使用すること。
+NFS ファイルシステムでは、NFS サーバーがリンクを作成した後に、 それを伝える前に死んだ場合には返り値が不正な場合がある。
+リンクが作成できたかどうか見つけるためには \fBstat\fP(2)  を使用すること。
 .SH 関連項目
-.BR ln (1),
-.BR linkat (2),
-.BR open (2),
-.BR rename (2),
-.BR stat (2),
-.BR symlink (2),
-.BR unlink (2),
-.BR path_resolution (7),
-.BR symlink (7)
+\fBln\fP(1), \fBopen\fP(2), \fBrename\fP(2), \fBstat\fP(2), \fBsymlink\fP(2), \fBunlink\fP(2),
+\fBpath_resolution\fP(7), \fBsymlink\fP(7)
+.SH この文書について
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.67 の一部
+である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
+http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。