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Update release pages for v3.79
[linuxjm/LDP_man-pages.git] / release / man3 / fflush.3
index 039a0b5..dfaeca1 100644 (file)
@@ -56,7 +56,7 @@
 .\" Updated 2001-11-02, Kentaro Shirakata <argrath@ub32.org>
 .\" Updated 2010-04-10, Akihiro MOTOKI <amotoki@dd.iij4u.or.jp>, LDP v3.24
 .\"
-.TH FFLUSH 3 2013\-07\-15 GNU "Linux Programmer's Manual"
+.TH FFLUSH 3 2015\-02\-01 GNU "Linux Programmer's Manual"
 .SH 名前
 fflush \- ストリームの内容を強制的に出力(フラッシュ)する
 .SH 書式
@@ -65,10 +65,15 @@ fflush \- ストリームの内容を強制的に出力(フラッシュ)する
 \fBint fflush(FILE *\fP\fIstream\fP\fB);\fP
 .SH 説明
 出力ストリームに関しては、 \fBfflush\fP()  は、ユーザー空間でバッファーリングされているすべてのデータを 指定された出力に書き出す
-(フラッシュする)、 もしくはストリーム \fIstream\fP の下位にある書き込み関数を用いてこのストリームを更新する。 入力ストリームに関しては、
+(フラッシュする)、 もしくはストリーム \fIstream\fP の下位にある書き込み関数を用いてこのストリームを更新する。
+
+seek 可能なファイルに関連付けられた入力ストリーム (ディスクファイルは seek 可能だが、 パイプや端末は seek できない) に関しては、
 \fBfflush\fP()  は、対応するファイルから取得されたが、アプリケーションからは 読み出されていないバッファーデータを全て破棄する。
+
 ストリームは開いた状態のままであり、 この関数によって何の影響も受けない。
 .PP
+.\" mtk: POSIX specifies that only output streams are flushed for this case.
+.\" Also verified for glibc by experiment.
 \fIstream\fP 引数が NULL ならば、 \fBfflush\fP()  は開いている\fIすべての\fP出力ストリームをフラッシュする。
 .PP
 これらの処理をロックせずに行いたいときは、 \fBunlocked_stdio\fP(3)  を参照のこと。
@@ -77,7 +82,7 @@ fflush \- ストリームの内容を強制的に出力(フラッシュ)する
 .SH エラー
 .TP 
 \fBEBADF\fP
-\fIStream\fP は開いているストリームではない。 あるいはストリームは書き込み用ではない。
+\fIstream\fP は開いているストリームではない。 あるいはストリームは書き込み用ではない。
 .PP
 \fBfflush\fP()  関数は \fBwrite\fP(2)  に関して規定されているエラーで失敗することもある。 この場合 \fIerrno\fP
 もその値に設定される。
@@ -87,8 +92,8 @@ fflush \- ストリームの内容を強制的に出力(フラッシュ)する
 .SH 準拠
 C89, C99, POSIX.1\-2001, POSIX.1\-2008.
 
-.\" Verified on: Solaris 8.
-標準では、入力ストリームに対する動作は規定されていない。 他のほとんどの実装は Linux と同じ動作をする。
+POSIX.1\-2001 did not specify the behavior for flushing of input streams, but
+the behavior is specified in POSIX.1\-2008.
 .SH 注意
 \fBfflush\fP()  は、 C ライブラリが与えているユーザー空間のバッファーしかフラッシュしない。
 データが物理的にディスクに保存されることを保証したければ、 カーネルバッファーもフラッシュしなければならない。 これには例えば \fBsync\fP(2)
@@ -97,6 +102,6 @@ C89, C99, POSIX.1\-2001, POSIX.1\-2008.
 \fBfsync\fP(2), \fBsync\fP(2), \fBwrite\fP(2), \fBfclose\fP(3), \fBfopen\fP(3),
 \fBsetbuf\fP(3), \fBunlocked_stdio\fP(3)
 .SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.78 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.79 の一部
 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
 http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。