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Update release for LDP 3.67
[linuxjm/LDP_man-pages.git] / release / man2 / signal.2
index d9206c4..ca501ee 100644 (file)
@@ -107,9 +107,8 @@ POSIX では、 \fBkill\fP(2)  や \fBraise\fP(3)  で生成できないシグ
 .PP
 .\" libc4 and libc5 define
 .\" .IR SignalHandler ;
-\fIsighandler_t\fP の使用は GNU 拡張であり、 \fB_GNU_SOURCE\fP が定義された
-場合に公開される。glibc では \fB_BSD_SOURCE\fP が定義された場合には (BSD
-由来の) \fIsig_t\fP も定義される。このような型を使用しないと、
+\fIsighandler_t\fP の使用は GNU 拡張であり、 \fB_GNU_SOURCE\fP が定義された場合に公開される。glibc では
+\fB_BSD_SOURCE\fP が定義された場合には (BSD 由来の) \fIsig_t\fP も定義される。このような型を使用しないと、
 \fBsignal\fP() の宣言は読みにくいものとなる。
 .in +4n
 .nf
@@ -131,9 +130,9 @@ POSIX.1 は、 \fBsigaction\fP(2)  を規定することで移植性に関する
 
     sa.sa_flags = SA_RESETHAND | SA_NODEFER;
 
-System V でも、 \fBsignal\fP()  に対してこれらの挙動を規定している。 こうした挙動はまずく、ハンドラがハンドラ自身を再設定する機会が
-来るより前に、同じシグナルがまた配送される可能性がある。 さらに、同じシグナルが立て続けに配送されると、同じシグナルが
-ハンドラを繰り返し起動されることになる。
+System\ V でも、 \fBsignal\fP()  に対してこれらの挙動を規定している。
+こうした挙動はまずく、ハンドラがハンドラ自身を再設定する機会が 来るより前に、同じシグナルがまた配送される可能性がある。
\81\95ã\82\89ã\81«ã\80\81å\90\8cã\81\98ã\82·ã\82°ã\83\8aã\83«ã\81\8cç«\8bã\81¦ç¶\9aã\81\91ã\81«é\85\8dé\80\81ã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\81¨ã\80\81å\90\8cã\81\98ã\82·ã\82°ã\83\8aã\83«ã\81\8c ã\83\8fã\83³ã\83\89ã\83©ã\82\92ç¹°ã\82\8aè¿\94ã\81\97èµ·å\8b\95ã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81«ã\81ªã\82\8bã\80\82
 
 BSD はこの状況が改善したが、残念なことに、その過程で既存の \fBsignal\fP() の挙動も変更された。 BSD
 では、シグナルハンドラが起動された際、 シグナルの処理方法はリセットされず、 ハンドラの実行中は、同じシグナルのさらなる生成は配送がブロックされる。
@@ -144,7 +143,7 @@ BSD はこの状況が改善したが、残念なことに、その過程で既
 
 Linux での状況は以下の通りである。
 .IP * 2
-カーネルの \fBsignal\fP()  システムコールは System V 方式を提供している。
+カーネルの \fBsignal\fP()  システムコールは System\ V 方式を提供している。
 .IP *
 デフォルトでは、glibc 2 以降では、 \fBsignal\fP()  ラッパー関数はカーネルのシステムコールを起動しない。 代わりに、ラッパー関数は
 BSD 方式を示すフラグを使って \fBsigaction\fP(2)  を呼び出す。 機能検査マクロ \fB_BSD_SOURCE\fP
@@ -155,13 +154,13 @@ BSD 方式を示すフラグを使って \fBsigaction\fP(2)  を呼び出す。
 .\" System V semantics are also provided if one uses the separate
 .\" .BR sysv_signal (3)
 .\" function.
-glibc 2 以降では、機能検査マクロ \fB_BSD_SOURCE\fP が定義されていなければ、 \fBsignal\fP()  は System V
+glibc 2 以降では、機能検査マクロ \fB_BSD_SOURCE\fP が定義されていなければ、 \fBsignal\fP()  は System\ V
 方式となる。 (\fBgcc\fP(1)  が標準指定モード (\fI\-std=xxx\fP or \fI\-ansi\fP)  で起動された場合、もしくは
 \fB_POSIX_SOURCE\fP, \fB_XOPEN_SOURCE\fP, \fB_SVID_SOURCE\fP
 といった他の様々な機能検査マクロが定義された場合、 デフォルトの \fB_BSD_SOURCE\fP の暗黙の定義は行われない。
 \fBfeature_test_macros\fP(7)  を参照のこと。)
 .IP *
-Linux の libc4 と libc5 の \fBsignal\fP()  関数は System V 方式である。 libc5 システムにおいて
+Linux の libc4 と libc5 の \fBsignal\fP()  関数は System\ V 方式である。 libc5 システムにおいて
 \fI<signal.h>\fP のかわりに \fI<bsd/signal.h>\fP をインクルードすると、
 \fBsignal\fP()  は \fB__bsd_signal\fP()  に再定義され、 \fBsignal\fP()  は BSD 方式となる。
 .SH 関連項目
@@ -171,6 +170,5 @@ Linux の libc4 と libc5 の \fBsignal\fP()  関数は System V 方式である
 \fBsigqueue\fP(3), \fBsigsetops\fP(3), \fBsigvec\fP(3), \fBsysv_signal\fP(3),
 \fBsignal\fP(7)
 .SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.53 の一部
-である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
-http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.67 の一部である。
+プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は \%http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。