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.TH SOCKET 2 2015\-02\-01 Linux "Linux Programmer's Manual"
.SH 名前
-socket \- 通信のための端点(endpoint)を作成する
+socket \- 通信のための端点 (endpoint) を作成する
.SH 書式
\fB#include <sys/types.h>\fP /* 「注意」参照 */
.br
.sp
\fBint socket(int \fP\fIdomain\fP\fB, int \fP\fItype\fP\fB, int \fP\fIprotocol\fP\fB);\fP
.SH 説明
-\fBsocket\fP() は通信のための端点(endpoint)を作成し、ディスクリプター(descriptor)を返す。
+\fBsocket\fP() は通信のための端点 (endpoint) を作成し、 ディスクリプターを返す。
.PP
-\fIdomain\fP 引数は通信を行なうドメインを指定する; これはどの プロトコルファミリー(protocol
-family)を通信に使用するかを指定する。 これらのファミリーは \fI<sys/socket.h>\fP に定義されている。
+\fIdomain\fP 引数は通信を行なうドメインを指定する; これはどの プロトコルファミリー (protocol family)
+を通信に使用するかを指定する。 これらのファミリーは \fI<sys/socket.h>\fP に定義されている。
現在、理解できるフォーマットは以下の通り。
.TS
tab(:);
T{
\fBAF_ALG\fP
T}:T{
-Interface to kernel crypto API
+カーネルの暗号 API へのインターフェース
T}
.TE
.PP
-ソケットは \fItype\fP で指定される型を持ち、それは通信方式(semantics)を指定する。 定義されている型は現在以下の通り。
+ソケットは \fItype\fP で指定される型を持ち、それは通信方式 (semantics) を指定する。 定義されている型は現在以下の通り。
.TP 16
\fBSOCK_STREAM\fP
-順序性と信頼性があり、双方向の、接続された バイトストリーム(byte stream)を提供する。
-帯域外(out\-of\-band)データ転送メカニズムもサポートされる。
+順序性と信頼性があり、双方向の、接続された バイトストリーム (byte stream) を提供する。 帯域外 (out\-of\-band)
+データ転送メカニズムもサポートされる。
.TP
\fBSOCK_DGRAM\fP
データグラム (コネクションレス、信頼性無し、固定最大長メッセージ) をサポートする。
アドレスファミリーと同じものである。」 と保証している。
それ以外の規格では全ての場所で AF_* が使用されている。
-The \fBAF_ALG\fP protocol type was added in Linux 2.6.38. More information on
-this interface is provided in the kernel source file,
-\fIDocumentation/crypto/crypto\-API\-userspace.txt\fP.
+\fBAF_ALG\fP プロトコル種別は Linux 2.6.38 で追加された。 このインターフェースの詳しい情報は、 カーネルのソースファイル
+\fIDocumentation/crypto/crypto\-API\-userspace.txt\fP に書かれている。
.SH 例
\fBsocket\fP() の利用例が \fBgetaddrinfo\fP(3) に記載されている。
.SH 関連項目