.\" Updated 2007-06-11, Akihiro MOTOKI, LDP v2.54
.\" Updated 2008-08-08, Akihiro MOTOKI, LDP v3.05
.\"
-.TH GETHOSTBYNAME 3 2013\-09\-04 "" "Linux Programmer's Manual"
+.TH GETHOSTBYNAME 3 2014\-03\-11 "" "Linux Programmer's Manual"
.SH 名前
gethostbyname, gethostbyaddr, sethostent, gethostent, endhostent, h_errno,
herror, hstrerror, gethostbyaddr_r, gethostbyname2, gethostbyname2_r,
\fBherror\fP(), \fBhstrerror\fP():
.RS 4
.TP 4
-Since glibc 2.12:
+glibc 2.8 以降:
_BSD_SOURCE || _SVID_SOURCE
-.TP 4
-From glibc 2.8 to glibc 2.11:
-_BSD_SOURCE || _SVID_SOURCE || _GNU_SOURCE
.TP
glibc 2.8 より前:
なし
\fBh_errno\fP:
.RS 4
.TP 4
-Since glibc 2.12:
+glibc 2.12 以降:
_BSD_SOURCE || _SVID_SOURCE ||
(_POSIX_C_SOURCE < 200809L && _XOPEN_SOURCE < 700)
.TP
-Before glibc 2.12:
+glibc 2.12 より前:
なし
.RE
.ad b
.PD
.SH 説明
-The \fBgethostbyname*\fP(), \fBgethostbyaddr*\fP(), \fBherror\fP(), and
-\fBhstrerror\fP() functions are obsolete. Applications should use
-\fBgetaddrinfo\fP(3), \fBgetnameinfo\fP(3), and \fBgai_strerror\fP(3) instead.
+関数 \fBgethostbyname*\fP(), \fBgethostbyaddr*\fP(), \fBherror\fP(), \fBhstrerror\fP
+は過去のものである。 アプリケーションは、代わりに \fBgetaddrinfo\fP(3), \fBgetnameinfo\fP(3),
+\fBgai_strerror\fP(3) を使用すること。
\fBgethostbyname\fP() 関数は与えられたホスト名 \fIname\fP に対応する構造体 \fIhostent\fP を返す。 \fIname\fP
にはホスト名、ドット区切りの IPv4 アドレス (\fBinet_addr\fP(3) 参照)、コロン区切りの IPv6 アドレス
ホストの正式名 (official name)。
.TP
\fIh_aliases\fP
-ホストの別名の配列。配列は NULL ポインタで終端される。
+ホストの別名の配列。配列はヌルポインタで終端される。
.TP
\fIh_addrtype\fP
アドレスのタイプ。現在はすべて \fBAF_INET\fP または \fBAF_INET6\fP である。
バイト単位で表したアドレスの長さ。
.TP
\fIh_addr_list\fP
-ホストのネットワークアドレスへのポインタの配列。 配列は NULL ポインタで終端される。 ネットワークアドレスはネットワークバイトオーダ形式である。
+ホストのネットワークアドレスへのポインタの配列。 配列はヌルポインタで終端される。 ネットワークアドレスはネットワークバイトオーダ形式である。
.TP
\fIh_addr\fP
\fIh_addr_list\fP の最初のアドレス。過去との互換性を保つためのものである。
.SH 返り値
-\fBgethostbyname\fP() および \fBgethostbyaddr\fP() 関数は \fIhostent\fP 構造体を返す。エラーが起こったら
-NULL ポインタを返す。エラーの際には \fIh_errno\fP 変数がエラーの番号を保持する。 返り値が NULL
+\fBgethostbyname\fP() および \fBgethostbyaddr\fP() 関数は \fIhostent\fP
+構造体を返す。エラーが起こったらヌルポインタを返す。エラーの際には \fIh_errno\fP 変数がエラーの番号を保持する。 返り値が NULL
でない場合、静的データをポインタで指していることもある。 以下の「注意」を参照すること。
.SH エラー
\fIh_errno\fP 変数は以下の値を取りうる。
\fBinet_pton\fP(3), \fBresolver\fP(3), \fBhosts\fP(5), \fBnsswitch.conf\fP(5),
\fBhostname\fP(7), \fBnamed\fP(8)
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.54 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.67 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。