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Update release for LDP 3.67
[linuxjm/LDP_man-pages.git] / release / man2 / sysfs.2
index b0fdab0..a7197a8 100644 (file)
@@ -1,5 +1,6 @@
 .\" Copyright (C) 1995, Thomas K. Dyas <tdyas@eden.rutgers.edu>
 .\"
+.\" %%%LICENSE_START(VERBATIM)
 .\" Permission is granted to make and distribute verbatim copies of this
 .\" manual provided the copyright notice and this permission notice are
 .\" preserved on all copies.
 .\"
 .\" Formatted or processed versions of this manual, if unaccompanied by
 .\" the source, must acknowledge the copyright and authors of this work.
+.\" %%%LICENSE_END
 .\"
 .\" Created   Wed Aug  9 1995     Thomas K. Dyas <tdyas@eden.rutgers.edu>
 .\"
+.\"*******************************************************************
+.\"
+.\" This file was generated with po4a. Translate the source file.
+.\"
+.\"*******************************************************************
+.\"
 .\" Japanese Version Copyright (c) 1997 HANATAKA Shinya
 .\"         all rights reserved.
 .\" Translated Tue Mar  4 00:03:08 JST 1997
 .\" Updated & Modified Sat Jun  2 20:46:34 JST 2001
 .\"         by Yuichi SATO <ysato@h4.dion.ne.jp>
 .\"
-.\"WORD:       file system             ファイル・システム
-.\"WORD:       kernel                  カーネル
-.\"WORD:       identifier string       識別文字列
-.\"WORD:       type index              型インデックス
-.\"
-.TH SYSFS 2 2010-06-27 "Linux" "Linux Programmer's Manual"
+.TH SYSFS 2 2010\-06\-27 Linux "Linux Programmer's Manual"
 .SH 名前
-sysfs \- ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\83»ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83  (file system) ã\81®æ\83\85å ±ã\82\92å\8f\96å¾\97ã\81\99ã\82\8b
+sysfs \- ファイルシステム (file system) の情報を取得する
 .SH 書式
-.BI "int sysfs(int " option ", const char *" fsname );
+\fBint sysfs(int \fP\fIoption\fP\fB, const char *\fP\fIfsname\fP\fB);\fP
 
-.BI "int sysfs(int " option ", unsigned int " fs_index ", char *" buf );
+\fBint sysfs(int \fP\fIoption\fP\fB, unsigned int \fP\fIfs_index\fP\fB, char
+*\fP\fIbuf\fP\fB);\fP
 
-.BI "int sysfs(int " option );
+\fBint sysfs(int \fP\fIoption\fP\fB);\fP
 .SH 説明
-.BR sysfs ()
-は現在カーネル (kernel) に存在しているファイル・システムの型 (type) 情報を返す。
-それぞれの
-.BR sysfs ()
-コールの形式と返される情報は
-.I option
-に依存しており、それは:
-.TP 3
-.B 1
-ファイル・システム識別文字列 (identifier string)
-.I fsname
-をファイル・システムの型インデックス (type index) に翻訳する。
-.TP
-.B 2
-ファイル・システムの型インデックス
-.I fs_index
-を NULL 終端されたファイル・システム識別文字列に翻訳する。
-この文字列は
-.I buf
-で指定されたバッファーへ書き込まれる。
-.I buf
-に文字列を入れるだけの十分な容量があることを確かめること。
-.TP
-.B 3
-現在カーネルに存在するファイル・システム型の数の合計を返す。
+\fBsysfs\fP()  は現在カーネル (kernel) に存在しているファイルシステムの型 (type) 情報を返す。 それぞれの
+\fBsysfs\fP()  コールの形式と返される情報は \fIoption\fP に依存しており、それは:
+.TP  3
+\fB1\fP
+ファイルシステム識別文字列 (identifier string)  \fIfsname\fP をファイルシステムの型インデックス (type index)
+に翻訳する。
+.TP 
+\fB2\fP
+ファイルシステムの型インデックス \fIfs_index\fP をヌル終端されたファイルシステム識別文字列に翻訳する。 この文字列は \fIbuf\fP
+で指定されたバッファーへ書き込まれる。 \fIbuf\fP に文字列を入れるだけの十分な容量があることを確かめること。
+.TP 
+\fB3\fP
+現在カーネルに存在するファイルシステム型の数の合計を返す。
 .PP
\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\83»ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81®å\9e\8bã\82¤ã\83³ã\83\87ã\83\83ã\82¯ã\82¹ã\81®æ\95°ã\81¯ã\82¼ã\83­ã\81\8bã\82\89å§\8bã\81¾ã\82\8bã\80\82
+ファイルシステムの型インデックスの数はゼロから始まる。
 .SH 返り値
-成功した場合
-.BR sysfs ()
-は、
-オプション
-.B 1
-では
-ファイル・システムのインデックスを返す。
-オプション
-.B 2
-ではゼロを返す。
-オプション
-.B 3
-は現在設定されているファイル・システムの数を返す。
-エラーの場合は、\-1 が返され、
-.I errno
-が適切に設定される。
+成功した場合 \fBsysfs\fP()  は、 オプション \fB1\fP では ファイルシステムのインデックスを返す。 オプション \fB2\fP ではゼロを返す。
+オプション \fB3\fP は現在設定されているファイルシステムの数を返す。 エラーの場合は、\-1 が返され、 \fIerrno\fP が適切に設定される。
 .SH エラー
-.TP
-.B EFAULT
-.RI  fsname " と " buf
-のどちらかがアクセス可能なアドレス空間の外にある。
-.TP
-.B EINVAL
-.I fsname
-が正しいファイル・システムの型識別子ではない;
-.I fs_index
-が範囲の外にある;
-.I option
-が正しくない。
+.TP 
+\fBEFAULT\fP
+fsname\fI と \fPbuf のどちらかがアクセス可能なアドレス空間の外にある。
+.TP 
+\fBEINVAL\fP
+\fIfsname\fP が正しいファイルシステムの型識別子ではない; \fIfs_index\fP が範囲の外にある; \fIoption\fP が正しくない。
 .SH 準拠
 SVr4.
 .SH 注意
-この System-V 由来のシステムコールは廃止予定 (obsolete) であり、
-使用しないこと。
-.I /proc
-が利用できるシステムでは、同じ情報が
-.I /proc/filesystems
-経由で取得でき、このインタフェースを使用すること。
+この System\-V 由来のシステムコールは廃止予定 (obsolete) であり、 使用しないこと。 \fI/proc\fP
+が利用できるシステムでは、同じ情報が \fI/proc/filesystems\fP 経由で取得でき、このインタフェースを使用すること。
 .SH バグ
-libc または glibc のサポートは存在しない。
-\fIbuf\fP の大きさがどれだけ必要かを推測する方法がない。
+libc または glibc のサポートは存在しない。 \fIbuf\fP の大きさがどれだけ必要かを推測する方法がない。
+.SH この文書について
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.67 の一部
+である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
+http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。