OSDN Git Service

Update README
[linuxjm/LDP_man-pages.git] / release / man3 / confstr.3
index ad09f50..9a1c4d9 100644 (file)
@@ -1,5 +1,6 @@
 .\" Copyright (c) 1993 by Thomas Koenig (ig25@rz.uni-karlsruhe.de)
 .\"
+.\" %%%LICENSE_START(VERBATIM)
 .\" Permission is granted to make and distribute verbatim copies of this
 .\" manual provided the copyright notice and this permission notice are
 .\" preserved on all copies.
@@ -19,7 +20,8 @@
 .\"
 .\" Formatted or processed versions of this manual, if unaccompanied by
 .\" the source, must acknowledge the copyright and authors of this work.
-.\" License.
+.\" %%%LICENSE_END
+.\"
 .\" Modified Sat Jul 24 19:53:02 1993 by Rik Faith (faith@cs.unc.edu)
 .\" FIXME Many more values for 'name' are supported, some of which
 .\"    are documented under 'info confstr'.
 .\"    These should all be added to this page.
 .\"    See also the POSIX.1-2001 specification of confstr()
 .\"
+.\"*******************************************************************
+.\"
+.\" This file was generated with po4a. Translate the source file.
+.\"
+.\"*******************************************************************
+.\"
 .\" Japanese Version Copyright (c) 1997 Hiroaki Nagoya
 .\"         all rights reserved.
 .\" Translated by Hiroaki Nagoya <nagoya@is.titech.ac.jp>
 .\" Updated 2005-09-06, Akihiro MOTOKI <amotoki@dd.iij4u.or.jp>
 .\" Updated 2006-07-20, Akihiro MOTOKI <amotoki@dd.iij4u.or.jp>, LDP v2.36
 .\"
-.TH CONFSTR 3  2010-02-03 "GNU" "Linux Programmer's Manual"
+.TH CONFSTR 3 2014\-03\-20 GNU "Linux Programmer's Manual"
 .SH 名前
 confstr \- コンフィグレーションに依存した文字列変数の取得
 .SH 書式
 .nf
-.B #include <unistd.h>
+\fB#include <unistd.h>\fP
 .sp
-.BI "size_t confstr(int " "name" ", char *" buf ", size_t " len );
+\fBsize_t confstr(int \fP\fIname\fP\fB, char *\fP\fIbuf\fP\fB, size_t \fP\fIlen\fP\fB);\fP
 .fi
 .sp
 .in -4n
-glibc 向けの機能検査マクロの要件
-.RB ( feature_test_macros (7)
-参照):
+glibc 向けの機能検査マクロの要件 (\fBfeature_test_macros\fP(7)  参照):
 .in
 .sp
-.BR confstr ():
-_POSIX_C_SOURCE\ >=\ 2 || _XOPEN_SOURCE
+\fBconfstr\fP(): _POSIX_C_SOURCE\ >=\ 2 || _XOPEN_SOURCE
 .SH 説明
-.BR confstr ()
-はコンフィグレーションに依存した文字列変数の値を取得する。
+\fBconfstr\fP()  はコンフィグレーションに依存した文字列変数の値を取得する。
 .PP
-引き数
-.I name
-は、問い合わせ内容を表すシステム変数である。
-以下の変数がサポートされている。
-.TP
-.BR _CS_GNU_LIBC_VERSION " (GNU C library 限定; glibc 2.3.2 以降)"
-そのシステムの GNU C ライブラリのバージョンを示す文字列
-(例えば "glibc 2.3.4")。
-.TP
-.BR _CS_GNU_LIBPTHREAD_VERSION " (GNU C library 限定; glibc 2.3.2 以降)"
-その C ライブラリが提供している POSIX 実装を示す文字列
-(例えば "NPTL 2.3.4" や "linuxthreads-0.10")。
-.TP
-.B _CS_PATH
-すべての POSIX.2 標準ユーティリティが見つかるような
-.B PATH
-の値。
+引き数 \fIname\fP は、問い合わせ内容を表すシステム変数である。 以下の変数がサポートされている。
+.TP 
+\fB_CS_GNU_LIBC_VERSION\fP (GNU C library 限定; glibc 2.3.2 以降)
+そのシステムの GNU C ライブラリのバージョンを示す文字列 (例えば "glibc 2.3.4")。
+.TP 
+\fB_CS_GNU_LIBPTHREAD_VERSION\fP (GNU C library 限定; glibc 2.3.2 以降)
+その C ライブラリが提供している POSIX 実装を示す文字列 (例えば "NPTL 2.3.4" や "linuxthreads\-0.10")。
+.TP 
+\fB_CS_PATH\fP
+すべての POSIX.2 標準ユーティリティが見つかるような \fBPATH\fP の値。
 .PP
-.I buf
-が NULL でなく、かつ
-.I len
-が 0 でなければ
-.BR confstr ()
-は取得した文字列の内容を
-.I buf
-にコピーする。必要ならば長さは
-.I len \- 1
-文字に切り捨てられて、NULL バイト (\(aq\\0\(aq) で終端される。
-末尾が切り捨てられたかどうかを判定するには、
-.BR confstr ()
-の返り値を
-.I len
-と比較すればよい。
+\fIbuf\fP が NULL でなく、かつ \fIlen\fP が 0 でなければ \fBconfstr\fP() は取得
+した文字列の内容を \fIbuf\fP にコピーする。必要ならば長さが \fIlen \- 1\fP
+バイトに切り捨てられて、NULL バイト (\(aq\e0\(aq) で終端される。
+末尾が切り捨てられたかどうかを判定するには、 \fBconfstr\fP() の返り値を
+\fIlen\fP と比較すればよい。
 .PP
-.I len
-が 0 で
-.I buf
-が NULL ならば、
-.BR confstr ()
-は以下で定義された値 (訳注: 切り捨てる前の、取得した文字列の長さ) を返す。
+\fIlen\fP が 0 で \fIbuf\fP が NULL ならば、 \fBconfstr\fP()  は以下で定義された値 (訳注:
+切り捨てる前の、取得した文字列の長さ) を返す。
 .SH 返り値
-.I name
-が有効なコンフィギュレーション変数の場合、
-.BR confstr ()
-はその変数の値全体を保持するのに必要であったバイト数を返す
-(文字列終端のヌルバイトも含む)。この値は
-.I len
-より大きいこともある。この場合には、
-.I buf
+\fIname\fP が有効なコンフィギュレーション変数の場合、 \fBconfstr\fP()  はその変数の値全体を保持するのに必要であったバイト数を返す
+(文字列終端のヌルバイトも含む)。この値は \fIlen\fP より大きいこともある。この場合には、 \fIbuf\fP
 に格納された値の末尾が切り詰められたことを意味する。
 
-.I name
-が有効なコンフィギュレーション変数だが、
-変数が値を持っていない場合、
-.BR confstr ()
-は 0 を返す。
-.I name
-が有効なコンフィグレーション変数に対応していなければ、
-.BR confstr ()
-は 0 を返し、
-.I errno
-に
-.B EINVAL
+\fIname\fP が有効なコンフィギュレーション変数だが、 変数が値を持っていない場合、 \fBconfstr\fP()  は 0 を返す。 \fIname\fP
+が有効なコンフィグレーション変数に対応していなければ、 \fBconfstr\fP()  は 0 を返し、 \fIerrno\fP に \fBEINVAL\fP
 を設定する。
 .SH エラー
-.TP
-.B EINVAL
-.I name
-の値が不正である。
+.TP 
+\fBEINVAL\fP
+\fIname\fP の値が不正である。
 .SH 準拠
-POSIX.1-2001.
+POSIX.1\-2001.
 .SH 例
-次の部分的なコードは、 POSIX.2 システムのユーティリティがあるパス
-を取得するものである。
+次の部分的なコードは、 POSIX.2 システムのユーティリティがあるパス を取得するものである。
 .br
 .nf
 .in +4n
@@ -136,7 +101,7 @@ POSIX.1-2001.
 char *pathbuf;
 size_t n;
 
-n = confstr(_CS_PATH,NULL,(size_t) 0);
+n = confstr(_CS_PATH, NULL, (size_t) 0);
 pathbuf = malloc(n);
 if (pathbuf == NULL)
     abort();
@@ -144,6 +109,9 @@ confstr(_CS_PATH, pathbuf, n);
 .in
 .fi
 .SH 関連項目
-.BR sh (1),
-.BR exec (3),
-.BR system (3)
+\fBgetconf\fP(1), \fBsh\fP(1), \fBexec\fP(3), \fBfpathconf\fP(3)  \fBsysconf\fP(3)
+\fBpathconf\fP(3)  \fBsystem\fP(3)
+.SH この文書について
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.79 の一部
+である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
+http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。