.\" Updated 2006-07-14, Akihiro MOTOKI, Catch up to LDP v2.34
.\" Updated 2008-08-07, Akihiro MOTOKI, Catch up to LDP v3.05
.\"
-.TH ERRNO 3 2008\-07\-09 "" "Linux Programmer's Manual"
+.TH ERRNO 3 2015\-01\-22 "" "Linux Programmer's Manual"
.SH 名前
errno \- 直近に発生したエラーの番号
.SH 書式
.\".BI "extern int " errno ;
\fB#include <errno.h>\fP
.SH 説明
-ヘッダファイル \fI<errno.h>\fP で整数型の変数 \fIerrno\fP が定義されており、
+ã\83\98ã\83\83ã\83\80ã\83¼ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83« \fI<errno.h>\fP ã\81§æ\95´æ\95°å\9e\8bã\81®å¤\89æ\95° \fIerrno\fP ã\81\8cå®\9a義ã\81\95ã\82\8cã\81¦ã\81\8aã\82\8aã\80\81
システムコールやいくつかのライブラリ関数は、エラーが発生した際に この変数にその原因を示す値を設定する。 この値は呼び出しの返り値がエラー
(ほとんどのシステムコールでは \-1 で、ほとんどのライブラリ関数では \-1 か NULL) を示したときに
のみ意味を持つが、ライブラリ関数は成功した場合も \fIerrno\fP を変更することが許されている。
アドレスが使用できない (POSIX.1)
.TP
\fBEAFNOSUPPORT\fP
-ã\82¢ã\83\89ã\83¬ã\82¹ã\83»ã\83\95ã\82¡ã\83\9fã\83ªã\83¼ã\81\8cã\82µã\83\9dã\83¼ã\83\88ã\81\95ã\82\8cã\81¦ã\81\84ã\81ªã\81\84 (POSIX.1)
+アドレスファミリーがサポートされていない (POSIX.1)
.TP
\fBEAGAIN\fP
リソースが一時的に利用不可 (\fBEWOULDBLOCK\fP と同じ値でもよい) (POSIX.1)
不正なやり取り (exchange) である
.TP
\fBEBADF\fP
-ファイルディスクリプタが不正である (POSIX.1)
+ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\83\87ã\82£ã\82¹ã\82¯ã\83ªã\83\97ã\82¿ã\83¼ã\81\8cä¸\8dæ£ã\81§ã\81\82ã\82\8b (POSIX.1)
.TP
\fBEBADFD\fP
-ファイルディスクリプタが不正な状態である
+ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\83\87ã\82£ã\82¹ã\82¯ã\83ªã\83\97ã\82¿ã\83¼ã\81\8cä¸\8dæ£ã\81ªç\8a¶æ\85\8bã\81§ã\81\82ã\82\8b
.TP
\fBEBADMSG\fP
メッセージが不正である (POSIX.1)
.TP
\fBEBADR\fP
-不正なリクエストディスクリプタ
+不正なリクエストディスクリプター
.TP
\fBEBADRQC\fP
不正なリクエストコード
.TP
\fBEDQUOT\fP
.\" POSIX just says "Reserved"
-ã\83\87ã\82£ã\82¹ã\82¯ã\83»ã\82¯ã\82©ã\83¼ã\82¿ (quota) ã\82\92è¶\85é\81\8eã\81\97ã\81\9f (POSIX.1)
+ディスククォータ (quota) を超過した (POSIX.1)
.TP
\fBEEXIST\fP
ファイルが存在する (POSIX.1)
.TP
\fBELOOP\fP
.\" ELNRNG is defined but appears to be unused
-ã\82·ã\83³ã\83\9cã\83ªã\83\83ã\82¯ã\83»ã\83ªã\83³ã\82¯ã\81®å\9b\9eæ\95°ã\81\8cå¤\9aé\81\8eã\81\8eã\82\8b (POSIX.1)
+シンボリックリンクの回数が多過ぎる (POSIX.1)
.TP
\fBEMEDIUMTYPE\fP
間違ったメディア種別である
.TP
\fBEMFILE\fP
-オープンされているファイルが多過ぎる (POSIX.1)
+オープンしているファイルが多過ぎる (POSIX.1)。 通常は \fBgetrlimit\fP(2) に説明があるリソース上限
+\fBRLIMIT_NOFILE\fP を超過した場合に発生する。
.TP
\fBEMLINK\fP
リンクが多過ぎる (POSIX.1)
.TP
\fBENOBUFS\fP
.\" ENOCSI is defined but appears to be unused.
-使用可能なバッファ空間がない (POSIX.1 (XSI STREAMS option))
+使用可能なバッファー空間がない (POSIX.1 (XSI STREAMS option))
.TP
\fBENODATA\fP
ストリームの読み出しキューの先頭に読み出し可能なメッセージがない (POSIX.1)
メディアが見つからない
.TP
\fBENOMEM\fP
-十分な空きメモリ領域が無い (POSIX.1)
+十分な空きメモリー領域が無い (POSIX.1)
.TP
\fBENOMSG\fP
要求された型のメッセージが存在しない (POSIX.1)
デバイスに空き領域が無い (POSIX.1)
.TP
\fBENOSR\fP
-æ\8c\87å®\9aã\81\95ã\82\8cã\81\9fã\82¹ã\83\88ã\83ªã\83¼ã\83 ã\83»ã\83ªã\82½ã\83¼ã\82¹ã\81\8cå\98å\9c¨ã\81\97ã\81ªã\81\84 (POSIX.1 (XSI STREAMS option))
+指定されたストリームリソースが存在しない (POSIX.1 (XSI STREAMS option))
.TP
\fBENOSTR\fP
ストリームではない (POSIX.1 (XSI STREAMS option))
パイプが壊れている (POSIX.1)
.TP
\fBEPROTO\fP
-ã\83\97ã\83ã\83\88ã\82³ã\83«ã\83»ã\82¨ã\83©ã\83¼ (POSIX.1)
+プロトコルエラー (POSIX.1)
.TP
\fBEPROTONOSUPPORT\fP
プロトコルがサポートされていない (POSIX.1)
.TP
\fBEPROTOTYPE\fP
-ã\82½ã\82±ã\83\83ã\83\88ã\81«æ\8c\87å®\9aã\81§ã\81\8dã\81ªã\81\84ã\83\97ã\83ã\83\88ã\82³ã\83«ã\83»ã\82¿ã\82¤ã\83\97ã\81§ã\81\82ã\82\8b (POSIX.1)
+ソケットに指定できないプロトコルタイプである (POSIX.1)
.TP
\fBERANGE\fP
結果が大き過ぎる (POSIX.1, C99)
NFS や他のファイルシステムで起こりうる。
.TP
\fBESTRPIPE\fP
-ã\82¹ã\83\88ã\83ªã\83¼ã\83 ã\83»ã\83\91ã\82¤ã\83\97ã\83»エラー
+ã\82¹ã\83\88ã\83ªã\83¼ã\83 ã\83\91ã\82¤ã\83\97エラー
.TP
\fBETIME\fP
時間が経過した (POSIX.1 (XSI STREAMS option))
プロトコルのドライバが付与 (attach) されていない
.TP
\fBEUSERS\fP
-ユーザ数が多過ぎる
+ユーザー数が多過ぎる
.TP
\fBEWOULDBLOCK\fP
操作がブロックされる見込みである (\fBEAGAIN\fP と同じ値でもよい) (POSIX.1)
ライブラリでは正しく動作しないだろう。 しかし、(非常に) 古い UNIX システムでは、 \fI<errno.h>\fP
がなく、宣言が必要なことがあるかもしれない。
.SH 関連項目
-\fBerr\fP(3), \fBerror\fP(3), \fBperror\fP(3), \fBstrerror\fP(3)
+.\" In the moreutils package
+\fBerrno\fP(1), \fBerr\fP(3), \fBerror\fP(3), \fBperror\fP(3), \fBstrerror\fP(3)
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.64 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.79 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。