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-.TH READDIR 2 2012\-07\-13 Linux "Linux Programmer's Manual"
+.TH READDIR 2 2013\-06\-21 Linux "Linux Programmer's Manual"
.SH 名前
readdir \- ディレクトリ・エントリを読み込む
.SH 書式
\fB unsigned int \fP\fIcount\fP\fB);\fP
.fi
-\fINote\fP: There is no glibc wrapper for this system call; see NOTES.
+\fI注\fP: このシステムコールには glibc のラッパー関数は存在しない。「注意」の節を参照。
.SH 説明
これはあなたの興味をもっている関数ではない。 POSIX 準拠の C ライブラリ・インターフェースについては \fBreaddir\fP(3) を見ること。
このページは裸のカーネルのシステムコール・インターフェースについて 記述しているが、このインターフェースは \fBgetdents\fP(2)
.in
.PP
\fId_ino\fP は inode 番号である。 \fId_off\fP はディレクトリの最初からこの \fIold_linux_dirent\fP まで距離である。
-\fId_reclen\fP は \fId_name\fP の大きさで、終端のヌルバイト (null byte) を含まない。 \fId_name\fP
+\fId_reclen\fP は \fId_name\fP の大きさで、終端のヌルバイト (\(aq\e0\(aq) を含まない。 \fId_name\fP
はヌルバイトで終わるファイル名である。
.SH 返り値
成功した場合は、1 が返される。 ディレクトリの最後では 0 が返される。 エラーの場合は \-1 が返され、 \fIerrno\fP が適切に設定される。
.SH 準拠
このシステム・コールは Linux 特有である。
.SH 注意
-Glibc does not provide a wrapper for this system call; call it using
-\fBsyscall\fP(2). You will need to define the \fIold_linux_dirent\fP structure
-yourself. However, probably you should use \fBreaddir\fP(3) instead.
+glibc はこのシステムコールに対するラッパー関数を提供していない。 \fBsyscall\fP(2) を使って呼び出すこと。
+\fIold_linux_dirent\fP 構造体を自分自身で定義する必要がある。しかし、たいていはこのシステムコールではなく \fBreaddir\fP(3)
+を使うべき場面のことが多い。
+
+このシステムコールは x86\-64 では存在しない。
.SH 関連項目
\fBgetdents\fP(2), \fBreaddir\fP(3)
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.50 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.53 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。