.TP
\fBCLONE_NEWIPC\fP (Linux 2.6.19 以降)
このフラグは \fBclone\fP(2) \fBCLONE_NEWIPC\fP フラグと同じ効果を持つ。
-System V IPC 名前空間を共有せず、呼び出し元プロセスは 他のプロセスとは
-共有しない固有の System V IPC 名前空間のコピーを持つ。 このフラグを指定
+System\ V IPC 名前空間を共有せず、呼び出し元プロセスは 他のプロセスとは
+共有しない固有の System\ V IPC 名前空間のコピーを持つ。 このフラグを指定
すると、 \fBCLONE_SYSVSEM\fP も暗黙のうちに指定される。 \fBCLONE_NEWIPC\fP を
使用するには \fBCAP_SYS_ADMIN\fP ケーパビリティが必要である。
.TP
.\" Unshare virtual memory, so that the calling process no
.\" longer shares its virtual address space with any other process.
このフラグは \fBclone\fP(2) \fBCLONE_SYSVSEM\fP フラグの効果を逆転させる。
-System V セマフォのアンドゥ値を共有せず、呼び出し元プロセスは 他のプロ
+System\ V セマフォのアンドゥ値を共有せず、呼び出し元プロセスは 他のプロ
セスとは共有しない固有のコピーを持つ。\fBCLONE_SYSVSEM\fP を使用するには
\fBCAP_SYS_ADMIN\fP ケーパビリティが必要である。
.PP
Linux カーネルソース内の \fIDocumentation/unshare.txt\fP
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.64 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.68 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。