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Update release for LDP 3.67
[linuxjm/LDP_man-pages.git] / release / man2 / personality.2
index 575c836..da04109 100644 (file)
 .\" This file was generated with po4a. Translate the source file.
 .\"
 .\"*******************************************************************
-.TH PERSONALITY 2 2003\-01\-01 Linux "Linux Programmer's Manual"
+.\"
+.\" Japanese Version Copyright (c) 1997 HANATAKA Shinya
+.\"         all rights reserved.
+.\" Translated 1997-02-23, HANATAKA Shinya <hanataka@abyss.rim.or.jp>
+.\" Updated 2003-04-24, Kentaro Shirakata <argrath@ub32.org>
+.\" Updated 2007-05-04, Akihiro MOTOKI <amotoki@dd.iij4u.or.jp>
+.\"
+.TH PERSONALITY 2 2014\-04\-15 Linux "Linux Programmer's Manual"
 .SH 名前
 personality \- プロセスを実行するドメインを設定する
 .SH 書式
@@ -43,11 +50,13 @@ personality \- プロセスを実行するドメインを設定する
 \fBint personality(unsigned long \fP\fIpersona\fP\fB);\fP
 .SH 説明
 Linux は、プロセス毎の異なる実行ドメイン、すなわち パーソナリティ (personality) をサポートしている。 実行ドメインは Linux
-にシグナル番号にどのシグナルを割り付けるかを 教えたりする。また、実行ドメイン・システムにより、 Linux は他の UNIX
-風のオペレーティング・システムでコンパイルされた バイナリに対する限定的なサポートを提供している。
+にシグナル番号にどのシグナルを割り付けるかを 教えたりする。また、実行ドメイン・システムにより、 Linux は、 他の UNIX
+風のオペレーティングシステムでコンパイルされたバイナリに対する限定的なサポートを提供している。
+
+\fIpersona\fP が 0xffffffff 以外の場合、 \fBpersonality\fP() は呼び出し元の実行ドメインを \fIpersona\fP
+で指定された値に設定する。 \fIpersona\fP に 0xffffffff を指定すると、変更を行わず、現在の persona 値を取得できる。
 
-\fBpersonality ()\fP 関数は、 \fIpersona\fP が 0xffffffff の場合は現在の \fBパーソナリティ\fP を返す。
-それ以外の場合、 \fIpersona\fP により参照される実行ドメインを、 呼び出し元のプロセスの新しい実行ドメインとする。
+利用可能な実行ドメインのリストは \fI<sys/personality.h>\fP にある。
 .SH 返り値
 成功した場合、以前の \fIpersona\fP が返される。エラーの場合は、\-1 が返され、 \fIerrno\fP が適切に設定される。
 .SH エラー
@@ -57,6 +66,6 @@ Linux は、プロセス毎の異なる実行ドメイン、すなわち パー
 .SH 準拠
 \fBpersonality\fP()  は Linux 固有であり、移植を意図したプログラムで使用すべきではない。
 .SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.50 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.67 の一部
 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
 http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。